死の呪いを受けた男   作:主蛇オロチ

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なんか、作ってみたくなりました。

よくわからないと思いますが、俺も分かりません。

これ、俺が書いてるわけではありません。

物語の登場人物が勝手に動ている感覚です(←は?)

なので、予測不可能です。マジで...


第一話「孤高の男、心を叫ぶ」

孤高の男、そう呼ばれて幾年かの歳月が経った。

 

まず言わせてほしい。オレは好きで孤高の男になったわけではない。

 

ただ...単に口数が少なく、周りに打ち解けてないのと...

 

子供の頃に食らった暴漢による発砲によって、俺の脇腹には、銃痕がくっきりと残っている。

 

その上、ここらへんは不良が多く、絡まれることが確定している。だが、めんどくさすぎて、いっつも路地裏でボコボコにしている。

 

数十人相手に、1時間ほどかけて全員をぶっ倒したことから伝説となり、学校では俺に声をかけるやつはいなかった。

 

いや一人、いた。

 

「大和ー、今日は何食べに行く?」

 

「···新しくオープンした喫茶店「ル·アール」に」

 

「それ!俺も行きたいと思ってたんだよねぇ!いやぁ、話がわかるやつは好きだよ俺!」

 

姫石咲翔、俺の唯一無二の男友達にして、女装を好む男子高校生だ。背が小さく、人当たりもよく、その上、女子が好みそうなファッションなどを好むため、女子からの人気も高い。

 

「ってかよくわかったねぇ。俺がル·アール行きたいって」

 

「気になった、だけだ」

 

「ふーん。あ、そういや...今度のデートどうする?」

 

「···上野でもいくか?」

 

「いいねぇ!じゃあ、日曜日予定空けておいて〜」

 

そういって、そいつは自分の教室へ戻っていく。

 

外のベンチでボッチ飯を決め込む俺...

 

一緒に食べる友達もいない。姫石は自分のクラスの友達と一緒に昼メシを食べる。

故に、俺は必然的に一人だ。

 

「はぁ...」

 

深い溜息とともに、弁当を食べる。

 

と、その時...

 

「私!孝則のことが好きなの!!」

 

女性の金切り声ともとれる叫びが俺の耳に飛び込んできた。みると、そこには一人のイケメンとワナワナしている美女が一人。あれか、告白か?それにしては...

 

「ごめん、俺...その気持ちには応えられない。俺は、高城が好きなんだ」

 

「!?」

 

こっ酷く振られていた。

 

つぅかあの二人...どっかで見たことあるなぁって思ったら、同じクラスのイケメン筆頭の『新島孝則』とクラス3大美女の一人『氷室麗華』じゃないか。

 

で、高城って...あぁ、1週間前ぐらいに転校してきたイギリスと日本人のハーフ『ローラ·アンスリー·高城』のことか。

 

そういや、転校初日に新島が痴漢冤罪をクラスの前で晒されて...ん?

 

冤罪かけようとしてきた奴を好きなった??

 

ちょっと待て、理解が拒みすぎる。

 

えぇ?何この男...大和撫子より外人美女が好みかよ...

 

「···そう、なんだ」

 

あ、ハイライトが消えた。ガチショックだったんだ。

 

「そう、なんだ。へぇ...」

 

ちょっと待て...

 

ダメージ量えげつないことなってない!?

 

立ってるのやっとなぐらい足ガックガクなんだが!?

 

会心の一撃以上の攻撃を食らってるんだが!?

 

あ、だめだ。めっちゃ涙目だ。いやまぁ、第三者からしたら自分の人生を終わらせようとしてきた女のことを好きになったら、普通頭おかしいとか言いようがないが...

 

恋は人を変えるとは聞くが、駄目の方に変わってない?

 

「ごめん。お前とは、小さいころから一緒にいて...でも、あまり恋愛感情とか、なくてさ」

 

しかも幼馴染なんかい!?

 

えぇ...あの子かわいそ。幼なじみで結構長い事一緒にいたはずの男が、ぽっと出の痴漢冤罪を仕掛けてきた女性のことが好きだとか...

 

あぁ...あったま、いたい...

 

ん?いやちょっと待て新島!

 

その言葉で追いうちかけてどうする!?

 

足ガックガクの女の子にその言葉はクリティカルヒット以上だぞ!?

 

死体撃ちが好きなんかお前!?

 

そんなもん、女としての魅力ゼロっていうってるのと異音同義だぞ!?

 

なんだ異音同義って!?

 

自分の造語に自分で突っ込むという意味のわからない状態になっているが、表では平常心にご飯を食べている。

 

「そう、なんだ...うん、そう、だよね」

 

駄目だ、この子現実を受け入れきれてない...

 

今の現状を無理やりにでも理解して、頭を納得させようとしたけど、追い打ちかけられてココロブレイクしかけた事によって、理解を拒み始めている...

 

「なら、言って、あげたら?高城さんに」

 

「えっ」

 

「私の、ことはいい、から...」

 

「あ、あぁ」

 

そういって、新島はどこかへ行った。

 

つか...『あぁ』じゃあねぇんだよ!クソ野郎が!!

 

『ごめん』とか『ありがとう』とか...いや駄目だ!!

 

どの言葉でも彼女のハートはブレイクする!

 

「アハハ、アハハ...」

 

そうしてこっちに来る彼女。

 

ん?こっちに来る?

 

「幼なじみなのに...私のほうが、好きだったのに...」

 

そうして、何故か俺の隣に座った。

 

「なんで、あんなぽっと出の牛乳女に...」

 

めちゃくちゃ泣いている...ショック過ぎて、周りが見えてねぇのか?

 

つぅか、めちゃくちゃエグ目なこと言ってない??

 

「ねぇ、私のどこがだめだったかな?やっぱり見た目?見た目がだめだったのかな?」

 

これ、俺に向けていってるのか?

 

俺は無言を貫こうと思ったけど、このまま話を聞くのも、盗み聞きになってしまうから声をかけるか。

 

「なんでぇ...なんでわたしじゃ」

 

俺が傍から見て...強いてあげてるとしたら...

 

「女子力のなさ、とか...」

 

「…え?」

 

「ん?」

 

「…⁉あ、あんたは‼

 

すぐに立ち上がってスマホを見せてくる。そこには、110の文字が...

 

な、なんでここに⁉私に変なことしてない⁉通報するよ!!

 

「…君が、食べてる横に座ってきて...自分の欠点を聞いてた気がして。俺の意見を言ったまで」

 

はぁ⁉だれがあんたに...」

 

「ついさっき、君は好きな人に振られた。そして、半ば精神崩壊気味でここに座り、上の空で文言を問いかける。誰が、どう見ても...声をかけないわけ、ないだろ

 

その言葉に、少し彼女の顔が少し和らい気がした。

 

「…孤高の不良、まさか...こんな一面があるとは」

 

「はぁ...上っ面だけで情報を読み取ろうとする情弱に言われたくない。君も、クラスの奴らも...」

 

「ごめん、ね」

 

「?」

 

少しうつむいて...

 

「その、勘違い、して...」

 

「謝罪はいらない。当然の行動だ...だが、相手は見極めろ。スマホは見せるのではなく、すぐに電話をかけろ。無理ならば、全速力で逃げて、大声で叫べ」

 

「あっはい...ん?え、なんでいきなり」

 

「単純な注意喚起だ。傷心中の女性に言い寄る奴はいる。気をつけろ、自暴自棄になるな」

 

「あ、うん...」

 

「…しゃべりすぎた。もう話しかけない。じゃあな」

 

俺はその場を後にした。

 

「あ、うん...」

 

だが後ろからついてくる。うーん...あ、そっか。一緒の教室だもんなぁ。

 

きまずいなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...

 

というか、なんで俺はあそこまでしゃべった?かわいそうだと、思ったから、かな...

 

だとしても、知らん人に結構言っちまったなぁ...

 

孤高の男のエピにまた一つ、黒歴史がぁ...

 

そう思いつつ、教室の扉を開けると、俺の椅子に新島が座っていた。目の前には、高城さん。

 

振り返るのが、怖くてできねぇ。背中が、震える...

 

そして俺は、自分の席に行く。

 

「?」

 

「新島、俺の席」

 

「ひぃ...わ、悪かった、大和...」

 

めちゃくちゃビビってます。はい...

 

目力、やばかったのかな。それもこれも、まぁ、これもすべてお前のせいなんだが...

 

「た、高城。あ、っち、行こうぜ」

 

「う、うん...」

 

やっぱり避けられる。いや、当然の結果だ。

 

孤高の男、正直、この異名のおかげでかなり助かってる部分もある。

 

めんどくさい人間関係を築く必要がないので...

 

でもさ、これ一度ついたら自動的に格が上がっていくのがマジでめんどくさい。

 

「こえぇよな...大和」

 

「マジで何考えているのかわからん」

 

「怖いよなぁ...」

 

「なぁなぁ!聞いたか?大和、隣の町の暴走族に因縁つけられたらしいけど、すぐに全員ぶっ飛ばしたって話」

 

「「「マジ⁉」」」

 

うるっさ...いや、まぁうん。絡まれましたよ、ぶっ飛ばしましたよ。

 

でも、でもねぇ...顔が気にいらないだけで殴りかかってくるようなやつに、話し合いが通じますか⁉

 

俺も『どの辺りが気に入らない?』って聞いたよ?一様対話を試みたよ...

 

そしたらバットだぞ⁉

 

もう野蛮人の息を越えた猿人か何かだったよ...

 

全員ぶっ飛ばして警察出頭してことの顛末話したら、正当防衛成立しちゃったし...

 

「で、だ。自分から警察に出頭したって!」

 

「えぇ⁉なんで...」

 

「刑務所いきたい、とか?」

 

イカレ過ぎてません?お前の思考...

 

好き好んで刑務所に行きたい変人がどこに...

 

「あぁ、なるほど!『孤高の男』に箔をつけるために、じゃねぇか⁉」

 

「「「それだ!!」」」

 

おぅ、ぶち殺したろかど阿呆共!!

 

さ、流石に、聞き流せん、なぁ...

 

俺は彼らのほうに行く。

 

するとそのうちの一人が...

 

「こ、こっち来た...」

 

「え...」

 

「まさか、聞かれてた?」

 

「ひぃ...」

 

四人が後ずさる。それでも俺は奴らに近づく。

 

「お、おい大和...」

 

陽キャ男子が俺の肩を掴む。

 

どけろ

 

「っ...」

 

すると、すぐどけてくれた。

 

そして俺はそいつらを壁に、追い込んだ。

 

「君ら、憶測でものをいうのは、辞めろ。相手が相手なら、因縁の材料に...ん?」

 

その時目にしたもの。それは、その四人が白目をむいて、泡を吹きかけていた。そして、あ...

 

男としての尊厳破壊まで...

 

「や、大和。流石にやりすぎ...」

 

クラスの全員が青ざめて俺を見る。

 

「調子に乗ったやつには、相応の対価だ」

 

それだけを残し、自分の席に座った。

 

でも、でもさぁ...お前らメンタル弱すぎなぁぁぁい⁉

 

え、失禁⁉失禁⁉なんで失禁...より凶悪度増すじゃん。

 

俺別に注意喚起だけを...

 

「先生!!大和が...」

 

「⁉い、一体なにしたの⁉大和君!!

 

「…何か、問題でも?」

 

「…と、とりあえず、この子たちを保健室へ。や、大和君は、ここで待ってて、ください。帰ってくるまで、自習です」

 

先生まで怖がっちゃった...

 

ダメじゃん。しっかりしろ教師、俺より異常にやばいやつがこの世にめちゃくちゃいる。

 

だけどこれぐらいのことで涙目程度になってちゃ...あれ?ちょっと待て。

 

あー、もしかして...俺の顔、めちゃくちゃ怖くなってる?

 

俺はスマホで顔を見る。

 

あ、怖いですねぇ。こんな顔してるんですねぇ...

 

何これ、こんな顔で彼らに近づいていたの?

 

…ごめん!!マジでごめん!!自分の顔とか、案外わかりにくいもんじゃん!

 

やっべやった。マジやった...

 

で、でもしょうがないじゃん!さっきの告白現場といい、さっきの極大解釈勘違いといい...

 

少しばかりストレスたまってただけじゃん!!

 

そんなもん、顔にだって出るよ!!

 

はぁ...これも『孤高の男』の代償、なのかな...

 

その後、保健室に運ばれた四人は放課後まで気絶してたらしく、先生に事情を聴かれた。

 

ありのままにしゃべった結果、なんか同情された。

 

そんな憐れんだ目で見ないでください、鮫島先生。

 

つぅか、この人...めちゃくちゃ強いじゃん。オーラが、尋常じゃない...

 

ロシアと日本のハーフとは聞いてたけど...あと、顔のやけど痕、普通の付き方じゃなかったような...

 

なんて言うか、ヤクザ者とかマフィア映画でよく見るラスボスのやけど痕と似てるような...

 

そんなことを思いつつ、下校しようと思った時...

 

「大和ー」

 

姫石に呼ばれた。

 

「なんだ?」

 

「…本当にごめん!!部活の急用入って...」

 

「…わかった。じゃあな」

 

「あぁ、またなー...あ、日曜日!ぜってぇ忘れるなよーーーー!!!!」

 

俺は手を振り返す。

 

そして、商店街に足を運ぶ。

 

なんか、いろいろありすぎて...気分を落ち着かせたい。

 

そう思いつつ、どこか寄れる場所を、と探していると...

 

「猫カフェ...」

 

即入った。

 

「いらっしゃい、ま、せ...」

 

「…」

 

そこにいたのは、俺の隣の席に座っている...クラス三大美女の一人『天野桜華』が、そこにはいた。





ファンタジー要素はほぼ皆無です。

今のところ、なんかファンタジーを出そうと思うと...

大和「孤高になりたくないです...助けてください」ムーブができないとのこと...

ただ、こいつは呪われてます。はい。

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