俺の彼女がまさかの魔法少女   作:愛板将軍

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話が…話が進まない…(プロットとかそういうの一切立てずにノリと勢いでそのまま文章にしてるから)


魔法少女10

「うーん、君は誰かなぁ?情報にはこのあたりに魔法使いはいないはずだけどぉ?」

 

ありゃ、思いっきりぶっとばしたはずのピエロは大したダメージは受けていないのかへらへらしたまま起き上がり俺にそう問いかけてきた。

 

魔法使い?あぁ俺のことかな?

 

「ドーモ、ピエロさん最近魔法が使えるようになった一般人です」

 

とりあえずあいさつしながら周りにいるクッソ気持ち悪い顔だらけのぶよぶよした化け物に向かって炎を飛ばす。が表面が少し焼けただけだ。全然きいていない。

 

うーん嫌になるね俺のこの攻撃力不足には…

 

どう少なく見積もっても100体以上いるので俺じゃ倒しきれないなぁ、というわけで火力は朱音とその仲間たちに担当してもらおうと思う

 

ほーれ再生の炎(魔力回復)じゃぞーい、受け取って俺を助けてくれーい

 

と、そんな感じで魔力回復の炎を飛ばして魔力吸収にあらがっているわけだがさすがにきつい、というかきついなんてもんじゃない現状では一秒間で10回復してもこれまた一秒間で9吸収されるのでマジできつい、まぁ回復できるだけましだが戦闘しながらなると戦闘できる時間はたぶん10分が限界だ。

 

なので10分でこいつらを殺しつくす!

 

「さぁーそこの気味悪いピエロさん、今から戦おうか!」

 

「んー、別にいいけどそれワタシが付き合う必要あるかねぇ?だってこれワタシが逃げ続けたら君たち勝手に自滅するでしょう?」

 

「わーお、冷静だねー」

 

「んふふふ、こう見えてワタシ経験豊富ですので」

 

ピエロはそう言ってくるくるとその場で回っている。

 

そうなんだよなぁぶっちゃけその通りではある。まともに勝負してもらえず相手に逃げ続けられたら確実にこっちが負けるんだよなぁ。

 

ちらりと朱音とその仲間たちを見ると朱音はまだ呆然として、金髪ショートの盗賊?風の魔法少女服を着た子はこちらの視線に気づいたのか戦闘の準備を始めて、黒髪の和風美人っぽい子はうーん…あれはまだ動くまで時間かかりそうかな体が震えてる。残りのなんかまがまがしい人形を持ったおっとり美人さんは目をつぶって魔力回復に努めてる?のかな?

 

うーん、どうしようかなー

 

 

「そちらは大変ですねぇ、足手まといが4人もいて」

 

ピエロがくるくると回転することをやめてそう意地悪そうに声をかけてくる。おー煽りよる煽りよる

 

「ははは、厳しいこと言うねぇ…ただまぁ気持ち悪い顔だらけの化け物に頼り切ってるピエロよりましじゃない?」

 

「そうですかね?ですがこうでもしないとワタシ…負けそうですので」

 

フフフフと笑いこちらを見下したような視線を向けながら、そんな事微塵も思ってないくせに負けそうとピエロは言う。いやー性格悪いねぇ…

 

けどまぁ性格の悪さなら俺も負けてない

 

「いや、そんなことしても負けるだろあんた、弱そうだし」

 

あ、今イラっとしたのか顔がぴくついた。あらぁーわかりやすいわねぇ?舌戦の基本はポーカーフェイスだぜぇ?

 

こーれはこっちの方向で釣るのがいいかなぁ?

 

「ワタシ、弱そうなんて言われたの初めてですよ?」

 

「へぇー、今まで自分より弱い雑魚ばかり相手にしてたからじゃない?弱い者いじめは楽しかったですかぁ~?」

 

全力で相手がむかつくであろう顔をしながら煽る、さぁ煽れ俺!ここであいつをその気にさせないとマジで逃げ続けられて終わるぞ!

 

「…えぇ楽しいですよ、あなたのような弱虫をいじめるのはね」

 

「ほー性格悪いねぇ、じゃあ今の気持ちは?」

 

「はい?」

 

「いやだから、弱虫側の立場になった気持ちは?ちなみに俺はこれから弱い者いじめができそうでわくわくしてるよ!頑張ってね!雑魚!」

 

「」

 

あ、切れた。沸点低いねぇゲーマー相手に舌戦なんて仕掛けるからだよ、さてさてこれであのピエロが俺のことを集中して狙ってくれたらとっても助かるが…どうなるかなぁ

 

 

 

「ーーー決めました、今決めました!!ワタシここまで殺意を待ったのは初めてです!これが殺意!これが怒り!あぁ!!初めての感覚だ!!形容しがたい!これがこれがそうなのか!!!」

 

ピエロは気が狂ったように大声で笑いながらそう言う。魔力をマジでねちゃねちゃとした気持ち悪い魔力を自身から吹き出しながら狂ったように笑う。

 

あ、やべ

 

これ煽りすぎた?

 

「そう初めて自分で決めたのです!!!今から!!そう今から私の力を総動員して!!あなたを!!殺します!!!」

 

ピエロがそういった瞬間顔だらけの化け物がぐにょぐにょと動き始めた。うっわ気持ちわる!?

 

「一つになりなさい!フェイスよ!!!」

 

グチュ、グチュと音を立てながら顔だらけの化け物、いやフェイスがどんどん合体していく。えぇ、何それ、そいつらが合体するたびに魔力吸収の速度が上がっていくんだけどぉ…魔力回復の速度が追いつかなくなるんだけどぉ?

 

「あはぁーー!!素晴らしい!!これが完全体か!!なんという理不尽な能力だ!!ではフェイスよ、集めた魔力をワタシによこしなさい」

 

めちゃくちゃでかくなったフェイスから一本の紐が出てピエロにつながった。

 

あ、これまず

 

俺は全力でその場から移動する。ここにいたらだめだ、今俺がいる場所には後ろに魔法少女たちがいるんだ!全力で逃げなきゃ巻き込まれてしまう!

 

「ピエロキャノン!」

 

ピエロの手が砲台に変形してバカみたいな魔力が込められた光線が発射された。間に合った!何とか奴の射線から魔法少女を外すことができた。

 

まぁ俺の下半身は丸ごと消滅させられたんだけどね!

 

ただすぐ再生したおかげで奴にはノーダメージに見えてると思う

 

「ーーなるほど、ワタシのことを雑魚といったのもうなづける硬さですねぇ」

 

いえ、全然普通に下半身消し飛ばされてました。

 

「うそ、あの密度の魔力砲撃を受けて無傷なんて…」

 

金髪ショートの盗賊風の服を着た魔法少女さんがそうつぶやいている。

 

いやあの全然普通に下半身吹き飛ばされてました。

 

「どうやらあなたはこの程度の攻撃では殺せないようですね…では私が直接…切り殺しましょうか!!」

 

ドンッ!と地面がはぜる音とともにピエロが急接近してきた。その勢いのままいつの間に出したのかわからない鎌をもって切りかかってきたので俺は必死の形相で避けるが右腕を持っていかれた。

 

 

いや、速すぎだろ!ぎりぎり視認できていたとはいえあまりにも体のスペックが違いすぎる!

 

「あら、切れちゃいましたね。ふーむ先ほどの攻撃を耐えたとは思えない柔らかさでしたが…」

 

「…うるせぇよ」

 

そう言いながら全力で痛みを我慢する、できる限り再生能力はばれたくない、できる限り隠しておきたいので右腕の再生は今はしない、にしても痛い、ほんとに痛い

 

「では、もう一度斬ってみましょうか、そしたらタネもわかるでしょう」

 

って、くっそ!速いんだよ!ほぼ直感だよりで避け続けるがどんどん俺の傷が増えていく、けどしょうがない、今は我慢だ!失血死だけはしないようにばれない程度に傷を回復させるけど痛いものはいたいんだよ!

 

「うーん、確かに避けるのはうまいようですが…あなた弱いですねぇ」

 

肩透かしを食らったぜ、といっやふインキを纏ったピエロは俺に向かってそう煽ってくる、そりゃそうだろこちとら魔法が使えるようになってまだ一か月もたってねぇんだからな!!

 

このピエロにそんなことを言ったらやばいので言わないけどね!明らかに俺のことを警戒してるからか俺の攻撃が当たる範囲には踏み込んでこないんだ、ここで俺が魔法が使えるようになってから1週間くらいですなんて言ってみろ、様子見をやめて即消し飛ばされるぞ、だから虚勢を張って全力で隠せ!

 

「はっ、こんだけ魔力吸収されてたらそりゃ本領とは程遠くなるわ!」

 

「それもそうですね…ではそろそろ死にましょうか!先ほどの『ピエロキャノン』に耐えられた理由はまだわかりませんがこういった手札を隠した雑魚は早めにしとめておかないと危ないですからね!」

 

そういった瞬間ピエロの手がまた砲台に変化する。っておいおい!この超近距離でぶっ放すつもりかよ!殺意たっけぇなぁ!!おい!

 

「ピエロキャノ「やらせないっ!!」」

 

ピエロがまた光線をぶっ放そうとしたその時、朱音がピエロの顔を殴り飛ばしていた。

 

 

 

…ああああ!!!二発目の大技を食らうチャンスが!?

 

「大丈夫!?優君!!」

 

「あ、はい大丈夫っす…」

 

朱音はそう言って俺の体をペタペタと障った後「再生の炎」と呟いておれの傷を再生させる。

 

「ごめんね優君、右腕の再生はもう少し我慢してね、魔力がまだ心もとないから…」

 

「あ、うん」

 

「それと、ありがと…助けに来てくれてほんとにうれしかった。けど今は逃げてほしい!あれには勝てない…だから、お願い!優君!私たちが時間を稼ぐから!」

 

 

朱音がそういって俺の前に立った。

 

「そうだね、朱音の彼氏君、魔力の回復ありがとね、おかげでまだ戦えるよ」

 

金髪ちゃんがそう言い、ほかの二人の仲間と一緒に朱音の横に並び立つ。その後ろ姿からこの人は必ず守るって言う覚悟が見える。

 

あーーくっそ、めちゃくちゃかっこいいなこの人たち、もうぼろぼろのはずなのに、俺の魔力回復があったとはいえほとんど回復していないようなものなのに、俺を助けようと根性だけで立って戦おうとしてるよ。しかも全員が、すげぇなおい

 

俺と同じ年くらいの女の子たちがだぞ?

 

あぁほんとかっこいいよ

 

 

 

けど

 

 

 

今は

 

 

 

男の子が意地を張る時間だ。

 

 

 

「…ごめんね朱音、それとお友達さんたち」

 

俺はそう言って彼女たちの魔力回復を終了する。

 

「え?」

 

朱音の困惑する声が聞こえるが無視して彼女たちの前に立つ。俺が魔力回復をやめたせいで彼女たちの魔力は一瞬で底を突いた。バタバタと彼女たちが倒れる音が聞こえる。

 

「なん…で…」

 

「ごめんね、朱音…ちょっと邪魔」

 

俺は再生の炎を纏い右腕を再生する。それと、俺の新しい魔法を行使する準備をする。正直もうちょっと傷をため込みたかったけどまぁ許容範囲内だ。

 

どうやら俺が不甲斐ない戦いをしていたせいで彼女たちに心配させちゃったみたいだしここからは全身全霊でやろう

 

「ーー今は、黙って俺に助けられてよ」

 

俺はその場に倒れている朱音にそう言って、朱音に吹き飛ばされたピエロのもとにコツ、コツと歩いていく。

 

「おい、クソピエロさっさと起きろよ、演技が分かりやすすぎるんだよ」

 

「…あらぁ、もういいのですか?クッサイお涙ちょうだい劇場は?」

 

「はっ、今の彼女たちの覚悟を見てそうなるとは…感受性が死んでんなぁ!おい!!」

 

「うーん、ワタシほどいい感受性を持ったものもそういないと思いますが?」

 

「るっせぇよ節穴野郎」

 

「そちらこそうるさいですよ雑魚野郎?」

 

 

 

さぁ、第二ラウンドだ。

 

 

 

死力を尽くそうじゃねぇか

 

 

「「ーーーぶっ殺す!!!!」」

 

 

 

俺の拳と奴の鎌がすごい勢いで衝突した。

 

 

 

 

 

 

 




優君が魔力回復を解いた理由は本当に深い理由とかなく邪魔だったからです。ただ魔力が0にならない程度には回復させ続けています。0になったら魔法少女の変身が切れて生身になっちゃうからね!!
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