俺の彼女がまさかの魔法少女   作:愛板将軍

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前話の投稿なんですがスマホでコピペした影響か行間がすごいことになってました。ほんとうにごめんなさい!


魔法少女34

 

「さて、お昼ご飯でも買いに行こうかしら?」

 

お風呂にも入りすっきりすることができたので私は自身のお腹が鳴らしている空腹のコールを何とかすることにした。我が家は家政婦さんを雇っているためしっかりと冷蔵庫にはいろいろなものがしっかり入っているため料理をする際には困らないのだけど料理をする元気がない時が困るのよねぇ...

 

手軽に作れるカップ麺などを置いてほしいところだが両親がそういったものを許すはずがないので家政婦さんたちも私が頼んでも買ってくれないのだ。

 

美味しいのにカップ麺(朱音の家で初めて食べてから好物になった)

 

というわけで私は小腹がすいてなおかつ料理をしたくないときは近くのイートインスペースがあるコンビニエンスストアに行きカップ麺を買ってその場で食べている。

 

ちなみに服装はサングラスにマスクを着けているので身バレ対策も完璧である。ええ、わかっているわよそんな恰好してる方が目立つだろうって言いたいのよね?わかるわ私もはじめはそうだったもの、簡単なメイクだけをして周りの目をあまり気にせずに食べていたのだけれど...ほら、その...私ってものすごく美人なのよ...

 

要するにすごく目立つ。ありえないくらい目立つ。だからサングラスを付けていくようになったのよねぇ...いやぁたまたまコンビニであった風ちゃんに「んーあれだね涼ちゃんがいるとコンビニのイートインスペースがおしゃれなカフェの一角みたいになるね!」と言われたときはうそでしょ...と少し呆然としてしまったわ...

 

と長話もそこそこに私は箪笥のクローゼットの奥深くに隠してある変装セットを手に取り着替え始める。さぁ今日は何を食べようかしら?

 

 

 

 

 

 

10分後私はみそ味のカップ麺を購入し蓋を半分だけ開けコンビニのイートインスペースに座りタイマーをセットし出来上がるのを今か今かと待っていた。

 

「ん?」

 

すると少し離れた席にかなり見覚えがある男性?が座って私と同じようにカップ麺のふたを開けお湯を注いでいるのが目に入った。

 

あぁあの人今日も来たのね...こうやって一緒のタイミングでカップ麺を食べるのは何度目かしら?んー?思い出そうとしても数えきれないほど一緒に食べてきたからわからないわね...というか一度も話たことはないんだけれど...

 

男性だとは思うけれど私と一緒でサングラスをかけて体型が分からない服を着ているのよねぇ...

 

まぁそんなことはほおっておいて今ちょうど出来上がったカップ麺を食べましょう。伸びたら残念だし

 

 

ずるずると音を立ててラーメンをすする。うーん美味しい!

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「くっそ!今何体倒した!?」

 

境界の悪魔が現れて数分が経った現在俺はもうすでに自身が斬った境界の悪魔の数を把握することができなくなっていた。はじめは数体しかいなかった境界の悪魔だがなぜか数が急激に増えたのだ。本当に意味が分からん。

 

師範に鍛えてもらっていて本当によかった、じゃないと数の暴力でやられていた可能性がある。それにクロも逃げ遅れた人を探しながら少し戦闘のサポートもしてくれているのでかなり助かる。それに先ほどこちらに到着したシロもクロと一緒になって手伝ってくれている。いやぁうちの子たちほんとに偉い!

 

そんなことを考えつつ境界の悪魔を斬っていると

 

「優君!援軍到着まで後数秒!!!」

 

という声が聞こえてきた。マジか!めちゃくちゃ速いな!近くにいたのか?

 

「助かる!!」

 

かなり大きな声で朱音に返事をする。誰が来るかわからないけど朱音よりも破壊規模が小さい人が来てほしいな!いや、たぶん朱音に比べたらというか朱音より破壊規模が大きい人はたぶん日本の魔法少女にはいないんだろうけど!朱音がはじめ境界の悪魔が街中に現れた時に言った内容普通にやばかったからな!なんだよ現実世界で私が魔法使うとこのあたり全部燃えて消えるから戦えない!って言われたときは本気でビビったよ

 

そんな朱音は今民間人の護衛兼記憶を封じるための暗示をかけて回っている。暗示といっても俺にかけた魔力封印のようなものではなく魔法少女というか魔力があるものならだれでも使える簡単なモノらしい、まぁ要するに魔法とかいうファンタジーすぎるものを隠すための力らしい。

 

ただし本当に簡単な力のためたまーに思い出す人もいるとのことだ。

ちなみに思い出してしまった人には暗示をもう一度かけても効力を発揮しないため魔法少女協会が説明を行い事務仕事などしませんか?とスカウトを行っていると朱音に教えてもらった。

 

朱音曰くこの暗示をとけるなら魔力を生み出すことはできないけど魔力に親和性があるってことだから一応人材として迎え入れたいという魂胆が教会側にあるそうだ。

 

そんなわけで朱音さんは必死になって隠蔽工作に励んでいる。うーんできるのか?かーなり広い範囲で境界の悪魔が暴れているけど...

 

「ってぇ!この野郎!燃えとけ!!」

 

意識外からの一撃を受け腹を爪でぶっ刺された。くっそ助っ人がもうすぐ来るってわかったせいで思考がわき道にそれた。安心したせいだ!くそもう一回集中しなおせ俺!

 

「罠の魔法少女現着」

 

「剣の魔法少女、参戦する」

 

そうして再度気合を入れなおし境界の悪魔を斬ったり燃やしたりしているとめちゃくちゃ頼もしい助っ人が現れた。

 

「天ちゃん!長官さん!」

 

「やっほー!優君助けに来たぜ!」

 

「三月君状況の報告を頼む」

 

「おっと、すごい温度差に優君びっくり!」

 

天ちゃんは俺に投げキッスをしながら声をかけ、長官さんは冷静に自身の手元に剣を出現させ周りを警戒しながら俺に質問をしてきた。後長官さんの名乗りの魔法少女の部分には突っ込んではいけない、わかるね?

 

「っと、あぶない!」

 

天ちゃんはそう言いながら崩れたがれきをど派手にかき分けながら現れた境界の悪魔の攻撃を避けいつの間にか手に持っていた俺が異世界にてものすごくお世話になったすごくかたいカードを使い境界の悪魔の首を切り裂いた。

 

え、そのカードそんなに切れ味あったか?全く覚えがないんだけど?俺もかなりの頻度でそのカード使ってたからさすがに覚えてるよ?

 

「さすがの魔力コントロールだな、ただの硬いカードをそのレベルの武器にするとは」

 

「頑張って鍛えてるので」

 

長官に褒められ天ちゃんはいやぁ~それほどでもぉ~といった感じの表情でニタニタしてる。え?なにどゆこと?ただの硬いカードを魔力操作で化け物みたいな切れ味に持っていったてこと?すご...

じゃなくて状況の報告をしないと!しっかりしろ三月優!

 

「けど...この境界の悪魔さすがに弱すぎませんか?」

 

長官さんと天ちゃんに向かって今の状況の報告をしようとしたら天ちゃんが長官さんに向かって話しかけたので俺はすこし黙ることにする。というか天ちゃんが真面目モードになってる。顔がかっこいい時の天ちゃんは真面目モードだって俺知ってる。そういう時は邪魔せず天ちゃんにお任せした方がいいのだ。

 

「...おそらく懲罰部隊の連中と同じタイプだろうな」

 

「ーー例の人間を境界の悪魔に変えてしまうやつですね?」

 

「あぁ、だが明らかに私が知っている事例よりも弱い」

 

「ということはーーーもとになった人間の違い?」

 

は?え?なにどういうこと?

 

「だろうな...おそらくこいつらは魔力を持っていない人間から変化させられている。だからこんなにも弱いし、自我も持っていないのだろう。むごいことをする...」

 

...え?じゃあ俺元とはいえ人間を普通に斬ってたの?

 

あ、まずい

 

吐き気が

 

「...優君、それは違うよ?確かにもともと人だったのかもしれないけど魔力を持っていない人が境界の悪魔になった時点でたぶん人としては死んでたんだと思う、だから優君がころしたわけじゃないよ」

 

天ちゃんが俺に向かってそうやって説明してくれた。

 

「天ちゃんなんで俺の考えてたことわかるの......」

 

「朱音に負けないくらい優君のことしっかり見てる成果だね!」

 

天ちゃんは胸を張ってむん!とした表情でそう言った。

 

「はは...ありがと天ちゃんちょっと楽になったよ」

 

ただ、今日の出来事は忘れないでおこう、もう死んでしまっていた人たちとは言え俺は人を斬ったのだから。絶対に忘れてはいけない

 

「んふ、それならよかった!」

 

「ごほん、いい雰囲気のところ申し訳ないが三月君。現在の状況を軽く説明してくれ」

 

「あ、うっす」

 

普通に忘れてた。慌てて長官さんの方に顔を向けると長官さんの剣がそこらじゅうを飛び回り境界の悪魔...いや悪魔堕ちをものすごい速度で斬っていた。え?ファ〇ネルか何か?

 

「すげぇ、じゃなくてあの悪魔堕ちについてですよね?俺も正直よくわかってないんですよね、急に現れたと思ったら最初にいた数よりもかなり増えてるし...よくわかんないっす」

 

「なるほど、朱雀から聞いていた通りだな...まぁいい今ので最後の悪魔堕ちだったようだ。周囲に魔力反応はない。戦闘終了だ」

 

「おっと、私ほとんど何もしてない」

 

「いや罠の魔法少女にはまだ仕事があるぞ」

 

長官はそう言ってピッと人差し指をがれきだらけでもともと何が立っていたのかわからない場所を指さす。

 

「復興作業」

 

「うそでしょ」

 

「まもなく魔法使い部隊も現着する。それまでは参加してもらうぞ」

 

「この範囲の魔力痕跡を消すんですか!?」

 

「当たり前だろう、朱雀が周辺人物の暗示はあらかた終わらせてくれているんだ。あとは建物への被害を何とかするだけだ。」

 

「あ、俺は帰りますねぇ~」

 

「三月君、今回の事件への対応感謝する。かなり働いてくれたためそれなりの金額を後日振り込んでおく、それとーーー帰すわけがないだろう?」

 

長官がそういった瞬間俺の肩に染み一つないきれいな腕がスルリと絡みついてきた。

 

「逃がさないよ?」

 

天ちゃんに捕まった。三月優は逃げ出そうとした、が耳にふ~と息を吹きかけられ逃げられなかった。

 

三月優のめのまえはまっくらになった。

 

「天ちゃん?それ私の婚約者なんだけど?」

 

「ーーーあ、朱音じゃんやっほ~」

 

......三月優は何も見なかったことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くそ、完全に後手に回っているな...まさか民間人まで悪魔堕ちにしてくるとは...というか事後処理が......どうやって処理しよう......」

 

魔法少女協会戦闘部隊及び魔法使い部隊長官 御剣 剣理は自身がこれからするであろう政府への報告、世界各国にある魔法少女協会への報告、さらに壊れた建物&暗示がかかった民間人への対応、また日本人ならばどうせどさくさに紛れて写真を撮っているのでそのデータの削除対応のことを考え目のハイライトがなくなった。

 

 

 

 




魔法少女(笑)はかなりの苦労人、学生時代からこんな感じで仕事に埋もれてるので友人すらあまりいない、さらに彼氏どころか男友達すらいない。最近両親からの憐みの視線が心にくるようになったかわいそうな人。
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