俺の彼女がまさかの魔法少女   作:愛板将軍

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朱音 元気っ子だったが色々()あって落ち着いた子になった

天 頭の回転が速い。参謀担当普段から落ち着いている(優君にいたずらするときを除く)

涼 大学生のお姉さん、年上らしい包容力ばっちりあるがかなり抜けているところがある

風 天才、頭で考えるより体を動かすタイプ




魔法少女35

 

「ふぅ、美味しかった...」

 

私はカップ麺をしっかりと完食しゴミ箱に捨てコンビニエンスストアを出て自宅に向かって歩き始めた。うーん、どうしよう少しお昼寝をしたい気分だし、家に帰ったら寝ようかしら?

 

そんなことを考えているとカバンに入れたスマートフォンからものすごい量の通知が届いた。えぇ...何かしら?

 

「えーと?朱音ちゃんから?ふーん、街中に悪魔堕ちが出て暴れてる?あらぁ...大変ねぇ...」

 

たしかに並みの魔法少女ならばすこし苦戦するだろうけれど朱音がいるならおそらく数秒で討伐できるでしょうし、大した問題ではないわね。それに今襲ってくる悪魔堕ちは十中八九使い捨ての駒だろうし情報も期待できないだろうからほんとにただ迷惑なだけね...ほんとにもう!朱音は優君と実家に挨拶に行っているはずなんだから邪魔をしないで上げてほしいけれど...

 

んーでもそうね、昨日魔法少女協会に悪魔堕ちを大量に作っているということがばれたのにもかかわらず一日しか経っていない今日襲いに来るなんてよっぽど戦力が有り余ってるのかしら?それとも...私たちが想像しているよりもまずい事態になっているか...いやね、こういうことを考えるのは大人の仕事だし長官に任せておこう。余計なことを考えるより今日は休暇を楽しまなくては

 

私はそう結論付けてスマートフォンをカバンの中にしまおうと...

 

ん?

 

なにかものすごい違和感を感じ再度ものすごいスピードでスマートフォンを手に取り朱音ちゃんのメッセージをもう一度読む

 

「...街中?ーーー街中ですって!?」

 

びっくりしすぎて少し大きな声を出してしまった。周りから少し視線を感じるけど気にせずにすぐに走り出し朱音ちゃんが送ってくれた現在地を確認し超速でむか...

 

服装!!

 

通販で購入した芋っぽいジャージにものすごく大きいサングラスにマスク、ノーメイクで行かないといけないの?

 

うそでしょう?

 

 

あーーー

 

 

んーーー

 

ううぅ!!

 

「女は度胸よ!がんばれ私!!それに変身しちゃえば服装はばれないわよね!」

 

まぁこんな場所で変身するわけにはいかないのでぎりぎりまでこの服装で行かないといけないんだけどね!

 

「さぁ!行くわよ!」

 

「ーーその声はまさか涼さん?」

 

「ーーー人違いです」

 

目の前になぜか手元にものすごく大きなサングラスを持っているジャージを着た婚約者件彼氏の時任 亘一君がいた。......その服装まさか!?たまにコンビニで一緒にカップ麺をすすっている変な人!!

 

うそでしょう!?そんなことある!?というか私も気づきなさいよ!よくよく見たら背格好とか体のラインとか完全に亘一君じゃないの!先入観だ!先入観にやられた!コンビニのイートインスペースで大企業の御曹司がカップ麺すすってるとは思わないでしょう!?

って!え?ほんとにどういうこと!?私たち婚約者同士で正体隠しながらコンビニでカップ麺すすってたの!?

 

でも咄嗟に人違いですって言ったのは偉いわよ!私!

 

「いや、さすがに彼女のことを見間違えることはないんだが......サングラスもとっているし」

 

「ーーー人違いです」

 

すぐさまサングラスをかけなおした。最悪だ。朱音ちゃんのメッセージをしっかりと読むためにサングラスを外していたんだった。終わった!完全に終わったわ!

 

「いや、さすがにそれは無理が「それでは失礼しますぅぅ!!」

 

私は全速力で逃げだした。

 

たぶん英断だと思う。というかそう信じたいわね...

 

 

 

 

 

それともう二度とあそこのコンビニは使わないようにしましょう...

 

 

 

 

 

連絡から数分後朱音ちゃんから無事に解決した。また後日色々報告すると連絡がきた。

それは本当によかったけど何か私の大事なものが失われた気がするわね......

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ここかな?」

 

「ここだね」

 

「ここっぽいね」

 

上から俺、朱音、天ちゃんが目の前にあるものすごく大きな家を見ながらそうつぶやいた。え?うそでしょナニコレでかすぎない?

 

「天ちゃん、住所は......」

 

「あってるね」

 

「朱音、長官から預かった玄関の鍵が合わないとか......」

 

「あ、開いたよ?」

 

試すの早いな...え?てことはマジでこの家なの?外から見た感じtheお金持ちが住む家なんだけど?

 

「え、ほんとに俺たちここに住むの?普通に嫌なんだけど」

 

今の今までボロボロの限界アパートで暮らしていた男だぞ?それが急にこんな家で済むとか無理に決まってるじゃん?緊張して全然心が休まらないけど?

 

「私もここはその...両親に説明しづらいかな?」

 

朱音が困ったような表所でそう言った。うんそれはほんとにそう、朱音のパパさんは不動産で二人で住める部屋を探してきなさいと言ってくれ同棲を許してくれたのだ。もちろん部屋を決めた後は朱音のパパさんママさんにここに住もうと思いますと報告もしなければならない。

 

それなのにこの家を紹介してみろ、絶句されるわ。

 

「...掃除が大変そうだね」

 

「天ちゃん、そこじゃない」

 

「あははは...」

 

天ちゃんもあきれているのか少し現実逃避をしているようだ。長官さんよぉ...一体どういうことだよ...

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「すまない、私は今回の事件をすぐに魔法少女協会にて協議しなければならないので今日のところはこれで失礼する」

 

長官さんは必死の形相で悪魔堕ち達が壊した住宅街を魔法で直しているのを見ながら俺と朱音、それと天ちゃんにそう声をかけてきた。

 

「あ、はいお気をつけて」

 

朱音がそういうと天ちゃんも頭を下げ

 

「今日は色々ありがとうございました。」

 

と長官に感謝を伝えていた。その言葉を聞いて長官さんは少しうなづいた後俺の方を見て急に何かを投げてきた。

 

しっかりと変身していたのでそんな長官さんの急な行動にもしっかりと反応することができかっこよくキャッチすることができた。それに魔力によって上昇した視力のおかげで何を投げてきたかが分かった。

 

「鍵?」

 

「あぁ、鍵だ。協会で管理している物件のな。三月君、朱雀、罠の魔法少女、本日からそこに住む様にしろ、奴らは明らかに三月君を狙っていたのだ。同棲を開始するのが数日後とかでは三月君が危険だ。本日から一緒に住んで護衛を頼む」

 

「「はーーい」」

 

「え゛?」

 

朱音?天ちゃん?なんでそんなにいい返事なの!?俺引っ越しの準備とか何もできてないんだけど!?

 

「では、頼んだぞ」

 

長官さんはそう言って足早に去っていった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

はい、回想終了。よし!長官に連絡しよう!さすがにここには住めないので違うところ紹介してください!ともちろん俺が狙われている以上一般の人が多く住んでいるアパートやマンションの類には入居することは難しいことはわかっているのでそう言った場所を紹介してくれとは言わないがもう少しグレードを抑えてほしい切実に

 

「朱音、長官に連絡とかって」

 

「もうしたよ~」

 

「さすが」

 

「それと返信も来たよ、私はそちらに行けないからほかの物件の場所を送っておく気に入った場所があれば再度連絡してくれだって。」

 

「おー長官は相変わらず返事がはやいね」

 

天ちゃんが朱音の肩に顎をポスっと乗せながら朱音のスマホの画面を見てそうつぶやく。え?待って天ちゃんおれもそれやりたい、朱音の肩に顎置きたい。

 

「天ちゃんじゃま」

 

「ありゃ~」

 

あ、朱音が頭を使って天ちゃんの顔をグイッと押したので朱音の肩が開いた。じゃあかわりに俺が行こう!

 

「優君?」

 

「うっす」

 

すごく圧のある笑顔が飛んできたので今日はやめておこうと思う。決してビビったからとかではない。ホントだよ?ゆうくんうそつかない

 

「んー、あれだね優君はもうすでに朱音の尻に敷かれてるんだね?」

 

「うるさいよ天ちゃん、さっさとおうち見に行くよ」

 

天ちゃんが朱音をからかいながらそう言うと朱音は頬をぷくーとふくらましそう言って地図アプリを見ながら歩を進め始めた。あら俺の彼女がかわいい....

 

そんなかわいい朱音を見ながら俺も朱音に続いて朱音の後ろを歩き始めると天ちゃんがいたずらっ子フェイスを浮かべながら俺のもとに近づいてきた。天ちゃんがなにか悪いことを考えてると気が付いたので少し身構えていると天ちゃんが俺の耳元に口を寄せてきた。

 

「ーー私になら......優君がしたいことなんでもしてもいいよ?」

 

吐息交じりに俺の耳元でそうささやいてきた。

 

「んぐっ!?」

 

「え?なに?優君どうしたの?」

 

想像していなかった天ちゃんのいたずらに変な声が出てしまったので朱音が心配そうに振り向いてそう言った。ちらりと恨めし気な感情を乗せた視線を天ちゃんに送るとにしし!とかわいく笑ってきた。

 

「ごめん、朱音天ちゃんに急に誘惑されたからびっくりしただけ」

 

「燃えろ」

 

「熱いっ!?」

 

え?なんでそんなに正直に言うのって?そりゃ彼女には隠し事なんてしたらダメだろ?普通に考えて、おー天ちゃんがまた燃やされてる...けどあれ効いてないんだよなぁ...朱音曰く体の表面に結界を展開させてるから燃えないそうだ。ただ少し熱さは感じるそうで朱音はそれを狙って燃やしているみたいである。

 

「あと優君?変な声出したってことは一瞬でも天ちゃんにドキッとしたってことだよね?」

 

「違います!!!断じて違います!!!」

 

やばい!こっちの飛び火した!?違うんです!たしかに天ちゃんのASMR攻撃にはびっくりしたけど変な声を出した理由は俺の腕に押し付けられた胸の感触にびっくりしただけです!!

俺が脳内で言い訳(笑)を並べていると朱音がものすごく冷たい目になった。まずいこれは罰ゲームコースだ!

 

「...罰として今日のお休みの電話はなしね」

 

「そんな殺生な!?」

 

俺は朱音のおやすみなさいっていう声を聴かないと寝れないんだぞ!?それにいつもビデオ通話で言ってくれるから朱音の眠たげでとろんとした目元もを見るのと、俺が必死でアルバイトしてあげたジェラピ〇のパジャマを着ているかわいい朱音を見るのが俺の一日の中での最高の楽しみなのに!?

 

「うわー優君と朱音そんなことしてるの?」

 

あ、燃やされ終わった天ちゃんがにやにやしながらそんなことを言ってきた。

 

「なに?天ちゃん?やきもち?それともうらやましい?」

 

「ーー全然?」

 

「ばればれだよ?」

 

怖いよぉ......

 

「まぁ、でも朱音は優君と同じ部屋で寝たこと昨日が初めてだもんね?ごめんね?異世界で優君の腕を枕にして寝ちゃって」

 

「は?」

 

「待ってそれ俺知らない」

 

いや待て思い出せ、そういえば腕がものすごくしびれていた日があったような...

 

「いやぁ、あれはよかったなぁ...あ、朱音はまだしたことないんだっけ?」

 

「優君、今日それやって」

 

「え、よろこんで!」

 

やったあああ!!!朱音といっしょに寝れる!!元気わいてきたぁ!!

 

「けど変なとこ触ったら怒る」

 

「うっす」

 

神は死んだ!!

 

「あ、寝るときは私も同じ部屋で寝るからね?」

 

俺と朱音がそんなやり取りをしていると天ちゃんが笑いながらそう言った。

 

「なんで?」

 

あ、朱音さんがまた不機嫌に......

 

「いや、護衛なんだからそりゃそうでしょ、私たちが別の場所で寝てるときに襲われたらどうするの、転移魔法を仕掛けられたら寝てる間に優くんだけ転移させられるとかありえるよ?」

 

「…」

 

「確かに.....」

 

ちゃんとした理由だった。

 

「というわけで朱音は右側ね。私左腕もらうから」

 

「...ちっ」

 

「いや待って、普通に枕使おう?」

 

「「????」」

 

なんで急に何言ってんだこいつみたいな感じで見てくるのこの二人?というかナチュラルに天ちゃんも腕枕でなることになってるよ?どういうこと!?

 

「じゃあ、そういうことでおうち見学会スタート!!」

 

「お~!」

 

「え?うそ決定したの??」

 

 

マジで??

 

 

 

 

 

 

 

その後ちょうどいい物件が見つかったので長官さんに連絡すると爆速で引っ越しが始まった。電話して30分で引っ越し業者が俺の家、朱音の家、天ちゃんの家に到着したらしい。

 

朱音のパパさんママさんは早すぎない?と言っていたので朱音が必死に言い訳していた。その後朱音はものすごく疲れ果てていた。

 

マジでお疲れ様、朱音.....

 

 

 




みんな!聞いて!なろうのブクマが50人になったよ!!うれしい!!
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