「そ、その声は!……ということで、通話が繋がった豊穣マリさんです」
『フォローライブ3期生、豊穣マリです〜君達ぃ〜元気ぃ〜』
コメント:船長だ
コメント:切り抜きでよく見る奴だ
コメント:今日は配信長いなぁ
「はい、自認が海賊の船長というだけのコスプレイヤーの人です」
『やめなさいよ!アンタさ、営業妨害って奴よ』
「公式も言ってるので諦めてください。配信スタイルはよく似ていて、リスナーとプロレスしてます。違うところは、ヘラったりすることですね。下ネタもガンガン行く人です。そう言えば120万人おめでとうございます」
『うおい、急に褒めるじゃん。アレはですね、公式が勝手に言ってるだけなんです。あと、配信似てねぇーよ』
「おいコラ先輩やぞ」
コメント:公式が勝手に言ってるだけは草
コメント:舐められてる
コメント:プロレスはじめないでもろて
『おっ、やんのか!恥ずかしい秘密、リスナーに言ってもいいんだぞ』
「結構赤裸々だが、言えるもんなら言ってみろよ」
『アンタさぁ、配信じゃ口悪いし態度悪いけど、裏じゃ長文メール送ってきて挨拶し――』
「ちょちょちょ、マリちゃん。分かってるよね、マリちゃん!」
『……裏じゃめっちゃ敬語とか使って――』
「マリちゃん!アカン、それ以上はアカン!」
『……毎回お菓子とか事務所に差し入れしてるよね』
「おい!なんで1回頷いてから暴露してんだ!ブランディングがあんだよ、ガチの営業妨害やろ!」
コメント:マリちゃん?
コメント:ガン無視で草
コメント:やめた感出したフェイントwww
「ク、クソがよ……こっちだってな何か恥ずかしいエピソードを」
『やんのか、じゃあ性癖バトル!性癖バトルしようぜ!』
「無敵かコイツ」
コメント:性癖バトル(笑)
コメント:みんないいよな、立派な性癖でよぉ……
コメント:勝ったら俺の性癖が一番なとか言いそう
頭悪そうなコメントが流れてくる。
肯定的な意見ばかりなのは、向こうのリスナーだろうか。
『まぁ、冗談はこれくらいにして』
「うわ、急にスンってなるな」
『珍しいじゃないですか。結構配信してません、これ全員分やるんですか?』
「まぁ基本ソロ枠とか多いのでコラボ増やそうかなって……あっ、聞きましたよ。アナタ、後輩を清楚キャラから芸人にしたって」
『ちょちょちょ、何ですか。本当に覚えがないんですけど』
「雪山ラミィさんに、殺すぞって言わせてませんでしたか」
『いやいや、違いますよ!ラミィのアレはそういうプレイですやん』
それはそれで問題だろ。
コメント:それはそれで問題だろ。
コメント:後輩に何言わせてんだよ
コメント:殺すぞ(暗黒微笑)いたたた
コメント:背中がゾワつく恥ずかしさ
『でもですね、アレで表現の幅とか、なんかね、そういうのが、ね』
「ね、じゃないよ。いや、一皮剥けたかもしれないけど」
『胡蝶先輩、皮が剥けるなんて下ネタ、キャ!』
「下ネタじゃねぇーよ!私の情緒、お前の中でどうなってんだよ!急に下ネタ言わねぇよ!」
『急にでなければ言うと、あーメモメモ』
「めんどくせーなぁー!」
コメント:後輩とわちゃわちゃしてるな
コメント:いつもより騒がしい
コメント:船長と仲良いんか?
『で、何ですか?コラボですか、普段関わらないのに急に声掛けてきてマリは都合の良い女ですか』
「えっ、嫌なの?」
『嫌じゃねぇよ!マリは都合のいい女だから何でもやってやりますよ!』
「めんどくせーなぁー」
コメント:これが昭和のツンデレか
コメント:都合のいい女は草
コメント:結局やるんかい
「じゃあ何やるかは決まり次第送りますんで」
『あっ、切ろうとしてる!えぇ、マリ寂しいなぁ、チラチラ』
「いや、あの、他にも連絡しなきゃいけないんで尺の都合的にね」
『そ、そうやって!コラボ出来るようになったら捨てるんだ!尺とかメタいこと言って!』
「配信外で話せば良いじゃん、もー」
コメント:これがメンヘラ彼女ですか
コメント:相変わらず後輩に振り回されてる
コメント:この茶番、いつ終わるの?
「ほら、コメントも茶番まだ続くのとか言ってるから」
『茶番って何ですか!まぁ、もう終わりですけどね。では、豊穣マリでしたぁ〜』
「うわ、すぐ落ちてったぞ。マジで茶番じゃん」
コメントは草の一言で溢れ出す。
口ではこうは言ってるが、配信がグダりそうな、つまりは進行が滞りそうになったら撤退する、配信者としての空気読みが上手すぎる。
自分達が楽しくてもコメントが飽きてきたらやめたり、察してるのに空気を読まない行動をしてコメントを盛り上げたり、空気を読んだ上で配信者としての正解を選ぶのがすごい。
チャットでお礼を言って次の方に連絡する。
おい、繋がれよ!面白いと思って敢えて出ないつもりか!
「あっ……配信中配信中配信中!」
コメント:繋がったー!
コメント:次は誰だ。黒鉄?
コメント:順番的に黒金か
コメント:黒鉄?黒金?
『こ、こんにちは……黒鉄騎士団団長、フォローライブ3期生の黒鉄ノエルでーす』
「いつもの挨拶じゃない!?」
『いやいや、人様の枠ですしね……ずっと配信見てました』
「見てたのか。えっ、この後の人達も何人か見てる感じ?」
コメント:そろそろだいぶ経つし、気付いてはいそう
コメント:順番で来てるし待ってるかもな
コメント:ほら、巻いて巻いて
「言うてね、5期生までだし……いや、結構多いな」
『そうですね。コラボしましょうよ、こうして話すのもあまり無いですし』
「そうだね、初配信と記念配信被ってから気まずくて話してないもんね」
『ちょ、そ、そんなことは、言わなくて良くないですか!?』
コメント:草
コメント:後輩を困らせるな
コメント:不仲かな?
「杞憂民が湧くほど不仲説が、いや黒鉄さんだけでなく……わ、私が他の人に絡んでないっていう」
『どうして自分から傷付く事を、自爆!?』
「家とか、必要な時以外出ないもんね……裏で引きこもりって2期生に言われてるの知ってるよ」
『言われてるの知らないんですけど!?』
コメント:わざとやってんだろ
コメント:この女、後輩で遊んでるな
コメント:まぁ、ご時世ですから
「はい、茶番は置いといて……コラボしてくれるかな?」
『い、いいともー!じゃなくて、えっ、えっ?』
「反応が面白かったので、つい。黒鉄さんはですね、ASMRがウチのクッキー先生と同じくらいすごいので気になる方はぜひ聴いてもらえたら」
『あっ、宣伝してくれてる……えっと、じゃあ、連絡待ってます』
「はい、黒鉄ノエルさんでした」
コメント:コラボ決まったらすぐ切り捨てる女
コメント:これは悪女ですわ
コメント:船長のせいで、はい炎上
「辞めなさいよ!あんまり引き留めると会話デッキなくなるから仕方ないでしょ」
『いえ、引き留めて貰っても大丈夫ですよ?』
「私が大丈夫じゃないよ!」
『えぇ……』
コメント:仕事の話なら出来るんですけどね
コメント:思春期の娘を持つ父親かよ
コメント:実際、距離とかあるよね
「さ、最近どうなの活動は?とか聞けばいいわけ!ねぇ!」
『コメント欄の言う通り、話の振り方が父親だぁ……』
「いや、まぁ、100万人に今月なってましたよね。あっ、大海呼んで今度お祝いしようか?」
『なんでここで昴先輩の名前が出るんですかねぇ!』
「えっ、だって大海推しでしょ?」
コメント:あっ……
コメント:仮にそうだとしてもマズい
コメント:そうなの?
「えっ、あっ、これ初出し?まだ言ってなかった感じ」
『いや、いやぁ、どうなんですかねぇ……』
「……なんかごめんね」
『謝られると、気まずいし、確定しちゃうんですけど!』
コメント :可哀想に
漁火フレア:アヒージョなんですか?
コメント :ノエフレだ!囲め囲め
「あっ、漁火さんいる。また連絡しますね、見てたんか」
『違うの、やめよーよー、アヒージョじゃないよ』
「アヒージョっていうのは、アヒルとも言われる同期の熱々な強火ファンの名称ですね」
『解説しないで、先輩!』
「はい、面白そうなので通話切りまーす」
『待って、弁明!弁明をさせ――』
コメント:無慈悲な切断で草
コメント:事実の隠蔽だ!
コメント:ノンデリ出ちゃったねぇ……
「うるさいよ、あとで謝っとくよ。次の四期生行くぞー」