もうすぐ11月も終わり、2022年も年末に到来する。
寒くなってきたな、冬服出さなきゃななんて頃だ。
うーむ、雑談はこないだしたから、前回と今回で雑談が被ってしまう。
トンカツと豚汁が一緒に出てきたみたいなもんだ、しまったな豚が被ったみたいなもんである。
参考がてら、他の人の配信を見てみる。
「ぴょこら裁判?はえー、法廷画家なんてものがあるのか」
法定画家とは、録音や録画が出来ない裁判の様子を、いやこれは絵を描いただけなんでと言うことで様子を分かるような形にする仕事である。
後輩のぴょこらちゃんが、もし捕まって裁判になったらという、ていで書いてもらっていた。
そういう存在があるのは知らなかったし、モチーフのウサギから飲食店経営を始めてニンジンの産地偽装で捕まるストーリーを考えるとか、発想がすごい。
やっぱりVTuberって頭が良く、ないと出来ないんだな。
他にもはさくらもち先輩がコラボでホラゲーをしているものもあった。
バックルームズという海外のゲーム。
黄色い地下のような場所から探索して脱出するゲームだ。
『これは?』
『これは……take(たけ)!』
『た、たけ!ハハハ!イヒヒ、なんて書いてあります?』
『ひ、hide(ひで)!ひでですね……ひでとは』
『ひひ、ヒデ……イヒヒ』
ろ、ローマ字読み!
海外だから操作は英語だけど!まさか、操作説明だけで笑いを取るとは……流石だ。
やっぱり、VTuberって頭が良くない、と出来ないんだな。
「おぉ、5期生はお泊りオフコラボなんかやってるのか、いいなー」
去年の今頃は2期生も集まってたか。
来月、集まるかどうか聞いてみるか、返信つかなさそうだけど。
みんな企画をよく思いつくな。
オフコラボがなんか多いけど、そういうの流行ってるんだろうか。
オフコラボ、会うには会うが配信とかしてないからな。
私も見習って配信すべきだろうか、配信は発言とか気にしちゃうからな。
あっ、ホントに?とかイマジナリーリスナーのツッコミが見える。
『あじまーるよ、あじまーるよー』
『すごい!生でやってるんだ、生あじまる屋さんだ!』
オフコラボと言えば、ビジネスパートナーでもある大海昴が黒鉄ノエルさんとコラボしていた。
黒鉄ノエルさんは、何故か最近大海昴にハマってしまい、リアコ……今はガチ恋というのだろうか。
という、要するに熱烈なファンになっているのだ。
ま、まぁ、アイドル業界は恋愛禁止。
とはいえ、女の子が好きな人の話をしてるのは可愛い、せや、女の子は女の子同士で恋愛すればいいの。
みたいな風潮から百合という女子同士の恋愛文化はあったりする。
VTuberは、アイドルであったり、芸人であったり、声優であったり、歌手であったり、アニメであったり、キャバクラであったり、ゲーマーであったり、なんかこう、色々な要素の複合だからそれぞれに導線があって、それぞれの文化を取り込んで、幅広いファン層がいるからね。
このあと美術に詳しい子とか、英語が出来たり、韓国語が出来たり、ダンスが出来たり、絵が描けたりする子も出てくるもんな。
後は配信者の有名どころとか、元アイドルとか、元ラッパーとか、車好きとか、ダンスが出来る子とか。
一芸が求められたりするもんな……ダンス被ってね?
とはいえだ、色んなところに導線伸ばしてるから、そういう百合文化もあったりするのだ。
脱線していた話を戻すとね。
声優さんとか、アイドルの文化だろうか。
ぴょこらさんは、海外勢と絡んでたり、もちちや大海と絡んでたりしてたし、黒鉄さんは漁火さんとか、あぁ最近は後輩の中にもファンですって子が増えたっけ。
女の子が女の子を好きなのって不思議だよな、男ならホモとかゲイとかそういうのだもん。
「そう、だから私のはガチ恋ではなく推し活。そう、仮に好きだとしても前世の記憶の男の部分の残り滓や。だから私は百合じゃないのだ、うんうん、気持ち悪いって思われたらどうしよう……」
い、いや推し活だから、衛ちゃんはきっと受け入れてくれるはず。
他の子みたいに衛ちゃんには、百合営業してないから平気なはずだ。
今年、喉の手術をして暫く喋れなくなってたのに要らぬ心配をかけてはいけない。
岩になるゲームとかやってるんだぞ、何言ってるか分からんと思うが見てるこっちも何してんだコイツって置いてけぼりにされたからな。
収録とかで上手く歌えなくて、リテイクしまくってトイレで泣いちゃう一番辛い時期なんだ……本当かどうかは知らんけど、配信で言ってた記憶がある。
「じゃあ、仕事するか。百合営業の」
仕事なので、本当に百合なわけではないのである。
本日はスタジオでゲストを交えながら撮影である。
『なんかさぁ、健康とか気使ってる?』
『えっ……医者にもっとカロリー取れぐらいしか。食べても太らんから』
『何だコイツ、喧嘩か……』
『なんで〜』
『おら、タイトルコールあくしろよ』
『マイスバRadioあじまーるよー』
『あじまる屋さんだ!本物だ!』
『そのリアクション流行ってんの?』
いえーい、と番組スタートのトークを終えて台本進行に移る。
タイトルコールまではフリートークですって言う雑な指示も難なくこなし、隔週の番組収録である。
『じゃあ、もう見えてるしゲスト呼ぶぞ。クッキー先生』
『ちょっと!アンタ達、雑じゃない!』
『いや、久喜子ならいいかなって』
『同期だし、寸劇挟むのダルいし……いえーい、ということでゲストでーす』
『挨拶も省略!?』
本日のゲストは癒日クッキーであった。
数珠繋ぎで紹介されるこの企画、なんかお料理配信繋がりから呼ばれたらしい。
同期であるからか、要望も遠慮がない……無論、実行するがな。
『えー、本日はゲストの要望でマッサージする回になります。出張マッサージです』
『えぇ!?ってことは、エッチなマッサージってこと?』
『バカヤロー!お前、何頼もうとしてんだー!』
『普通に女の人です。バカなこと言ってないでください』
出張マッサージは確かにそういうのもあるけど、セクシーキャラだからってそういうの言わない。
動画だからコメント見れないけど、色々妄想されるでしょうが!
『ほら、さっさと座れ。座ったら説明するから』
『あっ、お願いしまーす』
『座ったな。えー、これから足ツボマッサージをやります!』
『ハァ!?聞いてねぇんだけど』
『言ったら逃げるからね!』
動画では先生達の写真と、この辺みたいな表示がされる事だろう。
バカめ!撮れ高を意識したら、普通のマッサージな訳ねぇだろ。
『ちなみに逃げたら、良さそうなものを適当に混ぜた激マズジュース飲ませます』
『やってることがニヤ生じゃねぇか!』
『ポーション懐かしいわね』
さぁ、エンタメの為に悲鳴をあげるのだ!
『えっ、マジでやんの?まぁ、そんな痛っだぁぁぁ!』
『待ってそんな、にぃぃい!?痛い痛い痛い!』
『おぉ、いいリアクションでッ!?なんで、痛い!違う!私はいい!』
痛い痛い痛い!何を私までグリグリしてんだ!やめろ!
違う、2人だけの予定だったじゃん!聞いてない!
『あー、肝臓ですね』
『先生!ストップ!先生!私はやる予定じゃない!』
『あっ、マネージャーさんからお願いされてます!』
『おいマネージャー!お前、ふざッ、くぅ……!』
お前!すいませんじゃねぇんだよ!頭下げれば、痛い!どこすか、肝臓すか!
今世は脂肪肝じゃないはずなんですけど、サプリとか薬のせいか、痛過ぎ!
『お前だけやらないつもりだったのかよ!だぁぁぁ!』
『あっ、ヤバい、ヤバいヤバい、うぅ……足、足ガクガクになっちゃう!』
『おいやめろ!クッキー!頼む、番組が終わる!』
『久喜子は死んだ、もういない。なんか、慣れてきたわ』
『慣れんな!あぁぁぁ!健康になっちゃうぅぅ!』
『あっ、ねぇ先生!先生!あっ、あっ、いっ……先生そこダメ!ダメダメ!』
『クッキー!ワード!ワード気を付け、ってぇぇぇ!クソがぁ、ボケカスコラ!』
『お前もワードには気を付けろよ』
慣れとかねぇから、やめて。
人間やめるの辞めて。
あと先生すいません、許してください、強くしない、っでぇぇぇ!