マイクラ運動会の準備期間。
まぁ一定数アンチってのはいるようで、エゴサしたら当たり前のように出てくる。
ずっとマイクラの配信をしていて飽きるだの、長時間同じような画面で雑談がメインでつまらないだの。
マイクラで運動会って言うのが意味分からないとか、内輪ノリが強くなってきて落ち目だなとか。
うおっ、こんなん見てたら病みそうだなと思うような意見が散見される。
白い紙に黒い点があると目立つみたいに、アンチって目立つんだな。
お隣を見てみたら、コロナ禍で人気が出たからってタレント化が強くなってきた。
案件配信ばっかで、普通の配信が減った。
昔は良かった、最近のノリはつまんないとか。
探しただけで出てくるわ出てくるわ。
まぁ、案件はそれだけで固定の収入が入るからね……むしろ、今のスパチャメインの風潮が私からしたら違和感があるくらいだ。
そうか、切り替わりの時期なのか。
上場したらタレントとしての活動は当たり前なんだけどな。
毎日何かしらの違う配信が当たり前だったから、宣伝とか同じ内容の配信は今までと違うって、違和感を抱くんだろう。
そうなると初期からあんまり配信しないのが何人かいるが、時代を先取っていたのかもしれない。
「毎日マイクラばかりで人気が落ちてきたと言われても……」
すいません、アンチの人、私ってば1ヶ月くらい配信してないので別人です。
人気の為にメンバーに擦り寄ってるとか、配信に映ってるけど私からではないんだけど。
あと、後輩だからって対応がひどいとかガチじゃなくてプロレスじゃないですか。
不仲説とか色んな人と出すのやめてもらえませんかね、そもそも関わってないんで仲が良いとか悪いとかないんで、杞憂なんで!
「は、配信しないだけでストレスが……」
配信しないと不満が溜まってお気持ち配信しそうだわ!
クソ言いたいこと言えないからな、配信外で言っても意味ないしな。
かと言って作業配信なんかしたら脳死で失言しそう。
ジレンマってやつだろな。
運動会当日、赤と白チームに分かれる。
赤AとB、白AとB、4つのチームだ。
やることと言えば、開会式、玉入れ、障害物競走、鳥人間、鉱石PVP、リレー、閉会式だ。
リスナーから募集したギミックでの玉入れ、アスレチックのようなステージをプレイヤースキルで走破する物、花火を使って滑空して狙った場所に落ちたりするゲーム、得点を設けた石の奪い合い、そして閉会式と言った流れ。
最初はこんな集まるとは思ってなかったとのことだが、みんなが準備を手伝って練習したりなど事前の配信も期待感があるようなコンテンツになっている。
配信者とか仕事として見ると、事前配信がプロモーションで本番はこんなに盛り上がりましたという実績になるような企画だ。
配信してたら、参加しない方がデメリットが大きい。
仕事の都合とかじゃなきゃ、なんで参加しないのとか言われるだろうし、配信してない私なんか惰性で出てやる気がないなら辞めてほしいとか言われてるしな。
配信してないだけで、練習してない訳じゃないけど配信がリスナーの見えてる物だから仕方ないね。
『聞こえますでしょうかー』
わぁぁぁと、音が割れる。
どうしても一斉に全員が喋ると何も聞き取れなくなってしまうのは大型コラボの欠点である。
ただ、VTuber?なにそれ、あー、なんか最近流行ってるよね、あれ、あの絵が動く奴でしょ?
とかね、一般の人の認知もそんなない今の時期では、まぁサブカルなんで知ってる人しか知らない。Vチューバーを知らないのは今時の流行りを追えてないが?遅れてるが?とかね、オタクくんがマウント取るような時期です。
うるせぇ!ニッチな需要なんで内輪ノリでええんじゃ!お前らはユーチューバーの内輪ノリ見てろよ!知らねぇよ、あんな陽キャどものウェーイなの、何がおもろいんじゃ!小学生レベルの下ネタで笑ってんだけやんけ!俺はこっちなの!一部界隈にウケてるならいい!一般ウケじゃないんで!
などと過激な意見ながら、特定の人達しか楽しめないけど良いんだよみたいな空気感もあった。
先んじて、フォローよりも早く企業化に向けたツースリーさんは、案件とか一般ウケの良さそうな配信ばかりで身内じゃなくても、初見でも楽しめそうな配信に変わり始めてる頃だけどね。
古参から変わっちまったとか、配信者ってよりタレント化してきてニッチな配信じゃなくなってきた。
ネット配信からテレビみたいになってきたとか言われて批判され始めた時期でもある。
何が言いたいかというと、誰が楽しめんだよとか言う人も出始める時期だけど、まだ身内ノリの方がリスナー層的にはウケが良くて、結果として大分盛り上がる企画とだけ理解したらいい。
つまり、音割れも許される風潮ってことだ。
わぁぁぁぁ!と物を投げたり殴り合ったりしながら入場、もちち先輩はカメラ係として近づいてきたのだが、何故かローアングルから撮ろうとして、みんなのアバターが踏みつけるように飛ぶ事態になっていた。
『踏まないでください!踏まないで、あぁ……』
『何やってんだよ、もちち!』
『だぁってぇー!あぁーん、なんでぇー!』
普通に撮れ高だが、狙ってやってないんだよな?
これ全部計算だったら恐ろしいんだが、偉大すぎる……やはりエリートか。
最初は玉入れ、ギミックを教えた人は実際に採用されて嬉しかったろうな。
イベントだから見る人、同接が多くて何となく見る人、練習から見てる人などがやってくる。
『ムンナ!ボール、ロス、ボタンプッシュ!オケ?』
配信ではフォローライブインドネシアやイングリッシュと、パッション英語で会話を試みる一幕とかあったりした。
バニーちゃん、まだ絡んでた時期かぁ。最近は、ムンナホシノバちゃんと白鷲キアラちゃんが取り合ってるけどね。
あー、好き過ぎてファンから配信タレントになるって珍しい時期か。
『続いては、障害物競争です!』
『押せ!押せ!押せー!』
続いてはアスレチックを通っていく障害物競走。
即死のマグマブロックや細い道となってる鉄筋、飛び跳ねるブロックなどを進んでゴールを目指すと言うものだ。
『場外乱闘は辞めてください!あっ、レースしろ突き落とすな!』
『やべっ、フグぅラミィの毒でやられた?』
『おぉーい!私のこと不遇っていうのやめなー!フグでしょうにぃ!』
雪山ラミィさんの名前のついたフグ毒で死んでしまう一幕にツッコミが本人から入ったり、ツッコミの才能あるよ。
あと、命がけのギャンブルみたいに押せ押せ言うな言うな、違う作品になっちゃうでしょ。
『えっ?白?赤じゃない……やべっ』
『ポ、ポンコツアンドロイド……』
『ご、こべぇぇぇん!』
落ちた場所の得点を競う鳥人間では、安堂ロイド先輩がくぐる場所をミスったり……このゲーム自分の色の輪っかになってるブロック通らないといけないねん。
『ハハハ、おりゃおりゃ!』
『仕方ないんだよ、だから、わたあめは悪くないよねぇ?』
『ミッドミッド!ダイヤ行くよ、ネクサス守って後退後退!』
獅子王ぼたんさんとか、角突わたあめさんとか、FPSつよつよな新人とかキャラと違って好戦的な角突わたあめと、このゲームは得意そうな私がジャングラーとしてキルリーダーになった。
んー、トリプルキルぅ……よしっ!
『はーい、集まってくださーい!はーい、撮りますよー!』
最後はみんなで集まって記念撮影。
なんかあれだな、やるまでは冷めたリスナーみたいに何が楽しいんだよで始めたけど、配信者側としてやると意外とマジになっちまう感じだったなー。
『振り返り配信で使う人は色んなスクショあるから言ってくださーい』
色々準備して後々のことも考えて、流石もちち先輩だぜ……強かだなぁ。
とはいえ、無事にボヤ程度のお気持ちで言うほど燃えずにマイクラ運動会は終わったのだった。
お気持ちされてるのに無事とか大概慣れてきたな、私も……配信しろよで燃えるなんてな……まぁ、配信外で面白いことしてたし仕方ないのか。
切り抜き見てくれ切り抜き。