藍染惣右介としてFGOに召喚されたんだが!? 作:もにゅもも
「アルターエゴ、ねえ」
そんなつぶやきが医務室兼所長室でボヤかれる
所長代理、ロマニ・アーキマンは特異点でであった、
特異点から帰還した際も問題なく着いてこれたということは、尋常の英霊ではない
それに、個人的にとなってしまうがどこか胡散臭いと感じてしまうのだ
✩
あれから何があったのか
オルガマリーが飲み込まれたあと、俺たちはカルデアへ帰還した
俺は何故かスキルとして持っている単独権限を用いて、着いてこれたかのように見せた
この際若干怪しまれたがまあよしとしよう
どうせ全て欺けるのだ
その後はてんやわんやだ
マスターである藤丸立香の覚悟を問うたり、仮契約をしたり
宝具を全員に披露したり
まあ、色々やってみたりだ
しかし、
「藍染さーーーん!!」
「おや、なんの用かな?藤丸くん」
「ふふふふ!見かけたから走って来ちゃったー!何してるんですかー?」
「そうか、それは光栄だね。僕は今から食堂に行くところだったよ。赤いアーチャーが来てから、ご飯が楽しみでね」
「食堂!!ついて行ってもいいですか!?」
「ああ、もちろん」
「やったーー!!」
危うすぎるな、彼女は
藍染惣右介としての記憶も、俺としての所見も、何もかも警鐘を鳴らしている
この子は騙しやすすぎる、と
素直なのはいいことだが、これでは人類最後のマスターとしてどうなんだろうか
まあ藍染惣右介としての記憶は、利用しやすくていいじゃないかと言っているのだが
どうなるかは分からないが、俺に仕事としてこの案件を押し付けたのは藍染惣右介だ
世界は救うつもりだが、それはハッピーエンドである必要は無い
藍染惣右介ならどうするか、俺が藍染惣右介に何を見せるか
そこは必ずしも、ハッピーエンドではないだろう
✩
『カルデア全職員につぐ!第一特異点を発見した!グランドオーダーの第1歩だ!気を引き締めて司令室に至急集合せよ!』
エマージェンシーとともにそんな放送がかかる
そうかそろそろオルレアンか
さてどう攻略するべきか
ファブニール、あれほど強大な竜を殺すことができるだろうか
まあ殺せるだろうが、どうせならオサレに殺すべきだ
まああれは任せてサーヴァントを相手にしてもいいのだが
そうだな、せっかくだから宝具を思いっきり奮ってやろう
「来たか、藍染くん」
「やあ、ダ・ヴィンチくん。なんの用かな?」
「今回の特異点の同行についてさ」
「ああ、わかっているとも。完全詠唱での黒棺の禁止だろう?」
「わかっているのなら結構!あれは、本来なら特異点では耐えられないんだよ。威力を落としたものがあるなら、そっちを使ってくれたまえ」
「ええ、節度を持ってということですね」
「そうとも!では、私たちのマスターを頼んだよ」
「勿論、任せいていただくよ」
そういえば、この前の黒棺で怒られてしまった
あれほどの威力はもう使わないだろう
その時にカッとなって使ったのはあるが、威力の検証も込めた黒棺だ
あれは、霊圧を最低限しか込めていない
そうだな、初期ブリーチのような、ちまちまとした戦いもまあ悪くないか
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