PHANTASY STAR ONLINE 2 ~鋼鐵の守護輝士~   作:ヒビキ7991

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Act.005-2:アムドゥスキアと龍の民【後編】

~惑星アムドゥスキア 火山洞窟~

 

 

ライトの依頼を終えた翌日、オプティマスはアキとライトと共に再びアムドゥスキアの火山洞窟を訪れた。

 

 

アキ

「ここをこうして...それからこうで...」

 

 

火山洞窟に着いて早々、アキは何やらオプティマスのボディを弄っていた。

 

 

アキ

「...よし、これでイケる筈だ。」

 

 

作業を終えると、今度は端末を取り出す。すると、端末にオプティマスのパラメータが映し出された。

 

 

オプティマス

「何をしたんだ?」

 

アキ

「君の身体にキャスト用のデータ収集装置を組み込ませて貰った。今回の目的は龍族の調査だが、同時に君の戦闘データを取りたいと思ってね。」

 

ライト

「それは、何故ですか?」

 

アキ

「オプティマスの身体は通常のキャストと構造が著しく異なっている。だから、君が戦場でどんな戦い方をするのか凄く気になっているんだ。私の勘が正しければ、君は身体を自由自在に変形させる事が出来るんじゃないのかな?」

 

オプティマス

「凄いな、そこまで分かっているのか...」

 

アキ

「モノの違いを探すのも研究の内だからね。そこで一つ君に進言なんだが、道中は出来るだけ君の手でダーカーを殲滅していってほしい。君の戦闘データを得るためというのもあるが、別で少しばかり気になっている事があってね。なるだけ我々の手で倒しておきたいんだ。」

 

オプティマス

「了解した。」

 

アキ

「...さて、では行こうか諸君!こうしてる間も、私の知的探求心が疼いて止まらないのだよ!」

 

 

そう言うと、アキは一人火山洞窟の奥へと歩き出した。

 

 

ライト

「...オプティマスさん、いざとなったら引っ張ってでも先生を連れて帰りましょう?」

 

オプティマス

「言われずとも…」

 

 

オプティマスとライトも、アキの後を追いかける。しばらく進むと、一行の目の前に数体のダガンと、蝸牛型ダーカー《カルターゴ》、ダニ型ダーカー《ブリアーダ》が現れた。

 

 

アキ

「早速お出ましか、しかもかなりの団体だ...オプティマス、頼んだよ?」

 

オプティマス

「あぁ、任せろ!」

 

 

ギコギカギコ...

 

 

オプティマスはマスクを装着し、目の前のダーカー軍団目掛けて突っ込んで行く。そしてコートエッジ、プライムブレード、プライムバレットを巧みに使いダーカー軍団を駆逐していった。

 

 

ライト

「凄い、あれだけのダーカーを相手にたった一人で...」

 

アキ

「なるほど、これは予想以上だな。」

 

 

 

オプティマスの戦闘力に驚くライトとアキ。そして程なくして、ダーカーはその場から居なくなった。

 

 

アキ

「あれだけの数のダーカーを一人でしのぐとは、中々驚いた。それに、興味深いデータも手に入ったよ。」

 

オプティマス

「興味深いデータ?」

 

アキ

「先ず君のフォトン数値だが、とんでもない値が検出された。ざっくり言うと戦闘時のフォトン出力は一般的なアークスの数千から数万倍、保有フォトン量に至っては延々と数値が上がり続けて計測不能と出だ。」

 

ライト

「えっ、そんな事ってあるんですか!?」

 

アキ

「驚くのはそれだけじゃない。君たち第三世代のアークスは全てのクラスに適性があり、能力も安定してて汎用性が高いのが最大の特徴だが、異なるクラスの武器やアーツを使うには基本的にクラスカウンターで変更手続きを行う必要がある。しかし、オプティマスは体内のフォトン適性を瞬時に細かく自在に変化させて、クラスの枠に縛られない戦いをしていたんだ。さっきの戦いでも時々剣と銃を片方ずつ同時に使っていたが、ガンスラッシュを使うならともかく、そんなファイターとガンナーを半分ずつくっつけた様な戦い方は本来不可能だ。」

 

オプティマス

「そうだったのか?知らなかったな...」

 

アキ

「知らなかったって、君の身体の事だぞ?と言うより、アークスでは常識だと思うが?」

 

オプティマス

「私もこの身体の事は完全には把握できていないんだ。少し前までアークスどころか、フォトン適性の無い一般市民だったからな。」

 

アキ

「一般市民だった?詳しく聞かせておくれ。」

 

 

オプティマスはアキとライトに、オライオンだった自分がオプティマスのボディを見つけ、キャストとなりレギアスにスカウトされるまでの出来事を話した。

 

 

アキ

「身体を自在に変形させ、適性の無い者でもアークスになれる新型キャスト、チェンジャータイプか...」

 

ライト

「適性が無い人でもアークスになれるなんて、本当に可能なんでしょうか?」

 

アキ

「オプティマスの常識外れなフォトンが、彼の胸部に組み込まれたマトリクスというコアユニットによるものなら理論上は可能だ。キャストは本来、生まれ持ったフォトンの才能に生身では耐えられない者の精神を、機械の身体に移す事で生まれる種族。つまりは空っぽの機械の身体にフォトン能力を有する精神を移すんだ。ならば逆に、予めフォトン能力を有した機械の身体に精神を移せば、理論上はフォトン適性の無い一般人でもキャストのアークスになる事が出来るだろう。もっとも、フォトンを扱うにはそれなりに強い精神が求められるけどね。」

 

ライト

「な、なるほどぉ...」

 

アキ

「...とは言え、これだとまだまだデータが足りないな。引き続き頼むよ、オプティマス。」

 

 

一行はオプティマスの戦闘データを取りながら、火山洞窟を更に奥へと進み龍族を探した。が、道中ダーカーや他の原生エネミーに遭遇するばかりで本命の龍族は中々姿を見せなかった。

 

 

オプティマス

「いざ会おうと思って来てみれば、中々会えないものだな。昨日ライトの依頼でアキ博士を探しに来た時は、龍族の団体に襲われたのに...」

 

アキ

「そうか、それは災難だったね。」

 

オプティマス

「そう言えばとある古参のアークスから聞いたんだが、龍族の中には話が出来る者がいるらしいな?」

 

アキ

「まぁね、アークスは予てより龍族との交流を持っていた。言語の翻訳も終わっているし、君の言う通り話の通じる者だってそれなりに居る筈なんだが、昨今では敵愾心が強いな。恐らくダーカーが関係しているに違いない。」

 

オプティマス

「と言うと?」

 

アキ

「龍族はその屈強な力で、ダーカーを独自に撃退する事が出来る。故にアークスは不要という方針を打ち立てているらしいのだが、それはあまりにも危険だ。ダーカーを完全に滅ぼせるのは、フォトンを持つアークスのみ。ただ力で倒しても残り滓の様なモノが残留する。私はそこにこそ龍族が豹変する原因があると見ているのだが、龍族の協力が無ければ詳しく調べられない。」

 

オプティマス

「だからこうして現地に赴き、フィールドワークで地道に調査しているという事か。」

 

アキ

「そう言う事だ。」

 

 

ドス...ドス...ドス...

 

 

突然、一行の目の前に一体のシル・ディーニアンが現れた。

 

 

アキ

「おや?噂をすれば龍族ではないか!」

 

 

アキは龍族に会えた事に喜んだが、オプティマスは警戒していた。

 

 

オプティマス

「待て、何か様子が可笑しい...」

 

 

グオオオオオオ!

 

 

突然、シル・ディーニアンは剣を振り上げオプティマス達に襲い掛かってきた。

 

 

オプティマス

「二人とも下がっていろ!」

 

 

オプティマスはコートエッジを装備し、シル・ディーニアンと交戦する。だが交戦中、オプティマスはある違和感に気付いた。

 

 

オプティマス

(妙だ、昨日の龍族に比べて戦闘力は上だが攻撃が雑過ぎる。戦うと言うより、まるで苦しんで暴れている様にも...)

 

 

グオオオオオオ!

 

 

シル・ディーニアンは暴れながらオプティマスに容赦なく攻撃を仕掛けてくる。

 

 

オプティマス

「止む負えん、行くぞ!」

 

 

ギコギカギコ...ブォーン!

 

 

オプティマスはトラックに変形し、シル・ディーニアンの周囲を縦横無尽に駆け回る。そしてシル・ディーニアンの背後に回り...

 

 

ギコギカギコ...ジャキン!

 

 

ヒト型に変形すると同時に右腕をプライムブレードに変形させ、シル・ディーニアンの身体を切り裂いた。シル・ディーニアンは切り口から大量の血を流し、その場に倒れ息を引き取った。

 

 

オプティマス

「許せとは言わない、済まなかった...」

 

 

オプティマスは右腕を元に戻し、自身が倒したシル・ディーニアンの遺体の前で手を合わせお辞儀をした。

 

 

アキ

「君のせいではない。その龍族は既に手遅れな状態だった。」

 

 

アキもシル・ディーニアンの遺体の前で手を合わせ一礼をすると、ナイフを手に取り遺体の解剖を始めた。

 

 

ライト

「うげ、気持ち悪い...よくそんなの触れますね...」

 

アキ

「私は生き物の研究が好きなのだ。これは既に終わったもの、ならば触れない道理は無いだろう?私の助手を名乗るなら分かりたまえ、ライト君。」

 

 

気持ち悪がるライトを尻目に、アキは黙々とシル・ディーニアンの遺体を調べ幾つものサンプルを採取した。

 

 

アキ

「予想通り、内部組織にダーカーの浸食が確認された。恐らく体内に蓄積していたものだろう。」

 

オプティマス

「確かアークス以外がダーカーを倒しても、残り滓が残留すると言っていたな?」

 

アキ

「ああ、仮にダーカーを一体倒すだけなら残留物はそんなに多くない。だが塵も積もれば何れ山となる様に、幾度もダーカーと戦えば残留物が徐々に体内に蓄積していき、何れは浸食され豹変する。組織サンプルが手に入ったお陰で研究はある程度進むだろうが、根本的なところは龍族と話が出来なければ解決しないだろうな...」

 

 

ドカーン!!

 

 

突然、火山洞窟内に巨大な衝撃音が響き渡った。

 

 

ライト

「うわあああああああ!?何ですか今の音!?」

 

オプティマス

「衝撃音だ。かなり近くの様だな。」

 

アキ

「何か起きたのかも知れない、音のした方向に行ってみよう!」

 

 

一行は火山洞窟を更に奥へと進み、音の発生源を探す。そしてしばらく進むと、巨大な空洞に到達した。空洞内には杖を持ったヒト型の龍族《ディーニアン》と、強靭な身体をした翼竜型の巨大な龍族《ヴォル・ドラゴン》が居た。

 

 

ディーニアン

「ロガ様、静まり下さい!何故暴れ、何故戦うのですか!?」

 

 

ボオオオオオオッ!

 

 

ヴォル・ドラゴンはディーニアンの問い掛けに応えず、口から炎を放つ。ディーニアンは炎を受け吹き飛ばされた。

 

 

ディーニアン

「ぐ...何故なのです、ロガ様...」

 

 

ボオオオオオオッ!

 

 

傷付き動けないディーニアンに対し、ヴォル・ドラゴンは再び炎を放つ。

 

 

ジャキン!

 

 

だが間一髪でオプティマスがディーニアンの前に立ち、コートエッジで炎を斬り裂いた。

 

 

オプティマス

「大丈夫か!?」

 

ディーニアン

「き、貴様は...」

 

アキ

「説得は無駄だよ、龍族の君!ダーカーの浸食を受けて正気でいられる筈がない!」

 

ディーニアン

「やはりアークスか...貴様達に構っている暇は無い!去れ!」

 

 

ディーニアンは痛みに耐えながらゆっくりと立ち上がる。だが、とても戦える状態では無いのは明らかだった。アキとライトはディーニアンに駆け寄り、二人はディーニアンに肩を貸し支えた。

 

 

ライト

「こ、ここは彼の言う通りです!先生、帰りましょうよ!?」

 

アキ

「君は少し黙っていたまえ!...そうは言うが龍族の君、アレをどうするつもりだい?」

 

ディーニアン

「...「ヒ」族のロガ様は我らが標。だが、今や同族を侵す著しい掟の侵犯。掟を破りし者、悉く《カッシーナ》の元へ...」

 

オプティマス

「カッシーナ?」

 

アキ

「龍族に伝わる神話の地獄龍だ。なるほど、つまり殺すって事か。オプティマス!」

 

オプティマス

「ああ、分かっている!」

 

 

ギコギカギコ...

 

 

オプティマスはコートエッジを背中に背負い、両腕をプライムバレットに変形させ臨戦態勢に入った。

 

 

ディーニアン

「...賢しいアークス、何を考えている?」

 

アキ

「ここは任せてくれ。生きているモノを見捨てるなんて勿体ない事、私に出来るものか。私達アークスの...いや、彼の力でならアレを救えるかもしれない。」

 

 

グオオオオオオ!

 

 

アキとライトはディーニアンを安全な所へ運び、暴走したヴォル・ドラゴン《ヒ・ロガ》はオプティマスに狙いを定め襲い掛かる。

 

 

バーン!バーン!

 

 

オプティマスはヒ・ロガに向けてプライムバレットを放つ。だが放たれたビーム弾はヒ・ロガに命中するも、厚い表皮に阻まれ効果が無い。

 

 

ドーン!

 

 

ヒ・ロガはオプティマスに突進を仕掛けるが、オプティマスは間一髪で攻撃を避けた。ヒ・ロガはそのまま岩塊に衝突し、岩塊を粉々に粉砕した。

 

 

オプティマス

「なんて破壊力だ…」

 

 

ボオオオオオオッ!

 

 

ヒ・ロガは再びオプティマスに狙いを定め、今度は口から炎を放った。

 

 

オプティマス

「《プライムシールド!》」

 

 

ギコギカギコ…

 

 

オプティマスは両腕の装甲の一部を変形させ、専用の盾《プライムシールド》を装備。プライムシールドにフォトンを纏わせ、ヒ・ロガの火炎攻撃を防いだ。

 

 

オプティマス

「一先ずはヤツの動きを封じなければならないな…コイツを試してみるか!」

 

 

そう言うとオプティマスは両腕を元に戻し、背中から専用の両刃斧《プライムアックス》を引き抜き右手に装備。右手からプライムアックスにフォトンを送り込み、水色に輝くフォトンの刃を出現させる。

 

 

オプティマス

「プライムアックス!」

 

 

ガーン!ビキビキビキ…ドゴーン!

 

 

そして右手を大きく振り、プライムアックスを地面に叩き付けた。叩き付けた場所から地面に亀裂が入り、亀裂はあっという間にヒ・ロガの足元に到達。ヒ・ロガの足元の地面が大きく陥没し、ヒ・ロガの足が地面に飲み込まれ動きを封じられた。オプティマスはプライムアックスを背中に格納し大きくジャンプ。ヒ・ロガの背面に着地した。

 

 

オプティマス

「少しジッとしていろ!」

 

 

オプティマスはヒ・ロガの上で膝をつき、右手でヒ・ロガの身体に触れフォトンを流し込む。

 

 

グオオオオオオ!

 

 

オプティマス

「どわっ!?」

 

 

ドーン!

 

 

だが直ぐヒ・ロガが暴れ出し、オプティマスは振り落とされ岩壁に打ち付けられた。

 

 

ライト

「オプティマスさん!?」

 

アキ

「やはりそう簡単には行かないか…ならば!」

 

 

バーン!バーン!バーン!バーン!

 

 

アキはライフルを装備し、ヒ・ロガの近くの石柱に向けて発砲。

 

 

ビキビキビキ…ドーン!ガラガラガラ…!

 

 

ビーム弾が命中した場所から徐々に亀裂が入り石柱が倒壊。ヒ・ロガは倒壊した石柱の下敷きとなり完全に動きを封じられた。

 

 

アキ

「オプティマス、今だ!」

 

オプティマス

「すまない!」

 

 

ギコギカギコ...ブオオオォォン!

 

 

オプティマスはトラックに変形し、倒壊した石柱をスロープ代わりにして再びヒ・ロガの背中に着いた。

 

 

ギコギカギコ...ジャキン!

 

 

オプティマスはヒ・ロガの上で再びヒト型に変形し、右腕をプライムブレードに変形させた。

 

 

オプティマス

「痛むだろうが、我慢してくれ!」

 

 

グサッ!

 

 

そしてプライムブレードをヒ・ロガの身体に突き刺し、体内に直接フォトンを流し込む。

 

 

グオオオオオオ!

 

 

ヒ・ロガは再び暴れ出しオプティマスを振り落とそうとするが、オプティマスは突き刺したプライムブレードで踏ん張りながらフォトンを流し続ける。

 

 

キイイィィン!

 

 

すると突然マトリクスが強く発光し、オプティマスの身体とプライムブレードを通して大量のフォトンがヒ・ロガの体内に送り込まれた。

 

 

ドーン!

 

 

マトリクスから大量のフォトンが送り込まれて直ぐヒ・ロガの身体から赤黒い光の粒子が抜け、ヒ・ロガはまるで身体から力が抜けたかの様に大人しくなった。

 

 

ヒ・ロガ

「ぐ…こ、これは…?」

 

 

ヒ・ロガの意識が戻り、オプティマスはヒ・ロガの身体からプライムブレードを引き抜き、右腕とマスクを元に戻し地面に着地。そこへアキとライト、ディーニアンが合流した。

 

 

ディーニアン

「ロガ様!正気に戻られたのですか!?」

 

 

ヒ・ロガが元に戻り、ディーニアンは安心し喜んだ。

 

 

アキ

「見事だ、オプティマス。賭けではあったが上手く行って良かったよ。」

 

ディーニアン

「賢しいアークス、ロガ様に一体何をした?」

 

アキ

「簡単な話だよ。あの龍族の内部にいたダーカーの組織を、彼のフォトンで滅したのさ。傷は如何ともし難いが、まぁ龍族は治癒も早い。時間が経てば回復するだろう。」

 

ディーニアン

「これがアークスの力、邪を清め生を救う力か…」

 

オプティマス

「安心するのは早い。私達は既に他の場所で、彼の様に侵食を受けて豹変した龍族を見た。これからも同じ様な龍族は増えていくだろう。何れ、全ての龍族が…」

 

ディーニアン

「…アークスよ、我らに何を望む?」

 

アキ

「今の龍族とアークスとの間には、対話が必要だ。だから、君達と話をさせてほしい。」

 

ディーニアン

「…我が名は「ヒ」の《エン》。名を聞こう、アークス。」

 

アキ

「私の名はアキ、こちらは助手のライト。そして…」

 

オプティマス

「私の名はオプティマス。オプティマスプライムだ。」

 

ヒ・エン

「アキ…ライト…オプティマスプライム…」

 

 

ディーニアンの戦士《ヒ・エン》はオプティマス達に向けて、深く頭を下げた。

 

 

ヒ・エン

「無礼を詫びる。そして、感謝を。ロガ様を救いし力…その恩を忘れはしない…!」

 

 

ヒ・エンは感謝を述べると、顔を上げ右手をオプティマスに差し出した。

 

 

ヒ・エン

「改めて、よろしく頼む。」

 

オプティマス

「こちらこそ、よろしく。」

 

 

オプティマスも右手を差し出し、ヒ・エンと握手を交わす。今ここに、アークスと龍族の小さな友好関係が築かれた。

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