「へぇー、鶴岡が南紀白浜に。」
と、小海は言った。
「うん、東京から新幹線に乗って新大阪で特急に乗って白浜へ行ったんだって。」
「いいな、オーシャンアローか。」
「僕も一度乗ってみたいなぁ。」
と、高山は言った。
「鶴岡も、一度は乗って見たかったんだよな。」
「ええ。」
「以前は、特急「スーパーくろしお」に乗って事件が起きたんだよね。」
「ああ、例の南紀の資産家の殺人で捜査したんだよね。」
「覚えているよ。」
「確か、犯人はこの家の家政婦だったんだよね。」
「ええ、覚えているよ。」
一方、鶴岡は白浜を観光していた。
「2泊3日で南紀白浜か。」
「鶴岡は今頃、白浜だな。」
そして、鶴岡はアドベンチャーワールドで最後のパンダを見物していたのだ。
アドベンチャーワールド
「今日でパンダとお別れか。」
「そうよ、中国へ帰っちゃうんだって。」
「そうだな、せっかく白浜へ来たんだから見て行こうか。」
と、鶴岡はパンダを見物した。
とれとれ市場
西日本最大級の海鮮マーケット。
地元の堅田漁業協同組合が経営しているので、味と鮮度は折り紙付き。
価格もリーズナブルで、全国の海産物や和歌山の特産品を豊富に販売。
とれとれ横丁では、海鮮丼や新鮮な海の幸が存分に味わえます。
「おーっ、凄いマグロの解体だよ。」
「よかったら、食べて来いよ。」
「おう、うまそう。」
と、鶴岡は刺身と酒と海鮮丼を食べた。
「凄かったな、アドベンチャーワールド。」
「うん、イルカショー最高だったわ。」
「本当だよ。」
白浜温泉
「やっぱいいわね、3人で旅行できるなんて。」
「本当だよ。」
「去年は、南主任が企画した寝台特急「北陸」に乗って富山に行ったんだよね。」
「そうそう、今回は3人で南紀の旅。」
「うん。」
そして、とれとれ市場と後ベンチャーワールドを見物した鶴岡たちは白浜温泉で1泊する事にした。
次の日、事件は起きた。
「大変よだよ、すぐ来て。」
「どうしたんですか、一体。」
「お願い、すぐ来て。」
早速、鶴岡は三段壁へやって来た。
「どうしたんです。」
「はっ。」
と、鶴岡は驚いていた。
「それで、あなたが死体を発見したんですね。」
「はい、そうです。」
「それで、あなたは。」
「自分は、鉄道公安隊・東京中央鉄道公安室の鶴岡晟弥です。」
と、手帳を見せた。
「えっ、アンタ鉄道公安隊だったのか。」
「恐らく死因は、毒殺だろう。」
「一体、誰がこんなことを。」
と、その時だった。
「ん、何だあれは。」
鶴岡は、空き缶とメモを見つけた。
「やはり、この中に毒を混入していたのか、何だ、これの意味は。」
そして、事件が起きた。
死被害者の死因は、そして、犯人が使った列車トリックとは。