特急オーシャンアロー・南紀白浜殺人事件   作:新庄雄太郎

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そして、死因は毒殺で怨恨か?。


第3章 怨恨

「死因は、死因は毒殺か。」

 

と、鶴岡は言う。

 

「まさかっ、殺されるなんて。」

 

「でも、何で殺されなきゃならないのかな?。」

 

数分後、和歌山県警のパトカーが到着した。

 

「警部、被害者の身元が分かりました。」

 

「おう、わかったか。」

 

「被害者は、東京都の学生ですね。」

 

「で、名前は。」

 

「名前は、牧村 沙織と判明しました。」

 

「それで、死因は?。」

 

「死因は、恐らくこの缶コーヒーに入っていたアジ化ナトリウムと思われます。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

と、そこへ鶴岡がやって来た。

 

「やはり、状況から見ると怨恨の可能性があります。」

 

「ん、何だね君は。」

 

「僕、僕は鉄道公安隊の鶴岡です。」

 

と、鶴岡は手帳を見せた。

 

「あっ、鉄道公安の方ですか。」

 

「はい。」

 

「ご存じなんですかね、この方と。」

 

「ええ、僕が白浜駅で一緒に言ったら、そこで知り合いまして。」

 

「ほう、なるほどね、君はその人と一緒に白浜へ行っていたのか。」

 

「はい。」

 

と、鶴岡は言った。

 

「ほう、それで旅行で知り合ったと。」

 

「ええ。」

 

「つまり、怨恨ですかね。」

 

「ええ、我々としてはその線で捜査をしてみようと思います。」

 

白浜で起きた殺人事件は、特捜班にも伝えられた。

 

「はい、何、南紀白浜で殺人!。」

 

「ええ、被害者は東京の女子大生なんです。」

 

「それで、鶴岡は今どこにいるんだ。」

 

と、高杉は言った。

 

「ええ、僕は今南紀白浜にいます。」

 

「南紀白浜って事は、和歌山県警か。」

 

「そうです。」

 

「そうか、じゃあ分かった、くれぐれも和歌山県警と協力して捜査をするんだよ。」

 

「わかりました。」

 

と、鶴岡は携帯を切った。

 

「どうしたんですか、班長。」

 

「今、鶴岡から連絡があった。」

 

「えっ。」

 

「南紀白浜で殺人が起きた!。」

 

「えっ、何だって!。」

 

と、高山たちは驚いていた。

 

「で、その被害者は東京の女子大生だ。」

 

「それで、名前は。」

 

「名前は、牧村 沙織って事が判明した。」

 

「じゃあ、僕は小海さんと一緒に。」

 

「待って、私、その女子大生は私と松本で行かせてください。」

 

と、桜井は高杉に言った。

 

「何で。」

 

「その被害者は、私がその犯人にぶつけて逃走した被害者なんです。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「よしっ、この操作は桜井に任せよう。」

 

「ありがとうございます、班長。」

 

と、桜井は高杉に言った。

 

早速、桜井はその女子大生の捜査を行った。

 

「えっ、沙織が誰かに殺害されたって。」

 

「はい、南紀白浜の方で毒殺されたそうです。」

 

「えっ、何ですって。まさか。」

 

「何か、知っているんですか。」

 

「あの人だわ、夫を死なせたのは。」

 

 




彼女が言っていた「あの人」とは誰なのか?。
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