特急オーシャンアロー・南紀白浜殺人事件   作:新庄雄太郎

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そして、鶴岡が南紀白浜から帰って来た時に事件の話をしていた。


第5章 鉄壁のアリバイ

「ほう、なるほどね。つまり世良は友人と一緒にアドベンチャーランドを見物して白浜駅で彼女を見送ったんだね。」

 

「ええ、何でも南紀白浜から京都へ向かいそこから関空へ向かったと考えられます。」

 

と、鶴岡は南と高山に言った。

 

「ええ、彼女は誰かに会わなかったんですか。」

 

「そうね、私は彼を見送った後は白浜温泉へ行きました。」

 

「ほう、あなたは鶴岡と一緒に白浜温泉に行っていたんですね。」

 

と、松本は言った。

 

「はい。」

 

「そして、鶴岡がとれとれ市場から戻ってきて一緒にアドベンチャーワールドへ行ったんですね。」

 

「ええ、間違いないですよ。」

 

「その後、彼女は空港でドイツへ行くと言っていましたよね。」

 

と、高山は言った。

 

「つまりそこから空港で飛行機に乗ったんですね。」

 

「ええ。」

 

早速、鶴岡は高杉と南と高山に報告した。

 

「ええ、石崎は白浜発14時38分の特急「オーシャンアロー18号」に乗り、京都へ到着は17時22分でした。そこから17時46分発の特急「はるか49号」に乗って関空に到着は19時24分です。」

 

「ほう、そこから「オーシャンアロー」と「はるか」に乗り継いで飛行機に乗ってドイツへ向かったと。」

 

「ええ。」

 

特急「オーシャンアロー18号」

 

白浜発14時48分 乗車

 

京都着17時22分 下車

 

特急「はるか49号」

 

京都発17時46分 乗車

 

関西国際空港着19時24分 下車

 

「アリバイ成立か。」

 

と、高杉は言った。

 

「ええ、アドベンチャーワールドへ行ってパンダを見てイルカショーも見に行った後に、彼女は関西国際空港へ向かってドイツへ行ったんだから。」

 

「そうですよ、犯行は無理ですよ。」

 

「でも、何で石崎はドイツへ行ったんだい。」

 

「ああ、何でもビールとソーセージの取材へ行くと言って取材旅行へ行くんだそうです。」

 

「へぇー、それで「オーシャンアロー」と「はるか」に乗ったって訳か。」

 

「ええ。」

 

「そして、空港で彼に会う約束していたそうです。」

 

「ほう、その彼とは?。」

 

「いや、それは捜査中です。」

 

と、鶴岡は言った。

 

「でも、アリバイはあるんでしょ。」

 

「ええ。」

 

「それて、確認は取ったのか?。」

 

「ええ、確認は取りました。」

 

「僕は、その後に白浜温泉へ行って次の日に南方熊楠記念館へ行ったんだから。」

 

「ほう、なるほど、その友人たちと別れた後に旅行したのか。」

 

「ええ。」

 

「という事は、事件の後に南方熊楠記念館へ行ったのは間違いないな。」

 

「ええ、でも犯人は誰なんですかね。」

 

「そこなんだよな。」

 

と、高杉は言った。




今回の事件で殺人とサラ金強盗と関連しているのだろうか?

そして、犯人が使った列車トリックとは?

次回もお楽しみに
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