これからは月一投稿出来る...はず
「第一種目はいわゆる予選、毎年ここで多くの者が涙をのむ!!さて運命の第一種目、今年は障害物競走!!一学年の全クラスによる総当たりレース、コースはこのスタジアムの外周で距離は約4㎞よ!!極めつけに!コースを守れば何でもあり!!」
早速始まる第一競技、障害物競走
会場の周りをぐるりと一周する上にどんな障害物が待っているかは分からない
それに4キロというのはちゃんと長い距離である
(まぁムラサメに乗ればいいからそんな苦にはならないけど)
可変機が禁止されたのは第二第三競技なのでここは問題ない
コースを守れば何でもありの言葉が気になるが、妨害もありということだろうか
だとすれば開幕は...
「後ろで控えておくか...前はぎゅうぎゅうでユニット出す暇がなさそうだし、フィジカル負けしそうだし、妨害絶対食らうだろうし」
案の定我先にとすし詰め状態のゲートを尻目に姿勢を構える
「スタァァァトォォォォ!!!」
「っ!...っぶね!」
レースが始まりムラサメを出そうとした瞬間嫌な予感がしてジャンプしてみたはいいものの
「轟のやつ容赦ねぇ...ムラサメ発進どうぞ、飛ばすぞ」
ゲート付近に氷が出現し、かなりの数が動けなくなっていた
俺含めA組の皆は凍ってはいなかったが先頭は轟に譲る形になった
「高度は十メートルくらいでいい、撃ち落としに来るなら迎撃するまでさ」
『さあまずはA組が猛追を開始ぃ!!轟が先頭でその次に首席の木道だ!!相変わらず飛んでんなぁ!?HEY!解説のイレイザーヘッド、説明プリーズ!!』
『あれは可変ユニット言われる、変形による高速移動を得意としたユニットを足場にしているな、木道の常套手段だ*1』
司会のマイクとおそらく無理矢理解説をやらされている相澤先生の声が聞こえる
そんなやり取りを背景に速度を上げきったムラサメで轟を追い抜く
「追い抜くついでのビームもどうぞ、粗品ってやつだ」
「ッチ!」
追い抜く前に出しておいたフォースインパルスがビームライフルを打つが分厚い氷で阻まれる
SSRのインパルスを出しっぱにしておくのはリスクなのでとっとと回収する
『さぁ、そんな事をしてたら先頭が木道に変わったぁ!!...そして、早くもお待ちかねの障害物走の第一関門に突入だ!!名付けて―――ロボ・インフェルノ!!仮想敵ロボがお出迎えだぜぇ!!』
「あ〜、0ポイントのやつか」
眼前に広がるは所狭しと立ち塞がる数十メートル級の巨大ロボ
普通ならかなりの脅威となるが...
「ピッタリなのがいるんだよなぁ!デスティニー!インパルス!プロヴィデンス!発進どうぞ!」
合図とともに飛び出てくる3機のMS
レジェンドが居ないことが残念だが自分の運にどうこう言ってはいられない
「戦術シン・アスカ!インパルスはソードシルエットを!エクスカリバーを一本プロヴィデンスに渡してやれ!デスティニー!暴れろ!」
指示を出している間にロボ地帯に突っ込んだが挨拶代わりにデスティニーのアロンダイトが一体のロボットを真っ二つにする
その間にインパルスはフォースのまま一本のエクスカリバーを持ち、プロヴィデンスはもう一本を持っていた
『またしても木道がロボットを増やしたぞぉ!?コレまた派手だなぁ!オイ!アイツラは何だイレイザーヘッド!!』
『レポートによると...SEED系列...これか...型番はいらないなプロヴィデンス、インパルス、デスティニーと言うそうだ、それぞれが汎用性、広範囲殲滅、換装によるあらゆる状況への対応に特化しているようだ』
『どれがどれで何だってぇ!?全く、洒落ててややこしい名前だなぁ!!オイ!』
解説が俺の個性で話が持ちきりだが状況は俺一人が暴れているわけではなかった
「全部倒さずにとっとと抜けたほうが良かったか...?まぁいいか他の奴らもロボットの対応に追われてるみたいだし」
とは言え轟はどうやらとっとと抜けたいようで何体かスルーされていた
そのせいで轟には先にいかれた
「俺も急ぐか...作戦変更!俺に近いやつだけ倒すぞ!」
指示を変え次の関門に行くことを優先する
『全くコイツラ速ぇな!!もう関門突破してやがるぜ!!その上ロボットもコイツラだけで七、八割は壊されたんじゃねぇ??おいおい今年の一年はいつもより暴れん坊だぜぇ!!』
「そろそろ、っ!?」
次の関門に差し掛かろうとした時、前と後ろから同時に攻撃が飛んでくる
前からは氷が、後ろからは爆発だった
回避は取れず、代わりにムラサメを盾とした
(轟と爆豪か!くっそやられた、ムラサメは駄目だな...)
「これ以上飛ばせるか!」
「上でチョロチョロと目障りなんだよ機械野郎ぉ!」
「デスティニー!」
地面に付く前にデスティニーに抱えられることで落下での怪我は防げた
「しかし、こいつはムラサメより速いぞ!ついてこれるか!」
「上等ォだァ!」
「逃がすか!」
ヴォワチュール・リュミエールによってさっきの三倍近いスピードで関門に迫る
次の関門はどうやら綱渡りのようだが...
「デスティニーじゃ手に攻撃を当てられたらが怖いな、ムラサメ二号機、発進どうぞ」
ムラサメに乗り換え関門に挑む
『おいおい、妨害をものともせずに木道はスイスイ進んでくぞぉ!?どうやったらそんな早く指示が出せるんだ!!?』
飛べる個性用の妨害があったがムラサメに指示を出して回避させる
足踏みによる暗号の合図をムラサメには記憶させているため声によるラグもなく指示を飛ばせるようにした
「コレなら安心だな...後ろは」
相変わらずA組しか視界に映らない上に俺轟爆豪の順番が変わってないように見える
「...でもB組や普通科も遠くはないな、体力次第でワンチャン...あるな」
三機のユニットをしまい、次の関門に進む
「さぁて油断は禁物だな、疲れも出てきた...悠長にはしてらんないな」
なにしろさっきから回避のために無茶のある起動を取っていたため少しばかり気分が悪くなっていた
「最悪
『さぁついに来たぜぇ!!最終関門!!その実態は地雷&迫撃砲の嵐!!!地雷をよければ迫撃砲に迫撃砲をよければ地雷に!!迫撃砲の弾は柔らかい素材だし地雷もビビらすだけだがあんまりビビりすぎると漏らしちまうぜ〜?』
『この程度で漏らすやつはいないだろ...』
「俺だけを対策するトラップかよ...迫撃砲が降ってくる間隔を見計らう暇もねぇし...」
「追いついたぞ...!」
「逃がすかよ機械野郎ォ!」
「行かせはしない!」
「(木道君が見えた!)」
最終関門に入れたものの進行にためらっていると上位陣が追いついてきた
(ゲェ!飯田まで来てやがる!...緑谷もいるし...やるしかないか...!)
「ムラサメ!戻れ、キュリオス!発進どうぞォ!」
ムラサメを足場にして飛び上がりムラサメをしまう、そのまま自身の下にキュリオスを呼ぼうとする
「させるかよォ!!」
「落とす!!」
それをさせまいと爆豪が特大の爆破を、轟が無数の氷を放つ
「...っ...!」
ドゴォォォォォォォン!!!「トランザムゥ!!」
木道は空中でムラサメをしまっていた
ユニットを出してはいたが隙を狙われ回避は絶望的で確実に当たった
「...!」
「っヘ!ザマァねぇぜ!...ア”ァ?」
「あとは爆豪を...!?」
「木道君...っ?」
「木道君!...いや、彼なら、っっ!?」
その場にいた爆豪、轟、緑谷、飯田の全員が彼に大打撃を与えたと思っていた
...が爆炎からは真っ赤に何かが高速で過ぎていった
(あの野郎ォ!)
(クソッ、駄目だったか)
(あれは...木道君...もしかしてアレを!)
(彼はあんな物まで隠していたのか...!)
その何かは
「っグゥ...キッツ」
トランザムを使用したキュリオスだった
最初から飛行形態で呼び出し即座にトランザムを発動しなんとか掠めるだけにとどめていた
「ッ!させるかよォ!!」
我に返った爆豪が爆破を利用して追い掛ける
それに釣られるように他のメンバーも走り出す
(切り抜けることだけを考えろ...!迫撃砲を避けることだけを!)
現に他の奴らは追いついてない、なら回避に専念することが勝利への鍵!
「ぁ...ッグ...!」
バレルロールなどを駆使し弾幕を掻い潜る
体への負担はこの際無視することにした
「...!み...えた!ゴー...ル!!」
少しして、ゴール地点が見えてきた時
後方から大きな爆発音が聞こえてきた
(!...緑谷か!)
直感で緑谷が此方に追いつこうとしているのがわかった
その速度は驚異的で数秒で数メートルのところまで近づかれた
(恐らく地雷を利用して加速装置にしたか...相変わらずぶっ飛んだことすんなぁ...)
「だが...それ、でも。おれの...勝ちだぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”!!!」
真っ赤に輝くキュリオスが真っ先にゴールに着く
そのコンマ数秒後緑谷が不時着した
「はぁ...はぁ...がぁ...ゲェッホ!...ゲホッ...ウエ〜...」
「う”ぅ...痛っ...!っ...負けかぁ」
こっちは勝ったことを気にする前に咳き込んで血を吐きそうだってのに、緑谷は負けたことを気にしていた...見た目の割には元気だなぁ...
「あ”ぁ緑谷...俺の勝ぢさ...ハハッ...ウエッ...」
「...えへへ、どっちもボロボロだね」
やっとこっちはカッスカスでガッラガラの声で勝利宣言したのに笑顔で笑って互いの傷に言及した
「そ”うだな...全く無茶するぜ...ん”ん”っ」アーアーコエモドッタカ
「だって、...君に追いつきたかったから」
...タフネスならとっくに負けるんだけどねぇ...こっちは
「そんなに頑丈な体しといてよく言うわ」
「でも、負けちゃったから」
「はっ...次の競技でも勝つ、一位は俺だ」
「いいや、君に追いつく!次は僕が!」
「オイ!いつまで寝そべってんだ!もう退場だぞ!」
「やっべ、マジかよ...!」
「もうそんな時間!?」
...とまぁ、締まらない終わり方で第一競技を終わらせたのであった
緑谷出久と木道我野田のひみつ
実はヒーローの話や戦い方の参考やユニットの話を互いにすると終わらなくなる
勉強会がそのせいで一日潰れたことがある
緑谷はユニットのデータを木道はヒーローの話に詳しくなった
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