掌編集 三題噺   作:息抜きのもなか

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本日のお題は「アスパラガス」「一人っ子」「テープ」の三つです。
気付いたら出来上がってました。訳が分かりません。


子供の話 お題「アスパラガス」「一人っ子」「テープ」

 梓は一人っ子で、兄弟も姉妹もいなかった。

 だからかはわからないが、彼女はアスパラガスに嫉妬した。だって、母がよく買ってくるアスパラガスは、何故か二個セットなのだ。

 テープで括られた一つの束が、さらに二つ束ねられて一つのセットとして売られている。

 その意図が分からなくてもやもやした梓は、子供心でテープを外して見れば何かわかるのかもしれないと、冷蔵庫からアスパラガスを取り出して、テープを剥がしてみることにした。

 

「どうしたの、梓。アスパラ食べたいの?」

 

 母親が奇行に走った娘に意図を問うが、梓はただ首を横に振る。

 外側のテープを剥がしてみたアズサの前には、やはり彼女の見間違いや勘違いなどではなく、二つのアスパラガスの束が転がっていた。

 なぜ、二つなのだろう。よく見るのは一つの束だ。小松菜やほうれん草、ウインナーなんかもテープで括られて二個セットで売っていることがあるが、それ以外のものは基本的に二個セットで売られているものはあまり見ない気がする。

 考えて考えて、梓はふとあることを思いついた。

 もしかしたら、テープが付いているものは双子用なのかもしれない。自分が他の人よりも多く食べるから、両親は双子用の二個セットを買ってきているのかもしれない。

 そうして自分の考えを確かめるために母に向かってなぜアスパラガスを二個セットのものを選んで買っているのか聞く。

 

「え、お母さんとお父さんが結構食べるから、二個セットの方が安くなるの」

 

 さも当然の道理だとでも言うように答えられて、間違っていた梓は臍を曲げた。

 そして全く悪くないアスパラガスがなんとなく気に入らなく思えてきた。

 自分は一人っ子なのに、何で安いという理由だけでアスパラガスは二個セットで居られるのだろう。ずるい。ずる過ぎる。

 その日は母がアスパラガスを茹でて振る舞ってくれたのだが、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いというように、今までは気にならなかった筋張った触感が気になるようになった。

 梓はアスパラガスが嫌いになった。困った顔で笑う両親は、しかし次からも二本セットを買うことを止めなかった。

 


 

簡単プロット

梓は一人っ子だ。アスパラガスのテープが疑問で、剥がしてみることにした。双子用なのかと考える。

単純に安いからだと聞いて、梓は面白くなかった。梓はアスパラガスが嫌いになった。

 

プロット通り。プロット含めて15分強。短くまとめたと思えば良い。良いんだけど。

なんだこれ。意味が分からん。けど子供なんてこんな気もする。

終わりをうまくまとめようと意識したんですが、お話自体が意味不明でした。疲れているのか?

でもプロット通りに短くまとまったのは僥倖。続けていきたいところです。




ちなみに本文が短すぎていつものあとがきを本文にねじ込んでいます。
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