お題が難しすぎましたがギリギリまとまりました。
そろそろ髪が伸びてきたので、髪を切りに行こうと思い立った。
引っ越しを終えて初めての散髪だったので、手元の端末を使って近くの床屋を検索する。残念ながら徒歩五分圏内にはない。どうやらこの炎天下の中少し歩いて向かわなければいけないらしい。汗かきなので到着までに髪が汗でべとべとにならないかと心配してしまう。
検索範囲を徒歩十分まで広げてみる。一件だけ見つかった。しかしどうやらお盆の時期だからか休みのようで、残念ながらここもダメ。お盆の終いの土日なので入れ食い状態になるのではないかと思って開いていないことは想定していなかったのだが、もしかしたら帰省する人をターゲットに既に一稼ぎ終わったのかもしれない。仕方ないのでもう少し範囲を広げる。
検索を徒歩十五分圏内に広げると、先程までの白地図状態は何だったのかと言わんばかりに赤いピンが俺だオレだと主張をし始めた。ひいふうみいよお、うん、少なくとも十は下らないだろう。
しかし床屋というか美容院と言うか、これらの類の店は法律で何か縛りがあったのではなかったか。国家資格だったか民間資格だったか記憶があいまいだが、何かそういった類のものが必要だったように思う。そのはずなのに今手元に映る無数の赤い印はそんな資格が必要だとは全く想像がつかないぐらいの量でこちらに訴えかけてくる。一番多い道など、一つの道を通るだけで四つぐらいの美容院を通ることになっているようだ。
さて、問題はここからである。こんなに数があると選びにくいのである。料金を比較しようにも載せていないところもあるし、載せているところは載せているところで少しお高めである。千円カットの店は三件ほどあるようだが、どれもレビューで何とも言い難い評価を貰っている様子である。
この中から自分にあった腕のいい担当者を選ぶことなんてできるのだろうか。まるで茂みの中から自分が落とした石を見つけるぐらい難しいのではと思ってしまう。
理容師という茂みは鬱蒼と広がっていて、その丈をもってして足元を覆い隠す。どんな状態なのか、どんな仕上がりになるのか、店内の写真などから多少は雰囲気を感じることは可能だが、良い感じだと思う店は総じて予算を遥か超えていくお高めの店たちである。薄給のサラリーマンでも払えないわけではない金額ではあるが、毎月あるいは二カ月に一回だとしても散髪程度にその金額を掛けると思うと少し気が引けるような額であった。
迷った末に、合わなければ次回変えればいいだろうと千円カットの店に向かうことにする。
案の定噴き出した汗を拭いつつ期待と若干の怖さを握りしめて、店の扉に手をかけた。
簡単プロット
美容院を探すと徒歩十五分の圏内に十個以上あった。法律で決められた資格が必要なのにそこら中にいるように思える。その中から自分に合った人を選ぶなんてできるのだろうか。そんなことを考えながら手近な1000円カットの店に入った。
お題がむずい。以上。
数日サボったのはちょっと創作との向き合い方を思案してました。結局日課は続けることに。
本日のタイムは22分。まあ順調。クオリティは、どうなんですかね? 悪くないぐらいな気がしますが、正直お題がお題なんで無理やりどうにか接合しただけなんですよね。
それはそれとして三題噺はこの文体で行くことになると思います。