テラリア転生者が次はグラブルに転移した話RE   作:なかえもん

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すごい遅れました。すみません。
言い訳をすると十賢者の最終にこの1ヶ月間かかりきりで、なんとかハーゼリーラの最終とカイムの5凸まで終わらせました。

一応次の話もクリスマスの続きで出来るだけはやく投稿する予定です。

誤字修正ありがとうございます!!


クリスとマスでクリスマス

sideケイン

 

「だ、大丈夫かね!?すまない。わしがうっかりよそ見をしていたせいで……」

 

「大丈夫ですよ、こちらこそすみません。トナカイが怪我しちゃいましたね…」

 

信じられないかもしれないが。それでも聞いて欲しい。

 

「ところでその格好、もしかして……」

 

「ほっほっほ。君の思っている通り、わしは()()()()()()()じゃよ。」

 

まじか。まあ格好で何となく想像できたけど、この人サンタクロースか。

 

さて、問題は俺がそのサンタクロースと事故ったことである。

ど、どうしよう。俺保険とか入ってないんだけど……

 

あわあわと俺もサンタクロースも慌てていたが、とりあえず深呼吸し、軽く自己紹介を俺もした後、落ち着いて話をする。

 

「改めて、すまんのぉ、まさかこんな超高度に人がいるなんて思わなくてのぉ…」

 

「まあたしかに…この高さを飛んでる人は普通いないですよね。」

 

この世界の人間も空を飛べるが、そうは言っても人によるがある程度の高度まで、と付く。

なんせ高く上がれば上がるほど気圧や温度が低くなり、あまりにも上がりすぎると高山病になり、命に関わるからだ。

あいにく俺は宇宙まで飛んで行っても何ともないテラリアボディなので気にせず超高度を飛んでいたが、それを同じく超高度を飛んでいたサンタクロースとぶつかり事故を起こしたわけだ。

 

「その、この後プレゼントは配れそうですか?」

 

「むぅ……これは……厳しいのう…」

 

ど、どうしよう!?このままだとプレゼントを配れなかったら、それにもしプレゼントが壊れてたら俺が損害賠償を払うことになる!?

 

ら、ラカムに電話を……落ち着け俺、そもそもこの世界携帯普及してねぇし。

 

「ふむぅ、賠償などはしなくていいんじゃが、このままだとプレゼントを配れないからのう。お主に手伝ってもらいたいのじゃが…」

 

「ぜひ手伝わせてください。」

 

そして出来れば賠償金は有耶無耶にしてください、その心の中で付け足す。

こうして俺はサンタクロースの手伝いをすることになった。

 

 

_________________________

 

さっそくサンタクロースらしく"サンタ衣装"を着て、"レインディアベル"を鳴らして赤鼻のトナカイを呼ぶ。

 

久しぶりにこいつに乗るな。

 

「珍しく本当のサンタらしいことが出来るぞ。良かったな、ルドルフ。」

 

フンス!と鼻を鳴らしてやる気万全のマウントことルドルフ。

 

レインディアベルは飛行可能マウントの1つで、ルドルフという名前の赤鼻のトナカイを召喚できる。

これ以上に無いほどクリスマス向けのマウントだが、入手難易度がかなり面倒なので持ってない人も中にはいたと思う。

 

「よし!さっそく行きましょう!」

 

「……お主サンタクロースの仕事に興味あったりしないかのぅ?」

 

「(興味)ないです。」

 

あの世界のサンタにも言えることだけど、サンタクロースって普通の人間には務まらないと思うのよね。

それに俺がそんな高尚なことを全世界で毎年できるとも思えない。

せいぜい俺がするのは親しい子供や知り合いにプレゼントを送るくらいにしたい。

 

「わしももう歳でのう……ここ最近は毎年クリスマスの時期限定で腰を痛めとるんじゃ。」

 

「サンタなのにクリスマス動けなくなるのは致命的すぎません?」

 

「わしが腰をやることでプレゼントを配るためにクリスマス衣装の女の子が見れるんじゃぞ?」

 

「毎年休んでていいですよ。」

 

プレゼントを配るという労働に対してクリスマス衣装の女の子という報酬がデカすぎるので出来ればそのまま毎年クリスマスに腰痛が再発して欲しい。

 

そうやって雑談をしながら、トナカイは空を駆ける。

ルドルフこと今回使っているマウントは無限飛行ではないのでわざわざ"アイスロッド"を使って逐一着地点を作り、飛び直している。

正直面倒くさいけど、今回はサンタらしさ優先である。

 

「お主、そこはそのまま真っ直ぐ進むとワイバーンの群れに行くことになる。迂回した方が良いのう。」

 

「あー、わかりました。まあ大丈夫ですよ、ワイバーンくらいなら。」

 

一応サンタクロースの言う島に最短距離で向かっているのだが、そうするとワイバーンの群れにぶち当たるらしい。

とはいえ、チマチマ迂回するのも面倒くさい。

だから、殲滅しながら進む。

 

"デッドリースフィアスタッフ"を使い、スフィアを2体……いや、荷物を守りたいならもっとだな。パパっと召喚用の装備にロードアウトを変更して一気に8体出す。

 

「あ、サンタさんあんまり血とか苦手なら目をつぶってた方がいいかも。」

 

「大丈夫じゃよ。そもそもわしも普段はトナカイで魔物を轢き殺してるからのう。」

 

わーお意外とバイオレンス。サンタの赤は魔物の血の赤か。

 

ワイバーンは無謀にも自身の群れに突っ込んできた人間2人とトナカイを見て襲いかかろうとする。

 

 

が、そんなワイバーンの頭に刃が刺さる。

ワイバーンに刃を刺しているのは俺が出した球体。

デッドリースフィアと呼ばれる日食の時に出てくる殺人機械?である。

 

球体は時には刃、時には棘、焼き切るように炎を出しながらワイバーンに突撃する。

 

そんなに強いタイプじゃなくて良かった。地方によっては同じワイバーンでも強いやつとかいるしね。

 

それにしても……この世界のワイバーンは俺の世界のワイバーンとかなり違うんだよな。

どちらかというとベッツィに見た目が近い。俺のとこにいたワイバーンはどちらかというと竜のような長い体で翼がなく、なぜかアルカイックスマイルをしている。本当になんで?

 

途中ワイバーンの血が飛び散ってくるが、サンタの赤い衣装のおかげで目立たないので気にせず突っ切って目的地の島まで着いた。

 

時刻は夜の7時、良い子はもしかしたら寝ているかもしれない時間だが、どうやら今日サンタクロースが来るのを楽しみにしていたであろう子供たちがソリを地面に下ろした途端みんな寄ってくる。

 

「すげー!!サンタクロースだ!本物だ!」

 

「えー?でも、1人はお髭が無いよ?偽物かな?」

 

ごめんね、俺ってスタイリストにお願いしない限り帽子か髭のどっちかしか選べないんだよ。

今回サンタの帽子を被る方を優先したので髭が無いのである。

 

なんでお髭が無いのー?と子供たちに聞かれて濁しながらプレゼントを配る。

 

 

というか俺がプレゼントを配る側に回るなんてな、今でも信じられないぐらいだ。

 

昔?寧ろモンスターぶっ殺してプレゼント奪う側でしたが?

 

プレゼントという名の闇鍋から狙いのアイテムを入手する為にクリスマスにも関わらず日食やブラッドムーンを起こして鏖殺してましたが?

 

こんな人間が今やサンタクロースの代わりになってプレゼントを配る側に回ってるんだぜ?ほんと、何があるか分からないよな。

 

「ケインくん。次に島に行くぞい。」

 

「あ、わかりました。バイバイ、みんな。」

 

「うん!また来年も来てねサンタさん!!」

 

まだまだ次の島で配る予定があるのでほどほどに子供達と話したあと、急いで次の島に向かう。

 

そうして向かっている途中……

 

「んー?サンタさんって毎年特定の生き物に襲われてたりします?」

 

「ふぉ?なぜ急にそんなことを……」

 

「誰か尾けてきてますよ。」

 

シェルフォンに反応があった。

誰だ?さっきから結構な速度で動いているのに振り払えない。

 

やがて俺たちを追っていたソレは姿を表した。

 

パッと見は美少女だ。しかしその格好は腕には拘束具で縛られており、首元につけるようなアクセサリーだけで服をつけてない。

仮にもクリスマスなのに大分露出が激しいなこの女。

 

これが普通の女の子なら胸元とか見ないように視線をそらすのだが、こちらを見る視線には殺意を感じるため睨み返す。

 

「よぉクソジジイ、久しぶりだな!」

 

「き、君はあの時の……」

 

「暇だからまたオモチャとして遊んでやるよ。」

 

そういうといきなり氷塊を複数個だして襲ってきた。

急展開すぎない?そう思いながらも"スカイドラゴンフューリー"を出し、突くように振る。

 

スカイドラゴンフューリーは珍しいタイプの棍のような武器で2つの使い方がある、普通の武器のように振り回す使い方と突くことで水色の少しその場に留まる球体を発射する。

向かってくる氷塊一つ一つにその球体をぶつけることで相殺する。

 

「邪魔すんじゃねぇ!クソ人間が!!」

 

「サンタさんそれ持って先に島に向かっててもらっていいですか?」

 

レインディアベルをサンタさんに渡す。多分、これを持っていればルドルフも言うことを聞くはず。

 

「聞いてんのか!食い殺すぞ──」

 

「お前はこっち。」

 

そういい、すぐにいつものハーモニーでテレポートすると同時にスカイドラゴンフューリーで痴女の頭を殴りつける。

まだ正体が分からないので死なない程度の威力だが、それでも人一人気絶させるくらいは出来る力で殴ったが……

 

「……殺す、テメェはゼッテェ殺す!!」

 

あんまり効いて無さそうだ。けど、サンタからこっちにヘイトが向かった。

この痴女を誘導しながら、島を探す。

別に空中で戦ってもいいんだが、あえて近くの小さな島に着地する。

 

「お前、星晶獣か?」

 

俺にとっては結構大事な質問をする。この答えでこいつをどうするか決まるしな。

 

「あぁ?そうだよ。だったらなんだよ、いまさら怖くなったか?」

 

答え方的に星晶獣か。よかった。

 

「星晶獣なら、殺しても死なないから楽でいいんだよな。」

 

「ー!!誰を殺すって!?」

 

星晶獣の痴女の後ろからゲートのような丸い円が出てくるそこからは鎖が延びて痴女の足や腕を拘束しながらも、殺意と威圧感だけは尋常じゃないほどこちらに向けてくる。

 

というかなぜ急に緊縛プレイを始めたんだろう……なんだろう、何故かこの前1回会っただけのデザイナーの変態がこの場にいたら喜びそうだな、と思ってしまった。

 

まあ真面目に考察すると、多分ルリアがよく呼ぶバハムートと同じで、拘束されているのだろう。

 

「決めたぜ、テメェはゼッテェ噛み殺す!!逃げられると思うなよ!!」

 

……人に敵対的な星晶獣。

 

()()()()()()()()()()()()、殺すか。どうせ殺してもコアになるだけなんだし。

 

ガチの装備に着替えてスカイドラゴンフューリーを持つ。

久しぶりに意識を切り替える。普段の相手を倒すために戦うのではなく、殺すために戦う。

 

精神を限りなくあの世界にいた時に戻す。

 

初めに言っておくが、俺は痛いのが嫌いだし、何度も死んだことがあるけど未だに死ぬのも怖い。

 

そんな俺があの世界で生き残れたのは、痛みも死への恐怖も、それを上回るほどの気持ちを胸に戦うことだ。

 

「フェンリルだ、冥土の土産にオレの名前を教えてやるよ。」

 

「へぇ?キャンキャンうるさいからてっきりチワワって名前だと思ってたよ。」

 

「───あ?」

 

あ、チワワは通じるのね。そういえばスフラマール先生もこの前シーズーって名前出してたな。

 

スカイドラゴンフューリーをフェンリルに向ける。

 

「来いよ、その吠え癖、躾てやるよ。」

 

「テメェ死んだぞ!!」

 

いつも通り、痛みや死に対する恐怖心を、その倍の相手を絶対に、何がなんでも殺すという殺意で上書きする。

そうして俺とフェンリルはクリスマスにも関わらず、殺し合いを始めた。

 

 

 

………よくよく考えたら今までのテラリアのクリスマスとあんま変わんねぇな、とりあえず殺し合う感じとか。

 

 

 

_________________________

 

sideフェンリル

 

最初はまたボールみたいな丸いジジイで遊んでやろうと思っていただけだった。

この前のクリスマスでもいたぶって遊んだことがある。無抵抗だったから、オモチャにしてプレゼントを奪ったりした。

まあその時はあのグラン達(お調子者共)に邪魔されたがな。

 

また散歩をしていたら、見慣れたソリを見つけたから追いかけた。どうせロキの野郎は俺がこいつで遊んでも見逃してくれるからな。

 

……そう、遊ぶつもり。だったんだ。

 

「ぐっ!?クソが!」

 

オレが放った氷塊を全て避けながらソイツは向かってくる。

こんなのがいるなんて聞いてねぇぞ……!!

 

あのジジイと同じソリに乗っていた同じサンタのダセェ格好してた奴は、オレを煽って勝負を仕掛けてきやがった。

本当にこいつサンタか?そう思うほど、気持ち悪いくらいこっちに殺気を向けてくる。

 

「ここだ、死ね──」

 

「下手くそ。」

 

オレが出した不意打ちのこいつの後ろから出した氷の棘は軽く体を捻って避けられると同時に顔面にさっきからこいつが持っている赤い棍でぶん殴られる。

 

「クソが!後ろに目でもついてんのか!?」

 

「後ろじゃなくて横だけどな。まあ伝わらないだろ、この話。」

 

「何言って──」

 

「とっとと死ね。」

 

「キャッ!?」

 

クソクソクソ!この野郎!!!

オレを何度を棍で殴りつけるこいつにどんどん怒りが溜まる。

 

けど、オレの本能は冷静に逃げろ、とさっきから訴えている。

相性が悪すぎる。オレの氷は全て片っ端から避けるか破壊されるし、なによりオレの腕が縛られてて使えねぇ。

悔しいが認める。今のオレじゃ絶対に勝てねぇ。

かと言って人間如きにしっぽを巻いて逃げるくらいならここで死んだ方がマシ、とオレのプライドが訴える。

 

そうやってウジウジと迷ってる間にコイツはオレを絶対に殺すために少しずつ追い詰めていく。

 

ここは悔しいが撤退…………する前にひとつ仕返しをしてやる。

 

「舐めてんじゃねぇぞ!!」

 

そう言ったあと、雄叫びをあげる。

 

フロストラウド、オレの技のひとつで、雄叫びによって相手を一瞬動けなくさせる。

 

予想通り一瞬動けなくなった野郎に最速で氷塊を複数個飛ばす。

忌々しいことにすぐに謎の瞬間移動で避けやがったが、ギリギリ間に合わなかったらしく、右脇腹と腕がえぐれていた。

 

思わず笑みが零れる、どう見ても致命傷だ。

 

「どーだクソ人間。調子に乗ってるからそうなるんだよ。」

 

このまま放っておいても失血死しそうだが、それじゃオレの気が済まない。

魔力を解放する。近くにある自然物を全て凍らせ、パキパキと音を立てながらこいつにトドメを刺すために過剰なほどの氷を出す。

 

このまま殺す。そう思ってふと傷口を改めて見る。

 

あん?()()()()()()()()()

傷口が凍りついてるのか?まあいい、殺してからまた確認すりゃいい。

 

「………勘違いしてた、お前のこと野良犬かなんかだと思ってたよ。」

 

ふと、オレがトドメを刺す前にそんなことを言ってきた。

 

「なんだ?今更命乞いか?」

 

人間の負け惜しみを聞くのは意外と嫌いじゃないからな、聞いてやろうと思っていたが。

 

「違ぇよ、なんで俺にすぐトドメを刺してこない?追撃してこない?まだ勝負は決まってないのに。」

 

「あん?死に損ないが何言って…」

 

「だからお前は野良犬じゃなくて、どこかで飼われてるわんちゃんなんだろ?飼い主が来てくれるのを待ってるのか?」

 

猟犬みたいに、そう鼻で笑いながら言ってきやがった。

 

血管が切れそうになる。忌々しいが今のオレが飼われている図星をつかれたからだ。

そんなに死にたいなら望み通りトドメを刺してやる。

 

「フローズヴィニトル!!」

 

全てを凍らせて砕く。冷気を辺り一面に撒き散らしながら目の前にいるクソ人間に100を超える氷塊を叩き込もうとして……

 

「お前、水を操れる訳じゃないんだろ?ならこれで充分だ。」

 

突如出てきた炎が全ての氷塊を溶かした。

あのクソ人間、炎を出す銃みてぇなもんもってやがる!!

 

「クソ!!なんでサンタがそんなもん持ってんだよ!?」

 

「昔見たサンタは似たようなもん持ってたけどな。」

 

んなもん持ってるサンタがいてたまるかよ!?

 

クソ人間が銃を持ち替えて撃つ。

弾……いやこれは釘か!?釘をオレの目に当てるように撃ってきたので急いで避ける。

これは勘だが、ただの釘じゃねぇ!絶対なにか仕込んでやがる。

 

「甘い。」

 

「キャン!?」

 

避けたとこを予測するようにテレポートしてきた野郎に鍵見てぇな形をした剣で打つ。

そしてすぐにオレの腕、頭、腹と当てていく。

クソ、なんだこれ、殴られれば殴られるほど痛ぇ!?

 

クソッタレ……この拘束具さえ無ければ!!

 

1発1発殺意を込めて何度も何度も俺のことを剣で打ち続ける。

退こうにもこいつの方が素早いから逃げられねぇ。

 

ここまでか?そう頭によぎった瞬間。

 

「ちょっとちょっと?僕の飼い犬になんてことするんだい。」

 

「……君は?」

 

本来なら顔を見るだけでイライラしてくる野郎だが、今回に至っては助かったぜ。

忌々しいが今のオレの飼い主でもあるロキが来てくれた。

 

「僕かい?僕はロキだよ、よろしくね。」

 

「はぁ、よろしく。で、この子の飼い主なの?」

 

「うん、ごめんねうちの子が。この子気性が荒くてさ。」

 

「……チッ!」

 

本来なら飼い犬扱いしてるこいつに一言言い返すとこだが、今そんなことしたらどうなるか分からねぇ。

このクソ野郎。さっきからロキと話してる間もずっと剣を離さず俺に向けてやがる。

俺が少しでも動いたら即座に頭を砕く気だな。

 

「でさ、まだフェンリルを使う予定があるから、今死なれちゃ困るんだよねー。」

 

「はぁ、それで?」

 

「僕がすっごく困るからやめて欲しいな〜?」

 

「??うん、それで?」

 

「困るからやめて欲しいだけど?」

 

「え?だからそれで?」

 

「「????」」

 

「スゲェな、自分勝手なクズ同士の会話って成り立たないんだな。」

 

自分が困るからやめて欲しいと訴えるロキとそれで自分に何のメリットが?とでもいいたげなクソ野郎を見て思わずそう呟く。

 

「うーん仕方ないなぁ。それじゃあ、見逃してくれたらサンタにはもう手を出さないように言い聞かすよ。」

 

「それさぁ、フェンリルを殺しても結果は同じじゃない?」

 

「いやいや、もっと平和的に行こうよ。」

 

「そうは言うけど、最初に突っかかってきたのはこいつだぜ?」

 

実際この野郎の言う通りだが鍵みてぇな剣でつついてくんじゃねぇよ。

 

「まあまあ、この子は田舎のヤンキーみたいなものだから許して欲しいな。」

 

「……そっかぁ。」

 

「クソが!!この鎖さえなければ今すぐ2人揃って咬み殺すのによ!!」

 

誰が田舎のヤンキーだ!んなチャッチなもんと一緒にすんな!オレは星晶獣だぞ!!

 

「はぁ、これ以上時間をかけられないし、今回は見逃すよ。」

 

「本当かい!いやーよかったよかった。」

 

そうしてあのクソ野郎は俺に目を合わせる

 

「次戦うことになったら絶対に殺す。」

 

「ぬかせ、次こそオレが咬み殺す。」

 

「ちょっとー?仲直りして欲しいんだけどなー?」

 

屈辱だ……とっとと力を取り戻して、次こそ殺す。

 

「大体?いつまで文字通り縛りプレイしてるんだよ。さすがに死にそうになったら辞めればいいのに。」

 

「知るかよ。ロキの命令で縛られてるんだ。オレだってこんなもん外してぇよ。」

 

「うわぁ、緊縛プレイかぁ……」

 

「それは必要なものだから付けてるのであって決して僕の趣味じゃないからね?」

 

きんばくぷれい?がなんなのかは知らねぇが、ロキが少し焦ってるの見ていい気味だと心の中で嘲笑う。

 

そうしてアイツは空を飛んであのジジイが逃げて言った方向に飛んで行った。

 

アイツの姿が見えなくなると、ロキがため息を出す。

 

「はぁ、フェンリル。次はやめてくれよ?僕もうアイツと話したくないし。」

 

「あん?そんなに嫌だったのか?」

 

こいつがここまで嫌そうな顔をするのは珍しいな。

 

「彼さぁ、今回はまだ良かったけど、根本的に話が通じない感じがあったからね。」

 

「話が通じないだぁ?」

 

「うん。あーいうタイプは昔話したことあるけど、コミュニケーションが成り立たないんだよね。話を聞いてるようで聞いてないし。」

 

「けど退いたじゃねぇか。」

 

「僕の小粋なジョークのおかげさ。」

 

そこまで小粋でも無ければ面白くもなかったけどな。

 

「さ、またクリスマスのスターダストでも見ようか。」

 

「チッ、何が面白いんだが、あんな腹が膨れる訳でもねぇ景色が。」

 

そう愚痴りながら、ロキについて行く。

 

次こそはアイツを殺す。そう胸に秘めながら。

 

 

 





"サンタ衣装"

フロストレギオンと呼ばれるマイナーイベントをクリア時し、クリスマスの時期にだけ来てくれるNPCサンタクロースが売ってくれる衣装装備。
殺して奪えないのに注意

"レインディアベル"

フロストムーン時に出現するミニボス、アイスクイーンを討伐時に極低確率で出てくるマウント。
肝心の性能ははっきり言ってしまえばあまり強くないが、入手難易度からゲットできた時に達成感がある。
ちなみに投稿主は初めてのフロストムーンで落ちた。

"アイスロッド"

氷のブロックを出して攻撃する魔法杖だが、特徴として放ったアイスブロックはブロック扱い出来るため建築などで仮置きのブロックとして役に立つ。
空中の何もない空間にブロックを設置出来る便利さはサンドボックス系のゲームをやっている人ならわかるはず。
ちなみに武器としてはハードモード以降ではないと手に入らないのに攻撃力が28と低く、時期と実力があってない武器。

"デッドリースフィアスタッフ"

日食イベント中に出てくるデッドリースフィアを討伐時に入手可能なミニオン召喚アイテム。
高速移動に感知範囲の広さと優秀なのは間違いないが、ライバルに白虎とシャークトルネードとUFOがある。
どれも優秀なので選ぶのに困ってしまう。
元ネタはファンタズムの殺人球体ことシルバースフィア。

"スカイドラゴンフューリー"

ベッツィ討伐時に手に入る近接武器。
右クリックと左クリックで違う使い方をする面白い武器。
優秀なのは間違いないが、問題点はベッツィを討伐するのがかなり難易度が高いのと、近接武器ライバルで同じくベッツィ討伐時に手に入るフライングドラゴンやテラブレードがある。

意図的にオリ主ことケインくんの解説をしていませんが、少し解説すると実は三人称視点を使えます。
けどこれを使うと悪いこと(部屋越しの覗き)に使えるのと使い続けると気持ち悪くなるため普段使いをしないようにしてます。
ランスロットとの勝負の時は奥義を相殺時の煙で見えなかったため不意打ちを食らってます、

グラブルとテラリアは知っている?

  • 両方とも知っている。
  • グラブルだけ知っている。
  • テラリアだけ知っている。
  • 両方とも知らない。
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