ゲシュペンストの異世界渡り -Multiverse Crusaders- 作:サツキタロオ
・分岐ルート1
東京ルート(東リべ)
新潟ルート(妖怪学園)
の選択。
「ふう……ようやく戻ってこられたな。」
鎮守府近海に帰還できた響たちは、深いため息をつきながら呟いた。
久しぶりに見る基地の光景に、皆の緊張も少しずつ解けていく。
「……あの異世界とブルーホールが繋がっていた、というのか。」
瑞鳳は手にしていたパンを齧りながら、難しい顔で呟いた。現在は艦長同士のブリーフィング中で休息中。
メンバーはシロガネの食堂で食事を食べていた。
「ブルーホールそのものが、あの異世界へ通じる“ゲート”みたいなもんじゃないか?」
球磨が顎に手を当てて考察する。
「だとすると……次に潜る時は、あの骨の化け物や、テロもどきの連中とも戦う事になりそうだな。」
御影の言葉に、星も小さく頷いた。
「うん……あれは強そうだった。」
「だが、負けるつもりはない。僕や、ヴァーリが居るんだからな!」
ケリュドラは自信満々に言い放ち、隣のヴァーリの肩を力強く叩いた。
「……うるさい。」
ヴァーリは鬱陶しそうに払いのけると、ふと周囲を見渡す。
「そういえば、鷹真はどこに行った?」
「……鷹真ならシロガネに戻った。資料をまとめたいらしい。日誌を付けたいとかなんとか。」
響が答えると、ケリュドラは肩を竦めて「真面目だな」と呟いた。
――――その頃。
シロガネのブリーフィングルームでは、艦長たちが作戦会議を続けていた。
モニターには東京と新潟のエリアが表示されていた。
「なるほど……ハガネは東京に向かうのか。」
「そうなんすよ。俺たちは終戦後から治安維持の任務で、不良どもの鎮圧をやってまして。」
「……それが今日で一区切りになる。せっかくだから、そのまま東京方面の調査も進める予定です。」
「ふむ。我々の方は、新潟方面でDBD反応を確認した。シロガネはそちらの調査に向かうことにしよう。」
「うむ……見事に進路が分かれたわけだな。」
天津風と艦長の協議の末、次の行動はこう定められた。
ハガネ部隊には響、球磨、瑞鳳が同行。
シロガネ部隊には御影、星、ヴァーリ、ケリュドラが同行。
「ゲシュペンストはどうしますか?」
副官の問いかけに、艦長たちは一瞬黙り込み、それぞれの戦力配分を思案し始めた。
「我々的にはゲシュペンストを同行させたいですが…」
「こっちとしては鷹真にはこっちの世界の詳細を知って欲しいって思いますね。」
「あなた達はこっちに来てから日が浅い。それにゲシュペンストは戦力としてはかなり強めだ。市街戦にも慣れさせた方がいいかなって。」
「ううむ…これは迷うな。」
アンケートでどっちかのルート選択があるので多い方に行きます。
選択してないルートも書くかもしれない。
別の分岐ルートも…
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見たい
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見なくていい