匠伝   作:ズッキーミ

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第1話

匠

「ただいま」

 

匠が玄関に入ると1人の女性が飛びついてきた

 

麗秦

「おかえり!匠くん!」

 

匠

「おお!?どうした?何かいい事があったの?」

 

麗秦は匠から降りニコニコしながらリビングの方に歩いていった

匠は疑問を抱きながらリビングに入った

 

 

リビング

 

 

麗秦

「これー!」

 

麗秦が持っていたのは武具種だった

 

匠

「ん?武具種?」

 

麗秦

「起動させてみて」

 

匠は武具種を受け取りトリガーを引くとバレット型の銃が作り出された

 

匠

「な、なにこれ!?」

 

麗秦

「とっても強い銃だよ、匠くんが今使ってる弾よりも取り回しは良くないけど1発の威力は何百倍もあって命中精度もバツグン!」

 

匠

「ふむふむ」

 

麗秦

「それでね!何キロも先のターゲットにも誤差なく撃てて風の抵抗があっても数十センチしか誤差が無いの!」

 

麗秦が必死に説明しているところを見て匠は笑った

 

麗秦

「な、なに?」

 

匠

「俺のために必死になってくれてありがとう」

 

匠が麗秦の頭を撫でるとたちまち顔が赤くなった

 

麗秦

「はうぅ…もっと褒めて」

 

匠

「よしよし」

 

匠は麗秦の髪をぐちゃぐちゃにした

 

匠

「それにしてもこんなに大きいのに軽いな」

 

麗秦

「すごいね!これでも20キロはあると思うんだけど」

 

匠は片手で銃を持ちスコープを覗いた

 

匠

「ふむふむ…結構遠くまで見えるんだな」

 

麗秦

「一応3キロ先まで見えるよ!」

 

匠

「ありがと、今度の依頼で使わせてもらうね」

 

麗秦

「うん!どんどん使って!…そうそう神奈がね!お絵かきをしてくれたの!」

 

麗秦は机の上に置いてあった画用紙をとり匠に見せた

そこには麗秦と匠と小さな子供が3人描かれていた

 

麗秦

「7歳に見えないぐらい上手いよね!」

 

匠

「確かに…って俺も描いたのか」

 

二人で話していると別の部屋から小さな子供が頭を出していた

 

???

「パパ…」

 

匠

「あ!神奈ーおいで」

 

神奈は無言で匠に近づき抱きついた

 

匠

「おー?どうした?」

 

神奈

「寂しかった…」

 

神奈の目には少し涙を浮かべていた

匠は頭を撫でてニッコリ笑った

 

匠

「ごめんな、ギルドのお仕事が多くてね…明日また行っちゃうんだ」

 

神奈

「やだ…行かないで…」

 

神奈の声を聞いた2人は少し悲しい顔をした

 

匠

「ごめんな…でも大丈夫、必ず帰ってくるから」

 

匠がもう一度頭をなでていると同じ顔をした子供2人が頭を出していた

 

匠

「お?霊奈も朝奈も起きてたのか…おいで」

 

朝奈

「わー!」

 

霊奈

「だー!」

 

2人も匠に抱きついた

匠は3人を抱きしめた

 

匠

「3人とも可愛いなぁ」

 

朝奈

「えへへ」

 

霊奈

「うれしい!」

 

神奈

「…」

 

匠

「さて、お父さんもお風呂入ってくるからまっててね」

 

3人はまた別の部屋に戻っていった

 

麗秦

「…明日の依頼はまた難しいの?」

 

不安そうに麗秦が質問した

 

匠

「いいや、そんなに難しくないよ…だから心配しないでね」

 

匠は浴室に向かい風呂に入ってから眠りについた

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