匠伝   作:ズッキーミ

15 / 25
ぱーとじゅうよん

匠伝part17

 

 

その場に冷たい空気が漂い少女は焦りを見せた

 

少女

「匠の様子が明らかにおかしい…ヤバイ!!」

 

少女は再び死体を召喚し少女を囲った

 

少女

「使うしかない!」

 

少女は右目に手を当て目を閉じた

 

少女

「封印全解除!リミッター解除!」

 

少女の様子は変わり大鎌を二つ持った

少女は瞬間移動し釜を振りかざしたが素手で受け止められた

 

少女

「なに!?」

 

「許さない」

 

そのまま素手で鎌を折り粉々に砕け散った

少女は後ろに引きもう一度大鎌を生成した

 

「ああぁぁぁぁ!!!」

 

匠の髪は白くなりゆっくりと立ち上がった

周りにいた死体は灰と消えた

 

少女

「舐めるなぁ!!」

 

少女は右手はドラゴンの鉤爪のようになり匠の腹部を貫いたが瞬時に再生された

匠は少女の腕をつかみ投げ飛ばした

 

少女

「クッ!...は!」

 

少女が気づいた瞬間匠の拳が現れ地面に叩きつけられた

少女は瞬間移動し離れたが匠に背後を取られ吹き飛ばされた

 

少女

「舐めるな…私は!神と妖のいもうとだぞ!!」

 

少女が右手を叩きつけると背中から無数の骨が現れ少女を包み込んだ

やがて少女から黒い炎のようなものが現れ左手には槍のようなものを持っていた

 

少女

「神と妖の…」

 

黒い炎は一瞬にして匠に消され骨は砕かれた

 

少女

「…」

 

少女が両手を広げると匠は引き寄せられた

少女は槍を構え匠に突き刺した

匠の様子は再び変わり背後に無数の刀が現れ少女の右手を切り落とした

 

少女

「うわぁぁぁ!!?」

 

右手には黒い腕が現れその手で匠の頭を掴んだ

 

少女

「離すものか!!」

 

「お…わり…だ…」

 

匠は力いっぱいに右手に込め少女の腹部を殴った

 

少女

「絶対防御!!!」

 

少女の腹部当たりに青紫色の骨が現れ右手を受け止めたがヒビが入り粉々になりそのまま腹部にあたり少女は吐血した

 

「…」

 

少女

「ガハッ...(内蔵が…やられた…)」

 

匠がもう一度パンチをくりだそうとした瞬間少女の目の前に神々しい女性が現れた

匠の放った拳をいとも簡単に受け止めた

 

???

「絶対防御」

 

匠は背中の刀を神剣に変え切り刻んだが傷一つ付かなかった

 

少女

「ねぇちゃん!!」

 

???

「ごめんなさいね、こいつがいるなんて聞いてなかったから」

 

女性は少女を連れてこの場から消え去った

匠の姿は元に戻りその場に倒れた

 

匠伝 part18

 

???

「…くん」

 

「…」

 

???

「匠くん!!」

 

「…ん?」

 

嶺秦

「匠くん!」

 

匠が気がつくと病室のベットの上だった

少し横を向くと涙を流している嶺秦と心配そうな顔をしている神奈達がいた

嶺秦は匠が気がつくと抱きついた

 

嶺秦

「よかった…良かったよぉ…」

 

「心配かけちゃったみたいだね」

 

匠が右手を動かそうとしたが全く動かなかった

全身が石のように固まってしまっていた

 

ギルドマスター

「どうやら全身に酷いダメージを受けているようだ」

 

「まじですかぁ」

 

アリミスの王

「全くー匠くんは頑張り屋さんだね」

 

「貴方は?」

 

アリミスの王

「アリミス国王だよー…ゆうって呼んでね」

 

「国王が!?何故ここに!? 」

 

アリミスの王

「まー色々あったわけなのよ」

 

国王は腕を組み頷いた

 

「…あ!!マリーは!」

 

辛うじて動く首を動かし周囲を見渡した

 

ギルドマスター

「…すまない」

 

ギルドマスターが俯くと匠は涙を流した

 

「くそ…」

 

扉がゆっくりと開きそこに若い男性が立っていた

 

???

「神父を見かけなかったか?」

 

ギルドマスター

「さぁ?…って君か」

 

???

「いないか…」

 

扉が再びゆっくりしまった

 

ギルドマスター

「イランダルの再来…何もしていないのに威圧が強いな」

 

アリミスの王

「そんな事言ったらケレスト君たちもだよ」

 

ギルドマスター

「そう?」

 

アリミスの王

「ギルマスさんとかみんなは慣れちゃってるんだょー」

 

ギルドマスター

「そう…なのかな」

 

 

遠征ギルド

 

アール

「帰還...しました」

 

将軍

「アール!!何をしていた!軍はめちゃくちゃじゃないか!」

 

アール

「申し訳ありません…ですが相手にはあのイランダルとルーが…」

 

将軍はアールの頬に平手打ちをした

 

将軍

「言い訳など聞きたくないわ!」

 

アール

「も、申し訳ありません」

 

将軍

「あんな老いぼれジジィ共など…」

 

電話が鳴り響き将軍は電話を取った

 

将軍

「俺だ…なに!?そんな奴絶対に入れるな!阻止しろ!」

 

勢い良く扉が開きアタッシュケースを持った男が入ってきた

 

仮面の男

「どうも将軍様、私仮面の男と申します、以後お見知りおきを」

 

将軍

「なぜだ!守備隊はどうした!?」

 

仮面の男

「少し眠ってもらいました…それでですね用件なのですが」

 

仮面の男は机の上にアタッシュケースを置き中身を開いた

中には小さなカプセル状の物が沢山入っていた

 

将軍

「なんだこれは?」

 

仮面の男

「将軍様たちの力を膨大することが可能です」

 

将軍

「なんだと!?それは本当か!?」

 

仮面の男

「数は1000程つくらせてもらいました」

 

将軍

「ふむ」

 

仮面の男

「お金は要りません…是非ともミリアス軍どもを倒してください」

 

仮面の男はアタッシュケースを置いたままその場を去った

 

将軍

「何なんだあいつ…」

 

アール

「…」

 

 

ミリアスギルド高台

 

 

???

「…」

 

神父

「…イーゼルか…どうしたんだい?」

 

イーゼル

「神父…匠…とはどのような人物なのだ?」

 

神父

「あぁ…匠の事か…」

 

イーゼル

「今回、匠という人物を聞いた瞬間明らかに様子が変わった…何故なのか…」

 

神父

「匠は俺の孫だよ」

 

イーゼルはその言葉を聞いて驚いた

 

イーゼル

「孫…匠の父と母は?」

 

神父

「父の絶…母のリオルダ…二人とも亡くなっているがな」

 

イーゼル

「神の誓いに反する事になるのでは…」

 

神父

「そうだ…だから俺とルーは絶を隠した」

 

イーゼル

「…」

 

神父

「そしてゼツはリオルダと付き合い結婚し子供を授かった」

 

イーゼル

「それが…匠…」

 

神父

「他言無用で宜しくな…この事は俺とルーとイーゼルだけだ」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。