匠伝   作:ズッキーミ

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ぱーとじゅうご

匠伝part19

 

イーゼルが去った後も神父は街を見ていた

 

神父

「何故だ…敵が撤退しここには平和が戻った…なのに釈然としない」

 

シスター

「どうした?」

 

後ろからシスターが階段を登ってきた

 

シスター

「あんたの違和感は間違いじゃあない」

 

神父

「ルーの能力で見えているのか?」

 

シスター

「まあね」

 

 

シスターは神父の横にある椅子に座った

神父も組んでいた腕をポケットに入れ手すりに寄りかかった

 

神父

「また来るか?」

 

シスター

「…あぁ…しかもこの前よりも酷く…しかも第三勢力も現れる」

 

神父

「第三勢力?どんな奴だ?」

 

シスター

「人間じゃない…妖怪のようだ」

 

神父

「ある意味無敵軍か…」

 

シスター

「今度こそあたしらもやばいぞ」

 

神父

「なぁに、俺達はまだ現役だぞ!」

 

シスター

「そうじゃな…」

 

 

ギルド

 

 

ギルドマスター

「やっと一段落つけたな」

 

アリミスの王

「お疲れさん」

 

ギルドマスター

「ゆう…お前は国に帰らなくてもいいのか?」

 

アリミスの王

「あー大丈夫、分身置いといたから 」

 

ギルドマスター

「て、適当だなぁ」

 

ギルドマスターが頭をかいていると黒南が部屋に入ってきた

 

ギルドマスター

「おー黒南?…クロナ? 」

 

クロナ

「はぅぅ…能力の使いすぎで大きくなれない」

 

ギルドマスター

「みんなには?」

 

クロナ

「バレないようにこうやって厚着をしてきたの…って!音猫お姉ちゃん!」

 

アリミスの王の横にいた秘書がビクッと反応した

 

秘書

「クロナぁ…」

 

クロナ 音猫

「いーえーい!」

 

2人はハイタッチするとギルドマスターとアリミスの王はクスッと笑った

 

ギルドマスター

「ほらほら2人とも誰か来たら…」

 

扉がガチャっと開くと秘書は急いで黒南に触れると元の姿に戻った

 

「あの…さっきここで若い女の子の声が?」

 

ギルドマスター

「きっと気のせいだよ…それで?どうしたの?」

 

「あぁ…あのですね是非とも見て欲しいものがありまして」

 

匠が黒と青で着色されている武具種を取り出した

 

ギルドマスター

「それは?」

 

「見ててくださいね」

 

起動させると黒い剣が現れた

 

ギルドマスター

「この剣は…!」

 

「ダークソードそのままの名前ですがね」

 

ギルドマスター

「黒曜石をベースに硬い鉱石を使っているようだね」

 

「ギルドマスターそれは!」

 

ダークソードを振り上げ自分の剣に当てると剣は真っ二つに割れた

 

ギルドマスター

「なるほどね…」

 

「剣が…」

 

匠伝part20

 

 

ギルドマスター

「匠くん…君がよければこの剣を俺にくれないか?」

 

「もちろんです、渡すために来たんですから」

 

匠は武具種のスイッチを押しギルドマスターに渡すと腰に装備した

 

ギルドマスター

「あ、匠…シスターが呼んでいたから教会に行くといいよ」

 

「またー?…わかった」

 

とぼとぼ部屋を後にした

 

 

教会

 

 

シスター

「はい、これでもう大丈夫」

 

ちびっこ2人が教会の入口でおじきをして走っていった

匠はそれとすれ違い教会に入っていった

 

「呼んだー?」

 

シスター

「あぁ…すまぬ…ちょっと、いやかなりやばい物を親父が見つけてしまってな」

 

「またくだらないものだったら美味しいの奢ってもらうからね」

 

シスターは匠を案内した

 

 

教会地下施設

 

 

シスター

「これ」

 

シスターが指さす方には巨大な壁があった

 

「あのさぁ…それ見せられても…!?」

 

匠はその壁の元に走り書いてある文字を呼んだ

 

「ここに眠りし…古の力を持ちし者…復活の時…絶の名の元に…」

 

シスター

「やっぱり読めるのか」

 

「だ、誰が眠っているんだ!?」

 

シスター

「絶って言われていたこの世で最も強い人物だよ」

シスターが壁に手をかざすと壁の文字が光り開いた

そこには棺がひとつ置いてあった

 

シスター

「ここに絶って書いてあるだろう?」

 

シスターが再び指を指すとそこには絶と書いてあった

匠は恐る恐る近づき文字を見ていた

 

「シスター…この絶って人はどうすれば復活するの?」

 

シスター

「すまないねぇ、まだそこまでは解読できないんだよぉ」

 

匠が少しだけ棺を開けるとミイラ化した男の顔が見えた

 

「み、ミイラになっちゃってるじゃないか…」

 

シスター

「そうなんじゃ…それでも復活できるのか心配じゃ」

 

2人が話し終えた瞬間地響きが鳴り大きな音がなった

 

シスター

「なに!?もうなのか!?」

 

「え?え?」

 

神父

「ああ!ここにいたのか!やばいぞルー!遠征ギルドの無敵軍だ!」

 

シスター

「なん…と…」

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