匠
「今回は盗賊団か…」
匠が街を出ようとした所に後ろから声をかけられた
???
「速いですよー匠さん」
匠
「ん?誰?」
凜
「あ!俺は昨日からギルドに加入した凜って言います!よろしくっ!」
凜はお辞儀をしニッコリ笑った
匠
「よろしく、俺はこれから任務だからまた後でね」
匠が出ようとするとまた引き止められた
凜
「俺も行くっす!」
匠
「な、なんで?」
凜
「ほらほら紙よく見て」
紙に匠とその横に凜という事が書いてあった
匠
「2人だったのか?」
凜
「Yes!」
匠
「まぁいいや、よろしくな」
2人は街を出た
山岳
匠と凜は山岳の高い所から盗賊団探した
するとギリギリ見えるか見えないかの所に馬車の上に大きな荷物をつんだ集団がいた
匠
「あれか…」
凜
「匠さん!あれとっても遠くないですか?」
匠
「…大丈夫やれる」
匠は腰についている武具種の中から一つだけ色の違う物を取り出した
匠
「麗秦のこれなら…」
武具種を起動させると巨大な銃が現れた
凜
「な、なんすかこれ!」
匠は銃を構えスコープを覗いた
匠
「うんうん…よく見える…多分耳を塞いでた方がいいよ」
凜は急いで自分の手を耳に当てた
匠がトリガーを引くと物凄い爆音と爆風が起き弾が通った所の空気は裂け白い線がえがかれた
ターゲットに命中し馬車が止まった
匠
「よし…って大丈夫か?」
凜
「こ、鼓膜が破れるかと思ったァ」
凜はその場で目を回していた
匠
「この距離じゃ…転移した方がいいかな…凜飛ぶよ」
匠が凜の首元を掴むと盗賊団の所まで転移した
山岳麓
リーダー
「チッ!!何だってんだ!」
盗賊団のリーダーが舌打ちをし岩をけった
部下
「親分…馬が撃ち抜かれています…何処からかの狙撃ではないでしょうか」
リーダー
「はぁ!?…感知班!!敵を感知できなかったのか!?」
リーダーが大声で叫ぶと後から人が歩いてきた
感知部下
「はい、私の感知範囲よりも遠くからだと思われます」
リーダー
「確か2km先までわかるんだよな…それでも感知出来ないとは…」
リーダーが途方にくれ座り込むと目の前に男2人があわられた
凜
「悪いねおっちゃんお荷物頂戴していいかな?」
凜が声を出すと周りにいた部下が銃を向けた
匠
「凜…さっきまで目を回していたのにな…」
リーダー
「んだ!!貴様ら!…お前ら!やっちまえ!」
部下達が一斉に射撃を始めた
匠が
「武具種 フィールド」
匠の腕に付いていたリングが光り匠と凜を透明な壁で覆った
壁は全く銃弾を受け付けなかった
リーダー
「チッ!!ギルドの野郎か…おい!あれを使え!」
部下は荷物の入った馬車から一人の女の子連れてきた
部下
「コイツがどうなってもいいのか!?」
この女の子は7~9歳位で神奈と同じくらいだった
匠は神奈とその子を照らし合わせてしまい感情的になってしまった
匠
「おい…その子を離せ」
部下
「ばーか!お前らこそここでし…」
部下の頭に刀が現れ首元で止まった
匠
「わりぃ…カッとなると勝手が聞かないんだ…言うことを聞け」
他の部下が後から刀を振り下ろすと体に刀が無数刺さっていた
匠の目元には紋章が現れていた
リーダー
「な、なんだコイツ!」
匠
「さぁ、銃で撃ち殺すか?部下を使って俺を串刺しにするか?さぁ俺を楽しませろ」
匠の目は殺気で満ち溢れていた
部下達は腰が抜け体を震わせていた
凜
「匠さん…」
凜は少し悲しそうな顔で匠を見ていた
リーダー
「チッ!!お前ら!逃げるぞ!!」
盗賊団は少女と荷物を置いて逃げていった
凜
「大丈夫ですか?」
凜が裾を触ると匠はハッと我に返った
匠
「す、すまん…脅かしてしまったな」
凜
「いえいえ大丈夫ですよ」
匠は少女に近づき頭をなでた
匠
「さぁ、君も安全なところに行こう」
匠と凜は少女と荷物を持ってギルドに戻った