匠伝part24
絶
「俺が直々に裁きをくれてやろう!」
絶が腕を振り落とした瞬間地響きが鳴り止んだ
無敵軍
「とま…」
敵の足元から光が放たれたたと思うと消えた
無敵軍
「な、なんだ!?」
絶
「はい、お疲れさん」
無敵軍の足元から腕が生え足を掴み引きずり込んだ
一帯の敵はすべて消えていったが10人絶と同じく浮いている人物がいた
ラムルド
ある男が宮殿内の地下倉庫に来ていた
すると男は何も無い壁に手を当てるとその部位が光り壁が動きもっと地下へ進むための階段が現れた
男はその階段を下り再び何も無い壁に手を当てると壁が開き広い空間が現れた
男
「おい」
男が声を発すると空間の奥にあるソファに横たわっていた少女が薄目を開けた
少女
「…だ…れ…?」
男
「立てそして戦え」
少女
「私を…また……使うの…?」
男
「お前は兵器だ戦わなければただのゴミだ」
少女
「……いやです…」
男は少女の目の前に立ち平手打ちをした
少女はバランスを崩しその場に倒れた
男
「戦え…殺すぞ」
少女
「……か」
男
「?」
少女
「私ばっか!なんでこんな酷い事されないといけないの!!」
少女から覚醒した匠のようなオーラが放たれ周囲の灯りを消していった
男も吹き飛ばされたが華麗に着地した
男
「それがお前の使命だ…使命を果たせ」
少女
「うるさい!」
少女がなにかを男に放ったが偽武具種によってかき消され男は少女の首元に針を刺すと少女の動きが止まった
少女
「……!」
男
「さて、俺のいうことを聞くことだな」
男と少女はラムルドの地下倉庫を抜け地上に出た
少女
「(体が…勝手に…)」
男は少女を担ぎ飛んだ
ミリアス
絶
「さぁて残った方が強い方達だね」
ラムルド十人衆リーダー
アルマルド
ラムルド十人衆副リーダー
月光 断敦
ラムルド十人衆ヒーラー
フルールドラルド
ラムルド十人衆アタッカー
リーマンギルディー
ガルジダ
ラムルド十人衆ガンナー
ナダリ
ノダリ
ラムルド十人衆オールラウンダー
月光 心参
ラムルド十人衆ディフェンダー
ヤザ
ラムルド十人衆ブレーン
リゼ
アルマルド
「我ら十人衆に勝るものなし」
絶
「やって見ろよ返り討ちにしてやる」
アタッカーとオールラウンダーが剣を抜き絶に攻撃した
絶は阿修羅で剣を受け止めると心参は拳銃を取り出し絶の頭目掛けてうちはなった
数時間前 教会地下
匠
「ここに絶が眠っている…」
匠は能力を発動しようと顔に紋章が浮き出た瞬間棺が動き出した
匠
「な、なにが!?」
???
「能力の共鳴で生き返れるのか…」
匠
「だ!?だれ!?」
棺の中から身を上げて匠をみた
???
「君は俺と能力が似ているという事か」
匠
「い、一体何を!?」
???
「俺が復活できたってことは今は戦争なのか…なら君は大切な人を守りに行った方がいい」
匠
「…いや、俺にはみんなを守る義務がるし…それにきっとシェルターに…」
???
「馬鹿いってんじゃないよ!いいから早く言った方がいい!」
匠
「でも…」
???
「いいから!!」
匠
「う、うん…」
匠は急いで教会から出ていった
匠宅
神奈
「なにか…」
嶺秦
「ん?どうしたの?」
神奈
「みんな伏せて!」
リビングの窓から大鎌を持った少女がとひ込んできた
許鬼
「みつけたぁ」
嶺秦
「なんなの!?絶対に子供たちに触れさせない!!」
許鬼
「さぁそんなことが出来るかな」
許鬼が地面を叩くと周囲に妖怪が現れた
朝奈
「……ん?なに?」
許鬼
「貴様からだ!!」
許鬼は妖怪に命令し朝奈を襲わせた
嶺秦は机にあった武具種を起動させ妖怪の心臓に突き刺した
嶺秦
「ふざけるんな!!」
匠
「嶺秦ー帰ったよー」
嶺秦
「匠くん!!早く来て!!」
嶺秦の荒い声をきき短い距離だが瞬間移動し嶺秦の目の前に現れた
匠
「これは!?」
許鬼
「さぁどうする?」
匠
「みんな!!俺につかまって!!」
みんなが匠に触れるとその場から消えた
許鬼
「逃げられると思ってるのか?」
隠れ家
匠が昔使っていた家に瞬間移動した
神奈
「パパァ…」
大粒の涙を流しながら匠に抱きつくとつられた朝奈と霊奈も泣き始めた
嶺秦
「匠くん…」
匠
「やばい…武具種のメンテ途中で完成できてないんだ…」
嶺秦
「それじゃあの能力を…」
匠
「仕方が無いが使うしか…」
二人が話しているとどこからか弓矢が放たれ家に刺さるとそこから炎が現れた
匠
「やばい!!」
匠は自分の着ていた服を脱ぎ水に浸してから嶺秦達の口もとに当てた
許鬼
「逃げられるとでも思ったか!?」
大鎌が飛んできて匠の左腕に刺さった
その刹那家の中に無数の妖怪が入ってきた
匠
「クッ!!」
許鬼
「さぁ魂を渡してもらおうか」
匠
「ああああぁぁぁぁ!!!!」
匠が能力を発動した瞬間許鬼の右腕から骨のようなものが現れ匠の全身に突き刺した
匠の能力は発動せずに膝まついてしまった
匠
「な、なんで…」
許鬼
「能力なんか使わせるわけないだろ?」
許鬼は大鎌を生成させ無力化している匠の右腕を切り落とした
匠はその場に倒れた
許鬼
「あっけねぇな、さてと」
神奈が匠の元に小走りし肩を揺さぶると匠は薄目を開いた
匠
「神奈…お願い…生きて…くれ…」
神奈
「やだよ…パパ…死んじゃ嫌…」
匠は神奈の額に自分の額を当てた
匠
「少しの辛抱だよ…きっとまた会える…それまでバイバイだよ」
神奈
「や…や…」
匠
「ママを…守ってあげて…」
匠が倒れると神奈の顔に複雑な模様が描かれていた
そして右目が赤く左目が青くなっていた
許鬼
「泣かしてくれるね…親子愛ってやつかい?」
神奈
「...」
許鬼
「ゴミは消えた後はあんたらだけだ」
神奈はゆっくり立ち上がり許鬼達を睨んだ