匠伝   作:ズッキーミ

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ぱーとふぁいぶ

匠伝 part6

 

神奈

「パパ…」

 

神奈が目を覚ますとベットの上にいた

神奈は起き上がり辺りを見回すと机に向かって何かをしている匠がいた

「ん?お?起きた?」

神奈は目をこすりアクビをした

匠はにっこり笑い手招きをした

 

神奈

「なぁに?」

 

匠の方へ行くと机の上に武具種が置いてあった

 

神奈

「パパのお仕事って…」

 

「悪い人をやっつけるお仕事だよ」

 

神奈

「パパ…」

 

匠は神奈の方を振り向くと神奈はとてもニッコリした顔をしていた

 

神奈

「とってもかっこいい!」

 

その満遍の笑みをみた匠は少しドキッとなってしまった

 

「そ、そうか?」

 

神奈

「私もつれてって」

 

「いや、危ないから駄目だよ」

 

神奈がしょんぼりした顔をしていると

匠はある武具種を神奈に渡した

 

「そういうと思ってこれを作っといたよ」

 

他の武具種は黒、白に対し赤色の武具種だった

匠が起動させるように伝えるとそれはタブレット端末のような形の物とカメラのようなものが出てきた

 

神奈

「これは?」

 

「パパが戦いに行く時にこのカメラを付けていけばそのタブレットで見れるってこと」

 

神奈が首をかしげていると匠はクスッと笑った

 

「説明するより見せた方がいいね…明日またお仕事行くからその時に見せるね」

 

神奈

「うん!」

 

 

 

 

フード男

「今が攻め時っすよ行きましょう」

 

黒いフードを被った男が仁王立ちしている男に声をかけた

 

???

「いや、今はやめとけターゲットは匠だけだ他も巻き込んでしまう」

 

フード男

「はぁ!?何いってんスカ!あそこにいるのは匠の子供だろ?一緒に殺してもいいんじゃないスカ?俺だけでも行くっす」

 

???

「馬鹿野郎!」

 

飛ぼうとしたフードを被った男を蹴り飛ばし冷酷な顔で見た

 

???

「何度言わせる?…ターゲットは匠だけだと」

 

フード男

「すんません…先輩」

 

???

「(匠…今は家族と言う幸せを感じろ…)」

 

 

ギルド

 

 

黒南

「やっと書類の整理も終わったぁ」

 

伸びをしていると少女が入ってきた

 

少女

「お姉さん…」

 

黒南

「おー?どうしたの?」

 

少女

「お話しませんか」

 

黒南

「いいよー仕事も終わったし…こっちに来なさいな」

 

少女を招き入れると黒南はココアを入れた

少女にソファに座らせるように言うと机の上にココアを置いた

 

黒南

「さて、何のお話をしよっか?また匠さんの話とか?」

 

少女

「お姉さんについて知りたいです」

 

黒南

「え?黒南のこと?…別にいいけど?」

 

少女

「失礼ですが…年齢とか…教えて頂けないでしょうか?」

 

黒南

「年齢ー?黒南はね…何度200歳!!」

 

少女はとても驚いた顔をしていた

 

少女

「に、200?」

 

少女

「お子さんとかは…?」

 

黒南

「いるよ…どこにいるか分からないけどね」

 

少女

「…ごめんなさい」

 

黒南

「あ!いや!気にしなくていいよ!…あの子達…今何処で何してるのかな…」

 

少し沈黙すると少女は再び口を開いた

 

少女

「好きな食べ物とか…」

 

黒南

「油揚げ!おいなり!」

 

少女

「き、きつねさんみたいですね」

 

黒南

「にしし」

 

少女

「な、なるほど」

 

黒南

「黒南あなたの事少し気に入っちゃったかも♪」

 

少女

「ええ?」

 

黒南

「あなたにだけ面白いもの見せてあげる」

 

ポンッと音と煙が鳴りその場にはさっきの黒南に似た別の生き物がいた

頭には耳、腰あたりには尻尾が生えておりまるで狐そのものに見えた

 

少女

「え!?ええ!?」

 

黒南

「なーんてカミングアウトをしてみたり?」

 

少女はそのみみと尻尾に夢中になっていた

 

黒南

「ば、バカぁしっぽ触っちゃ…もうしまいます!」

 

パッと耳としっぽが消えると少女少し物足りなさそうか顔をしていた

 

黒南

「昔はね神社の神様をやっていたんだけどね、神社壊されちゃって」

 

少女

「え?ええ!!??」

 

黒南

「それで途方に暮れていた時に彼が見つけてくれたってことなの」

 

少女

「そうだったんですか」

 

黒南

「そういうこと…さ、そろそろ暗くなって来たから自分の部屋に戻りなさいな」

 

少女

「ありがとうございました」

 

少女は黒南の部屋を出ていった

 

 

匠宅

 

「さて、そろそろ晩御飯かな?神奈ー起きてー」

 

神奈

「むにゃむにゃ…」

 

「起きないな…とりあえずいっか」

 

匠は神奈を寝かせたまま自室を出た

リビングに入ると怖い顔をした麗秦が立っていた

 

麗秦

「今日は随分と楽しそうだったね」

 

「嫉妬してるのか?…それじゃあ夜に…」

 

麗秦は顔が真っ赤になった

 

麗秦

「ば、ばっかじゃないの!?別にそういう…」

 

「それじゃあいいの?」

 

麗秦

「…バカ」

 

麗秦

「でも神奈は起こしてきてね」

 

匠は再び自室に入り神奈を起こしに行った

 

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