奇岸編 1話
このお話は脅威の3人の少し後お話です
凶結
「なんだと…!?」
麗衣
「えぇ…本当よ…何なら自分の目で確かめてみる?」
凶結
「いや…いい…それで…誰がやったんだ…」
麗衣
「私には分からないわ…でもみんな必死の抵抗をしてくれて相手のエンブレムを手に入れることが出来たわ」
麗衣が差し出したのは凶結の唯一の天敵、消滅した幻妖のエンブレムだった
凶結
「なぜだ…あいつらは俺らが倒したはずだろう…」
麗衣
「分からないわ…残党兵かもしれないし…でも、残党兵ごときに負けるわけないわ…」
???
「兄貴!!とりあえず凶結ってのの国を滅ぼしてきてやったぜ!」
「良くやったグラトニー…それで、瓶割の1族は居たか?」
グラトニー
「いいや、それらしき奴らはいなかった…奴ら転送とか出来たりしてな」
「ほう…やはりか…幻妖とかいう奴の国にもなかった…何らかの方法で逃げた可能性があるな」
グラトニー
「かもしれねぇな!どうする?」
「ガザールに別の国をやらせる…お前は休め」
ベルド
「分かったぜ」
「グリード、行けるな?」
グリード
「当たり前…だ」
グリードはゆっくりと扉を出た
それと入れ替わりで女性が部屋に入ってきた
??
「おい、アスモデウス!結局南側すべて消したが瓶割ってのは見つからなかったぜ?」
アスモデウス?
「相変わらず口が悪いなスロース…リーダーは俺だぞ?…まぁいい、次は東を頼む」
スロース
「はぁ?なんだよすぐに行けってのかよ!」
アスモデウス?
「すぐにとは言っていない…少し休め…憤怒、嫉妬、傲慢を呼べ…あいつらにはミリアスに行ってもらう…」
奇岸編 2話
2
???
「あれがミリアス?」
???
「そうだ…手始めに魔力砲を御見舞してやろう」
男は右手を前に突き出すと魔法陣が描かれそこにエネルギーが集まり出した
ミリアス
シスター
「…うん?」
神父
「どうした?ルー?何か感じ取った様な顔して」
シスターは後に魔力砲が来るであろう方向を見た
シスター
「なにいってんだよあんたも分かってるくせになぁ」
神父
「やるのかい?」
シスター
「当たり前さ、協会が壊されちまったら元も子もないもの」
シスターは両手を下に下ろし指先に魔法陣を作った
神父は腕からワイヤーを引き抜きワイヤー同士で擦り合わせると神父の周りにワイヤーが浮いた
???
「3」
シスター
「2」
シスター、???
「1」
魔力砲が発射された瞬間超巨大な魔法陣がミリアスの周りに張られ魔力砲をすべて弾き反した
???
「!?この力を受け止めるとは…もしかしたら瓶割の力かもしれないな…」
???
「もしかしたらな…行くぞラース転送する」
男がラースに手を当てるとその瞬間ラースの姿がなくなった
???
「さぁ…ショーの始まりだ」
シスター
「ふぅ…この程度…全盛期なら1枚の魔法陣で良かったのに…5枚も使ってしまったぞ…」
神父
「仕方ねぇよ…なんせもう還暦だ…ここまで出来るならお前はすげぇよ」
神父がシスターの頭を撫でるとシスターはそれを払いのけ刀を引き抜いた
神父
「つれないねぇ」
そんなやりとりをしていると目の前にラースともう1人の男が現れた
ラース
「貴様か…俺の魔力砲を止めたのは…生まれて初めてだ」
シスター
「褒め言葉として受け取っとくよ…それで何のようかね?」
ラース
「…瓶割の力を頂く」
シスター
「瓶割?…あぁ嶺秦ちゃんのか…それでそれを頂いてなんだって?」
ラース
「まずは貴様を殺す」
ラースが拳銃に手を差し伸べた瞬間背後から声が聞こえた
???
「俺にやらせろ…」
ラース
「プライド…お前の魔力源が未知数だったとしても精神的な方があるだろう…少し休んでいろ」
プライド
「俺なら大丈夫だ、あの女、俺の魔力砲を止めたことに興味が湧いてきてな」
ラース
「そうか…なら俺は男の方を殺らせてもらおう」
プライドは再び右手を前に出しシスターに向けた
シスターは軽く構え左手を後ろに引くとワイヤーが現れシスターの周りを囲った
プライド
「ほう…それが俺の力にどう影響があるのか…見物だな」
プライドが再び魔力砲を射ち放つとシスターはその魔力砲を真っ二つに斬った
プライド
「!?な、なんだこの力は!」
シスター
「よく喋るガキな事だ…なに、あたしがお前の事を教育してやろう」
奇岸編
3話
プライド
「しね…」
プライドの周りに大量の魔法陣が開かれシスターに目を当てた
大量の魔法陣から魔力砲としてエネルギー弾が放出されたシスターに向ってうち放たれた
シスター
「ほう…」
シスターは一個一個丁寧に切り刻み最後に刀をプライドに向かって投げた
刀はプライドの腕を掠め岩に刺さった
その瞬間シスターは指を合わせると刀の方へ瞬間移動していた
プライド
「なっ…!?」
シスター
「おわりじゃ」
シスターは刀を引き抜きプライドを斬った
仮面が割れ下に落ち散った
シスター
「ふぅ…どうやら一筋縄では行かんそうじゃな」
プライド
「…」
シスターはプライドに向って刀をつきつけた
シスター
「とても面倒だ、すぐに死んで…!?」
シスターは間合いをあけプライドに対し少しの恐怖心を抱いた
プライドの背後に禍々しい悪魔が現れた
???
「…お前の仮面が破られるなんて初めてじゃないか?」
プライド
「…殺す…ルシファー手を貸せ」
ルシファー
「わかった」
プライドは再びシスターに手を向け魔法陣を創り出した
シスター
「ほう…あの仮面には悪魔を抑える力があったのか…ということは今まで手加減されていたということか…」
シスターは刀を構えワイヤーを出した
魔法陣からエネルギー弾がはなたれた
刀を振った瞬間何者かがシスターの前に現れた
シスター
「なっおまえ!絶!」
絶
「かぁちゃん…今のは防げねぇって、魔力源が悪魔から来てるから逆に斬られちまうよ」
シスター
「お前の力はほんとにええもんだなぁ…神の力…あたしも使いたいよ」
プライド
「あいつは…あの顔の紋章は…」
ラース
「そうだ…間違いない…瓶割の力に似ている…ここは一時撤退するぞ」
絶
「俺が逃がすとでも思いで?」
だが、絶が技を出す時には二人はもういなかった
絶
「ちぇ、つまんねぇの」