奇岸編
4話
プライド
「スロース…また仮面を作ってくれ…」
スロース
「は!?あんたの仮面壊されたのか!?」
ルシファー
「あぁ、だから俺が見えているんだ」
スロース
「ルシファーさん…分かったよ、3日かかるけどいいな?」
プライド
「問題ない…だが、その間は俺は出れない…」
スロース
「わかってるよ…したらどうするかねぇ」
ラース
「瓶割の力と見られるものももしかしたらミリアスから離れてしまう可能性がある…かと言って俺はプライド以外と多分組めない…そしたら…」
スロース
「…わかったよ、グラトニーを行かせる、あいつなら大丈夫だろう」
プライド
「ダメだ、あいつ一人で敵う相手じゃない」
スロース
「はぁ?あいつが?…んならどうする?」
プライドは粉々になった仮面を見ながら口を開いた
プライド
「俺のプライドが許さない…がそんなことも言ってられない…全員で行くぞ」
スロース
「はぁ!?あたし達全員で?!」
ラース
「お前…自分で出れないと言っていただろうがよ」
プライド
「…まぁ…な」
スロース
「あと!ラストさんも出すってのかよ!」
プライド
「…」
プライドが口を閉ざしていると扉が開いた
グリード
「何事だ?」
グリードが部屋に入った瞬間グリードの首が飛んだ
プライド、スロース、ラース
「!?」
グリードはその場に倒れた
その背後には黒いマントを羽織った女性が立っていた…
奇岸編
5話
ラース
「(ここまでの出オチ…始めてみた…)」
神楽
「あら、ご会談中悪いわね」
スロース
「何だ貴様!?」
神楽
「そうねぇ…フフッ…瓶割の生まれ変わりって言えばいいかしらね」
3人は驚愕し構えの姿勢を取った
神楽
「まぁまぁ…私はあなた達のボスに会いに来たのよ」
スロース
「どうする…」
ラース
「悪いが、目の前で仲間がやられたんだ…お前を殺るしかない」
神楽
「だよねぇ…やっぱりこのやり方は間違っていたかしらねぇ…ね?凶結?」
神楽の背後から巨体が現れラース達を睨みつけた
凶結
「いいや…俺の大切なものを奪ってくれたんだ…この程度軽いものだ」
プライド
「凶結…グラトニーの担当国か…(ラース…ここでやり合うのは俺らに分が悪い…奴らを転送させてからやるぞ)」
ラース
「(わかった)」
ラースは両手を前に突き出し魔法陣を創り出した
神楽
「一体何をするつもりかしらね…!?」
神楽と凶結が気がついた時には基地の外に出ていた
ラース
「俺らの住処を壊されてしまってた嫌だからね…ここでやり合おうじゃないか?」
神楽
「うーん…凶結…やる?」
凶結は返事をせずに既に攻撃の型をとっていた
凶結の両腕から糸が現れた周りにある岩石をラース達めがけて飛ばした
ラースは岩石を全て消し去り魔力砲の充電の完了しているプライドを神楽の目の前に現した
神楽
「!?」
プライド
「とった…」
ルシファー
「死ぬがいい」
魔力砲はうち放たれた
奇岸編
6話
6
神楽
「…まだまだね」
プライド
「!?」
煙が晴れてくると神楽のセリフの意味があらわになった
プライドの魔力砲を素手で受け止めていた
ラース
「…は!?有り得ないだろうよ!!」
ルシファー
「…(すまない、タイミングをミスった)」
プライド
「ちっ!」
神楽はそのままプライドの腕を掴みプライドを地面に叩きつけた
プライド
「くっ!?(なんだこの女!具現化しているルシファーと俺を軽々と投げやがった…)」
ルシファー
「(プラ、アレをやる、お前は顔を伏せてろ)」
プライド
「…わかった」
神楽
「おや?素直に死を受け入れる気になったかしら?!」
ルシファーの両手から黒く禍々しい光が放たれそれを合わせた
ルシファー
「解放」
その途端ルシファーの両手から黒い姿をしている禍々しい者が現れた
ルシファーはその場に崩れ落ち禍々しい者が神楽をギロッと睨んだ
神楽
「あはっ!怖い怖い♪」
神楽はスキップしながらその禍々しい者の体を斬り裂いたがその部分は液体と化し数秒後には復活していた
神楽
「なんだこれ?」
体を斬った神楽の右手には黒い靄がかかりずっしりと重くなった
ルシファー?
「やれ」
神楽
「!?」
ルシファーの背後に魔力砲を最大限まで溜めたプライドが立っていた
神楽は回避行動をしたが右手が重くその場に立ち尽くしてしまった
プライド
「死に晒せ」
魔力砲は放たれた
その光はこの一帯を包み込んだ
ラース
「あはっこれであの小娘は死んだよ、さてどうする?おっさんよ」
凶結
「この程度なのか?リーダー」
??
「は?舐めんじゃないわよ」
光の中からプライドの首を掴んでいる少女が薄らと見えてきた
プライド
「ガハッ!?」
ラース
「何故だ!あの重さに抗えることなんてできるはずがない!」
神楽
「そうね…あなた達の理論ではそうかもしれないわね」
プライドを右手で掴み地面に叩きつけた
神楽に加算された重さは継続されていた為プライドの首にその重さが加わった
ラース
「ルシファー様!止めてください!」
ルシファー?
「!!!」
神楽の腕に付いていた重さは消え去り神楽に一瞬のスキが生まれその瞬間にプライドは魔力砲を神楽に撃ち込んだ
神楽はもろにくらい凶結の背後まで飛んだ
神楽
「ってーやるじゃないの?」
凶結
「神楽…お前は休んでいろ」
神楽
「何言ってるの?まだ行けるわよ?」
凶結
「自分の腕を見てから言ってくれ」
神楽は自分の右手を確認すると大火傷を負っていた
神楽
「…はぁ、分かったわ休んでるわね」
ラース
「…ほう、この3人に一人でやるってのかい?」
凶結
「一人?悪いな、俺は勝てない勝負はしないんでね」
凶結の背後にフードを被った男が立っていた
??
「やっと追いついた」
凶結
「おせーよ…リーダーが手負いになっちまったじゃねぇか」
プライド
「はぁ…はぁ…何だあいつは…なんだ…あの…禍々しさは!!」
炎で全てを喰らう人間
文月
炎を操る程度の能力
「文月ってもんだ、宜しくな奇岸ども」
奇岸編
7話
文月
「リーダー…指示を」
神楽
「うーん…あんただとこの一帯消しそうだから…程々に頼むね」
文月
「ラジャー」
文月
「ではそこのでかいのから頂いて行こうか」
文月が1歩前に進むと地面から火花が散った
プライド
「!!(ルシファー!逃げ)」
文月
「脳波で会話か…面白いことが出来るんだな」
ルシファー
「ガハッ!!」
いつの間にかルシファーの闇の力が消え去りルシファーの胴体が半分になった
プライド
「(大丈夫か!!)」
ルシファー
「(…少し…キツイね)」
??
「(……わ……れ…)」
プライド、ルシファー、ラース
「(!?)」
??
「(変われ、俺が殺る)」
プライド
「(貴様、戻っていたのか!!)」
??
「(ラース、俺をアイツらの目の前に出せ、一瞬で斬ってやろう)」
ラース
「(了解)」
神楽
「…!!なにか来る!!」
凶結
「…え?」
凶結が気づいた時には視界が反転し身体はバラバラになりそのままワイヤーに変わった
??
「手応えが無かったな…つまらん」
神楽
「あんた…さっき殺したはずだが…」
グリード
「残念ながら殺しきれてないよ」
ラース
「…そうか、いつの間にか能力使っていたのか…」
驚異的で脅威的な生命体
グリード
ダメージを受ける(受け止める)程度の能力
「お待たせしました諸君」
ラース
「(向こうはワイヤー使い(凶結)、怪力女(神楽)、フード野郎(文月)…こちらには俺、プライドそしてグリードがついた…3対3…やれないことは無いが…すこし…やばいな)」
文月
「よそ見をしている場合か?」
ラース
「!?」
ラースが目を向ける前に目の前に禍々しい者が立っていた
文月
「死ね」
右手に炎を纏いラースの腹部目掛けて殴ったが先と感触が違った
ラース
「!?」
グリード
「…」
文月
「貴様を狙った気は無かったがな…まぁいいそのまましね」
文月が火力を増したが弱まって行く一方だった
文月
「なんだ…?」
グリード
「残念だったなフードの子…私は「水」なんでね」
文月
「だからどうした?」
左手を炎で生成しグリードを殴りつけた
グリード
「その程度全く聞かないよ…むしろ私がどんどん強くなっていくよ」
文月
「(大体の能力は予測した…いつでもやれるな)」
文月は無言で殴り続けた
グリード
「(いくら無限に近いとはいえあまりにも長時間かつ早い攻撃をされると…流石にきついな…仕方ない、そろそろやるしかないか)」
文月の左手、右手、左手、右手と殴り左手に差し掛かった瞬間溜まりに溜まったダメージの倍を文月に与えた
文月
「!?」
グリード
「残念だったな…え?」
文月
「やっぱりそう来たか…なかなか当たらない俺の予想が当たってよかった」
「俺にはもう一つの能力があってな…」
文月の容体が変化し本来左腕があるべき場所が赤黒く光っていた
文月
「私も同じ様なことが出来てな」
文月がその赤黒い物をグリードに向けるとグリードの姿が消し飛んだ
文月
「倍返しってね」