奇岸編
17話
17
サタン
「…」
スロースに奇岸の指揮を頼み1人、佇んていた
サタン
「…」
カーディナルのいる部屋を見つめながら…ただただ佇んていた
サタン
「…」
サタン?
「…」
カーディナル
「パ…パ…」
サタン?
「カーディナル様…」
スロース
「何してんのサタン!暇してんならこっちてつだ…え?」
サタンはカーディナルのいる部屋に手をかけようとしていた
スロース
「いいのかいそんなことして」
サタン?
「…」
サタンは手を離し振り向いた
サタン
「スロース、皆に伝えろ、ラースの力で皆をここに戻せ、奴らをここに通せ」
スロース
「だがな…ラースのちからは…もう」
サタン
「んならいいだろう皆の座標を教えろ俺がここに転送させる」
文月視点
文月
「…!?なんがこの魔力は!?」
周囲を見渡しているとエンヴィーに蹴られ少し離れた
エンヴィー
「残念だったな…お前の負けだよ」
エンヴィーの姿が突然消え去った
他の部分でも同じ現象が起きていた
神楽
「(文月!凶結!きこえる? )」
凶結
「(あぁ…その様子だとそっちでもなっているようだな)」
神楽
「(1度集まって見ましょ…雷風によるとどうやらこの先を進むと道が繋がるらしいわ、行きましょう)」
文月
「ちっ…後少しでやれたのにな 」
奇岸視点
ラスト
「お楽しみ中すまないな」
エンヴィー
「いや…ありがとうございます」
覚醒プライド
「…」
スロース
「プライド、ラース、あんたら…」
ラスト
「…ラースをカーディナル様に見せる、少しだけ待ってくれ」
スロース
「さてと…ラストと話をしたんたけど…このままじゃあんたらに勝ち目がないよ、だからね、私とラストで奴らを叩く」
エンヴィー
「いくらお2人でも難しいのでは?」
スロース
「たしかに無理よ…だから貴方達の力を借りるわ」
エンヴィー
「そういう事か…わかった」
ラスト
「多分、これが最後の戦いになるだろう、瓶割の力を手に入れることが出来なかったけれども怪力女、瓶割一族に関わりがあるようだ、あいつを倒せばどうにかなるかもしれない、あとは俺たちに任せてくれ」
十字軍視点
神楽
「よし、集まったわね」
雷風
「…世阿さんと絶さんがいないんだが」
文月
「絶は…」
神楽
「まじ…かよ…コレじゃあきつくないか?」
凶結
「まだだ、まだ大丈夫だ」
文月
「そうだ…まだ私は本気を出してないからなぁ」
雷風
「…多分ここだなぁ」
3人が会話をしている間に雷風はひたすらラスト達がいる部屋を探していた
雷風
「みんな準備はいい?」
神楽、凶結、文月
「「「もちろんだ!」」」
雷風
「じゃあ行こう!」
雷風は思いっきり扉を開けた
ラスト
「来たか…」
スロース
「遅かったわね」
凶結
「ちょいと寄り道してたものでな」
文月
「野郎か…戦争を」
神楽
「御手柔らかに♪」
先に動いたのは奇岸側
瞬間的に動き凶結の目の前に現れた
ラストが手を凶結に向けると凶結の腹部が無くなった
凶結
「これは…!?ラースの…」
凶結はそのらに倒れたが全て糸となって消え去った
文月
「油断?」
ラスト
「!?」
文月が全力を使って炎を作り出しラストに当てた
ラストは炎に焼かれていたが何故か効いていなかった
文月
「…なんだ?」
ラストが文月にてを向けると地面から多量の水が現れ文月を囲んだ
文月
「これは…エンヴィーの…くっ!」
神楽
「全くもう…雷ちゃん!いくよ!」
神楽がラストに殴りにかかった瞬間地面に叩きつけられた
神楽
「あのケモミミ女め!」
スロース
「私のことを忘れちゃダメよ」
雷風
「あたし…通常攻撃は弱いんだけどなぁ」
ラストとスロースの圧倒的な力に手も足も出ない十字軍
絶体絶命のピンチをどう切り抜けるのか
???
「見物ね」
奇岸編
18話
18
ラスト
「しね…糞ガキ!」
ラストは刀を形成し文月に突き刺そうとした瞬間刀が折れた
ラスト
「!?」
??1
「全く剣の使い方がなっていないな…うちの下っ端にすら届いていない」
帽子をかぶった男性がゆっくりと歩いてきた
??2
「そうだよぉ?後それに、重力操作はもっと効率よくやった方がいい」
叩きつけられていた神楽の体が軽くなった
ラスト
「伝説の剣豪…世阿…」
スロース
「現世の現人神…絶!」
世阿
「俺達も有名になったようだな」
絶
「そうみたいだね…嬉しいでーす!」
世阿は刀を引き抜き絶は背中に腕を生成し2人は背中合わせになった
文月
「絶!無事だったのか!?」
絶
「あん?あんくらいでくたばっていたら伝説名乗れねぇって」
世阿
「やるか…五分で終わらしてやる」
世阿は一気にラストに間合いを詰め下から上に斬撃をした
ラストの反応速度を遥かに超えるスピード、世阿の通った場所の空気が切れていた
攻撃を喰らいラストの仮面に傷が入り目元が見えるようになっていた
その目を見た世阿は発狂した
世阿
「貴様ァァァァ!!!!」
ラスト
「クッ!?」
世阿の突然の動きにまたもや反応できず斬撃をくらい続けた
世阿
「その目!俺はお前を知っている!いや…お前を知らなきゃおかしいくらいにな」
ラスト
「(なんだ…こいつ…)」
絶
「めっちゃくちゃやる気出てるやん世阿くん…あのやる気の状態で俺と戦ってほしいけどなぁ」
絶が世阿を見ていると左側に殺気を感じた
スロース
「しね」
スロースの腕の重さを変化させ絶に触れる瞬間、何百倍の重さになり絶はそのまま壁まで吹き飛んでいった
スロースはそのまま追撃しその腕を絶にぶつけた
スロース
「…やったかしら?」
絶
「あまいよーお姉ちゃん」
絶の周りには青黒い肋骨のようなものが浮いており絶に触れる手前で止まっていた
スロース
「これは…なんだ…」
絶
「彼らはこれを絶対防御って呼んでたかな?」
スロース
「ちぃ!」
絶
「…ん?あんた?さっきまで紅茶飲んでた?」クンクン
スロース
「…は?」
絶
「よく良く思えばこの部屋、少しだけ紅茶の香りがしていたんだ、どんな紅茶だい?」
スロース
「…(なんだこいつ…こいつの余裕は…何なんだ)」
絶
「とか…話してみたり?」
スロースの背後には神楽が立っておりまさに拳を入れる瞬間だった
スロースが後ろを見た時にはもう遅かった
スロースの体は別の壁まで吹き飛んでいった
絶
「神楽ちゃん?だっけ?あんた馬鹿力凄いね?」
神楽
「あん?」
絶
「さ、さーせん」
スロース
「…ちぃ!」
エンヴィー
「加勢するぜ!スロース!」
どこからか出てきたエンヴィーが神楽に向かって飛んでいった
エンヴィーが神楽に水を飛ばすし神楽の目の前で巨大化した
神楽の体を軽く飲み込んだ
エンヴィー
「どうだ!」
グリード
「俺もやる」
グリード雷風に飛びかかると雷風は反射的に避けそのまま蹴りを入れた
グリード
「残念」
グリードのダメージを受けた部分が光その光が腕に移動するとグリードは軽く雷風を殴った
だがその反面倍以上の威力が雷風に襲いかかり雷風も壁付近まで飛ばされた
??
「オトウサン、オカアサン」
ラスト、スロース
「!?」
カーディナル?
「ハナレテイテ、ミンナタオスカラ」
そこに立っていたのは前のカーディナルに比べると格段に成長していた
カーディナル
「サァ、アソビマショ?」
奇岸編
19話
19
カーディナル
「…」
ラスト
「カーディナル様!まだ…!」
カーディナルの容態が変わり赤い羽が生えていた
カーディナル
「火の鬼神、カーディナル・シン・デスティニー…アンタ達を…殺す」
世阿
「…なんなんだ…アイツは」
絶
「いんやぁーきっつそうだね」
絶の背後の腕が倍に増え勾玉を形成した
絶
「世阿くん!援護頼むよ!」
世阿
「わかったよ全く」
刀を引き抜いた瞬間目の前に激しい斬撃が現れラスト、スロース、カーディナルを斬りつけた
ラストとスロースはガードやシールドを放ったがカーディナルは全く微動だにしなかった
世阿
「やっぱりそうだ、あいつ…なんか体にまとってるぞ!絶!消せるか!?」
絶
「おうよ!」
勾玉を素手で掴むとそれは回りはじめその瞬間絶は勾玉をカーディナルに向かって投げつけた
勾玉はカーディナルの目の前で停止し回転していた
カーディナルはそれを見て勾玉に指を指した
刹那、勾玉は絶と世阿の方へ飛んできた
世阿
「なんだよ、なんだよ、なんだよ!!」
絶
「はぁ!?あれを打ち返すだとぉ?!」
世阿の方へ向かってきた勾玉は世阿の斬撃によって切り刻まれたが絶は背中の腕で勾玉を受け止めていた
絶
「野郎…最初から使うべきだったんかな…」
世阿
「絶、援護しろ」
世阿はカーディナルまで走り込み刀を突き刺した
だがカーディナルの周りのシールドによって全て弾かれてしまった
もう1度斬りつけた瞬間、絶が背後から現れシールドを殴りつけた
シールドにヒビが入りそれに気がついた絶と世阿は再び攻撃を加えた
シールドは砕け散り、追撃しようとしたが衝撃波によって2人は吹き飛ばされてしまった
絶
「いいねぇ確実に勝ちに向かっている」
世阿
「油断は禁物だ…ここからが本番だ」
カーディナル
「しつこい…なぁ」
初めてカーディナルは自分から攻撃を仕掛けようとした
腕をゆっくりと振ると目の前に細い針のようなものが瞬間で生成されもう1度腕を振ると針は絶立ちに向かって飛んでいった
世阿は凶結達の前に立ち斬撃でその針を撃ち落としていた
だがカーディナルの攻撃は止まらなかった
絶
「」ニヤリ
絶は一瞬姿を消しカーディナルの背後に現れた
カーディナルはそれに反応できず振り向いた時には絶は居なかった
絶
「いける」
絶は両腕に魔導書の様なものをもち開いた
絶
「俺の奥義…deathstory!」
「プロローグ!」
絶の背後に黄金の腕が現れたカーディナルを手で押しつぶしその瞬間ドラゴンの頭部が現れその腕に向かって光線を撃ちはなった
カーディナルは傷だらけになりながらも真っ直ぐ絶を見ていた
絶
「っ!?おっかないねぇ」
「第1章…」
絶の背後に六つの腕を持つ仏像と槍を持った者が現れた
突如2体の腕が光りカーディナル目掛けて雷が落ちた
絶
「神罰ってな」
絶のその姿を見ていた世阿は思った
世阿
「…敵じゃなくてよかった」
カーディナル
「…」
カーディナルの顔半分が焼け爛れそこから煙が発されていた
絶
「…なんか嫌な感じだなぁ」
「第2…っ!」
絶が再び攻撃を仕掛けようとした瞬間カーディナルが絶目がけて飛んできた
絶はそれに反応できずもろにくらい壁に叩きつけられた
ラスト
「…カーディナル様…もう…」
スロース
「1度私達は離れた方がいい!ラスト!早く!」
ラスト
「…チッ!」
カーディナル
「お前…うざい!」
カーディナルは絶の首を掴み空中に掲げた
右手を絶の目の前に当てた瞬間右手が斬り落とされた
カーディナルは絶を離し世阿を睨みつけた
世阿
「やっぱり想定通りだ、絶大丈夫か!!」
絶
「ゲホッ…ゲホッ…どうにか」
世阿
「悪ぃ本気出すから離れてろ」
世阿が両刀に手をかけた瞬間世阿の両腕が赤黒く燃え盛った
世阿
「…斬!!」
世阿が叫んだ瞬間凶結達以外の空間が全て切り刻まれ至る所が黒く変色していた
カーディナルの体は斬りつけられその場に膝まづいた
カーディナル
「はぁ…はぁ…」
絶
「おっかな…敵じゃなくてよかった…」
世阿
「絶、気を抜くな来るぞ」
世阿がカーディナルを見た瞬間再び斬撃を与えた
絶はそれを見てから悟り腕を形成して勾玉をカーディナルにぶつけ続けた
凶結
「俺らも見ているだけじゃダメだ!やるぞ!」
凶結の糸が飛んでいったと同時に炎やワイヤーがカーディナル目がけて飛んでいった
カーディナル
「…しつこい!!!」
カーディナルは衝撃波を生み出し全員を吹き飛ばした
カーディナル
「はぁ…はぁ…」
絶
「俺と世阿くん含め6人でかかっても倒れないか…やっぱり一筋縄じゃいかんな」
世阿
「…まさか!」
世阿の人よりも優れた感知能力で一番で気がついた
カーディナルの禍々しいオーラが全く感じなくなった
その代わりに別のオーラを感じ取っていた
カーディナルの目の前に黒い服を纏った男が立っていた
??
「カーディナル…貴様も劣ったな」
カーディナル
「…!!ドミナザール!」
ドミナザール
「…ここは引かせてもらいますよ皆様」
世阿
「逃がすかぁ!!」
世阿が抜刀しようとした瞬間には二人の姿はなかった
その2人が立っていたところに一枚の紙が落ちていた
絶
「土の鬼神…ドミナザール」
世阿
「…クソ」
いつの間にか奇岸メンバーもいなくなりその場所には十字軍メンバーと伝説の二人のみが存在していた
……To be continued
奇岸編
20
後日談
神楽
「結局、奇岸は見つからなかったわね」
凶結
「あぁ…結局誰も倒せなかった」
分厚い本を持った文月が神楽達のもとに現れた
文月
「俺と雷で鬼神について調べてみたぞ」
神楽
「さすが情報屋の2人ね、聞かせてちょうだい?」
文月
「まず火の鬼神カーディナルそれと土の鬼神ドミナザール、この2人の土と火はどうやら陰陽五行思想というものらしい」
神楽
「陰陽?あの安倍晴明とかいうヤツらの?」
文月
「確かそうだ…それでその中の土と火…だから水、木、金が居るはずだ」
神楽
「…厄介ね」
文月
「それに含めどうやら月と日もいるらしい」
神楽
「…(´・ω・`)」
文月
「そしてほかの五体の名前だが1部読み取れなかったところがある…だからそれ以外を伝える」
凶結
「…いよいよ我々だけでは手が出せなくなったな」
文月
「月の鬼神soul over unknown…どうやらsouと呼ばれてるらしい」
凶結
「…あ、アイツ…じゃないか?」
神楽
「そうよ…私達は…1度souと戦っているわ」
凶結
「あの時は匠君がいてくれたお陰でかてた…今度はきついな…」
文月
「いいや、あいつらにはもう関わらないほうがいいかもしれない」
神楽
「それは賛成よ…申し訳ないけど…奇岸は諦めた方がいいわ」
凶結
「…あぁ…因みに他のやつは?」
文月
「金の鬼神 漣 憐我と言うらしい」
神楽
「突然の日本風の名前ね…そしてまた漣ね、あんたらやはり問題児ばかりね」
凶結
「(´・ω・`)」
神楽
「フフッ冗談よ」
文月
「そして日、水、木については解読不可だった…すまない」
神楽
「大丈夫よ、それにしてもその本…かなり前のものよね?何年前の?」
文月
「200年物だ…それよりも…」
荒野の広場
絶
「さて…と準備はいいかね?」
世阿
「なんでお前と戦わないといけないんだよ全く」
世阿はタバコに火をつけ絶を見た
その瞬間絶の背後に四本の腕が現れそこに勾玉が置かれていた
世阿
「…やめとけやめとけどうせ決着はつかないんだから」
絶
「それなら!決着がつくまで!」
25時間後
絶と世阿は大の字で寝転がっていた
絶
「はぁ…はぁ…なんだよやっぱりバケモンかよ!」
世阿
「あんたのdeathstoryは一個一個が強力だが避けやすいところもある、そこを改善していればもしかしたら俺に勝てたかもな」
絶
「やっぱお前すげぇよ、姉ちゃんが言ってたとおりだ」
世阿
「…そうか」
絶
「…少し遠くに俺の息子がいるんだ」
世阿
「?」
絶は勾玉を刀の形に変えた
絶
「こんな形の刀を持っているはずだ…そして、もし俺の息子にあったら是非、稽古をつけてやってはくれねぇか?」
世阿
「お前の息子か…まぁ気が向いたらな」
絶
「名は匠、頼むぜ!相棒!」
世阿
「…あぁ」
カンナ
「あ、あの子達…結局丸一日戦ってたのね…流石だわ、さてさて、ここまで見ていただきありがとうございました、歴史通りだとこの後に匠伝前の匠修行編があるんだけど主がそのメモを無くしてしまってね、だからこの後は多分マリーちゃんの修行編になると思うわ。楽しみにしていてね!」