匠伝仁伝
4話 糸
ドミナザール
「流石…最強を名乗ったものだ」
ドミナザールの攻撃簡単に避けドミナザールの目の前に迫った世阿は刀で再び斬撃した
世阿
「舐めやがって…鬼神だ何だか知らねぇがお前には負けねぇ…とっとと立ち去るのが得策だぜ?」
あい
「そうね…あたしと世阿がいる時点であんたは勝てないよ?」
ドミナザール
「俺の能力を知らないのによく言えるな」
ドミナザールは一瞬二人から離れてから地面を叩きつけた
異変を察知した世阿は飛び上がると真下から岩の腕が現れ世阿の足を掴んだ
そのまま世阿を地面に叩きつけ
岩で両手両足の自由を奪った
世阿
「ちっ…動けねぇ」
ドミナザール
「いいざまだな、やはり最強もこの程度か?」
あい
「まったく…あんたはもう年なのようちの術でもうける?」
世阿
「うるせぇ!」
ドミナザールはゆっくりと世阿に向かって歩き世阿の目の前になった瞬間両手に作り出した青白い火の玉を世阿に向けた
ドミナザール
「まずはひとり…」
ドミナザールの目の前に大鎌が見え後ろに飛んだ
あい
「借りでも作っておくわ」
世阿
「なんなんだよ」
あいは舞いながらドミナザールに近づいた
大鎌を回転させながらドミナザールの首めがけて攻撃を仕掛けていた
あい
「ほら?あたしにもさっきの攻撃してみれば?」
大鎌を地面に刺しそれを支柱に回転しドミナザールに攻撃した
あいの攻撃は確実にドミナザールの身体に刻まれていた
ドミナザール
「舐めるなぁ!」
ドミナザールはあいの腕をつかみへし折ろうとしたがその時には大鎌の刃は首元にあった
ドミナザールが思考をしようとした時には首が宙に飛んでいた
ドミナザールの体は岩となり崩れ去った
ドミナザール
「これで勝てたと思うな貴様ら俺は絶対にお前r…うぐっ!?」
ドミナザールの声が聞こえたと思いきや苦しそうな声に変わった
??
「何こいつ?」
ドミナザールを特殊な¨糸¨で縛り上げそのままあいの元にやって来た
あい
「おお…遅かったな麗衣」
糸を操りし最強の子
麗衣
糸を扱う程度の能力
「ど、どしたのこの部屋」
悲惨な状態の部屋を見て唖然とした麗衣は何となくドミナザールを空中に浮かせた
ドミナザール
「俺の…弱点を…!?」
麗衣
「あぁ、やっぱりか…まぁいいやこいつはいつぞやの?」
世阿
「突然襲いかかってきたんだ俺たちに」
麗衣
「ふーん…馬鹿ね?死ぬ?」
ドミナザールは自身を岩にしその糸から逃げ出した
ドミナザール
「3対1は流石に分が悪い…また次の時にさせてもらおうか…次は全員で行かせてもらう」
ドミナザールが地面を叩くとまるで宇宙空間のようなものが現れそこにドミナザールが入った瞬間それが消え去った
あい
「ドミナザール…?あいつ次会ったら家の修理代金貰おうかしらねぇ」
麗衣
「…鬼神って言ってたわよね?流石なんかやばそうね…連合召集でもする?」
世阿
「あぁ…そうだな…アーチャーはどうせ来ないだろ?なら俺のソード、あいのシックル、麗衣のワイヤーそしてランサー、ガンナー、マジシャン、ナックル…」
麗衣
「八芒連合が揃うなんて何年ぶり?」
あい
「…正確には揃ってないけど…約10年ぶりかのぅ」
世阿
「場所は…ここでいいんじゃないか?」
あい
「わかった、大部屋空けておくよ」
予告!
突然の奇襲だけど返り討ちにあったドミナザール!
弱いですねーザコですねー
ついに召集された最強を名乗るもの者!
鬼神とは一体…
次回
ハンター
匠伝仁伝
5話
ハンター
匠
「よし…これですべて完了!Lv.3への試験完了!」
少年
「あ、ありがとうございます!」
少年は深々と頭を下げた
マリー
「Lv.って結局なんなのですか?」
匠
「他のギルドマスターが発案した制度で簡単に言うとその人の強さを示す数値だね」
マリー
「私が9でマスターが10…9と10には計り知れないほどの壁があるのですね…」
マリーは少し肩を下ろし大鎌に寄りかかった
絶
「大丈夫だよお嬢ちゃん俺なんかレベルないから」
匠
「そりゃ父さんの力は本当に計り知れないからねぇ」
絶
「いや…俺ハンターじゃないし、さっきだって旨そうなにおいがしたから食ってみてめっちゃうまかったし」
匠
「父さん、そんな話聞いてないよ」
4人は笑いながらギルドを後にした
絶
「よし!俺はうちに帰る!お前ら!気を付けてな!」
絶の足元の影が漆黒色になりそのまま絶が吸い込まれるように消えていった
匠たちもそれぞれ別れ匠は寮に戻った
匠
「ふぅ…下位クエストも最近は難しくなってきてるなぁ…あの子…一応自分ではできないクエストは呼ぶように伝えたけど…責任感強いから多分連絡してこないだろうなぁ…」
匠はベットに座りその前にマリーが体育座りをした
マリー
「聞いてはいけないことだと思うのですが…ご家族は…」
匠
「あぁ…嶺秦たちはここにはいないよ…」
マリー
「そうですか…」
しょんぼりしているマリーの頭を軽く撫でた
匠
「なに、死んではいないさ」
マリー
「どうしてそう思うのですか?」
匠は昔の記憶をよみがえらした
嶺秦との出会い、三人の娘、楽しかった日々
喧嘩もして仲直りして、二人で泣いたこともあった
匠
「理由なんて必要ないよ」
マリー
「え?」
匠は立ち上がり机に置いてある家族の写真を手に取った
匠
「生きてるんだから!」
マリー
「…そうですね!こんな質問をした私がバカでした!」
二人で笑い合っているとギルドマスターが部屋に入ってきた
ギルドマスター
「ご会談中だったかな?」
匠
「いえ、大丈夫です、そんなことよりもどうされました?」
ギルドマスターは一枚の紙を匠に渡した
ギルドマスター
「前に世阿という男とあっていたよね?」
匠の受け取った紙はクエストの記されている紙だった
匠
「鬼神の捜索、および情報収集?」
ギルドマスター
「らしい、鬼神とは何だろう…それと依頼人はこのギルドのLV.9に到達したものにだけ受けるように…ということだ」
匠
「確か、10は俺とマリー、アレスト、ケレストあと不愛想なあの男の子と弓の子だっけ?」
匠は装備していた武具種をすべて机の上に置いた
ギルドマスター
「それと、王と俺、神父様の二人もね」
匠
「あれ?じいちゃんとあの拳銃の人も入ってたんだぁ…でも全員じゃないでしょ?」
ギルドマスターは少し真剣な表情をした
ギルドマスター
「依頼人から軽く聞いたけどどうやら全員できてほしいとのことだった…鬼神の力はそれほどなのかな?」
匠
「禍月ちゃんみたいな感じなのかな…」
匠は立ち上がりギルドマスターを見つめた
匠
「この¨ハンターマスター¨の誇りにかけて」
予告!
集結!八芒連合!
そしてギルドの総戦力のLV.9,10のメンバー!
二つの勢力に戦いを挑むことになるのか鬼神さん方!
鬼神…あれ?あ、あなたは!確か伝説の!へんt…!
次回
再臨の仮面
匠伝仁伝
6
再臨の仮面
??
「フフフ…」
仮面をつけた男は死んだ人間の解剖をしていた
??
「君たち…いや、僕もだけど、どのような原理で火や水、氷などを作り出せるのか…」
男が心臓にメスを入れた瞬間手が止まった
2ヶ月後…
マリー
「鬼神…かぁ…」
匠
「ん?」
マリーの何気ない一言で本を読むのをやめた
匠
「怖い?」
マリー
「いいえ、恐怖感は無いのですが…」
匠
「…よし!マリー!一度俺と手合わせしてみないか?」
マリー
「え?」
寮近くの空き地
匠は三種類の武具種を持ちマリーの前に立った
匠
「ルールは簡単、相手にまいったと言わせること」
マリー
「いいですけど…」
匠
「ん?何だ?やる気にならないか?なら俺に勝てたら何でも一つ願いを叶えてやろう!」
匠がエヘンっと胸を張った瞬間大鎌が首元にあった
匠
「ま、まて!ま、まだ初めてn…全くもう!」
マリーの頭の中は勝つことしか考えていなかった
匠は武具種を取り出し乱舞する大鎌の刃を受け止めた
匠
「(かなり腕が上がってる…5年の間で誰が…マリーに)」
マリー
「受け止めてるだけじゃ私に勝てませ…え?!」
武具種で大鎌を弾きマリーから引き離した
マリー
「流石…やりますね!けど!」
マリーは左目に手を置き今まで閉じていた瞳を開眼した
マリー
「イカヅチ!」
マリーの言葉に反応するかのように大鎌は電気を纏い匠に向けて発射した
匠
「おわ!?」
間一髪避けたが衣類を焦がしながらイカヅチは匠を追った
匠
「武具種!硬!」
匠の右小指についている指輪が光り目の前のイカヅチを石のように硬めその場に落下した
マリー
「えぇ!?イカヅチを固めた!?」
匠
「この5年間俺も遊んでた訳じゃないからね…マリーもどうやら新しい能力を手に入れたようだね?」
マリー
「はい!正直、この目に叶うものなんていないと自負してます!」
匠
「瓶割一族の前でもそう言えるかな?」ボソッ
マリー
「まだまだ行きますよ!」
空から降ってきた大鎌をキャッチし回しながら匠に向けた
マリー
「ハリケーン!」
大鎌から強力な竜巻が現れ匠を飛ばした
匠
「竜巻ってこんなにやばいっけ!?」
マリー
「まだまだ、まだまだ!!」
いつの間にか匠の背後にマリーが現れ大鎌を匠に向けていた
匠は竜巻に襲われているため自由に身動きが取れなかった
マリー
「とった!」
マリーは容赦なくその大鎌を振り匠はそのまま地面に叩きつけられた
匠
「…」
マリー
「…はっ!?やりすぎた!マスt…!」
マリーの背中に刀を当てた匠の姿があった
マリー
「…確実に…手応えがありましたよ…え!?」
マリーが下を見た瞬間全てを理解した
下に倒れていた匠の姿が消え去った
マリー
「分身…」
匠
「だから言ったでしょ?俺も遊んでた訳じゃないって」
マリー
「流石です…マスター」
匠
「マリーのその能力は詠唱しないと出ない?」
マリー
「そうですね…」
匠
「それが弱点な気がする…詠唱の名前で次来るであろう攻撃が予測しやすい」
マリー
「なるほど…」
マリーは大鎌を地面に刺し手を前で組み匠の話を聞いた
匠
「これは実際にやって見ないとわかんないけど詠唱を頭の中でしてみるとか?それか、マリーが良ければなんだけどその武器を…」
マリー
「マスター!」
匠
「ん?」
マリー
「誰ですか…?」
匠
「…?」
???
「クククッ」
白いロングコートを纏い仮面をしている男がいつの間にか背後に立っていた
仮面の男
「どうも…私、仮面の男と申します、以後お見知りおきを」
匠
「お前…」
仮面の男
「私は何者でもありませんし何者でもあるので」
匠は武具種をいつでも起動できるようにした
マリー
「私がやります!マスターは!」
匠
「いいや、やめておけ、俺も戦う気がないからね」
仮面の男
「それは?怠惰?慢心?面白い…貴方の心臓を貰い私がその力を存分に楽しませてもらいましょうかね?」
仮面の男がレイピアのようなものを取り出し目にも留まらぬ速さで匠を突き心臓のようなものを片手に持った
匠
「…!!ガハッ!!」
匠はその場に倒れ口から血を吐いた
マリー
「マスター!!おのれ!!」
仮面の男
「うるさいお嬢様なことで…まぁお待ちください、これから楽しませて…っ!」
仮面の男が心臓に釘を刺そうとした時背後に殺気を感じ後ろを振り向いた
そこには神聖な状態の匠が立っていた
匠
「…」
仮面の男
「これは…瓶割の力?…いや…瓶割の独特の顔の紋章がない…ということは…」
匠は仮面の男の首を掴み持ち上げた
仮面の男
「(…やるね)」
仮面の男はレイピアを太い刀に変え匠の右肩を切り落とした
匠は仮面の男を落とし腕を抑えた
仮面の男
「…瓶割に見えたけど…漣にはこれは無いし…独自で会得できるものでも無い…とすると…三大悪魔の能力か未だ知らぬ勢力の力かな?」
匠
「ベラベラと…!」
匠の左腕で脇腹を斬りかかったがその部分が霧とかし攻撃を避けた
??
「カカッ」
仮面の男
「ん?」
仮面の男が背後の建物の屋根を見た時、矢が仮面を貫いた
仮面の男
「…!これを…壊すだと…!?」
??
「このギルドのLv10はこの程度かい?」
匠
「…あんたは」
カルル
「俺の名はカルル、八芒連合の1人だ」
匠
「八芒って確か…師匠がいる…」
マリー
「そうよ!私の師匠も!」
カルル
「え?よく分かんねぇけど召集されたから向かってた途中なんだよー」
仮面の男
「は…八芒…連合」
仮面の男は霧とかしこの場を去っていった