弟があねに…!!! 勝てるわけねェだろうがっ!!!!   作:猫蕎麦

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かきます。

海賊無双4のカイドウがツヨツヨくんなので。


☆で囲ったところは飛ばしてもいいです。ワンピースとほぼ関係ないので。

あとお決まりの捏造くん。ユルシテネ


第2話 原作知識がわたしに…!!!ねえわけねェだろうがっ!!!!

 

ウォッカ王国 兵舎の設備の1つである療養所。

 

再起不能な怪我を負い、戦地からこの国へ帰ることができる人間は少ない。

運良く帰ってこれたとしてもその様な人間は療養期間も"なぜか"短い。

そのため、この場所はあまり使われることがない。

その兵舎に1人の少女は眠っていた。

 

そして少女が眠るベッドの近くには、少年といって良いほど若く小さい兵士が少女を守るかのごとく、そこにいた。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

夢を見ている。

 

兵士になってから夢は見ることがなくなった。

 

その前は見ていたような気がするが…

 

夢というのは当然覚えていないものだ。

 

もしかしたら覚えていないだけで兵士になってからも見ていたのかもしれない。

 

まあそんなことはどちらでもいいか。

 

問題なのは今見ている夢がやけに実体を帯びていることだ。

 

そもそも今の私はここが夢だと理解している。

夢を夢として認識している…明晰夢だったか?

 

それをいきなり見ている時点でまあ不思議だと思うが、それにしてもこの夢の状況はおかしい。

 

わたしは今光る板…スマホを持ち何かをしている。

 

指を動かすことで板に文字が生まれそれが相手に送られる。そうやって友人とやり取りをしている。

 

「暑いな…温度下げるか。」

 

私が何の気なしに近くにある小さな物体…リモコンを手に取り、壁に向けてボタンを押す。

 

すると部屋の壁、そこに設置されている機械…エアコンから出る冷風により部屋が涼しくなってくる。

 

ふと目を横に向けると姿見に写った自分が見える。兵士イズモであるワタシとは似ても似つかない姿なのに、何故か私であるという実感がある。

 

なにがなんだかわからない。

 

自分が動かしている機械たちや、今寝っ転がっているベッドに違和感を感じるはずなのになぜか当たり前のように扱える上、なぜか名称もわかる。

 

 

少なくとも私、イズモが生きてきた数年とは違う、文明や流れる空気、おそらく人間ですら私の知る世界とあまりにもかけ離れている。

 

それなのに、なぜ?

 

そんな疑問を抱いていると、部屋の扉が勢いよく開けられた。

 

「ねーちゃん!俺が買ってきたジャンプどこだよ!まだ読んでる途中だったのに!」

 

そう声をかけてくるのは弟の●●●だ。

 

これも知らない顔、知らない人物のはずなのになぜか名前が頭に浮かんでくる。

 

その顔を見て私は●●●に近づく。

 

「お前さぁ…!人の部屋入るときはノックしろっつったよな?」

 

そう言いながら頭を拳でぐりぐりする。

 

「痛ってぇ!わかったからやめて!やめてよ!」

 

姉としては何回言ってもわからない弟が心配になってくる。

最近はあまりにも理解しないため、某みさえ流のお仕置きを罰として与えているが、効果はない。

 

「まあいいわ。今週のジャンプなら今私が読んでるから、読み終わったら返すよ。」

 

「えー!買ってきたの俺じゃん!今週ワンピースがいいところなんだよ!!気になってソッコー帰ってきたのに!」

 

「なら最初に読めばいいじゃん。いつも最後に回すとか意味わかんねー。」

 

そうこの弟はいつも最後にワン●●スを読む。大体前の方に載ってるんだから、普通に読めばすぐなのになんでそんな変な読み方をするのか?わけがわからない。

 

「やーだってさ。一番好きなものはさ✕△□☆○~」

 

 

弟がなにかを言っているが突然私の耳には入ってこなくなる。

 

夢が覚めようとしているのか辺りの景色も薄くなってぼんやりとしていく。

 

 

そのなかで私は今の話のなかで出た●●ピースという単語が妙にひっかかっていた。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

なんだなんだと思っているとピース(ワンピースなだけに)がカチリカチリとはまる音がする。

 

 

 

そうだ!そうだよ!ワンピースだよ!!

 

なにかおかしいと思ってたんだ。

この国の現状やルール、人間達すべてに違和感を覚えていたんだ。

当然だよ!だって!!

 

私はこの世界を漫画として読んでいたんだよ!

その私がすむ世界はこんなに暴力の世界じゃなかったんだ!

戦争…はあるけどもそんなに起きないし、だいいち許されることじゃないよ!

天上金…?税金ならあるけど払えなきゃ滅ぼされるなんて野蛮なことはないよ!

そう!私が生きていた世界とワンピースの世界が余りにも違うから!こんなにも苦しかったんだ!!

私がそう頭のなかで整理しているうちに周りの風景が目まぐるしく変化していく。

そして景色は突然海、いや船の上に切り替わる。

 

船の上にいるのは麦わら帽子を被った男、海賊王を目指すこの男の名はモンキーDルフィ。

 

そしてゾロ、サンジ、ナミ、ウソップ。

 

彼らの冒険が私の目の前で映されていく。

 

新しい仲間たちとの出会い、冒険。巨大な敵との戦い。世界の壁と初めての大敗北。兄の死。そして2年後の再結成。

 

連載期間(現実時間)で十数年かの話が私の目の前でものの数分かのように過ぎていく中、場面は夢で弟が言っていた場面、ワノ国編に変わる。

 

それは新世界、ワノ国と呼ばれる場所での物語ルフィが四皇の1人、百獣の王カイドウと戦うシーンであった。

 

 

あああああああああああああああ!!!*1

 

なんでなんで!!なんで忘れてたんだよ!なんだ…?何かが引っかかる*2 じゃねぇよ!バカ!!

 

コナン君も呆れて何も言えなくなるほどの真実に気づいてしまった私が呆然とするなか、戦いが激しくなっていく。

ワンピースの世界で暮らした経験を踏まえるといかにこの戦いが上澄みかがわかる。やべーこんな世界で暮らしてかなきゃアカンの?そう思っていると、いよいよ。

 

カイドウとニカルフィの戦いが終盤に差し掛かる。

 

そしてその最中カイドウの脳裏に過去の出来事が浮かび上がる。

 

46年前―ウォッカ王国

 

え!?ウォッカ王国って私がいる場所じゃねーか!

わかるか!こんな1コマの説明で!ワンピースの世界だ!!ってなんねェよ!

私が再度衝撃を受けツッコミを入れている最中カイドウは倒されてしまった。

 

そうこうして散っていったカイドウを眺めていると意識が浮上していくのがわかる。

 

だが私はこのまま起きたくない。

 

前世?を思い出してしまった私には今世?のこの状況は辛すぎる…何よりこんな状態でカイドウにエンカウントしてしまったら、どんな顔すればいいかわからないの…*3

 

たが抵抗むなしく私の意識は徐々にはっきりとしていき、目が覚めるとそこはベッドの上。

知らない天井だ…とお決まりをする暇もなく横から声をかけられた。

 

「目ェ覚めたか。」

 

その声の主は…そう、未来の四皇 カイドウだった!!

 

笑えばいいと思うよ。*4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい。何を不気味な顔してやがる。」

 

カイドウに精一杯の笑顔を魅せたがそんな返しをされてしまった。

 

そうだった。ここの私は表情筋が死んでるんだった。

 

「まあいい。俺がてめェをここまで運んだんだ。」

 

ん?なんだ?こりはお姉さんに誉めてほしいのかナ?

ナンチテ(*/∀\*) なんだかんだ言ってもコイツは7歳のガキ。前世で培ったお姉さんパワーを魅せちゃるか。エライネーヨシヨシ

 

「なんだ!てめェ!ふざけんじゃねぇ!」

あれ?違った?

 

「てめェ何日も人を待たせやがると思ったらふざけた野郎だ…!まあいい。てめェには聞きたいことがある。」

 

ん?なんだなんだ?カイドウ君は私を待ってくれたってこと?それに聞きたいこと?

 

「てめェは、最初の時から俺を何か品定めするような目で見ていた。雑魚の癖に何を見てんだとも思ったが、一応は隊長だ。めんどくせェがどうせ今回の戦で死ぬだろう。そう思ったから無視した。」

 

おいおい。お前あんときそんなこと思ってたんかい。

というか一応何回も戦争で生還しているから、隊長なんだけどな。なんでそんなこと思ったんだ?

そう思ったが口には出さず話を聞き続ける。

 

「そんで次はあのでけェ男と戦った時だ。あの男はかなり強かった。遠い海で海賊をしてたって話もあるぐれェだ。そんな男に俺とお前を除いて部隊は全滅。てめェも瀕死だったな。」

 

まじかよ。あの男やけに強いと思ったら海賊だったんか。

新世界とかのやつだったら覇気でやばかったんじゃねーか?

 

「そんな中きた応援も新兵のガキ。しかも部隊から外れて単独行動するようなヤツだ。普通なら勝てるハズがねェ。絶望するはずだよなァ?」

 

おーおーそれ自分で言うのかよ。けどキミ強いですオーラ出てるからね。多分他の人でもそうなんなかったと思うよ。

 

「だがてめェはあの状況でも絶望しなかった。俺とアイツが殴りあったときには、勝ちの目を探すように戦いを見ていた。それに加えて一番気になるのは最後に俺にこん棒を投げてきたことだ。」

 

わぁあんな馬鹿みたいにノーガード戦法してたのにこっちに気配ってたんかよ。てかそんな余裕あるなら倒せたんちゃう?ねぇ

 

「てめェなぜ俺にあんな獲物を持たせたんだ?俺は一度もあんなのを使ったことねェし、実際いらねェ世話だとも思った。だが手に取った瞬間まるで長年馴染んだ武器のように感じ、使えた。答えろ!てめェは何を知っている!!」

 

うーんまあぶっちゃけそんときは何も知らなかったんだけどね。

それにキミに似合うのはこん棒じゃなくて金棒だけどね。

てか今も何十年後かは知ってるけどそこまでにどういう経緯があったのかとかは詳しくしらないしね。

 

まあそんなことより、とりあえずは…

 

「年上には敬語を使えやクソガキィッ!!」

 

「グホォオッ!!」

 

カイドウのなげー話を聞いていて思ったけどあんまりにも年上を敬わなさすぎじゃない?

あんまりにもあんまりなもんでつい手がでてしまったよ。

まだガキだといってもこんな感じじゃ将来ろくな大人にならないぞ!

 

そんな私の拳はなぜかカイドウの圧倒的防御力を破り、怒った彼は重症患者(推測)の私を殴り返してきた。

さっきの夢でコイツがとんでもなく凄いヤツだってのはわかったけど、今は風貌も違うしただの生意気なガキにしか見えなくなったので、殴り返された私は更にプッツン。

暴れる兵士2人の力はなせが拮抗し療養所は壊滅。

元々使われることがないような場所だった療養所は今後も使われることがなく、その生涯を終えたのであった。

 

 

*1
某死のノート

*2
某名探偵

*3
某クローンいっぱいいる人

*4
某逃げちゃダメな人




ヤーマン

よく考えたらカイドウのこと私…知らないっ!!

エミュできてねぇかもしんねーんで終わりかもしれません。

誰かカイドウに姉生やして、欲を言うならば更におねショタ(原作だと中年。しかしショタっぽさもあるかもしれない。酔ったら精神だけでもショタになったら可愛くない?可愛くないですか…そうですか…)ものにしてかいてくれ。

ノーマン
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