弟があねに…!!! 勝てるわけねェだろうがっ!!!! 作:猫蕎麦
ちなみに今、ドレスローザを読んでますのよ!!
読み返したら全然覚えてなかったですの!!
あとビッグマムがカイドウの姉枠だということをすっかり忘れてました。
が私にとってはリンリンは妹属性なので姉として認めないことにします。
求 リンリン救済モノ 譲 高評価
彼女が前世を思い出し、ついでにカイドウと初めての喧嘩をしてから52年後…
偉大なる航路後半の海―新世界
ワノ国において百獣海賊団船長百獣のカイドウと麦わらのルフィとの戦いは佳境を迎える。
ゴムゴムの実と呼ばれていた悪魔の実の真の力を解放したルフィは、カイドウを徐々に追い詰めていく。
最悪の世代と呼ばれる海賊の同盟やワノ国九里大名であったおでんの意思を継ぐものたち、1人1人はカイドウからすれば取るに足らない存在たちであっただろう。
しかし、彼らの行動は少しずつ実を結び、"最強"の男を崩すことになる。ハズだった。
その未来は本来であれば訪れる未来であり、物語として主人公であるルフィにカイドウは負ける。
そういうお話であった。
だがその前に、カイドウのもっとも頼れる人間であり、この世界の異分子である"最恐" がこの地に降臨した。
「ウォロロロロロ!! 惜しかったな…。
もしかしたらてめェがソイツなのかと思っていたが…
時間切れだ。残念だが…てめェらはここで終わりだ!!」
カイドウを追い詰めていたルフィたちは途端に息を吹き替えした様子の"最強"に困惑する。
確実に彼の体力は減っている。
流れもこちらに来ている。
幾人かはただの痩せ我慢だと、ここから反撃されることなどあり得ないのだと、そう思っていた。思うしかなかった。
しかし、それは現れた。
ワノ国鬼ヶ島の空が割れ、中から圧倒的な覇気をまとった"怪物"が現れる。
「ボロロロロロロ!!!アテクシのかわいい弟を泣かせたヤツはどこのどいつだァイ!?」
その怪物はカイドウが小粒に思えるほど大きく、圧倒的な"力"を持っていた。
その名も百獣の海賊団"副"総督 百獣の姉 イズモ!
懸賞金 46億4900万ベリー!!
「うわああああああああああ!!!」
ドスン!大きな音をたてて、少女がベッドから落ちる。
「イテテテテ。夢オチなんてサイテーだよ。」
そうさっきのは夢であった。
爆発オチではないならまだマシなのかもしれない。
偉大なる航路 ウォッカ王国
軍事国家として有名なこの国で彼女とカイドウと邂逅してから、1年がたつところであった。
「おい。イズモ何を騒いでやがる。 」
やべェ未来が見えたことにより、私が呆然としているなか、扉が開けられ男が部屋に入ってくる。
「なんでもない。というか部屋にはいるならノックしてって言ってるでしょ。あと敬語。」
ウォッカ王国の兵士、カイドウ。
あの前世の記憶を思い出した後、コイツのせいで民間人に起こるでけェ被害を防ぐために一緒に行動するようにした。
国や軍からは、この猛獣の手綱を握って貰いたいのか特に誰にも何も言われず、本人も鬱陶しそうにはするが私は構わず関わってきた。
そうしている内に、なぜか…ほんとうに不思議なんだか…コイツのことを弟のように思えてきてしまい、なにかといらぬ世話を焼いてしまっていた。
「まァいい。飯の時間だ。いくぞ。」
そう私に声をかけ部屋からでていく。
身だしなみを整える時間ぐらい寄越せっての。
そう思いながら適当に寝癖を治し、カイドウを追いかけるのだった。
コイツに情が沸くようになってから。
まずは言葉遣いから治そう!そう思っていたのに。
この頭のてっぺんから爪先まで暴力で埋め尽くされている男に、慈愛という文字でも植え付けよう!と思っていたのに。
そうしてゆくゆくはかわいい弟キャラにして、キャラ崩壊でもさせよう!と思っていた。のに
1年たった今、コイツの変化のなさに辟易していたところだ。
前述の通り、目上の人間に対する口調からと思い、幾度となく指摘をしていく。
まずは近しい人間である私に対して…と思ったが、コイツは男で私はか弱い女。古い時代には男尊女卑というか、まあ女性より男が偉いという考え方がある。
ワンピースにそういう風潮があるかは定かではないが、ワノ国の侍が昔の日本人っぽいところもあるし、他の国でもそういう風潮があるかもしれない。
それも踏まえた上で、私のこともだが、特に他の上官や王族、上層部の人間に対して改めるように言うが、響かず。
次の作戦としては…まァ…心かな。いかんせんコイツは思いやりだとか、優しさだとかそういったものと対極にいる気がする。
暇さえあれば鍛練をして、自分の暴を高めているコイツには、平和な趣味が必要だと思った。
花を愛でたり文を書いたり、料理をしたり、そういった趣味は人を育み、善い方向に成長するだろう。
そう思い進めてみたが全滅。
花なんて見てもつまらねェだとか料理なんてもんは男のするもんじゃねェとかそういった理由で✕
ならばどんなことに興味があるかと聞けば強いヤツと戦いてェとのこと。
やっぱり暴力的じゃないか…
だがそれならば鍛えつつ心を育める。武道がよいのではないか?
私は閃く。
だが、あいにくこの国にそんなもんありゃせん。
前世でも今世でも私は武術なんてもん触れてない。兵士の中にもそんな高尚なもんを知ってる人間がいない。
仕方なくその鍛練とやらに付き合うがただの殴りあいみたいなもんだ。
そんなこんなで手詰まりです。
私は彼に対して打つ手がなくなってしまった。
こんな場末の二次創作みたいな状況なら、設定もりもりオリ主パワーでコイツや周囲の人間たち、果てはこの国をちちんぷいぷいと変えれる。
そして私の平穏無事幸せ計画が始まるだのなんだのの甘い考えは、出だしから躓くこととなった。
さらには、また別の問題が私にはある。
あの日から私はカイドウとセットで危険人物みたいな扱いになってしまった。
今考えてみれば当然だろう。
壊滅的被害を与えたあの敵を1人で倒した男 カイドウ。
そして大怪我を負っていたはずなのに、起きがけにカイドウに喧嘩を吹っ掛け、一緒になって施設を半壊させた女 ワタシ。
こんなのどちらも暴力的すぎる。
というか私はいままで真面目に軍に従事していたというのに、ちょびっとばかり喧嘩をしただけでこの有り様。
こんな暴力姉弟の話を真摯に聞いてくれるものなどおらず。
私の幸せ生活という夢は始まることすらないのかもしれない。
というかあれから1年もたつのに、あの時コイツから殴られてできたたんこぶみたいなのが治らないんだが?
他の怪我は治っているのになぜだかこれだけ残っているんだが?
今も2つぷっくりと頭にあるんだが?
なんか病気とかになってないよね?
そんなこんなで、ここ1年。
カイドウという最強の兵器を手に入れたんだから、すぐまた戦争をおっぱじめると思ってたのに、なぜだかここ1年ほどは暇であった。
流石に前回の戦結構死んじゃったし、人数が足りなくなってきたのだろうか、これ幸いと私はカイドウと鍛練に励んだ。
数ヵ月たつと例によって新兵たちが入ってきた。
そこで私は教育係を自分から志願し、少しでも兵士たちの生存力をあげようと画策し始めた。
いままで杜撰だった軍の改革を始めようと思ったのだ。
教官というのはこの軍では貧乏くじみたいなもので、手当てが出るとか上層部の覚えが良くなるとかそういった利点が当たり前のようにない。
そのため誰もやりたがらない。面倒くさいだけだし。
だからか私が志願してすぐに教官として任命された。
まあそうはいってもただの小娘にできることは少ない。
とりあえず目標としては人的損失を減らすこと。
毎回馬鹿みたいに大量の死人が出てしまう現状を変えなければ、軍の質はいっこうに良くならない。
軍隊の戦力としてはカイドウの強さに頼り、新兵たちは生存率をあげるため逃げることやチーム戦闘の大事さ、上の人間の命令遵守などを教えておく。
ここから作戦を考えられるような人間だったり、カイドウや私以外にも強い兵士が生まれれば良いなと思っている。
そうして新兵やカイドウの世話を焼いていくこの日々にどこか充実感を覚えていた。
カイドウが来る前より打ち込む事もできたし、なんだかマシな生活になってきている。
それがカイドウのおかげな気がして少しばかり感謝の念を抱いていた。
といってもコイツの粗暴さにそれも消えていくのだが。
そして1年ほどたった今日。
久しぶりの戦になる。
といってもこちらには最強生物くんがいる。
私もここ1年コイツとそれなりに鍛えたので死にゃあしないだろう。
兵士たちにもできる限りのことは教えた。
という気持ちもあるがここは戦場。
油断していると前のような強者に一気に崩される可能性もある。
久しぶりの戦争で勘がなまっているものもほとんどだろう。
更には今回ある目的も私たちに与えられている。
軍隊長はまた別にいるが私がこの軍を任されているつもりで、導いてやろう。
そう思いながら戦場へと向かった。
のだが、私の考えはまた1人の強者によって覆された。
圧倒的…!! あまりにも圧倒的すぎる強さ…!!!
開戦の狼煙のようにカイドウが単独で戦場へ突入。
これには敵味方双方慌てたが、カイドウは気にすることなく強者を求め、突撃をする。
最強の力の前では、他のものなど蟻に等しい。
そう考えてしまうほどいとも簡単に敵を蹴散らしていく。
新兵たちは私の命令で討ち漏らしを防ぐように遠方からの攻撃、隊長や他の兵士は、前線にて戦う。そんな作戦と呼べるかどうかのものが計画されていたが。
あまりのカイドウの強さに味方ですら恐れ、戦場に近づいてこない。
私ですら、ちょっと衝撃を受けた。
それでもカイドウに任せていたら目的もなにもあったもんじゃない。
みんなを引き連れて行こうとするが、あんまりにもみんなが怯えているしで仕方なく私1人で行動する。
カイドウがバコボコ音をたてながら敵兵たちをなぎ倒していく。
私はその範囲から逃れ、虫の息になっている人間を探し捕虜とする。
今回の任務のひとつであり、軍隊長からの指示で捕虜を取ることになっているためだが…
か…簡単すぎる…あまりにも…あっけなさ…すぎる…*1
倒れている敵兵を適当に生きているか死んでいるかを確認。
生きていたとしてもほぼ虫の息なので軽くその場で応急処置をし、捕縛。
手当てをするという手間が増えているが、当初の予定よりあまりにも容易く捕虜を捉えることができている。
ここは現在戦いが行われている最中であり、治療なんてものをその場でする人間なんてものは普通ならいないだろう。
だがそれができるほどにこちらへ攻撃が向くことがない。
私は戦闘態勢を取ることすらなく、兵士を捕まえ、治療することに専念している。
戦場で見せる姿ではないだろう。
それなのに誰も私の方へ向かってくるものはいない。
ただ暴れているだけなのに、誰もコイツに敵わず、カイドウという壁を越えてこちらを攻撃する余裕なんてない。
そうして敵軍はかなりの被害を受けたところで蜘蛛の子を散らすように逃げていく。
そしてカイドウを見てみると全身血塗れ、どこかつまらなさそうしながらに戦場に立ち、逃げていく敵を見ていた。
信じられるか?まだ子供なんだぜ?コイツ。
ヤーマン
頑張って書きましたが4000字ということに衝撃を受けています。
あと軍隊の知識とか色々とないのでふわっふわです。
が!とか、だがしかし!みたいなのが多くて滅茶苦茶読みづらいです。
最初の夢オチに関しても自分が好きなので入れてますが無理矢理です。
ご都合主義、原作崩壊、文章力の低さ
それらをカイドウの力で全て消し去ります。