匠伝仁伝3   作:ズッキーミ

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匠伝仁伝第3章

 

10話 反逆者

 

 

「どんなことをしても殺す」

 

絶は既に阿修羅モードに切り替わりその腕でアルドゥークを取り押さえた

 

アルドゥーク?

「ほぉ…やるねぇ」

 

「それなら」

 

取り押さえていた隙間から靄が抜け出した瞬間気味の悪い仮面と浮いた腕が現れた

 

闇の支配者

ヤミヅカエンマ

「You're gonna tell me the splendor of the power of darkness(お前達に闇の力の素晴らしさを教えてやる)」

 

「様子が変わりやがった、匠!連携してあいつを!!」

 

「父さん…いい、俺がやる」

 

「何言ってんだ!!お前今取り込まれそうになってたんだぞ!」

 

絶には違和感を感じていた

匠の性格が変わっている、そしてこんな強敵相手に神気モードにすらなっていない

 

「いいから行くぞ!」

 

拳を匠に向け神気モードになる指示を出したがふらっとエンマに近づき回し蹴りをした

だが、エンマの身体は靄そのもの攻撃が当たるわけがない

 

「おい!匠!!」

 

「黙れ」

 

「お、お前…父親に向かってその口答え…」

 

エンマ

「…分が悪いな…ここは引かせてもらおう」

 

靄が晴れ青空が見えた時、目の前に老婆が現れた

 

照夜

「匠、分かっておるよな」

 

「次から次へと…あんたは誰だ?」

 

絶のことを無視し照夜は匠の額に手を当てた

 

「俺を殺すか?」

 

照夜

「初めから言っておったろう…お主が闇に落ちた瞬間殺すと」

 

「おい!待てよ!婆さん!何故匠を殺す必要があんだよ!」

 

照夜

「われの力で主らのある程度の未来は見えておる…こやつはこの世界を滅ぼす存在になる」

 

「やってみろよ…神霊族!!」

 

匠は照夜に手を向けた瞬間数十メートル吹き飛ばした

 

照夜

「やはり…」

 

「これがアークダークネスか…」

 

照夜

「お主を殺すのはおしい…だがこの世のためじゃ!覚悟!!」

 

照夜は光を両手に持ち匠に向かって投げつけた

その光は超爆発し匠を襲った

 

「そんな…匠…」

 

絶は一体何をしていいか分からなかった

それ以前にこの状況を把握することが出来なかった

絶の背後にすっと現れたのは拳を強く握ったランドレッドだった

 

ランドレッド

「これ…どうゆう状況よ…あの方って…照夜様でしょ…なんで匠と戦ってんの?」

 

「俺にも何が何だか…」

 

凄まじい戦いを見ていた2人だが案外早く決着が着いた

 

「…神霊族…この程度か?」

 

身体に傷をつけられた照夜は横たわっていた

 

照夜

「腕が…訛って…しまっておったか…そち、2人さんよ…今すぐ逃げなさい」

 

すぐに察知したランドレッドは絶の襟を掴み数百メートル離れた

その瞬間匠の体を光の鎖が拘束した

 

「なに…」

 

照夜

「ここで相打ちじゃ…闇の末裔よ」

 

「光誕地獄…」

 

そう呟くと目の前に小さな太陽が現れ2人を焼き尽くした…

やがて力を失った太陽は消滅しただの焼け野原だけが残った

その一部始終を見ていた絶とランドレッドは膝をつき涙を流した

 

ランドレッド

「匠…なんで…」

 

「俺に…何も…出来なかった…」

 

 

次回

大戦争

 

11話 大戦争

 

2人は今回あったとこを全てギルドマスターに報告した

バレンタインとトラストの正体がケレストとアレストだったということ

ヤミヅカエンマという存在と照夜の死

そして、匠の死…

 

ギルドマスター

「そうか…あぁ…そうか…」

 

ギルドマスターは数分間返すべき言葉が出てこなかった

 

ギルドマスター

「…匠…くんの遺体は現在教会かな?」

 

ランドレッド

「いえ…照夜様の最後の攻撃によって多分…骨すら残ってないかと」

 

ギルドマスター

「そう…か…」

 

3人の会話を聞いていた小さな妖狐が口を開いた

 

クロナ

「待ってください」

 

ランドレッド

「あれ?貴方は?」

 

クロナ

「私の事よりも…嫌な感じがするんです」

 

ギルドマスター

「どうした?話してみてくれ」

 

クロナは言葉を整理してから口を開いた

 

クロナ

「照夜様はなくなってしまったということですよね?」

 

ランドレッド

「ええ…ほぼ確実に…あれだけの強い神力が一瞬に消える訳がない」

 

クロナ

「ならば…現在光と闇のバランスを保つ者が居ないってことですよね?」

 

ランドレッド

「そうなるわ…ね…あ!!!」

 

突然大声を出し焦りを見せた

 

クロナ

「光と闇の間に蓋をしていてくれた存在が居なくなり混ざりあってしまう…つまり…」

 

ランドレッド

「これは…大変なことになる!!」

 

絶の襟をつかみ勢いよく外に出た2人を見ている事しか出来なかったギルドマスターはクロナに尋ねた

 

ギルドマスター

「どうなるんだ?一体…」

 

クロナ

「今まで抑えられていた力がこちら側に流れてきてしまう…そしてこちらの力と反発する…つまり…」

 

ギルドマスター

「戦争…」

 

クロナ

「はい…」

 

ギルドマスター

「……」

 

頭を抱え机に伏せたギルドマスターは数分後目の色を変えクロナに命令した

 

ギルドマスター

「各ギルドに報告、高級以上のハンターを1度ミリアスに集める」

 

クロナ

「了解、各ギルドに報告後、日程は後日連絡します」

 

ギルドマスター

「八芒連合には…ランドレッドさんから伝わるかもしれないけどこちら側からも連絡しよう」

 

クロナ

「各ギルドに報告と同時に行います」

 

ギルドマスター

「マリーちゃんの容態はどう?」

 

クロナ

「…身体の半分以上が壊死状態…詳細はこちらです」

 

報告書と書かれた数枚の紙をギルドマスターに手渡した

 

クロナ

「右腕から顔の約半分、右足と壊死してしまっています…」

 

ギルドマスター

「待ってくれ…マリーちゃん…これじゃ…」

 

クロナ

「現在ライナーさん、あいさんにより治療中、どうやらサイボーグ化するとの事です」

 

ギルドマスター

「機械化…それはどれくらいかかるんだ?」

 

クロナ

「詳細は不明、完成まじかになり次第連絡との事です」

 

ギルドマスターは白紙の紙を取り出し名前を書き始めた

 

ギルドマスター

「絶、ランドレッド、八芒、マリー、主な戦力はこれか…」

 

クロナ

「…はい」

 

??

「だがやるしかないわ…」

 

目の前が神々と光そこから1人の女性が現れた

 

カンナ

「どうやらエンマが関わってるようね」

 

ギルドマスター

「カンナ様!」

 

カンナ

「…1番起きては行けない事が起きてしまったわね…」

 

ギルドマスター

「我々はどうすれば…」

 

カンナ

「とりあえず戦力強化ね、各ギルドにもさせないと」

 

「そして…今宵は神無月…」

 

ギルドマスター

「神無月…それが一体…?」

 

カンナ

「我々神霊族をも負かす存在…この世界に降臨させてみるわ」

 

ギルドマスター

「…?」

 

カンナ

「月降る神無月…降りし唯一無二の神…世を浄化の光で包む存在」

 

「我が子孫、瓶割神奈を…」

 

「そして終わりし…仁伝…」

 

 

匠伝仁伝第3章 ~完~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??

「生きて…いる事が…不思議なくらい…だ…」

 

 

 

 

HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA

 

 

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