ラインハルトさんが存命のまま、銀河が統一された世界観で。
さて、いよいよグラナダでのジュニアクランバトルの試合前夜。
カミーユとジュドーのモビルスーツ操縦の腕前を目の当たりにした悩み多いユリアンの前にあの男が現れます。
たかだかデモストレーションの試合。
そう聞いていたのだが、ユリアンの予想は大きく外れた。
この前夜祭とでも言うべきパーティにも、たくさん「偉いひと」たちが列席している。
アナハイムやジオニック、最近話題のヘルムコングロマリットなどのモビルスーツ製造メーカーはわかるのだが、月面都市やジオンの偉い人、連邦軍の将官までが列席している。
さっき「乾杯」までの挨拶に30分はかかった。
ひとりひとりは、わりと、なんというか良心的に3分程度の挨拶に留めてくれていたのだが、それが10人続けば同じことだ。
カミーユとジュドーの周りには、その偉い人たちが詰めかけている。
カミーユとジュドーは……
かなりの有名人なのだ。
ネットで、調べたらたしかに、「ペズン蜂起」にクランのパイロットとして、参加していた。
カミーユの乗機ガンダムマークⅡ。ジュドーはZガンダムだ。
たしかに、連邦の最新鋭機と比べれば、スパルタニアンなんか、お遊び用にしか映らなかったのかもしれない。
ユリアンは、できるだけ目立たないように、パーティ会場の隅に陣取った。
アムロが言っていた「辞められなくなる」の意味がやっと、彼にもわかってきた。
これだけの注目を集めた「ジュニアクランバトル」のデモンストレーション。
そこに出場したパイロットが「あ、いえ、ぼくはデモンストレーションだけの参加の約束なんで」と言って、あっさり立ち去ることがはたして可能なのだろうか?
もうひとつ。
大きくユリアンの心を沈めていることがある。
ジュドーとカミーユは。
ユリアンを戦力としてまったく当てにしていない。
昼間、スパルタニアンを実際に飛ばし、その後、ユリアンとミーティングを行った二人だったが、そこでは試合をどうするか、という話題はまったくでなかった。
ユリアンの役目は、スパルタニアンのレクチャーをすることであって、それ以外はなにも求められていなかったのだ。
確かに―――
実戦を。
それも最新鋭機で実戦を経験している2人にとってはしごく、当然のことなのかもしれない。
「やあ、はじめまして!
きみ、たしかデモンストレーションにパイロットとして参加するユリアン・ミントくんだよね。」
グラスを片手に、見たことのない男が、突然話しかけてきた。
いわゆる「濃い」顔立ちで、縦にも横にもたっぷり面積を要する体型だったが、人懐こい笑顔を浮かべている。
「あなたは……」
「すまないすまない。まずこっちから名乗るべきだよね。アナハイムムーンのN・ロックという。」
男は名刺を差し出した。
「ところで、ユリアンくんは、ネオ香港大学に飛び級で通う優秀な学生ときいたが」
「いえ……優秀なんてそんな」
「返済不要の奨学金に興味はないかい?」
ある程度、人間観察には目のきくつもりのユリアンであったが、それは興味がないどころか、喉から手が出るほど欲しい。
だが、うまい話にはなにかあるに決まっている。
ユリアンはため息をついて、N氏に頭を下げた。
「ぼくの親代わりのひとがいますので、相談しないとお返事はできません。」
「いや、もちろん即答なんて必要ないよ。ちなみにアナハイムに入社してくれとか、クランバトルに参加してくれとかの義務もないからね。」
「では、ぼくは何をすればいいんでしょうか……」
「奨学金というのは、前途有望な若者を支援するためにあるんだよね。」
「ぼくよりもジュドーやカミーユに声をかけた方がいいんじゃないですか……」
男は破顔した。
「あの二人は、ポメラニアンズのメンバーなんだ。」
今回、ユリアンを招待したアンキーというポメラニアンズのオーナーには、すでに会っていた。
急遽決まったらしいこのパーティのために、ユリアンやジュドー、カミーユに服を仕立ててくれた。
アムロが言ったように、金払いのよいクラバオーナーらしい。
「ぼくもポメラニアンズに呼ばれてグラナダに来てることには違いはありません。」
「でもきみの場合は契約をかわしてるわけではないよね?
実はアナハイムもクランバトルに参入したくてね。優秀なパイロットになるであろう“逸材”は先に取り込んでおきたいのさ。」
「結局、クランバトルのパイロットのスカウトってことですか?」
「拘束力はないよ。関係をつくっておきたいだけだな。」
悪人ではないようだった。
だが底が見えない。
取り込まれそうな懐の深さは、怖さでもあった。
「本当は、アナハイムムーンが先に、クランバトルのジュニア部門を大々的にスタートさせるつもりだったんだ。
すでに、フラナガンスクールの卒業生たちを大量に採用し、うちのニュータイプたちと合わせてリーグ戦を開始するはずつもりが、先をこされてしまったよ……
ポメラニアンズのアンキーに。」
「……そんなに、やり手、なんですね。アンキーさん……」
はじめて会ったアンキーは、たしかにそんな感じであった。
これはいい意味ではない。
金儲けのために、一線を軽々とこえてしまう者がもつ危ない匂いを、ユリアンも感じ取ったのだ。
「……だが、これで決着ではないよ。むしろこの回のデモストレーションで、彼女がジュニア部門のクランバトルを盛り上げてくれれば、いくらでも利用はできる。」
「あー、こんなとこにいたぁ!」
「しかもカワイイ男の子とぉ。」
話しかけてきた女の子たちは、N・ロックとは知り合いらしかった。
「へんな言い方勘弁してくれっ!
オレはユリアンくんをスカウトしてただけだよ。」
「あ、ユリアン・ミントです。今回のデモストレーションにパイロットと参加します。」
ユリアンは、女の子たちに丁寧に頭を下げた。
彼女たちはそんなユリアンの様子がおかしかったのかきゃっきゃと言って笑った。
「真面目なんだねユリアンは!」
「おい、止めろ! ユリアンくんがびっくりしているだろ。
悪いね、ユリアン。この子たちは、アナハイムムーンのニュータイプ部隊なんだ。」
華やかなドレスの彼女たちは、ユリアンとN・ロックを取り囲んだ。
「ねえ!ねえ! N・ロックさんになんて言ってスカウトされたの?」
「どうせまた“逸材”って言われたんでしょ?」
かわいい女の子たちに囲まれて、ぐいぐい来られて、ユリアンは目を白黒させた。
「あ……そんな感じです。でもスカウトっていうより、まだぼくは学生なんですが、奨学金の話をいただいたんです。」
「あー……それね。」
うんうんとひとりの少女が頷く。
「それじゃあ……『こんな奨学金はニュータイプだってお断りだ! どんな奨学金?』」
「はいはい!」
ひとりが手を挙げた。
「はい!どうぞ。」
「初対面の大男にイキナリ、返済いらないからあ……って言ってせまられる謎の奨学金。」
「オレのことかよ! いやオレはせまってないぞ!」
「はーい!」
仕送りがサイコミュのパーツで届いて、24ヶ月で完成。」
「ディアゴスティーニかいっ!」
これがアナハイムムーンの文化風土なら、かかわり合いになるのは、やめようとユリアンは思った。
ユリアンを無視して、N・ロックとニュータイプ部隊の少女たちは盛り上がる。
「じゃあ、お題を変えよう。
可変機を整備してるメカニックが17回目のメンテのあとで思うこと!」
「はい! 飛ぶだけで壊れて帰ってくんなよおっ!」
「はーい。変形よりも単純にバーニヤ増設した方が早くね?」
「はーい! 実は敵の攻撃じゃなくて、パイロットが『チイ!』て言うだけで壊れてる。」
(……帰りたいな)
自分でも驚くほど素直な感想だった。
「はい次のお題!」
「まだやるの!?」
「やるよー、せっかくの新人だし!」
「新人って言うな! ユリアンくんはまだアナハイムの一員じゃないんだから。」
笑いが続く。
逃げるタイミングが、ない。
お、恐るべき、アナハイムムーンのニュータイプ部隊。
なるほど。
カミーユが言っていた「ビットに囲まれる」っていうのはこんな感覚なんだ。
「――そのへんにしておけ。」
低く、よく通る声だった。
騒がしかった輪が、わずかに静まる。
振り向いたユリアンの視界に入ったのは、黒いスーツの少年。
前髪を伸ばし、表情は氷のようだった。
「ああ……トロワ・ムラサメ……くんだったね?」
N・ロックは、驚いた様子もなく、そう言った。
明らかに、N・ロックは、その少年の存在に気がついていたのだ。気がついていて無視していた。
「ムラサメ……」
ユリアンはつぶやいた。たしか対抗戦で相手チームとなる強化人間研究所……
N・ロックが軽く手を上げる。
「ムラサメ研究所のみんなは列席しないと聞いていたのだが。
ほかのみんなはどうしている?」
「あんたに情報を与えるつもりはない。」
淡々とトロワは言った。
「ドゥーには、こんなにひとが集まる場所は無理だ。アンやエルピー・プルもついはしゃぎすぎるかもしれない。」
「そうか。強化人間特有の不安定さ、だよね。」
N・ロックはにこにこしているが、「ムラサメ」とつくからには、このトロワという少年も強化人間のはずだ。
その相手に面と向かって「強化人間は不安定」と言い切ってしまうこの男の胆力は並ではない。
「でもせめて、ムラサメ博士くらいは顔を出してくれると期待はしてた。」
「ゼロ・ムラサメが一番不安定で、しかも倫理観に欠けている。人前に出すのは危険だ。」
トロワは、ユリアンをじっと見つめた。
ユリアンは、体の奥が凍りつく感覚を覚えた。
人を殺すことが、単なる「作業」になってしまった兵士の目だ。
自分自身も戦災の被害者であるユリアンは、内側に荒れ狂う「恐怖」に耐える。
ヤンの顔を。
眼差しを。
その喋り方を思い出す。
あんな軍人だっているのだ。
「……俺が怖いか、ユリアン。」
トロワがぼそりと言った。
「はい……少し」
「いい判断だ。その感覚があれば戦場で生き延びられる。」
くるりとトロワは背中を向けた。
「N・ロック。アナハイムの『強化人間』部隊。ユリアンを借りるぞ。」
「えー! せっかく盛り上がってたのにい!」
「ユリアンくん! もう少しおしゃべりしようよお!」
「す、すいません。」
突然、現れたトロワという少年にも危険は感じ取ったユリアンだが、彼女たちと一緒にいるのは、さらに危険に感じた。
「続きはまた今度!」
「ああ。ぜひ前向きな回答を待っているよ。」
N・ロックが鷹揚に笑った。
トロワを追いかけるユリアンに、少女のひとりが、叫んだ。
「ムラサメ研究所のトップ破壊工作員が、任務の達成より大事にしてることって?」
トロワがかわりに答えた。
「似たようなことをしてるヤツらから、ターゲットを掻っ攫うこと。」
「……いや面白いじゃない。
どう、きみもぜひ、アナハイムへ。」
「考えておく。」
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「苦手だ」
アナハイムムーンの一行から離れて、テーブル席に座ったトロワは、吐き捨てるようにそう言った。
「銃や刃物で襲ってくる相手は、対処しやすい。だが、あの男の武器は、刃物でも銃器でもない。」
「あ、ありがとうございます……トロワさん。」
「仕事だ。礼を言われる必要はない。」
「仕事?」
「そうだ。俺の任務は、まったく戦闘データのないおまえ。ユリアン・ミントに接触し、試合に有用なデータを得ることだ。」
「……トロワさん自身は選手じゃないんですか?」
「俺のモビルスーツ戦闘は、広域殲滅に特化している。練習用にリミッターをかけたモビルスーツでちまちまやることじゃない。」
「ではなぜ、来たんです?」
「デモンストレーションに、ということなら、お守りだな。ゼロもアンもドゥーもエルピー・プルまで、遊びたいさかりだ。なにかしでかさないかお目付が必要だ。
このパーティに、ということなら、さっきも言ったように、ユリアン・ミントという人間にあうため、だな。」
ユリアンは、視線を落とした。
「……ぼくになんて興味がありますか?」
問いに、トロワはすぐには答えなかった。
グラスの並ぶテーブルに視線を落とし、会場のざわめきを一度だけ聞く。
笑い声。 商談。 虚勢。
「カミーユ・ビダン、ジュドー・アーシタは間違いなくニュータイプだ。
ニューディサイズを相手に戦ったときのデータもある。
だが、おまえは未確定だ。
パイロット養成コースで、抜群の成績なのはわかる。ニュータイプではないか、と一部で噂されている。」
「そうなんですか!?」
たしかに、スパルタニアンへの慣れは抜群に早かった。
模擬で空戦をやってみても、なんとなくカンが良いのはわかる。
だが、それだけだ。
「……ニュータイプはニュータイプ同士の中で目覚めることが多い。それも戦闘中にその能力を拡大させる。」
「やめてください。」
と、言ったのは、別な意味で怖かったからだ。
もし、ユリアンがニュータイプならば、ほぼ将来への選択肢はモビルスーツのパイロット1本になってしまう。
それは嫌だった。
もし、ヤンが軍に復帰するということでもあったなら、その指揮下では戦ってもいいと考えたことはあったが、それ以外は戦争も、軍もまっぴらだった。
「カミーユもジュドーも……ホントに凄いんですよ。
機体の変形中のバランスの悪さを、わざと次の機動につなげたり!
あんなことは、ぼくにはできません。」
まあ、できないだろうし、しないほうがいいよな。
と、トロワは頷いた。
「あれが、ニュータイプだって言うんなら、ぼくはむしろ!ニュータイプなんかなりたくありませんよ。」
「理由は?」
「だって……戦いって、組織がするものでしょう? あんな機動は、誰にもマネできないし、機体に負担もかかりすぎるから、参考にもならない。」
「組織としてみた場合には、それは一部正しい。自分の機体を温存する。それは次の、またその次の出撃が可能になる、ということだ。
軍という組織として見ればそれは正しい。」
トロワは、淡々とした口調ながら珍しく長広舌だった。
それは実は彼が、ユリアン・ミントを気に入ったからなのだが、当のユリアンにはそれが分からない。
「そうですよね、だったら……」
「かと言って、自分が落とされてしまってはしょうがない。
まして、敵も同じような機動を使いこなす相手だったらどうする?」
「ニュータイプ対ニュータイプってことですか?
それは……」
ありえない。
と言いかけて、ユリアンは口をつぐんだ。
今回のデモンストレーションでの戦いは……厳密にいえば試合だが、まさにそのようなものだったからだ。
じっとユリアンは考え込んだ。
しばらくそうしてから
「……すみませんでした。」
と、ポツリとつぶやいた。
「なにがすまない?」
「ぼくが、間違ってました。テキストの指示は最大公約数であって、常に変化する状況への柔軟な対応が大切だと。提督からそう教わってたのに。」
「提督?」
「あ、あだ名です。ぼくの後見人になってくれてるひとです。本当は連邦軍の元大尉でヤン・リーっていうんですが。」
ヤン・リー?
トロワは素早く思考を巡らす。
いまネオ香港大学で行われている「ア・バオア・クー仮想戦」。その立案者がたしか同大学の史学科に在籍する学生だった。名がたしかヤン・リー。
ユリアンは、そんなトロワの考えには気づかず、しゃべり続ける。
「ジュドーとカミーユはホントにすごいです。同じくらいの年なのに、技術ははるか上で実戦も経験してる。
ぼくなんて、試合にいなくても、いいのかと思って落ち込んでたんで、変に否定的なことを言ってしまいました。」
トロワの口元が、わずかに緩む。それは笑とも言えないようなもので、ユリアンには気づかれなかった。
「少しアドバイスをしてやる。
クランバトルというものが、どこまで“見せるショー”でいられるか」
ユリアンは言葉に詰まった。
「ショー、ですか……?」
「そうだ」
トロワはあっさりと言い切る。
「あれは戦闘の形式をしているが、本質は競技だ。ルールがあり、制限があり、そしてなにより観客がいる」
淡々とした口調。
だがその奥に、わずかな軽蔑が混じる。
「だからこそ価値がある。誰でも参加できる。消費できる」
「……悪いことじゃ、ないと思います」
ユリアンは慎重に言った。
「そうだな。悪くはない」
即座に肯定する。
「だが――」
一拍。
「それは壊してもいいんだ。」
空気が、少しだけ冷える。
「見せるための派手な動き。観客に分かりやすい決着」
トロワの視線が、ユリアンに戻る。
「それは“勝つ”こととは別の物語だ。」
「……じゃあ、勝つためには」
「簡単だ」
トロワは言った。
「相手が嫌がることをやればいい。」
あまりにも単純で、あまりにも身も蓋もない答えだった。
「ルールの中で、な。
相手が思いもしない行動をとることで、相手は嫌がる。」
「思いもかけない……行動?」
「相手の……この場合は、オレたちの意表を突くってことだ。」
付け加える声だけが、少しだけ鋭い。
「できるか?」
「え……?」
「見せるのではなく、『勝つ』ことが。」
ユリアンは、すぐには答えられなかった。
昼間のシミュレーション。 カミーユとジュドーの動き。 自分の役割。
「……よくわかりません。」
トロワは数秒、何も言わない。
それから、
「正直だな」
とだけ言った。
評価でも否定でもない。
ただの事実確認。
「だが、悪くない」
わずかに視線を外す。
「中途半端に見せようとするよりは、使い道がある」
「……ぼくは、まだ、見せることも、ちゃんとできてないです」
ユリアンはやっとの思いでそれだけを言った。
トロワは数秒、何も言わない。
それから、
「おまえは、真面目なんだな」
と言った。
評価でも否定でもない。
ただの事実確認。
「だが、悪くない。
まだ時間はある。考えろ。
思いもしない機動を行うことに匹敵する『想定外』を考えるんだ。」
聞きたいことは聞いた。
話すべきことは話した。
そう言わんばかりに、トロワはそのまま、立ち上がり背を向けようとする。
「と、トロワさん!」
「なんだ?」
振り向きもせずにトロワは言った。
「あ、ありがとうございます。
本当なら、敵同士の立場なのにアドバイスをくれて!」
トロワは振り返った。
今度ははっきりとわかる笑みが浮かんでいた。
「……俺は、クライアント依頼には忠実に行動する。
そして、今回の依頼の目的には、必ずしもムラサメ研究所の勝利は必要ない。」
「――見せてもらう。」
短く、それだけ言い残して。
トロワはバーティの人混みの中へ消えた。
大喜利のシーンが難しくって!!
アナハイムムーンの強化人間部隊が「ダフダフ」なのか「トライミー」にするのかはこれから決めます。
というか再登場の予定も未定です。