アーキバスとミレニアムゲーム部   作:海鮮丼丸です。

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3話目です。少し大雑把なところがあるかもしれません。ご了承ください。
ではどうぞ


何も無い雪景色と、手助け

一同は目的の場所へ向かうためのヘリの場所まで、歩いていた。彼女らはヘリと言われれば、あの一般的なやく10メートルのを思い浮かべ、みんな乗れるのかと心配するが、いざその場所へ来た途端、目を見開く者もいれば、目をきらきらさせている者もいた

 

「さぁ、このヘリで…」

 

「おっきーい!!!」

 

「凄いです!!ロボットもあります!!!」

 

「お姉ちゃん、アリス、静かにしな…って言っても、無理ないか」

 

「ちょっと2人とも!静かにしなさい!」

 

「ミドリ、スケッチブック…あー、今ないじゃん!!」

 

「はは、元気なのはいいことだ。君たちの…キヴォトス、だったか?そこにはなかったのか?」

 

「いるにはいるんですが、私たちと同じようなサイズで、人間生活に馴染んでいました」

 

それを聞いたラスティは、5人に目を向けてから、自分の機体である『スティールヘイズ』に目を向け、 ぽつりぽつりと言葉を漏らす

 

「それは…君たちは、とても平和な世界で過ごしているようだ。この私も、いつかは…」

 

「ねぇねぇ!あれはラスティさんのロボットなんですか!?」

 

「こらモモイ!ラスティさんが喋っている途中だったでしょ!」

 

「気にしないさ。そうだね、あれは私の機体、スティールヘイズだ。それより、スケッチブックを後で手配してもらおう。これから君たちを預ける場所にも、ロボットはいるのだからな」

 

「アリス、とても楽しみです!」

 

「やったね、ミドリ!これでロボットのデザインが思い浮かべやすくなったね!」

 

彼女らが盛り上がっているところに、作業服を着た男が2人、ラスティに荷物を手渡しした。

 

「ラスティさん。これ、頼まれていたものです」

 

「ありがとう。みんな、ジャケットが届いた。サイズは大きめだから、そのままでも着れるはずだ。それと、ミドリ、スケッチブックと、ボールペンだ。すまないな、あまり物資が潤沢じゃないもので」

 

「ありがとうございます」

 

「わぁ!このジャケット、とても暖かいです!」

 

それぞれの準備が完了し、ヘリへと乗り込む。彼女らはワクワクした様子で、飛び立つのを待っていた。そして、ついに飛び立って、景色を眺めようと、外が見える場所へ駆け寄るアリスとモモイ。

 

「…えっ」

 

飛び立ってからしばらくたって見えたのは彼女達が想像していたキヴォトスのような街ではなく、鉄塔などの残骸が残る、寂しい雪原だった。

 

「寒いとは言ったが、ヘリの中だ。暖かいのを忘れていた。ジャケットが要らなかったら椅子にでもかけておいてくれ」

 

「どうしたの?モモイ、アリス」

 

「…何も無いです」

 

「うん、雪だけ。なんにもない」

 

「まぁそんなことは言わないでくれ。逆に、何も無いおかげで自由に戦うことが出来る。一応、人が集まっている場所は他にもあるさ」

 

「お姉ちゃん…」

 

「ちゃんと帰れるのかな」

 

「アリス、寂しいです。他のみんなに会えなくなるのは…でも、アリス知ってます!最後までクリアを目指せば、きっと帰ることができます!」

 

「そうよ、アリスちゃんもこう言ってるんだから、あんた達も元気だしなさい」

 

「…うん、そうだね!」

 

「い、いつかきっと…帰れるよ…!」

 

「ゲーム開発部のみんながいるから、きっと…ううん、絶対に大丈夫!」

 

再び元気を取り戻したゲーム開発部の5人。その様子を、ラスティや他の作業員は微笑ましそうに見守っていた、

 

「君たちは随分と仲がいいようだ。その絆は大事にした方がいい…と、どうやら、中間地点に着いたようだ…っ!」

 

「キャッ!」

 

突然、乗っていたヘリが大きく揺れる。そのタイミングで、警報が鳴り響き、作業員は皆、騒ぎだす。ラスティも顔をしかめ、5人に集まって姿勢を低くするように指示を出す

 

「ラスティさん!一体何が!?」

 

「ラスティさん!所属不明のMT部隊の襲撃です!」

 

「スティールヘイズを出撃することは出来ないのか!」

 

「ハッチを開いた瞬間に内部を叩かれる可能性があります!」

 

「お、お姉ちゃん!」

 

「ミドリぃ!」

 

「わ、わわわわ…!」

 

「みんな!1箇所に集まりなさい!」

 

「一体どうすれば…」

 

予想外の敵襲に混乱している艦内。ラスティ含む作業員は本部に連絡をとろうと試みる。ゲーム開発部のメンバーは、経験したこともない恐怖心に駆られ、何も出来ずにいた。

 

「これは…ラスティさん!こちらに急接近しているACが!」

 

「…!なるほどな、ナイスタイミングだ。今すぐその機体と通信を繋げてくれ」

 

「通信、繋がりました!」

 

「…やぁ戦友、ラスティだ。すまないが、手助けをして欲しい。マーカー情報を送っておこう」

 

『…』

 

その通信機から返事は聞こえなかった。だが、レーダーには確かに、いくつもの赤いマークの中に向かって、1つの丸が近づいていく。その後、微かに爆発音や銃声が響き渡り、ヘリへの攻撃も、揺れも収まった。

 

「…あ、あなた達!怪我は無い?」

 

「た、助かったよぉ〜!」

 

「良かったね、お姉ちゃん…!」

 

「無事に生き残ることが出来ました!」

 

「う、うん…!ほんとに良かった…!」

 

「はい!アリスも無事です!」

 

「戦友、助かった。このままじゃ何も出来ずに墜落するところだった。出来れば、彼女らを君の所へ預けるまで護衛を頼みたい」

 

『…』

 

「ラスティ、レイヴンはなぜ喋らないのですか?」

 

「…それは、後でのお楽しみさ」

 

彼の含みのある言い方に疑問を抱くが、いずれ見れるなら問い詰める必要は無いだろうと考えるアリスだった。

そして、彼女らを乗せたヘリはレイヴンと呼ばれる者の拠点に到着する。

 

「…よし。じゃあ後は任せたぞ、戦友」

 

そう言葉を残し、大まかな修理を終えたヘリは飛び立つ。5人は見知らぬ場所で少し緊張していたが、ガレージに戻ってきたレイヴンのものと思われるロボットを見ると、再びはしゃいでいた。

 

「…お前たちが、ラスティの言っていた子たちか?」

 

後ろから喋りかけてきた老人に驚くが、冷静に質問に答える

 

「はい、そうです。私は…」

 

「ここじゃ体も冷える。自己紹介は中で行おう…621、しっかり体を休めておけ」

 

『…』

 

モモイはユウカに頭を叩かれ、アリスには優しく注意し、大人しくウォルターについて行った。




今回ちょいと癖がでましてね、少し丁寧に仕上げたくなるんですよ。今回も、道中を細かく書いて621とご対面と行きたかったんですがね。次回は、多分、描写を写すと思います。毎度、この作品を読んで頂きありがとうございます。
ちなみにですね、ヘイローを消した理由なんですが…
もしヘイロー有でアーキバスに突入させたらなんですけどね
あくまで想像なんですが、フロイトとかラスティとかが珍しがります。まぁそこまではいいんですよ。
見世物にされるためにトラブルが起きるかもしれないんですよね。
ヘイローで防御力が高くなったとしてもですね、ACの攻撃の前じゃ意味ないんですよ。
とまぁ、こんな感じですね。
それでも納得いかないよ〜って方は、ぜひ、ヘイロー有での小説を書いていただければ。多分見に行きますんで。
では、また次回
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