我は米花町で短編を書くものなり   作:べん太

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宮野志保とアイドルが恋愛する話(ガールズラブ)


ガールズラブ
残酷描写
オリ主(故人)(女主)
恋愛
no掲示板形式
no転生
原作死亡キャラ生存
立場入れ替わり


マルゲリータは似てるから。これは仕方ない
一文字違い……
サブタイは本編に関係ない





やばい、マルゲリータ(百合)

 

 

 

 

 

「なぁ、灰原。…組織にいた頃にマルガリータって言うコードネームを聞いたことあるか?」

唐突だった。彼は申し訳なさそうに聞いた。

…いつかは聞かれるだろうと思っていた。彼女については私が一番よくわかっているから。

私の記憶の中でしか生きられない彼女を彼は、工藤新一は救い出してくれるのだろうか。

「……工藤くん。貴方に彼女のことを全て話すわ。だから彼女を救ってあげて…」

私ができることは無い…だから、どうかお願い。

彼女を救ってください。

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

私が彼女と出会った日は何も無い普通の日だった。私は研究所でキーボードを弄っていた。

突然、ノックもなく扉が開いた。扉の近くに二人の影。一人はいつもと同じ銀髪で目つきが悪いジンという男。そしてもう一人は女性だった。二人は私に近づいてジンが口を開いた

「シェリー、こいつは俺の代わりの監視役だ。」

女性を指しながら憎たらしい声で喋る。

監視が増えた。しかも相手は有名な人だ。

よくテレビに映っている、街を歩いているだけでも話題にでている有名人。

「へぇー、あなたがシェリーなんだ。私はマルガリータ。よろしくね」

光の中にいると思っていたのに、彼女は黒を望んだのか。

「シェリー! 私のこと知ってる??」

マルガリータは自分を指して問う。それに私は頷く。もちろん知らない人なんて居ないだろう。彼女はアイドルだ。人気者、スター、と言ってもいいだろう。今一番注目されているアイドル、確かお姉ちゃんも凄い、可愛いだとか言っていた。

「えへへ、以外でしょ? こーんな可愛い子が人を殺してるなんて。」

「えぇ、そうね。貴方の小さい手と低い身長で何ができるのかしら。まともに銃も撃てないんじゃない?」

「うっ、痛いとこ突くなー…」

ま、わかるけど、と苦笑いを浮かべて肩をすくめる。

「ねぇ、二人で女子会しよっか。ジンは女子じゃないから出て行ってねー! ばいばーい」

「……」

ジンは遠い目をして出ていった。きっといつもこんな調子で、ジンは頭を抱えているのだろう。

「シェリー! コードネームじゃなくて名前教えてよ!」

「…人にものを尋ねる時は自分からって教わらなかったかしら?」

「ごめんごめん。私は花岡麻由(はなおかまゆ)、まゆゆって呼んでよ!」

「宮野志保」

「しほちゃんかぁ…」えへへ、これで友達だね、と気持ち悪い笑顔をしながら見てくる。

誰が友達だ…犯罪者と友達なんて死んでもごめんだわ。

「しほちゃんのこともっと教えてよ。私の表の顔は沢山知ってるでしょ?」

「いや。もう喋りかけてこないで。」

「えぇ……しほちゃんってばツンツンしすぎ…」

早く出ていってくれないかしら。私は誰とも仲良くする気はない。お姉ちゃんさえ、いてくれればいい…

「私!明日も来るからね!それでしほちゃんに友達って認められるように頑張るから!」

もう来ないで欲しい。一生友達なんて認めないわよ。

「…しほちゃん、友達いないでしょ」

…「はぁ? そんなこと言うなら早く出ていってくれないかしら。私は暇じゃないの、あんたみたいな頭花畑女とは違う。分かったら、出て行ってくれる?」

「……ご、ごめん」

彼女は申し訳かさそうに出ていった。

言い過ぎた?そんなわけない。犯罪者にはそれぐらいがちょうどいい。

 

 

 

それから彼女は毎日私に会いに来た。

暇があれば構い倒し、仕事を手伝おうかなんて言われる。

貴方任務とかないの?って聞いたわ、そしたら彼女、「えっ、も、もう終わらせてあるから……はっ、シェリー…もしかして心配してくれたの!」って目を輝かせながら言ったのよ。

本当脳内花畑なのかしら。

 

「ねぇ、しほちゃん。お姉さんに会いたくない?シェリーだって寂しいでしょー??」

はぁ、会いたいに決まってるでしょ。

こんなところ抜け出して、お姉ちゃんと暮らしたいのに……

「…なら、明日お姉さんとデートしてきなよ!!」

はぁ?そんなの無理よ

「ジンには私から言っておくから。たまには休憩することも大切だから。ね?」

……お姉ちゃんに会えるならなんでもいいわ…

 

 

 

 

 

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○月✕日

 

 

シェリーと会って一ヶ月が経った。

彼女は私のことが嫌いみたい。毎日研究所に行ってるのに、顔を合わせると舌打ちしてすぐ何処かに行ってしまう。

 

アイドルの方は順調!裏の顔はバレてない。

 

 

 

 

○月✕日

 

 

今日はシェリーがお姉さんとデートする日。

私がジンを説得してデートさせてあげたんだから、シェリーには感謝して欲しいものね…

はぁ、お姉さんに会いたいってはっきりそう言えばいいのに………

 

 

 

 

○月✕日

 

 

任務に失敗してジンに蜂の巣にされるところだった。めっちゃ簡単な任務だからこそ失敗したってのもあるのかも。

油断大敵ね。

そういえば…シェリーに小さな手と低い身長で何ができるのって聞かれたことがあったな……私これでも幹部なんだよ?手は小さくてもちゃんと銃は撃てるし、身長は低い方が有利なんだよ?子供って言われることが多いけど……

 

 

 

○月✕日

 

 

シェリーは組織にいない方がいい。

まだ子供で、本当だったら青春を謳歌するJKなのに。それとお姉さんだってシェリーが組織にいるための人質で監視されてて…可哀想。

 

 

 

○月✕日

 

 

ふふん!朗報よ!!シェリーは私に懐いてきたみたいなの!!!

あのツンツン猫がたまにはデレてくれるのよ。

まぁ、デレるのはお姉ちゃんに会いたいからだとかだけど。それでもシェリーがいいなら私もいいけど。

 

 

 

○月✕日

 

 

今日はシェリーと二人でデートしたんだ!

全部私の奢りだけど…

シェリーはフサエブランド?が好きみたい。

 

アイドルの方は順調だよ?

結構前から続けてたんだけど……わたし………本当は、組織にいるよりずっとアイドルしていたい。みんなが憧れるようなスターになりたい…

 

 

 

○月✕日

 

 

…決めた。私決めたよ!

シェリーのために…なんでも、する。

シェリーにはちゃんと幸せになって欲しい。

どんな心の変化があってそうなったんだって?

……私、シェリーのこと、好きみたい。

 

友情じゃなくて、恋愛で。

 

 

 

 

○月✕日

 

 

―シェリーとシェリーのお姉さんを組織から引き離す。それで組織に見つからないところで暮らす。うんうん、我ながらいい案かも

協力者は欲しいけど…誰も信じられないから一人で頑張るしかないかな………

 

 

 

 

○月✕日

 

 

シェリーと会って四ヶ月…

きっとシェリーには私が恋愛な意味で好きなのがバレてるのかもしれない……たまにからかってくるし、ど、どうしよう。

シェリーはまだ15歳…ダメだよ

手を出しちゃ…………

 

 

 

 

○月✕日

 

 

……………今日…シェリーにキスされちゃった

恥ずかしくなってすぐに逃げちゃったんだけど

やっぱりバレてるよね…

 

もしかしたらシェリーは私のことを利用してるのかも、しれない…けど、シェリーの為になるなら…それでいいよね…………

 

 

 

○月✕日

 

 

日記を書くの…忘れちゃってた。

もう前の日付から二ヶ月も経ってる。

その、シェリーに告白されちゃった……

私が思うよりシェリーは攻めるのに向いてるのかも。

 

シェリー、明日で、こんな生活は終わりにしよう?お姉さんと一緒に逃げ出してね。

 

 

 

○月✕日

 

 

今日は、シェリーを逃がす日。

成功するかどうかは分からない

少ない時間で組織の情報も沢山手に入った。

これなら組織を潰せる。

あんな組織、無い方がいいんだ…

 

これで日記もおしまい。

 

 

 

 

 

 

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「くそっ、なんで…」

計画のこと…全部バレてた。

ボスが私のことをずっと監視してたみたい。

何もかもバレている、計画は台無し。

せめて、この情報を持って警察に渡せれば。

 

 

逃げるしかない…シェリーの為に……組織を潰すために…逃げなきゃ…

 

 

ごめんねシェリー、一緒に逃げれなくて。

 

 

 

ピコンッ

 

 

『マルガリータはNOC』

 

 

ボスからだ……はは、ボスも馬鹿だね…

私はNOCじゃないよ………ただ、恋に盲目になった犯罪者だよ。

 

 

逃げないと…誰にも、見つからないところに。

 

 

 

 

 

 

 

「マルガリータ!止まれ!!」

追いつかれた、背中には手すり…殺されるくらいなら自殺してやる。

胸ポケットに入ってるスマホは落ちた時一緒に粉々になるだろう。

こんな高さから落ちれば私の体はばらばらだろうね。

「やだね。殺されるくらいなら自殺してやる! …っ!!」

反対の壁の方に投げられてしまった…これじゃ飛び降りできないじゃない…拳銃は落としてしまったし撃たれるしかないの…?

「自殺は諦めろ…マルガリータお前はここで死ぬべきじゃない。俺は公安のスパイだ。お前と一緒、NOCなんだ…。マルガリータを逃がすことなんて造作もない。だから……」

なら、尚更だね。

言ったよね?私はNOCじゃないって。

隙だらけだよ…そんなんじゃ拳銃だって簡単に奪うこと出来ちゃうからね。

 

バンッ!!!!!銃声が鳴り響く。

私は彼の足を撃った……

「…なんで…」

「ねぇ、君が私を殺してよ。君はスパイなんでしょ? 組織の情報が欲しいんでしょ? なら! マルガリータを殺して組織の信頼を得ればいいっ!!!」

私は自分に銃口を向け私の手と一緒に彼に握らせる。手は、震えている。

トリガーに指をかけて…力をいれた……

 

 

 

 

ごめんねしほちゃん…こんな私を許して(殺して)

 

 

 

 

 

 

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バンッ!!!!っと銃声と共に扉が開いた

そこに居たのはジンとバーボンだった。

「おい、マルガリータのスマホの中は見たか?その中に組織の情報が入ってるはずだ。」

「スマホは壊れてる。胸ポケットに入ってたんだ心臓を狙ったから一発だ。」

「そうか。」

それだけ会話してジンは何処かに行ってしまった。

バーボンはまだ残っている。

なぁ、、バーボン…本当ならこの子を救えたんじゃないかな。

俺は、自分の手で、一人の守るべき人を殺してしまった。

(ゼロ)…彼女は人をたくさん殺した。でも、それと同じようたくさんの人を愛したんだ。

こんな小さな手で銃を持ってた…本当ならマイクを握って楽しそうに踊ってたんだ。

 

 

 

俺は正しいことをしたのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「灰原哀。君に渡したいものがあるんだ。」

俺は鞄から茶封筒を取り出し、縮んでしまった少女に渡した。

 

 

 

 

 

 

 

 

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まゆゆが死んだ?

嘘だ…そんなことない。

なんで、そんな、

俺は、何も出来なかった…俺はなんで警察になったんだ組織のためか?違う、

組織のためじゃない、今はまゆゆのためだ。

俺は、俺は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『一人の警察官が自殺した。理由は不明』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






マルゲリータは仕方ない。
マルガリータ⇔マルゲリータ
ピザが食べたくなる……

宮野志保は花岡と会ったのが15歳ってことで
花岡は17歳 表職業アイドル 裏は…黒の組織?(NOCじゃない)
原作開始前から3年前、スコッチは生きているものとする!!
宮野志保は大学卒業は15歳ってことで!
警察学校組は降谷零と諸伏景光のみが生存
花岡のおかげで警視庁のスパイが死んだ!!
原作は救いが無さすぎる…あ、ちなみに宮野明美は死亡してます。

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