ウマ娘になった神馬 作:AAAALaLaLaLaie!
それと謝罪を。作者はウマ娘の設定とかには詳しくなく、ふんわりとアプリをやっているエンジョイ勢であり、競馬も友人に勧められて年に1、2回テレビで見る程度です。
簡単に言えばエアプですね。書くに当たって急いで調べてはいますが、今後ウマ娘たちの性格や年代などにミスが生じる可能性もあります。
予めご了承ください。
イスカンダルの死後、私は暫く野山で野生生活をしていた。
元より蹄鉄無しに山を走ると言われていた私の足と、生来の頑丈な体のおかげで特に困ることもなく、そのまま2、30年くらいヒトからもウマ娘からも離れた生活を続け、イスカンダルの国がどうなったのかを見るために人里へ下りていった。
どうやらマケドニアはモノフタルモス*1、エジプトはプトレマイオス*2、シリアはニカトル*3が治めているらしく、モノフタルモスとニカトルは特に深い親交があったわけではないため、エジプトを目指すことにした。
道中に街に寄ったり軽い仕事を引き受けたりと色々あったが、2年もすればエジプトの都・アレクサンドリアに辿り着いた。
「宮殿は……あそこか」
街の目立つところに巨大な宮殿があり、プトレマイオスの気配もそこからした。
ただ、身分も何もない旅人の身でいきなりあそこへ行くことはできないだろう
「夜に忍び込ませてもらうとするか」
そう決めて、昼間は露店などを回って時間を潰すことにした……あ、この料理美味しい。
そんな風に夜まで過ごして、宮殿に忍び込もうとして、捕まった。
いやさ、私は基本的に正面から槍とか剣とか拳で叩きのめすタイプであって、隠密は苦手なんだよ。
一応魔術使ったり気配消したりと気を付けたけど、跳躍で窓(?)から入ったら目の前に衛兵が居るとかは流石にどうしようもないんだわ……あれ?私は誰に言い訳をしているんだろう?
「吐け!何をしに宮殿に侵入した!?」
まあそんなわけでイスカンダルと初めて会ったときのように縄で拘束されています。
「プトレマイオスに会いに来たと言っているだろう」
「プトレマイオス”様”だ!」
「私はブケファラスだぞ?昔馴染みに様を付ける趣味はない」
「イスカンダル様の愛バ、ブケファラスは行方不明になっている!もっとマシな嘘を吐いたらどうだ?」
侵入した私が悪いのは認めるし、失踪してたのも私だけど、ここまで聞く耳持たれないと殺したくなってくるな……いっそ絞め殺せばプトレマイオスも出てくるか?
「ウマ娘が侵入したというのは本当か?」
「プ、プトレマイオス様!?は!こやつが件の侵入者です!」
とまあ、そんなことを考えていると、プトレマイオスが直々に様子を見に来た。
老けたなコイツ……イスカンダルの老け具合も凄かったけどコイツもかなり老けてる。
「やあ、プトレマイオス。久しぶりだな」
「な!」
あーあー驚いて固まっているな。
行方不明になってた幼いころからの馴染みが急に現れたなら無理もないか?
「お前!今まで何処に居た!」
「プトレマイオス様?」
衛兵がプトレマイオスの変容に戸惑ってるな。
しかしまあコイツも髭も伸ばして随分と立派になって……
「我らが君の最後の命令で『余に縛られず、自由に生きよ』って言われたから野山で暮らしてた」
「そうだった……お前は野生児の気があったな……」
衛兵君は完全に固まってるな、無理もないけど。
「下がっていいぞ、コイツは本物だ」
「は、は!」
お、下がらせたな。
これで2人きりか……じゃあ縄も千切っていいよな、千切るぞ。
「ふん!」
「相変わらず規格外の力だな……」
「それが取り得なんでね」
こうしてプトレマイオスと再会した私は、そのままエジプトに滞在して、プトレマイオスを看取った。
目から出るこの水は気のせいに違いない、さあ、次は何処を目指そうか?
ブケファラスはスペックお化けなので街1つ分くらいなら気配と音、匂いで何処に人が居るか、それが知り合いかどうかを感じ取ることができますし、軽く魔術を扱えます。
ただキャスタークラスになれるほどの適正はなく、もし英霊としてクラスに当てはめるなら三騎士、ライダー、バーサーカーが適正クラスでしょう。
それと多分Fate/Zeroルートではなくウマ娘ルートになるんですが、暫くは世界史の旅をしていきます。
一応Fateとのクロスなので生前サーヴァントと絡ませたい作者の欲望ですが、暫くお付き合いください。
それにしても高評価すぎませんか?恐れおののいています。ルーキー8位って……