ウマ娘になった神馬 作:AAAALaLaLaLaie!
理由としては、聖杯戦争以外に正規の手段でサーヴァントを召喚する方法が思いつかなかった上に、正規以外だとどうしても厄ネタが付いてまわるからです。
聖杯戦争なんて物騒なものをウマ娘世界に持ち込みたくはないんじゃ……
それに一応外部者になるのでトレセンでウマ娘たちと深く関わることはないでしょう。
何かしらの手段で絡ませる予定ではありますが。
MinouTaRouさん、植物サンプルさん、誤字報告ありがとうございます。
プトレマイオスの死後、私は30年くらいかかけて嘗ての帝国の地を全て巡り、帝国の外……イスカンダルたちと目指した
道中、私たちが打ち破ったポロス王のときには纏まっていなかったインドがマウリヤ朝という王朝のアショカ王という存在によって統一されていた。
興味があったから宮殿に忍び込んで少し話したが、まあ見事な王であり、宗教家であったな。
法や仏教?というものを尊び、暴力を否定する……それもまた1つの王道だと理解できた。
そんな道中もあり、中華と呼ばれる地域へ私は到達し……
「其方、何者だ?」
野生の王に捕らえられていた。
「何か言ったらどうだ」
「すまない、外国から来た旅のウマ娘だが……まさかこの地域の王に会うとは思ってもいなかったのでな」
なんかいっつも捕まってるな私……弁明させて貰うと、これは本当に偶然だ。
この王御一行が何らかの用で山中を進んでいたときに、私が丁度王の前に現れるような形になったのだ……あれ?私は誰に弁明を?
山生活で会得した跳躍と木を利用する高速移動術だったのだが、こういうことがあるなら今後は使う場所を考えた方がいいだろう。
「異国の者か……決めたぞ、朕の下へ来い」
「は?」
「朕の配下となれ」
「嫌だが?」
嫌に決まっているだろ?
我が忠誠は永遠にイスカンダルのもので、我が君は生涯においてイスカンダルのみと決めているのだから。
「ほう?ならば、頸を斬るぞ?」
「やれるものならな!我が忠誠、我が忠義は永遠に我が君のものよ!」
ぶっちゃけ、今縛っている縄程度なら簡単に引きちぎってこの一行を蹂躙するくらいのことはできる。
それをしないのは王によって歩む覇道・王道は違うし、この中華と呼ばれる地を統一したコイツにもコイツなりに芯となる王道があるのだろうからだ。
「空より現れたからとんだ
「私の名はブケファラス。偉大なる征服王イスカンダルの愛バとして名をはせたウマ娘だ」
「イスカンダル?聞いたことがないな」
イスカンダルの名声は中華にまでは広がっていなかったか……
「しかし其方、過去形ということは既に崩御しているのか」
「100年ほど前にな」
私がそう言い放つと、目の前の王は目を見開いて驚いている。
虚言、戯言と言われてもおかしくない言葉だが、どうしたのだろうか。
「では、其方はその間、ずっと生きていると?」
「この身は不老らしいからな」
「どうやって不老となった?」
「さあな……全盛期から一切衰えていないし、生来のものかもしれん」
なんだコイツ……不老不死にでも興味があるのか?
いや、死の恐怖は侮れないものがあるから当然か……だとしても、ここまでとは、存外小物だったりしい。
まあ結局、客分という扱いでこの王……いや、皇帝だったか?兎も角、始皇帝と名乗った者の国である秦に招かれることになった。
「焚書坑儒……だったか。やりすぎじゃないか?」
「これも民のため、平和のためだ」
そして、それなりの付き合いとなるとコイツの歩む覇道がどのようなものかも理解できてきた。
コイツはどこまでも民と平和を思っている癖に、その手段が極端で、暴力しか知らないんだ。
思想はアショカ王に通じるところもあるが方法は似ても似つかないな……
「ブケファラス、其方は朕の死後、どうするつもりだ?」
体は病に侵され、最早先の長くなくなった始皇帝が尋ねてきた。
民と国を思って不老不死を目指し、水銀を飲んだりしていたが、ここまで弱れば流石に諦めたらしい。
「また根無し草に戻るだけだ。縛られずに自由に生きることが我が君の遺言だからな」
「そうか……」
「だが」
「む?」
今や友と呼べる相手もコイツくらいしか居ない……
だから、これは気まぐれだ。
「お前の遺言くらいは聞き届けるぞ」
「はっはっはっはっはっは!其方がそのようなことを言うとはな!」
「友の頼みを聞かないほど白状じゃあないさ。プトレマイオスは何も言わなかったが」
全く……そんなに笑うことか?
確かに私は粗野で野生的な節はあるし、あのバカ共のことが好きとは言えどコイツとも友人と言えるくらいの歳月は過ごしてるはずなんだが……
「ではこの中華に次の国が建つのを見届けてはくれないか?」
「次の国……秦が滅びると?」
「朕とて悔しいし、未練はある……だが、胡亥に覇王の器はない」
「だろうな」
これはどうしようもない事実だからな。
「まあ分かった。その役目、承りまろうではないか」
「ああ、頼むぞ」
暫くして、始皇帝は息を引き取った。
その死は少しの間隠蔽され、胡亥が2代皇帝となった後は国が乱れた。
これで友を看取るのは3度目か……手に持った酒をぐいと飲み干して私は祈る。
「始皇帝……政の魂に安らぎがあらんことを」
アショカ王は描写だけして実際に会ったシーンはカット、軽くだけ触れて中国へ向かいました。
理由としては単純にアショカ王についての資料が少ないからで、戦争や仏教的な逸話こそ残っているものの治世についての考古学的資料が殆どないんですよね……
一応アショカ王の祖父がイスカンダルと共にポロス王と戦っていてイスカンダルの友とされていますが記述が少ないので致し方なし。
そういうわけで、アショカ王はサッと触れて始皇帝に会ってもらいました。
次回は秦の滅亡を見届ける……つまりFGOでおなじみのあの方々の登場でもありますね。
ウマ娘ファンの方には申し訳ない、世界史編は18世紀になるまではFate路線です。
それにしてもやっぱり評価高くないですか?ルーキーランキングって日に3度更新があることもあって変動が激しいはずなのにまだ11位とか10位とかどうなってるんです?夜には下がりましたけど。
それにあと2つ評価が入れば評価バーに色が付く……頂戴?(強欲)
紀元前1世紀、何処へ行く?
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キリストに同行
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エジプトの滅びを見届け、ローマへ
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ケルト魂を身に着ける