ウマ娘になった神馬 作:AAAALaLaLaLaie!
それと、ブケファラス以外にもオリウマ娘出していいよね?というわけで初めてブケファラス以外のウマ娘が登場します。
年代と登場人物を考えれば出さないわけにはいかない馬……もといウマ娘なので。
始皇帝が死んで数年で、中華は乱れに乱れた。
1年と経たないうちに反秦軍が結成され、各地で反乱も起きる……なんだこれ地獄かね?
とまあ乱れていく中華を旅しながら各地で任侠みたいなことをして、始皇帝の死から3年後に私はとある軍に従軍していた。
イスカンダル以外には仕える気はないんだが、ここでも客分として招かれているようなものなのでノーカウントだろう。
「どうしてこうなったかねぇ……」
「何よ、文句あるの?」
「別に」
理由としては、始皇帝が安寧のために作っていた会稽零式?だとかいう絡繰が項羽と名乗って挙兵していたからそれを観察していたらこの女……虞美人に見つかったからである。
何が悲しくて永遠独身の私が絡繰人間と精霊種のイチャコラを見たり惚気を聞いたりせにゃならんのだ……
「お前、失礼なこと考えてない?」
「なんでもないですよー……騅ちゃんのところ行ってくるわ」
この従軍でいいことがあるとすれば、項羽の愛バである騅ちゃんと話せることだろう。
綺麗な葦毛の子で、普段は引っ込み思案なのに戦になれば必死に切り替えて勇猛さを出すのが頑張っているように感じてついつい可愛がってしまうのだ。
「ブケ姉さん、呼びました?」
「あら、騅じゃない」
「騅ちゃん元気?」
「は、はい。元気です」
こっちに寄って来たから優しく頭を撫でてあげると目を細めて気持ちよさそうにする……本当に可愛いなこの子。
私に
「じゃあ私は項羽様のところに行ってくるから」
「はいはい」
とまあこうして虞美人に絡まれたり項羽の話し相手になったり騅ちゃんを可愛がったりしながら従軍していた。
項羽は元より劉邦?とかいう輩に勝つつもりはないらしく、この中華を狭めることで劉邦でも中華を治めることができるようにするらしい……負けるつもりの戦なんて征服王の軍に居た私では理解できんな。
そうして遂に、項羽の敗れるときがやってきた。
「それで項羽、どうすんだ?」
「最後まで戦うまでよ」
あれだけ大切にしてた虞美人を逃がして、包囲網……確かコイツは四面楚歌とか言ってたな……取り敢えずその状況から脱出できた。
そのままひたすらに南を目指し、黄河のほとりで亭長に再起を謀るように言われたことを拒否して騅ちゃんを彼に預けようという場だった。
「そうか……共しようか?」
「汝は臣下ではなく客分であるぞ」
暗に拒否したなコイツ……虞美人と騅ちゃんを死なせたくなくて追い出したのに私に付いてこられちゃ意味がないってか。
「じゃあ少し離れたところから見ておくよ」
項羽は「フッ……」と笑って何も言わなかった。
それから私は項羽たちを追いかけながら遠見の魔術でその最後を見届けた。
ただアソコまで死体に群がってバラバラにされそうなのは気分が悪いな……
「お前たち!そこをどけ!」
そう思ったときには私の体は動いていた。
始皇帝も私の存在は非公開だったし、項羽にもあくまで従軍していただけだったから存在は知られていない……知られていても戦えるとは思われていないだろう。
「敵兵だ!ウマ娘だぞ!」
とはいえ、身体能力の差はあるし相手も警戒している……私には関係ないがな。
角が生えた兜を被り、長槍と直剣の変則二刀流で私は敵へ突っ込む。
「我が名はブケファラス!遥か西の地、マケドニアにて征服王イスカンダルに仕えた将であり項王の友人である!敵討ちをさせてもらおう!」
後は蹂躙であった。
100年以上の時を生きる私は、最後の戦こそイスカンダルに仕えていたときではあるものの鍛錬を欠かしたことは無いし、素の身体能力も違う……『人喰いバ』の異名は伊達じゃないからな。
そして項羽の遺骸を回収し、騅ちゃんのところへと戻った私は亭長さんを含めた3人で埋葬した。
騅ちゃんはものすごく泣いていた。
親しい者を失うのは慣れないな……
ブケファラスに結婚願望は皆無で、理由はほぼ確実に自分が見送ることになりそうだから。
友との死別は自然の摂理として割り切っていますが、それでも悲しいものは悲しい……というのがブケファラスです。
それと装備に関しては空間拡張した鞄に入れているので戦闘時はそこから武器を取り出します。
あ、評価バーに色……それも赤色が付きました。ありがとうございます。
にしても投稿時間っていつがいいんでしょう?試験的にこの時間帯に投稿しましたけど。
紀元前1世紀、何処へ行く?
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キリストに同行
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エジプトの滅びを見届け、ローマへ
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ケルト魂を身に着ける