ウマ娘になった神馬 作:AAAALaLaLaLaie!
ここまでのびたのは2回目ですね。1回目の方も2か月くらい放置してるんでそろそろ書かないとな……
殺さない程度に兵士を20人くらいボコボコにした辺りで騒ぎを聞きつけた騅が慌てて戻って来た。
「姉さん!何やってるんですか!」
「邪魔者の始末だけど?」
「この人たち、ファラオであるクレオパトラ7世の味方をしたローマのカエサルの兵ですよ!」
「騅、私が我が君以外に従うとでも思った?」
「そうだった……姉さんはこういう人だった……」
騅が頭を抱えているが知ったこっちゃない。
王や皇帝、覇王に将軍といった色々な権力者と友諠を結んできた私を権力でどうこうしようとする方が間違いなのだ。
というか……
「騅は項羽との時間を知らないやつに邪魔されたらどうする?」
「殺します」
「そういうこと」
騅も私に負けず劣らず主人が大好きなウマ娘だし、私の言葉に納得してくれたらしい。
その証拠に腰に下げていた直剣を抜いて兵士と相対する。
そのまま2人で更に30人くらいを打ちのめしたところで兵士たちの中から偉そうなヤツが2人出て来た。
「賊が出たと聞いて討伐を待っていたが一向に倒れないと思ったがウマ娘であったとはな」
「妾とカエサル様の時間を邪魔するなんて何者です?」
ふむ……女の方はさっき騅が言ってた通りファラオならプトレマイオスの子孫だな。
んで男の方がこいつらのボスやってるローマのカエサル?だっけ。
「売られた喧嘩を買っただけだが?」
「姉さんと姉さんの主の時間を邪魔したのはそっちです」
一触即発の空気が流れる中、ファラオの女が口を開いた。
「まさかとは思うけど、貴女、ブケファラス?」
「何故そう思った」
「プトレマイオス1世の記述に”ブケファラスは不老である”というのがあるわ。そして貴女たちは主との時間と言っていたから」
へえ……よく考えているな……というかプトレマイオスよ、私の秘密をそう軽々と書くんじゃない。
「姉さん……」
騅がどうします?という目をこちらに向けて来たから私が槍を下ろすと騅も納刀した。
「そうだ。私は征服王イスカンダルの愛バだったブケファラス。250年ぶりにこの地へ帰って来た」
「!カエサル様、直ぐに兵を下げさせて!」
「ほう、本物なのか?」
「無論、こっちは遥か東方の出身で私の友の騅だ」
「遥か東方の地、中華の覇王・項羽の愛バだった者、騅といいます」
こうして久方ぶりにアレクサンドリアの宮殿に招かれて、またここで時を過ごした。
カエサリオンだっけ?クレオパトラとカエサルの子供が育っていくのも見守った。
カエサルの訃報に泣くクレオパトラを慰めたりもした……正直、300年くらい生きてて一番大変というか面倒だったのがこの育児と慰めかもしれない……私や騅は死とか慣れてるからね……
その後もまあ色々あって、エジプトとローマが戦争になって、エジプトが負けた。
アントニウスっていうクレオパトラの新しい夫も不幸なすれ違いで自害しちゃったし、クレオパトラは捕虜になって監視下に置かれていた……戦争に参加してないはずの私と騅も侍女扱いで一緒に。
「それで、本当に死ぬの?」
「ええ、それが私の筋。ファラオが見世物になるなんて許されないもの」
「そっか。私たちは見送ってから脱出するね」
「親しい方を見送ることになるのは亭長さん以来です……」
騅も100年ぶりくらいに見送ることになって大分堪えてるな……私だって慣れているけど辛いもんは辛いししょうがない。
こうしてプトレマイオス朝エジプト……神秘残るファラオの国は滅亡した。
逃がしていたカエサリオンも処刑されたらしい……政治とはままならないな……
次は何処へ向かおうか。
ブケファラスの武装は剣と短槍の変則二刀流と牛の様な角が生えた兜。
騅の武装は長槍と短槍でこちらも変則二刀流にFGOだと韓信が付けていたものに近い兜です。
これらに加えてブケファラスは短弓、騅は狩猟弓をそれぞれ空間拡張した鞄に入れており、騅は腰に直剣を下げています。
両者共に一騎当千の強者で、速さは最高速度は原作のウマ娘のトップ層と同じか少し遅いもののスタミナは半日は最高速度を保てるレベル、武力は生身であってもFateのサーヴァントと打ち合えます。
なお比較すると力・スタミナのブケファラス、技・速さの騅といった感じになりますね。
自分で考えておいてアレですが、これはもうウマ娘じゃなくてUMA娘では?(後悔はしてない)
1世紀、何処へ行く?
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ローマである!!!!(ネロ)
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鉄拳!(聖女マルタ)
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神魔塵殺!(ヤマトタケル)