白黒の剣士の新エリー都劇場   作:ビーザワン

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2ヵ月前に激ハマりしてしまった”ゼレンスゾーンゼロ”。PS5でプレイしてるのですがもう神ゲー過ぎて久々に頭痛くなろうとも遊んでしまうくらい世界にのめり込んでいます!

してこうして小説執筆に踏み切ったという訳でございます!基本は短編形式で色んなエージェントとの絡みをしつつオリ主の日常を描いていこうかと思います。

そのうち余裕があればちょっとした長編話なども書いていきたいなと思いますので、どうぞお楽しみに…では始まりのお話ということで1本目行ってみましょう!


・プロローグ

 

 

『あの子の様子はどうだ?』

 

『変わりはありません。けど…本当にこれで良かったのでしょうか?』

 

『今更何を言う‼これは堕落してしまった星見家を再興させるために必要なことなのだぞ‼』

 

『ですがあの子は…』

 

『お前が心配する必要はない!ことが上手く進めば本家を出し抜きあの子が正統後継者として選ばれる!そうなれば分家であろうとも私たちの存在意義は見出されるはずだ‼』

 

『……っ』

 

 

物心ついてまもない時…俺は大人たちの会話を偶然聞いてしまった。まだ幼かったためなんのことなのか理解することはできなかった

 

ただその話を聞いてる時の母さんの顔はとても悲しそうで見てられなかった。なんであんな泣きそうな顔をしているのか…聞こうとした時もあったが母さんにまた悲しい顔をさせてしまうと思った俺はその疑問を胸の内にとどめた

 

それからしばらく経ったある時…俺の周りにいた大人たちが一斉に姿を消した。その中には当然母さんもおり、俺はいなくなった母さんを探すため家の中を走り回ったが結局見つけることは出来なかった

 

その後、俺は周りにいた大人たちがよく口にしていた”本家”と呼ばれる家に招かれ養子となり家族の1人として迎え入れられた

 

他人の子どもだったというのに本家の人たちは優しく接してくれ、両親代わりとなった父上と母上は俺を本当の子どもの様に可愛がってくれた

 

そしてその両親には俺より歳が下の狐のシリオンの女の子の子どもがいた、血が繋がっていないにもかかわらず俺のことを”兄さま”と呼び慕ってくれた

 

 

『兄さま!剣の修行に行かれるのですか!?私もついていきます!』

 

『……、お前は母上から刃物を持ってはいけないと言われているだろ?あと俺とお前は血が繋がってない、無理して俺のことを兄と思う必要はないんだ』

 

『兄さま…』

 

『そっそんな顔しても駄目なものは駄目なの!約束破ったら俺が母上に怒られるんだよ!』

 

『………』

 

『はぁぁ~…ついて来ても良いけど大人しくするって約束できる?』

 

『っ…うん!大人しくする修行頑張ってやる!』

 

『修行って…母上は普段どんなことを教えているんだよ』

 

『ほら!早く行こう兄さま!』

 

『あっこら!転ぶから走らないでぇ!』

 

 

正直、との接し方が一番難しかった。厳しい目つきで離れようとした時もあったけど悲しそうな顔をされるとどうしても放っておくことができず最終的に甘くなってしまった

 

気づけば俺も母上との修行?の日々に巻き込まれ色んなことを一緒に経験した。そんな日々が続くと必然的にとの距離は縮まり、俺たちは本当の兄妹の様に仲良くなれた。

 

だがそんな日々も長続きはしなかった。”旧都陥落”後にそう呼ばれる大災害が起き、母上を含め大勢の人たちが命を失い散ってしまった

 

また母と呼べる存在がいなくなった……悲しみと憎悪の感情にのまれた俺は怒りのままに現れた化け物たちに刃を放ち斬り裂いていった

 

だが俺の心が晴れることはなく、あとに残ったのは罪の意識…何も守れず失ってしまったことへの罪悪感…そして化け物を斬った時の高揚感だけだった

 

 

『兄さま!』

 

…』

 

『兄さま…今日も剣の修行に行くの?』

 

『……、もうお前と一緒に修行はできないんだ』

 

『えっ?』

 

『父上…後のことはお願いします。本家の皆さま…今日まで私の事を育ててくれてありがとうございました』

 

”ガシッ”

 

『嫌だ!行っちゃ嫌だよ兄さま!』

 

『……ごめんね…

 

”スゥ…”

 

『兄さま…兄さまぁぁぁぁぁぁーーっ‼

 

 

 

今の俺の存在はこの家に新たな災いを招いてしまう。そう感じた俺は父上を含む多くの大人たちの制止を振り切り家を飛び出した…最後まで俺の腕を掴んで離そうとしなかった妹の手さえも振り払って……

 

 

 

 

 

 

 

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--11年後…--

 

 

「……ホロウの中からでも月は綺麗に見えるんだな」

 

『”カナタ”‼そろそろ邪兎屋のみんなとの合流地点だ‼』

 

「了解!衝撃に備えてくれ‼」

 

”スゥゥーーッ…ドォォンッ”

 

「うぉぉ‼おっその白黒(モノクロ)の出で立ちはまさか!?」

 

「ナイスタイミングよ‼パエトーン(・・・・・)モノクローム(・・・・・・)‼」

 

「猫又…あの人がこの現状を打開してくれる助っ人だよ」

 

「うっ噂はほんとだったんだ!ニコが嘘を言ってたんじゃにゃかったんだ‼」

 

「邪兎屋の人脈甘くみないことよ‼伝説のプロキシ(・・・・)・パエトーンのみならずホロウレイダー最強と噂される白黒の剣士(モノクローム)とも繋がっているんだから‼」

 

「言っておくけど俺はパエトーンと違ってツケ払いはお断りだからね」

 

「うぅっ…わっ分かってるわよ‼謝礼はこのあとちゃんと払うから‼」

 

「ならば良し!」

 

 

白黒の剣士(モノクローム)…それが今の俺に与えられた名前。あの日の過ちを二度度繰り返さないために俺は愛刀の2本の刀の1つを鞘から抜き、目の前にいる異形の怪物たちに刃を向ける

 

 

「さぁ…ここからがハイライトだ‼」

 

 

 




ということでプロローグでした。次回から各エージェントとの日常話を書いていこうかと思います、盛りに盛ったキャラ設定になりましたが深堀はまたの機会にご要望がありましたら徐々に解禁していこうかと思います。

また今後どのエージェントの話が読みたいかアンケートを実施していこうかと思います、まずは作者の推しから書いていこうかと思うのでその後の参考としてご協力をよろしくお願いします。

どの陣営との話が読みたいでしょうか?

  • 邪兎屋
  • 白祇重工
  • ヴィクトリヤ家政
  • カリュドーンの子
  • 治安局
  • 対ホロウ6課
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