現実のゲームの方では福福先輩のガチャで猫又・ライカンと恒常キャラが出ましたがみんなケモ耳なんですよねぇ…とりあえず氷属性が貴重なのでライカンさんは近々育成しようと思います。
それでは白黒の剣士とパエトーン兄妹の日常での物語…行ってみましょう!
--六分街・Random_Play--
『ンナナ?ンナンナ?(カナタ?疲れてそうだけど大丈夫?)』
「大丈夫じゃないよ…1日だけお世話になるつもりだったのがこれなに?」
「あれ?”何か恩返ししたい”と言ったのはカナタだったような気がするけど」
「俺は”その場で返せる恩返し”のつもりで言ったんだよ。”長期的な恩返し”は含まれていない」
「恩返しに短いも長いも無いような気がするけど」
「………」
「納得してくれたようで何よりだよ」
「納得したつもりはない」
アキラとリンたちに助けられてから2週間が経とうとしていた。俺はいまだに2人が経営するビデオ屋・Random_Playにおりそこでバイトをさせられている
何故バイトをしているかというと俺の不用意な発言のせいだ。助けられた恩を感じたので2人に”何か恩返しがしたい”と言ってしまった
それを聞いた2人は顔を向け合いながら”ニヤリ”と笑みを浮かべ、俺に聞こえないように相談しその結果が”ここのスタッフとしては働いてほしい”ということになったのだ
「そもそもこの規模のお店でボンプ3体もいるなら働き手は十分足りてるんじゃないか?」
「それがそうでもないんだ。顧客を維持するにはありきたりの内容のビデオじゃすぐ飽きられてしまうから新商材の仕入れは欠かせない、けどそうなるとお店を留守にする時間もできるから接客をイアスたちに任せなくちゃならないけど彼らにだって限界はある。そんな悩みの時に現れたのが君だ、僕たちに恩を感じているなら僕たちの悩みを一緒に解決に向かって歩んでくれることこそが”恩返し”になると思わないかい?」
「ほとんど君たちの私情絡みじゃないか。人の好意をそんな風に利用するのは良くないと思うのだけど?」
「まぁまぁそう言わないでよカナタ。家無しのその日暮らしの日々から解放されるんだよ!高くはないけど給料だってちゃんと渡すからさ♪」
「っ……それじゃいつまで経ってもここから去れないじゃないか」
そうして俺はRandom_Playの従業員として働く日々が始まった。ちなみに体が完全に回復するまではホロウの中に入るのを禁止されてしまい本業ともいえるホロウレイダーとしての活動に制限をかけられしまった
これにはさすがに抗議の声をあげたがアキラとリンの兄妹はとにかく話術が巧みで痛いとこを的確に突いてくる、何より俺はホロウでの戦闘の疲労で倒れているところを助けられているからなお反論ができない
結局全ての条件の呑み俺はこうして
その他の業務としてはメイン商材であるビデオを棚に補充したりお客が減ったタイミングでの店内清掃、稀にだがお客から何かお勧めはないかと聞かれるが映画の類はほとんど観たことがないためそれとなく目の前にあったやつを指さし対応している
そんな生活を2週間続けている間…俺はアキラとリンの素性について考えていた。正直…身元がわからず傷を負って倒れていた俺を条件ありとはいえ受け入れ普通に接しているのは今のご時世ありえないことだ
それに2人はホロウのことについてかなり詳しい。長いことホロウで活動してきた俺から見てもその知識の多さには驚かされた
そんな疑問が芽生えた時に2人の正体が判明した決定的な出来事が連発してあった。その一つがとある日…開店直後のお店の中で待機していた時”バァンッ”乱暴に扉が開かれピンク髪の女性が入ってきた
「”パエトーン”いる!?緊急なの!あんたたちの力が‼」
「ちょっニコ!お店の中でその呼び方は止めてって言ってるでしょ!」
「えっ…あっ」
「???」
「ごっごめんなさいリン、ついいつもの癖で…それよりあの子は?」
「それより要件は!?工房の中で聞くからこっち来て!」
「わっわかったわ」
「うぅん!カナタごめんね、ちょっとこの人と話があるからお店のこと任せても良い!?」
「うっうん…わかった(パエトーン…あの子…いまリンのことパエトーンって呼んだよな?)」
”パエトーン”…それはホロウ探索をガイドする後方支援ナビゲーター”プロキシ”と呼ばれる裏家業の中でも飛び抜けた手腕と高い依頼達成率を見せたことからつけられた異名で、一時期アカウントが消えたことで遂に逮捕されたか?と噂されていた
そんなパエトーンがリン?ということは兄であるアキラも関わっていることになるがこれだけではまだ信憑性に欠けるため一旦様子を見ようと思ったが…
「パエトーン様いらっしゃいますか!?」
「プロキシいるぅ~?ちょっと休ませてほしいんだけどぉ…」
「おっすプロキシ!こないだ借りたビデオ返しに来たぞ!」
「ちょっと失礼~…相棒いるかい?いま副課長に追われててさぁ~悪いんだけどしばらくかくまってもらってもいいかい?」
はい2人がプロキシ業をしていて伝説のパエトーンであることが確定しました。いやいや君たちの知り合いたちみんなバカなの!?なんで開口一番に秘匿名で呼んじゃってるの!?
ご令嬢っぽい子はハッキリとパエトーンって呼んでるし鮫のシリオンの女子高生と派手な見た目の女性はプロキシと呼んじゃってるし!
更にはかの有名な”対ホロウ6課”の有名人まで来ちゃってるじゃん!公的機関まで関わってるとなるともう否定する要素がないよ!
「(アキラとリンがパエトーンだとすればホロウのことに詳しいことに関して説明がつく、けどプロキシはホロウレイダーと同じく非公認でほとんどがホロウ内で犯罪に加担しているため治安局からも目をつけられている。だがこれまでの2人の行動を見るととても悪人とは思えない、つまりプロキシ業をしてでもやらなければならないことがあるということか?)」
「ンナナ?(カナタどうかした?)」
「んっ…いや…なんでもないよ」
「………2人とも…帰りが遅いな」
バイト生活が1ヶ月目に入ったとある日…アキラとリンがビデオの仕入れのため昼間に店を出たがまだ帰ってきてない
遅くなるという連絡も無いし電話をかけても繋がらない、そうこうしてるうちに閉店時間がやってきたためイアスたちが不安がっていた
「ンナナ…(アキラとリン…いつ帰ってくるんだろう)」
「(イアスたちが不安になってきてる…2人は確かルミナスクエアに行くって言ってた。その道中で何かあったのか?)」
「ンナナ!ンナンナ!(みんな‼テレビ観て‼)」
「
普段裏で待機していたレムが慌てた様子で手招きしていた。工房…アキラとリンはそう呼びこの部屋には入らないようにと言われていたが今は緊急事態だ
俺はイアスとトワを抱え工房の中へと入った。そして俺は言葉を失った、おおよそビデオ屋には不必要ともいうべき高性能PCに複数のモニターと壁1つを覆い隠すほどのブラウン管テレビたち…
それに驚いている俺にレムが”こっちだよ”と言いソファーの前にあったテレビの前まで引っ張ってくれた
「レム…一体何が」
《引き続き臨時ニュースを申し上げます!〇〇〇エリアにて共生ホロウが発生しました!付近にお住いの方々は治安局の指示に従い避難してください!》
「えっ…そこって六分街とルミナスクエアの中間地点にある場所じゃないか!」
まさかあの2人…共生ホロウに巻き込まれたのか!?だとしたら丸腰の2人じゃエーテリアスに立ち向かえるはずがない!
奇跡的にエーテリアスに出くわさなかったとしても長時間ホロウ内にいたらエーテルに侵食されるリスクが大きくなる!
「このままじゃ2人が危ない!すぐに助けに行かないと‼」
【マスターと助手2号の信号をホロウ内にて確認。座標を貴方様の端末に転送いたしました】
「へぇっ!?今の声は……パソコンから?」
【初めまして。私はⅢ型総順式集成汎用人工知能”Fairy”と申します】
「じっ人工知能だって!?」
『ンナナ!ンナナナ!(カナタ!いまはアキラとリンを!)』
「あぁそうだ!Fairyだっけ?2人の場所を俺の端末に送ったって言ったけどそれは確かな情報なのか!?」
【肯定:共生ホロウ内の地形をスキャン後、マスターと助手2号の生体反応をホロウ内にて確認。周囲にエーテリアスはいませんが危険な状況には変わらず、迅速な救助が必要と断定】
「その言葉…信じるよ!」
俺はバイト用の服から白と黒を基調とした愛用の服に着替え、愛刀である2本の刀を腰のベルトに挿し入れ出発の準備を終えた
「みんな!アキラとリンのことは俺に任せて‼」
『『『ンナナンナァ!(頑張ってカナタ!)』』』
【急発生した共生ホロウは地形が不安定となっています。マスターたちまでの最適ルートを更新しつつ、貴方様をサポートいたします】
「頼んだよFairy!(アキラ…リン…待っててくれ!必ず助けに行く!)」
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--共生ホロウ内(アキラSIDE)--
「リン。体の調子は?」
「今のところはまだ大丈夫だよお兄ちゃん。けど運が悪いよね…いきなり共生ホロウが出来て車ごと飲み込まれちゃうなんて」
「命が助かっただけでも運が良い方だよ。とにかく歩こう…不安定ではあるけどこのホロウはまだそれほど大きくない、上手くいけば出口を見つけられるかもしれない」
「そうだね…早く帰らないとイアスたちが心配しちゃうもんね」
突如として発生した共生ホロウ…ビデオの仕入れに出掛けていた僕とリンは運悪くそのホロウに吞み込まれてしまった
車は呑み込まれた際の衝撃で動かなくなってしまったため徒歩でホロウ内を移動していたが僕とリンのエーテル適性は低く、少し前にある程度生身での活動ができるようになったとはいえそのレベルは高くなく長時間ホロウ内での活動はできない
これ以上長居してしまうと体がエーテルに汚染され最悪の場合は…いやこれ以上はやめておこう、今はホロウから早く出ることだけを考えよう
「お兄ちゃん…さすがに足が痛くなってきたよ」
「僕もだ。でも止まっちゃ駄目だ…僕たちにはまだやらなきゃいけないことがたくさんあるんだから」
【Gyaaaaaaーーーーーッ!】
「ッ…お兄ちゃん!」
「まずい!エーテリアスだ!」
”エーテリアス”ホロウ内に巣くう怪物たち。これまでは運よく避けて来れたがここにきて大量に現れ僕とリンの周囲を包囲していた
戦う力のない僕たちは身を寄せ合うがそれを追い詰めるように周囲を囲んでいたエーテリアスたちが近づいてきた
「これは…さすがに突破するのは無理かな?」
「お兄ちゃん…」
「リン…何があっても絶対に離れないで!」
「ッ…うん!」
【Guuuu…】
【【【【【Gyaaaaaaaーーーーーッ!】】】】】
「「ッ‼」」
”シュゥゥンッ…ドォンッ”
「……あっ」
「きっ…君は!」
「2人とも…後は任せて」
”シュゥゥゥンッ”
「いっ…今のって!」
「カナタ…」
激しい轟音と共に現れたのはカナタだった。”後は任せて”その言葉を言った直後に姿を消したカナタだったがそれと同時に目の前にいた3体のエーテリアスの体が斬られていた
そこからは一瞬だった。雷のような音が鳴ると同時に僕たちを取り囲んでいたエーテリアスが1体…また1体と斬られ消滅していった
巨大な剣を持つ”デュラハン”ですら一瞬で剣ごと真っ二つに斬られ、最後に残った”タトナス”は瞬間移動で素早く空中へと逃げたが
”シュゥゥンッ”
【ッ!?】
「遅いよ…」
”バァァァァァーーーーンッ!”
【Gyaaaaaaaーッ!】
落雷が落ちたような衝撃と閃光が周囲へと響き渡った。あまりの眩しさに目を閉じてしまった僕とリンは徐々に収まっていく光の中…ゆっくりと目を開いた
目に映ったのは…青白い刃をした刀をゆっくりと鞘に納刀し、僕たちに優しい笑みを向けるカナタの姿があった
《続く》
すみませんまた長くなってしまいましたので次回で必ずパエトーン編は終わらせオリ主の過去に触れたいと思いますのでもうしばらくお待ちをm(__)m
あとアンケートの方ですが本当に対ホロウ6課の人気が凄いですね!明日からのVer.2.1で雅さん復刻されるっぽいですが引けるかなぁ~…小説の方は早めにホロウ6課の誰かと絡ませるよう頑張ります!
仮に絡ませるとしたらどの組み合わせが読みたいですか?
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アンビー×11号
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雅×ヒューゴ
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ジェーン×猫又×プルクラ×福福
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その他(コメント可)