俺、○○になっちゃった!!   作:シグナー信者

1 / 37
5D'sの配信を見てたら、書きたくなりました

楽しんでもらえたらうれしいです

よろしくお願いいたします


第一話

「龍可…そのまま…撮るよ」

 

「……」

 

「ありがとう…龍可」

 

「これでよかったの?…龍亞」

 

「問題ないよ!…龍可はそのまま休んでて」

 

「…うん」

 

そう言ってソファーに座る龍可

 

「……」

 

ここで自己紹介しておこう。俺の名前は……今は龍亞だ。知っている人もいるが遊戯王5D'sのキャラの一人だ。俺はマスターデュエルをやっていて、途中に寝落ちしてしまい気がついたら龍亞になっていた。いわゆる転生というやつだ!

なんでこうなったか知らないが、こうなった以上…大事な妹を守りつつ、遊戯王の世界で過ごそうとしよう。そして原作通りに龍可が3歳のころにデュエルキッズ大会決勝で一時昏睡状態になった。龍可を病院で見守りつつ、ネットでこの世界の情報をいろいろ調べた

前世で使っていたカード類は今は持ってないが、親がトップスだし、すぐに揃えられると思っていたが、ネットで調べてもカードはなかった。そのことにショックを受け、どうしようと思っていたが、無いなら作ればいいと思い立ち、親に頼んでそういう事が出来る機材を用意することが出来た。しかもなぜだか知らないが、作画の才能がある上に、カードのイラストや効果などを完璧に覚えていたのだ。試しにブラマジガールのイラストを描いて、ネットオークションに出したら、数億円で落札されたよ。

これには驚いたよ。これがきっかけで今の俺は「天才カードデザイナー」に呼ばれるようになった。そのおかげか俺の作ったカードが採用されるようになり、前世で使っていたデッキにある程度近づけた。さすがにエクシーズ、ペンデュラム、リンクモンスターやそれに関連するカードは制作してないが……

 

「……これで良し……あとはこうすれば」

 

作業兼自分の部屋に戻り、撮影した写真をパソコンに取り込んでいる。時々龍可に頼んでモデルになってもらっているのだ。若干恥ずかしそうに顔を赤くしているが

 

「(…その可愛い顔も撮りたいが、これは俺の中に記憶しておこう)」

 

そう思いながらも作業に入ったのであった

 

 

 

 

「……!!」

 

作業を終えて、龍可とリビングで過ごしていると、龍可が突然、顔を上げた

 

「ん?どうしたの?」

 

「……」

 

「龍可…龍可ぁ!!」

 

突然、部屋を飛び出す龍可。その後を追う俺

 

 

「……!?」

 

龍可に追いつき、外に出ると、視線の先に、一人の人物とD・ホイールが倒れていた

 

「龍可…この人は?」

 

俺はその人物を知っている。遊戯王5D'sの主人公【不動遊星】だ

 

「(ついに始まるのか…)」

 

 

 

 

 

 

翌日

 

「このほっぺの何だろう?」

 

「マーカーだよ。知らないの?…セキュリティに捕まった人は、みんな付けられるんだってさ」

 

ソファーで寝ている遊星のマーカーを見て説明する

 

「じゃあ…この人、悪い人?」

 

「カードの妖精は大丈夫だって言ってるんだろう?」

 

「うん」

 

遊星のデッキの上に手を置く龍可

 

「このカードたち…すごく大事にされている……だから大丈夫だと思うんだけど」

 

「そっか…ならいいや」

 

そんな会話をしていると、遊星が目を覚ます

 

「誰だ!!」

 

「昨日の夜、下で倒れていたんだよ」

 

「……」

 

「ああ、俺、龍亞って言うんだ。こっちは妹の龍可…俺たち双子なんだ!」

 

それを聞いた後、遊星はテーブルの上にある自分のデッキを取る

 

「ねぇ…名前、なんていうの?」

 

「……遊星だ」

 

「(知っているけど)」

 

「……ここは?」

 

遊星は立ち上がり、周りの見る

 

「俺らの家だよ」

 

俺が手で操作すると、カーテンが自動で開く

 

「ここら辺はトップスって言って…ネオ童実野シティで一番高い所にあるんだ」

 

「トップスだったのか」

 

窓から見える景色を見て、少し驚く遊星

 

「遊星、デュエリストなんでしょう」

 

「ああ」

 

「俺とデュエルやらない?たまに龍可以外の相手とやりたいし」

 

「失礼しちゃう」

 

「遊星って強いの?」

 

「……ん?」

 

遊星が視線を向けるとあるのもを発見する。それはジャックアトラスのポスターとフィギュアだった

 

「ああ、あれ…俺の宝物なんだ。いつかキングとデュエルするのが夢なんだ……ライディングデュエル…俺もやりたいんだよね」

 

「はいはい、頑張ってね」

 

「龍可……ちょっと冷たすぎない……遊星は…キング好き?」

 

「……興味はないな」

 

「ライディングデュエルやるのに?」

 

「どうしてそれを?」

 

「……だってあれ、D・ホイールなんでしょう」

 

俺が遊星のD・ホイールを指さす

 

「……」

 

遊星は自分のD・ホイールに近づく

 

「……そうだ」

 

俺は傍にあった封筒を見せる

 

「遊星…これを見てよ!キングとデュエル出来るかもしれないよ」

 

封筒の生身を見せると、遊星はそれを手に取る

 

「デュエル・オブ・フォーチュンカップ?」

 

「海馬コーポレーションがランダムに選んだ人たちでトーナメントするんだ…その中に龍可が選ばれたんだよ。優勝したらキングとデュエル出来るんだ!!」

 

「っ!!」

 

「私、出る気ないから」

 

「……本人は出る気ないから、俺が龍可のふりして出場するんだけど」

 

「絶対に無理…すぐにばれる」

 

「ばれないよ!同じ顔しているじゃん!」

 

「同じ顔…どこが?」

 

「俺たち双子じゃん!だから大丈夫」

 

「お気楽すぎるのよ……あの人の事だって」

 

「大丈夫だって」

 

「……匿ってくれたことには感謝する。だが俺には関わらない方がいい」

 

そう言って封筒を元にあった場所に投げる

 

「……出ていくの?」

 

「迷惑はかけられない」

 

遊星は出て行こうとするが

 

「じゃあさ…俺とデュエルしようよ。デュエリストなら挑まれた勝負は受けなきゃ」

 

「龍亞の方が迷惑かけてない?」

 

「……そうかもしれないけど、遊星はきっと強いよ(主人公だし)」

 

龍亞の行動をみて、遊星はある人物と重なり、微笑む

 

「(似ているな…ラリーに)」

 

「わかった。やろう」

 

こうしてデュエルすることになった

 

 

 

 

庭に出た3人…俺は大きすぎるデュエルディスクに悪戦苦闘していると

 

「ここには、ほかに誰かいないのか?」

 

質問しながら遊星が手を貸してくれた

 

「このフロアは俺たちだけだよ」

 

「ここね…ホテルの一番上なのよ。私たちずっと前から二人なの」

 

龍可が説明する

 

「親は仕事でいなくて、たまに連絡が来るくらい。お気楽でしょう」

 

「勉強も全部ネットで出来るから滅多に外に出ないんだ」

 

「そうか……よし…これで良い」

 

「……遊星、ありがとう!」

 

「気にするな…始めようか…お前のターンからで良い」

 

そう言ってお互いに距離を取る

 

「(主人公との初デュエル!!)」

 

お互いにデュエルディスクを起動させる

 

「いつでもいいぞ!」

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

龍亞 LP4000 手札5枚

 

遊星 LP4000 手札5枚

 

 

「俺のターン……俺は手札から」

 

「龍亞…ドロー忘れているよ」

 

「あっ!そうだった」

 

「もう、いっつも忘れるんだから」

 

「(マスターデュエルの癖がまだ抜けないんだよな……)」

 

「では、改めてドロー!…よし【D・モバホン】を攻撃表示で召喚!」

 

D・モバホン 星1 攻100/守100

 

「効果発動!ディフォーマーは表示形式で、発動するモンスター効果が変わる。攻撃表示の【D・モバホン】の効果…1ターンに1度、ダイヤルに表示された数字の枚数、デッキからカードをめくって、その中のレベル4以下ディフォーマーを特殊召喚できる。ダイヤル~~オン!!」

 

数字のパネルがランダムに勢いよく点滅し、やがて、ゆっくりと止まる

 

「数字は……3!よって3枚めくる」

 

デッキから3枚めくる

 

「……よし【D・ラジカッセン】を守備表示で特殊召喚!」

 

D・ラジカッセン 星4 攻1200/守400

 

「カードを一枚伏せてターンエンド!」

 

 

龍亞 LP4000 手札4枚

場:D・モバホン D・ラジカッセン

伏せカード:1枚

 

 

「俺のターンだな……ドロー……【スピード・ウォリアー】を攻撃表示で召喚!」

 

スピード・ウォリアー 星2 攻900/守400

 

「【スピード・ウォリアー】は召喚したターンのみ攻撃力が2倍となる」

 

スピード・ウォリアー 攻900→1800

 

「バトル!【スピード・ウォリアー】で【D・モバホン】を攻撃!ソニック・エッジ!」

 

「この瞬間【D・ラジカッセン】の効果発動!」

 

スピード・ウォリアーが攻撃がモバホンに当たる瞬間、ラジカッセンが立ちはだかり、攻撃を跳ね返した

 

「【D・ラジカッセン】が守備表示の時、1ターンに1度、自分フィールド上のディフォーマーと名のついたモンスターが攻撃対象に選択された時、その攻撃を無効にできるんだよ」

 

「攻守によって効果が変わる……面白いカードを使うな」

 

「そうでしょう!」

 

「俺はこのままターンエンド」

 

 

遊星 LP4000 手札5枚

 

場:スピード・ウォリアー

 

伏せカード:なし

 

 

「俺のターンドロー!……【D・モバホン】の効果発動!ダイヤル~~オン!!」

 

数字のパネルがランダムに勢いよく点滅し、やがて、ゆっくりと止まる

 

「数字は……1!よって1枚めくる」

 

デッキから1枚めくる

 

「モンスターは……いないからデッキに戻してシャッフル!」

 

カードをデッキに戻し自動でデッキがシャッフルされる

 

「俺は【D・モバホン】を守備表示、【D・ラジカッセン】を攻撃表示に変更!」

 

それぞれのモンスターが変形する

 

「バトル!【D・ラジカッセン】で【スピード・ウォリアー】を攻撃!」

 

その攻撃により【スピード・ウォリアー】は破壊された

 

遊星LP4000→3700

 

「まだだ、【D・ラジカッセン】が攻撃表示の時、2回攻撃することが出来る!そのままダイレクトアタック!」

 

遊星LP3700→2500

 

「よし!攻撃が決まった!カードを一枚伏せてターンエンド!」

 

 

龍亞 LP4000 手札4枚

場:D・モバホン D・ラジカッセン

伏せカード:2枚

 

 

「俺のターン…ドロー!…手札よりマジックカード【ワン・フォー・ワン】を発動!手札のモンスターを墓地に送ることで発動可能!手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚することが出来る」

 

「(……遊星の反撃が始まる!!)」

 

龍亞は自分の手札を見る

 

「(…よし…ここは)俺はそれに……」

 

龍亞は自分の手札からあるカードを墓地に送ろうとした時

 

「龍亞ぁ!!」

 

龍可が声を上げる

 

「どうしたの龍可ーーーひぃ!」

 

視線を向けると光の無い冷たい眼をした龍可が龍亞を見ている

 

「いったい何をしようとしていたの?」

 

「いや…あの…」

 

「約束したよね…私の見ている前でそのカードは使わないって」

 

「そうだけど……今、使わないと面倒なことになる予感が…」

 

「……………」

 

「だからその……」

 

「……………」

 

「……龍可ちゃん」

 

「………ぷいっ」

 

眼を閉じて、顔を横に向ける

 

「(やばい……完全に怒ってる)」

 

龍可の今の状態に恐怖を覚える龍亞

 

「……わ、分かりました。使いません」

 

「……よろしい」

 

「……おい」

 

「ああ、ごめん遊星。続けて」

 

「……手札の【ボルト・ヘッジホッグ】を墓地に送り、デッキから【チューニング・サポーター】を攻撃表示で特殊召喚!」

 

チューニング・サポーター 星1 攻100/守300

 

「さらに【ニトロ・シンクロン】を攻撃表示で召喚!」

 

ニトロ・シンクロン 星2 チューナー 攻300/守100

 

「この瞬間、墓地の【ボルト・ヘッジホッグ】の効果発動!自分フィールドにチューナーモンスターがいる時、このカードを墓地から特殊召喚できる!」

 

ボルト・ヘッジホッグ 星2 攻800/守800

 

「まだだ!モンスターの召喚に成功したことで、手札の【ワンショット・ブースター】を特殊召喚!」

 

ワンショット・ブースター 星1 攻0/守0

 

「モンスターが一気に4体も」

 

ここから始める遊星の反撃に、

 

「(やばい……)」

 

龍亞の心は、穏やかではなかった

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。