俺、○○になっちゃった!!   作:シグナー信者

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第十話

「【ジャンクウォリアー】!!パワーギアフィスト!!」

 

「うおおおおお」

 

遊星とボマーのデュエルは、原作通りに【アームズエイド】を装備した【ジャンクウォリアー】の攻撃により、ボマーのライフが0になり、遊星の勝利に終わる

 

「やった!!」

 

「よし」

 

「遊星が勝った!!」

 

「やったな!あんちゃん」

 

「あれ?」

 

天兵は気付く

 

「デュエルが終わったのにチャリオットパイル消えてない」

 

トラップカードより出現したボマーのDホイールのタイヤの部分が凶悪なトゲのついたホイールへと変形していたが、そのままの状態なのだ

 

『ついに決着!!サテライトの流れ星、不動遊星VS黒き暴風、ボマー!このデュエル・オブ・フォーチュンカップ…準決勝を見事勝ち抜いたのは不動遊星!!』

 

「大丈夫か?ボマー」

 

遊星が近づくと、ボマーは立ち上がる

 

「遊星…見事だった。私の完敗だ」

 

するとマイクが入っているのかスタジアムにボマーの声が響く

 

「私は負けた…だがまだ私の使命は終わっていない」

 

「……」

 

「私はこの大会に優勝し、その式典でゴドウィンのやった事実を公にするつもりだった。だがそれも叶わむ夢…ならばこの場で復讐を果たすまで!!」

 

「復讐?」

 

「これを見ろ!無に帰した我が村を!」

 

ボマーがスタジアムのモニターを指さすと、ある映像が流れる

 

「これが私の村だ!私の故郷だ!」

 

強い光と共に大爆発が起こり

 

「ゴドウィンは赤き竜を復活させようと、私の村を実験材料にした。そして私の村は!?」

 

ボマーの村は跡形もなく消滅する映像が流れる

 

「村人全員が行方不明…そしてその中に私の兄弟もいた」

 

「それじゃあ、お前も兄弟は?」

 

「遊星!ジャック!奴を信じるな!ゴドウィンに赤き竜を渡してはならない!」

 

そう言うとボマーは自身のDホイールに乗り込み発進させる

 

「ボマー!」

 

「奴とは、此処で決着をつける!故郷のために、仲間のために、そして私の大切な兄弟のためにこんな悲しみをもう二度と繰り返させないために!」

 

ボマーのDホイールはスタジアムの壁をうまく使いゴドウィンのいる中央タワーへ大ジャンプ

 

「ボマー!!」

 

遊星もスタジアムの壁をうまく使い反対方向から大ジャンプ

 

「何ッ!!」

 

ボマーのDホイールと空中でぶつかり合う

 

「!!?」

 

その影響で折れたトゲのついたホイールが中央タワーのゴドウィンに飛んで来るが、ゴドウィンはそれを左手で掴むが、激しい火花が起こる

 

「その手は?」

 

ジャックがゴドウィンの左手を見ると、服が破れ、機械の義手が現れる

 

「遊星!!」

 

そして遊星とのぶつかり合いで軌道がそれたボマーのDホイールはスタジアムのレーンへと落ちていった

 

「なぜ止めた!!なぜぇ!!」

 

ボマーは遊星に掴みかかる

 

「ボマー…俺も奴を許すことは出来ない。だが、力ずくで決着をつけるならお前も奴と同じだ」

 

「遊星…ああああああああ!」

 

ボマーの悲痛な叫びがスタジアムに響いた。そしてボマーはセキュリティに連行された

 

「遊星…お前は、お前の使命を果たせ」

 

 

 

 

 

 

 

その後

 

『決着!早く救護班を!ファイナル進出は十六夜アキ!』

 

準決勝第二試合は十六夜アキが勝利した

 

 

 

 

 

「遊星!」

 

決勝を前に、俺と龍可は遊星の所に向っていた

 

「もうこんな所に居た」

 

「もうすぐ決勝だよ……っ!!十六夜アキさん」

 

遊星を見つけたが、傍に十六夜アキがいた

 

「……」

 

「ヒッヒッヒッ!これはこれは十六夜様……先ほどのデュエル、感服いたしましたよ。決勝戦を前に、ゴドウィン長官が一言労いの言葉を申しておりまして、ご一緒にいただけないでしょうか?」

 

「アキは疲れています」

 

するとコードを着た男性が部下2名を連れて現れる

 

「貴方は?」

 

「アキの保護者とでも言っておきましょうか……もっとも貴方がたの方で、もう調べはついているでしょうが」

 

「……ヒッヒッヒッ」

 

「決勝を前に、少しでもアキの体調を回復しておかねばやりません。お察しを」

 

そういうとアキは部下に連れられてこの場を後にするのであった

 

「(まさかここでディヴァインとイェーガーに出会うなんて)」

 

「ふん!紳士を気取るイカサマ集団が」

 

すると遊星はイェーガーに近づく

 

「貴様…ラリーたちをどこに!?」

 

「ご自分の立場をお考えに…さもないと……ヒッヒッヒッ」

 

イェーガーもこの場を去るのであった

 

「……」

 

俺はアキの後ろ姿を見る

 

「なんか苦しそうに感じるな」

 

「龍亞もそう思う」

 

龍可は悲しそうに右腕を押さえる

 

「どうした?」

 

「うん……痛くてズキズキする。あのお姉さん見ていると、この腕と心が…」

 

「……」

 

その後、俺は龍可に付き添いしながら客席に戻るのであった

 

 

 

 

 

「……」

 

客席に戻ると、スタジアムは異様な雰囲気に包まれていた

 

「相変わらずひどいことを言うもんだ。相手はまだ幼気な子供じゃないか」

 

「だが得体の知れない力で、俺たちに恐怖を植え付けていることはたしかだ」

 

「けどなんでこんなに人が集まるの?」

 

「人間ってのは残酷なものなんだよ。そこに危険があるのがわかっていても見ずにはいられないんだ…憎むべき者が生贄に差し出される光景を」

 

「なんかつらいデュエルになりそうだね」

 

「今に始まったことじゃないよ……このことは」

 

 

そして

 

『いよいよ決勝戦だ!偉大なキングに拝謁し下剋上のチャンスを掴み取るのはどっちだ!』

 

いよいよ決勝戦が始まる

 

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