俺、○○になっちゃった!!   作:シグナー信者

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第十四話

「「「龍亞!!」」」

 

デュエルが終わると、炎の壁がなくなり、3人は龍亞に駆け寄る

 

「おい!大丈夫か!?」

 

「何とか…」

 

「た、立てる?」

 

「……うん」

 

龍可に支えられ立ち上がる

 

「部屋に戻って傷の手当をしよう」

 

そうして矢薙のじいさんと龍可と一緒に雑賀の隠れ家にもどった

 

「……さて」

 

氷室は倒れているダークシグナーに近づく

 

「おい!起きろ!!」

 

胸倉をつかみ、起き上がらせる

 

「うっ!?痛っ!!なんだよ」

 

「貴様!一体何者なんだ!?」

 

「何者って…どこだよここ?」

 

「とぼけるな!さっきまでデュエルしてただろう」

 

「デュエル?……そんなことをしてたのか?」

 

「……お前、何も覚えていないのか?」

 

氷室は男の腕を見ると蜘蛛の痣が消えていた

 

「貴様……本当に何も覚えていないのか?」

 

「覚えていないよ!急に意識が遠くなって」

 

するとそこに

 

「おい!どうした?」

 

遊星がやって来た

 

「一体何が?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別の場所

 

「……獲物は逃したようだな」

 

「今回は挨拶がわりだ!我々と奴らとは、いわば磁石の両極がごとき存在……いずれ向こうから糸にかかりに来るだろう」

 

「だが、まさかシグナーでない者に敗れるとはな」

 

「それは私も予想外だったが、別に問題ない」

 

「それよりもう一匹の方はどうなっている?」

 

ダークシグナーの暗躍は

 

「希望を」

 

「サテライトに希望を」

 

「ネオドミノシティに出現した赤い竜は、この世に災いをもたらす邪神なのだ」

 

「シティとサテライトは、邪神の怒りに触れて、共にこの世から消え去る運命なのでしょうか」

 

「否!赤い竜は愚か者の地!シティを選んだのです!」

 

「サテライトの賢者たちよ!希望を抱きなさい!!」

 

「我らの元に集えば、必ずや救われるでしょう!!」

 

「サテライトに希望を!!」

 

「赤い竜は消え去れ!!」

 

始まったばかりだ

 

 

 

 

 

 

 

 

「龍亞の様子は?」

 

雑賀の隠れ家では、遊星が龍亞の様子を心配していた

 

「大丈夫じゃ!今はゆっくり休んでいる」

 

ベットの上では、傷の手当をし絆創膏を貼っている龍亞が眠っており、傍では龍可が龍亞の手を握って眠っていた

 

「そうか」

 

「それよりどこほっつき歩いていたんだ?遊星」

 

「……腕に痣のある男とデュエルしていた」

 

「なにっ!?」

 

「あんちゃんも!?」

 

「ああ……そいつはダークシグナーと名乗っていた」

 

「龍亞が戦った奴もそんなことを言っていたな」

 

「あの痣……奴らこそが本当に戦うべき敵なのかもしれない」

 

 

 

 

 

「……」

 

夕方になり、遊星はパソコンを使って調べものをしていた

 

「飲めよ」

 

氷室は遊星に飲み物が入ったカップを渡す

 

「ありがとう」

 

「あんちゃん…まだ雑賀とは、連絡が取れないのかい」

 

「……」

 

遊星は椅子から立ち上がると

 

「サテライトに戻ろうと思う!あの男が言っていた言葉が気になる」

 

「えっ?戻るって」

 

「例の…サテライトが消滅するってやつか」

 

龍亞がダークシグナーとデュエルして頃、遊星もダークシグナーとデュエルしていて、その男がサテライトが消滅すると言っていたのだ。デュエルは遊星が勝ったが、龍亞の時と同じでその男は何も覚えておらず、痣も消えていたのだ

 

「ああ」

 

「行っちゃうの?」

 

「ん?」

 

声のした方に視線を向けると龍可が立っていた

 

「サテライトに帰っちゃうの?遊星」

 

「俺には確かめなければならない真実がある」

 

「シグナー同士は一緒にいなくちゃだめだって言ったのは遊星じゃない!」

 

「シグナー同士ならまた必ず会える」

 

「……遊星」

 

「……龍可」

 

「ん?」

 

声のした方に視線を向けると龍亞が立っていた

 

「龍亞!!」

 

「お前、起きても大丈夫なのか?」

 

「まだ痛むけど、大丈夫だよ」

 

龍可は龍亞に近づく

 

「大丈夫なの?」

 

「うん……それより龍可……行かせてあげよう」

 

「……龍亞」

 

「サテライトには、遊星の大切な仲間がいるんだから」

 

「……わかった」

 

「遊星……また会えるよね」

 

「ああ」

 

すると、外からサイレンの音が聞こえ、窓を開けて外を見ると

 

「あっ!」

 

外にはセキュリティの人間が包囲していた

 

「聞こえるか!サテライトのクズ野郎!シティにはお前にとっての安住の地はねえ!!今すぐしょっ引きに行くから首根っこ洗って待ってろう!!」

 

「ちっ!こんな時に」

 

「ちょうどいい」

 

そう言うと、遊星は雑賀の隠れ家から出てきた

 

「ん?」

 

「俺もゴドウィンに話がある所だ!」

 

「何だと…サテライトのクズ野郎が!!」

 

セキュリティの牛尾が遊星に掴み掛かろうと手を伸ばすが

 

「連れて行ってもらおうか!!」

 

遊星はその手を逆に掴み返した

 

「こいつ!!」

 

そして遊星はセキュリティのパトカーに乗り込む

 

「虚勢を張ってられるのもそこまでだ!たっぷりと可愛がってやるからな」

 

「早くしろ!!」

 

そしてセキュリティ本部に向かうのであった

 

 

 

 

 

 

 

そして龍亞と龍可は、自宅に戻り、

 

「あの…龍可ちゃん」

 

それぞれの就寝しようとしたが、龍亞の寝室に龍可がやって来て、龍亞に抱き着いたのだ。おまけにガッシリとホールドされ、身を起こす処が寝返り一つも出来ない状態になった

 

「自分の部屋に」

 

「…やだ」

 

「なら放してくれても、まだ痛いし」

 

「…やだ」

 

「いや…あの…」

 

「今日は一緒に寝たいの」

 

「ええと」

 

「……お願い…龍亞」

 

少し潤んだ上目遣いでお願いしてくる龍可に

 

「……わかったよ」

 

「ありがとう」

 

そういって目を瞑る龍可であった

 

「(久しぶりにこんなに甘えてきたけど、どうしたんだろう)」

 

そう思いながら目を瞑る龍亞であった

 

 

 

 

 

 

 

まあ翌日には、いつも通りの龍可に戻り、約束を破って増Gを使ったことも、大目にみてもらうのであった

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