俺、○○になっちゃった!! 作:シグナー信者
「「「龍亞!!」」」
デュエルが終わると、炎の壁がなくなり、3人は龍亞に駆け寄る
「おい!大丈夫か!?」
「何とか…」
「た、立てる?」
「……うん」
龍可に支えられ立ち上がる
「部屋に戻って傷の手当をしよう」
そうして矢薙のじいさんと龍可と一緒に雑賀の隠れ家にもどった
「……さて」
氷室は倒れているダークシグナーに近づく
「おい!起きろ!!」
胸倉をつかみ、起き上がらせる
「うっ!?痛っ!!なんだよ」
「貴様!一体何者なんだ!?」
「何者って…どこだよここ?」
「とぼけるな!さっきまでデュエルしてただろう」
「デュエル?……そんなことをしてたのか?」
「……お前、何も覚えていないのか?」
氷室は男の腕を見ると蜘蛛の痣が消えていた
「貴様……本当に何も覚えていないのか?」
「覚えていないよ!急に意識が遠くなって」
するとそこに
「おい!どうした?」
遊星がやって来た
「一体何が?」
別の場所
「……獲物は逃したようだな」
「今回は挨拶がわりだ!我々と奴らとは、いわば磁石の両極がごとき存在……いずれ向こうから糸にかかりに来るだろう」
「だが、まさかシグナーでない者に敗れるとはな」
「それは私も予想外だったが、別に問題ない」
「それよりもう一匹の方はどうなっている?」
ダークシグナーの暗躍は
「希望を」
「サテライトに希望を」
「ネオドミノシティに出現した赤い竜は、この世に災いをもたらす邪神なのだ」
「シティとサテライトは、邪神の怒りに触れて、共にこの世から消え去る運命なのでしょうか」
「否!赤い竜は愚か者の地!シティを選んだのです!」
「サテライトの賢者たちよ!希望を抱きなさい!!」
「我らの元に集えば、必ずや救われるでしょう!!」
「サテライトに希望を!!」
「赤い竜は消え去れ!!」
始まったばかりだ
「龍亞の様子は?」
雑賀の隠れ家では、遊星が龍亞の様子を心配していた
「大丈夫じゃ!今はゆっくり休んでいる」
ベットの上では、傷の手当をし絆創膏を貼っている龍亞が眠っており、傍では龍可が龍亞の手を握って眠っていた
「そうか」
「それよりどこほっつき歩いていたんだ?遊星」
「……腕に痣のある男とデュエルしていた」
「なにっ!?」
「あんちゃんも!?」
「ああ……そいつはダークシグナーと名乗っていた」
「龍亞が戦った奴もそんなことを言っていたな」
「あの痣……奴らこそが本当に戦うべき敵なのかもしれない」
「……」
夕方になり、遊星はパソコンを使って調べものをしていた
「飲めよ」
氷室は遊星に飲み物が入ったカップを渡す
「ありがとう」
「あんちゃん…まだ雑賀とは、連絡が取れないのかい」
「……」
遊星は椅子から立ち上がると
「サテライトに戻ろうと思う!あの男が言っていた言葉が気になる」
「えっ?戻るって」
「例の…サテライトが消滅するってやつか」
龍亞がダークシグナーとデュエルして頃、遊星もダークシグナーとデュエルしていて、その男がサテライトが消滅すると言っていたのだ。デュエルは遊星が勝ったが、龍亞の時と同じでその男は何も覚えておらず、痣も消えていたのだ
「ああ」
「行っちゃうの?」
「ん?」
声のした方に視線を向けると龍可が立っていた
「サテライトに帰っちゃうの?遊星」
「俺には確かめなければならない真実がある」
「シグナー同士は一緒にいなくちゃだめだって言ったのは遊星じゃない!」
「シグナー同士ならまた必ず会える」
「……遊星」
「……龍可」
「ん?」
声のした方に視線を向けると龍亞が立っていた
「龍亞!!」
「お前、起きても大丈夫なのか?」
「まだ痛むけど、大丈夫だよ」
龍可は龍亞に近づく
「大丈夫なの?」
「うん……それより龍可……行かせてあげよう」
「……龍亞」
「サテライトには、遊星の大切な仲間がいるんだから」
「……わかった」
「遊星……また会えるよね」
「ああ」
すると、外からサイレンの音が聞こえ、窓を開けて外を見ると
「あっ!」
外にはセキュリティの人間が包囲していた
「聞こえるか!サテライトのクズ野郎!シティにはお前にとっての安住の地はねえ!!今すぐしょっ引きに行くから首根っこ洗って待ってろう!!」
「ちっ!こんな時に」
「ちょうどいい」
そう言うと、遊星は雑賀の隠れ家から出てきた
「ん?」
「俺もゴドウィンに話がある所だ!」
「何だと…サテライトのクズ野郎が!!」
セキュリティの牛尾が遊星に掴み掛かろうと手を伸ばすが
「連れて行ってもらおうか!!」
遊星はその手を逆に掴み返した
「こいつ!!」
そして遊星はセキュリティのパトカーに乗り込む
「虚勢を張ってられるのもそこまでだ!たっぷりと可愛がってやるからな」
「早くしろ!!」
そしてセキュリティ本部に向かうのであった
そして龍亞と龍可は、自宅に戻り、
「あの…龍可ちゃん」
それぞれの就寝しようとしたが、龍亞の寝室に龍可がやって来て、龍亞に抱き着いたのだ。おまけにガッシリとホールドされ、身を起こす処が寝返り一つも出来ない状態になった
「自分の部屋に」
「…やだ」
「なら放してくれても、まだ痛いし」
「…やだ」
「いや…あの…」
「今日は一緒に寝たいの」
「ええと」
「……お願い…龍亞」
少し潤んだ上目遣いでお願いしてくる龍可に
「……わかったよ」
「ありがとう」
そういって目を瞑る龍可であった
「(久しぶりにこんなに甘えてきたけど、どうしたんだろう)」
そう思いながら目を瞑る龍亞であった
まあ翌日には、いつも通りの龍可に戻り、約束を破って増Gを使ったことも、大目にみてもらうのであった