俺、○○になっちゃった!!   作:シグナー信者

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第十五話

「うほっ!すごい家だの!」

 

遊星がサテライトに戻って2日後、氷室と矢薙のじいさんは龍亞と龍可の自宅にやって来た

 

「両親は出かけてるって言っていたが?」

 

「うん…パパとママは世界中を飛び回ってて、たまにしか帰ってこないの」

 

「好きに使ってよ。いくらだって部屋は空いているんだし」

 

そう言うと龍亞は氷室に手招きする

 

「龍可は体が弱いからあんまり外に出たがらないんだ。俺も外に出られないけど、一人にするわけにも行かないし」

 

「そうか」

 

「氷室ちゃん!こっちからシティが一望できるぜ」

 

「雑賀の所よりサテライトからの電波を拾えるかもしれないな」

 

そう言うと氷室は荷物からパソコンを取り出す

 

「ねえ、龍可が感じた感触が本当なら、遊星はもうダークシグナーとの戦いを始めたのかな」

 

遊星がサテライトに向かった次の日の夜に、龍可のシグナーの痣が光りだし、遊星がダークシグナーと戦っていることを感じたのだ

 

「こっちからの回線は不安定だがら……向こうからの連絡を待つしかない」

 

「遊星は勝ったかな?」

 

「わからん……だが奴は簡単に負ける男じゃない」

 

「(まあ実際は、負ける寸前にD・ホイールが壊れて、命拾いしたんだけどね)」

 

そう心の中でそう思うのであった

 

「ねえ!龍可が言ってた夢の話」

 

「邪神たちと戦う……赤い竜の話か」

 

「うん」

 

「シグナーの力が龍可ちゃんに古の戦いを見せたのかもしれないな」

 

「……」

 

「その夢に【パワー・ツール・ドラゴン】が出てきたって本当なの?」

 

「えっ!?…………まあ、似てたかな?いいじゃないそんなこと」

 

「……それもそうかな」

 

すると家のチャイムが鳴る

 

「ん?誰だろう?」

 

龍亞は玄関の方に向かった

 

「なあ、本当にそうなのか?」

 

氷室と矢薙のじいさんが龍可の傍に行く

 

「古代の儀式に、あんなロボットみたいな竜…出てくるわけないでしょう」

 

「そりゃそうだ」

 

「龍亞を喜ばせそうと思ってああ言っちゃったの」

 

「そうか」

 

すると龍亞が戻ってきた。手に小さい小包を持って

 

「龍亞…それは一体?」

 

「ああこれ……俺が制作したイラストが採用されて、カード化されたのが届いたんだ」

 

「ほう!それはすごいな!」

 

「カード化されると……いつも届くのか?」

 

「うん……ちょっと部屋に戻って確認してくる」

 

そう言うと龍亞は自分の部屋に戻った

 

「やっぱり龍亞くんはすごいな」

 

「ああ」

 

「そうでもないよ」

 

「どういうことじゃ?龍可ちゃん」

 

「いつも採用される訳じゃないの……不採用されたのもいくつかもあるし」

 

「そうなのか」

 

「うん……なんで増殖する方は採用されてあのカードは不採用なの?」

 

「あの龍可ちゃん?」

 

「ほぼ同じ効果なのに、可愛いイラストの方はなんで不採用なの?」

 

「……おーい?」

 

「納得いかない納得いかない納得いかない」

 

ブツブツと文句を言う龍可であった

 

 

 

 

 

 

 

 

「邪神たちと戦う赤き竜って…つまりシグナーの人たちは全員仲間ってこと?」

 

その後、4人は集まり、赤き竜について話し合う

 

「そういうことになるな。あんちゃんとジャック…それに龍可ちゃんにアキって姉ちゃん」

 

「ありえんな…十六夜アキが仲間ならアルカディアムーブメントも仲間ってことになる」

 

「アルカディアムーブメントって何だろう」

 

龍可が疑問を浮かべる

 

「いい噂は聞かないな……なんでもサイコデュエリストを集めて、怪しげな研究をしているって話だ」

 

「サイコデュエリスト」

 

「うん……まれにそんな能力を持ったデュエリストが生まれてくるって聞いたことがある」

 

「どうしてアキさんはそんな所に?」

 

「さぁな…何か事情があるのかもしれない」

 

「……アキ姉ちゃんに協力してくれるように頼めればいいけど」

 

「何っ?」

 

「あくまで噂だし…最初から疑うのもよくないって思うし」

 

「それはそうだが」

 

「言われてみればそんな気もしてくるな……わしら大人は人を疑い過ぎているのかもしれん」

 

「たしかに、俺たちの情報を話した所で、損はない」

 

「だがアルカディアムーブメントと連絡とれるのかい?」

 

「雑賀のデータの中にあるかもしれない」

 

氷室はパソコンを開く

 

「奴は一流の情報屋だからな」

 

そう言って調べるのであった

 

「(護身用の道具も持って行こ……今日届いたカードも)」

 

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