俺、○○になっちゃった!!   作:シグナー信者

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第三十二話

「どうして……どうして龍亞が……!?ダークシグナーなんかに……!」

 

「……選ばれたんだよ……俺は」

 

龍亞は乾いた笑みを浮かべる

 

「皆がシグナーに選ばれたみたいにな」

 

「龍亞」

 

遊星が一歩前へ出ようとするが

 

「動かないで遊星」

 

龍亞の視線が鋭くそれを制した。

 

「お前たちを通すわけにはいかない」

 

「……なぜだ」

 

遊星の声は静かだった

 

「理由なんて……決まってるだろ」

 

だが、龍亞は見つめる

 

「今の俺は……皆の敵なんだよ」

 

遊星が震えながら叫ぶ

 

「そうじゃない!なぜダークシグナーなんかに!!」

 

龍亞は少し沈黙し

 

「俺は死んだんだよ。アルカディアムーブメントで」

 

「えっ!!」

 

「アルカディアムーブメントを脱出しようとしたけど、ミスティのデュエルの影響で、なかなか脱出できなくてね……そうしている内に頭上から瓦礫が頭に当たってね」

 

「そんな」

 

「ルドガーがその様子を見ていた上に、ダークシグナーの力が宿って、そのままこんなことに」

 

「何だと」

 

「運命って残酷だよ」

 

空を見上げる

 

「龍可はシグナーに選ばれ……オレはダークシグナーに選ばれた……どうしてこうなったんだろう」

 

「違う……そんなの違うよ……何かの間違いだよ」

 

龍可は首を振り、大粒の涙を落とす。

 

「優しくて……いつも私を守ってくれたっ……!そんな龍亞が……ダークシグナーになんて!」

 

龍亞の瞳が揺れる。ほんの一瞬、だが確かにためらいがあった

 

「間違いじゃないよ、龍可」

 

だがその揺らぎは、黒い光に飲み込まれる。

 

「俺はダークシグナー……お前たちの敵なんだ!!」

 

シャチの痣が激しく輝き、シャチの地上絵が現れる

 

「ここから先へは、一歩も通らせない。もし通りたいなら――俺を倒してから行け!!」

 

「もう戦うしかないのか」

 

「今更何言っているの?……今まで戦ってきたんじゃないか!!」

 

遊星が戸惑っていると

 

「俺から行かせてもらうぜ」

 

クロウが前に出る

 

「龍亞と言ったか、最初は俺だ」

 

「……本気?」

 

「本気だ!お前を倒して、お前の地縛神に吸収されたボマーの故郷の人達と俺が面倒を見ている子供たちを取り返す」

 

「……わかった」

 

龍亞はフードを外し、ヘルメット着用する

 

「ライディングデュエルで勝負だ!」

 

そう言ってD・ホイールを走らせる。クロウも躊躇したが、

 

「上等!!」

 

ヘルメットを着用し、D・ホイールを走らせ、地縛神のコースに入る

 

「クロウと言ったか……ボマーとのデュエルと同じでマニュアルモードでデュエルするか?」

 

「何!!」

 

「ボマーとのデュエルを見ていたからな」

 

「それでいい」

 

「フィールド魔法!スピードワールド!セットオン!!」

 

『デュエルモード、オン、マニュアルモード』

 

それぞれのD・ホイールが反応する

 

「「ライディングデュエル、アクセラレーション!!」」

 

 

龍亞 LP4000 手札5枚 SPC 0

 

クロウ LP4000 手札5枚 SPC 0

 

 

「先行は譲る」

 

「そうか……ドロー!!」

 

カードを引く

 

「俺は【BF-蒼炎のシュラ】を召喚!!」

 

BF-蒼炎のシュラ 星4 攻1800/守1200

 

「カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

 

クロウ LP4000 手札3枚 SPC 0

 

場:BF-蒼炎のシュラ

 

伏せカード:2枚

 

 

 

「ついに始まったか」

 

遊星たちはD・ホイールのモニターでそのデュエルを見ていた

 

 

 

 

 

「俺のターン!ドロー!!」

 

 

龍亞  SPC 0→1

 

クロウ SPC 0→1

 

 

「俺はダークチューナーモンスター【地縛囚人グランド・キーパー】を召喚!」

 

地縛囚人グランド・キーパー 星1 ダークチューナー 攻300/守300

 

「地縛!!何だそのモンスターは!?」

 

「このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動!【地縛囚人 グランド・キーパー】を除く、レベル5以下の「地縛」モンスター1体を自分のデッキ・墓地から特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合・ダークシンクロモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない!この効果でデッキから【地縛囚人ストーン・スィーパー】を特殊召喚!」

 

地縛囚人ストーン・スィーパー 星5 攻1600/守1600

 

「そしてスピードカウンターを一つ取り除いて、【SP異界共鳴-ダークシンクロ・フュージョン】を発動!このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、発動後、チューナー以外のモンスターのレベルをレベルをマイナスの値として扱う。このカードを発動するターン、自分は融合・ダークシンクロモンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。自分フィールドの表側表示の、ダークチューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送って発動!墓地のそのモンスター2体を素材として召喚可能な融合・ダークシンクロモンスターを1体ずつEXデッキから特殊召喚する!」

 

 

龍亞  SPC 1→0

 

 

「融合モンスターとダークシンクロモンスターを連続召喚するだと!!インチキ効果もいい加減にしろ!!」

 

「レベルマイナス5となった【地縛囚人ストーン・スィーパー】に、レベルマイナス1の【地縛囚人グランド・キーパー】をダークチューニング!大地に取り憑きし妖精よ、その妖しき力で万物を揺るがせ!ダークシンクロ!レベルマイナス6!【地縛戒隷ジオグレムリン】!」

 

地縛戒隷ジオグレムリン 星-6 ダークシンクロ 攻2000/守1000

 

「石に囚われし者よ!地に封じられし者と1つとなりて大地を掴め!融合召喚!レベル6!【地縛戒隷ジオグレムリーナ】!」

 

地縛戒隷ジオグレムリーナ 星6 融合 攻2000/守1000

 

「モンスターが2体!!」

 

「【地縛戒隷ジオグレムリーナ】の効果発動!このカードが特殊召喚した場合に発動!デッキから「地縛」モンスター1体を手札に加える!【地縛囚人ライン・ウォーカー】を手札に加える!」

 

デッキからカードを手札に加える

 

「二つの効果発動!1ターンに1度、自分フィールドの闇属性ダークシンクロモンスター1体を対象として発動……このターン、そのモンスターは直接攻撃できる!【地縛戒隷ジオグレムリン】を選択!」

 

「何っ!!」

 

「バトル!【地縛戒隷ジオグレムリン】でダイレクトアタック!!」

 

クロウに向かっていく

 

「トラップ発動!【ゴッドバードアタック】!!自分フィールドの鳥獣族モンスター1体をリリースし、フィールドのカード2枚を破壊する!【BF-蒼炎のシュラ】をリリースし、お前のモンスター2体を破壊する」

 

炎を纏った【BF-蒼炎のシュラ】によって【地縛戒隷ジオグレムリーナ】と【地縛戒隷ジオグレムリン】が破壊される

 

「くそ!メインフェイズ2に入り、モンスターをセット!カードを2枚伏せてターンエンド」

 

 

 

龍亞 LP4000 手札2枚 SPC 0

 

場:セットモンスター×1

 

伏せカード:2枚

 

 

 

[俺のターン!!」

 

龍亞  SPC 0→1

 

クロウ SPC 1→2

 

「永続トラップ【フルスロットル】!互いのスタンバイフェイズ時に自分のスピードカウンターの個数を1つ増やす!

 

 

龍亞 SPC 1→2

 

 

「俺は【BF-極北のブリザード】を召喚!!」

 

BF-極北のブリザード 星2 チューナー 攻1300/守0

 

「極北のブリザードの効果発動!カードの召喚に成功した時、自分の墓地のレベル4以下の「BF」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する!」

 

「それにチェーンして【増殖するG】を捨てて効果発動!相手がモンスターの特殊召喚する度にカードを1枚ドローする」

 

墓地に送った瞬間、黒い靄が現れ、光る2つの眼光が無数に現れる

 

「うわっ!!何だこれ!!」

 

思わずバランスが崩れそうになるクロウ

 

「「きゃああああ!!」」

 

モニターで見ていたアキと御影は悲鳴を上げる!!

 

「何てモンスターを使っているんだよ!」

 

「いいじゃん!別に……続ける?」

 

「当たり前だ!効果で【BF-蒼炎のシュラ】を守備表示で特殊召喚!!」

 

【BF-蒼炎のシュラ】が現れた

 

「ワンドロー!!」

 

「レベル2の極北のブリザードにレベル4の蒼炎のシュラをチューニング!漆黒の力!大いなる翼に宿りて、神風を巻きおこせ!シンクロ召喚!吹きすさべ、【BF-アームズ・ウィング】!」

 

BF-アームズ・ウィング 星6 シンクロ 攻2300/守1000

 

「ワンドロー!!」

 

「よし!シンクロ召喚に成功したぞ!」

 

「バトル!アームズ・ウィングでセットモンスターに攻撃」

 

セットモンスターは【灰流うらら】だった

 

 

灰流うらら 星3 チューナー 攻0/守1800

 

 

「アームズ・ウィングの効果!このカードが守備表示モンスターを攻撃する時、このカードの攻撃力は500アップし、貫通ダメージを与える!!」

 

モンスターが破壊される

 

龍亞 LP4000→3000 SPC 2→1

 

「どうだ!ターンエンド!」

 

 

クロウ LP4000 手札3枚 SPC 2

 

場:BF-アームズ・ウィング

 

伏せカード:1枚

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

 

龍亞  SPC 1→2

 

クロウ SPC 2→3

 

 

「やるね……けど【増殖するG】の効果を含めて手札は4枚……さらに永続トラップの効果を含めてSPCは3つなる!」

 

 

龍亞  SPC 2→3

 

 

「さらに俺は【SP-エンジェル・バトン】を発動!スピードカウンターが2つ以上ある時、デッキ2枚ドローし、その後手札を1枚墓地へ送る!」

 

カードを2枚ドローして、1枚墓地に送った

 

「クロウ!貴方に面白いものを見せてやるよ」

 

「ん?」

 

「永続トラップ【フルスロットル】を手札に戻すことで、このカードを墓地から特殊召喚する!現れよ!!【BF-精鋭のゼピュロス】!!」

 

BF-精鋭のゼピュロス 星4 攻1600/守1000

 

「ブラックフェザーだと!!何だそのモンスターは!?俺は知らないぞ!!」

 

「これは俺が制作したカードの一枚だよ」

 

「何だと!!」

 

「これでも天才カードデザイナーって呼ばれているんだ……このカードを含めて、ほかのブラックフェザーやアサルトブラックフェザーシリーズも制作したけど、没なったけどな」

 

「……」

 

「よし……次は」

 

「ちょっと待て!!」

 

クロウが叫ぶ

 

「お前、ほかにもブラックフェザー制作したと言ったな」

 

「そうだけど」

 

「何で没になった!!」

 

「そんなの知らないよ……担当者に聞けよ!!というかそんなの関係ないだろう!!」

 

「俺には関係あるんだよ!!その担当者の名前を教えろ!一言文句を言わないと気が済まねぇ!!」

 

「(ああ、これ言わないと、次に進まないな)」

 

心の中でそう思う龍亞であった

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