俺、○○になっちゃった!! 作:シグナー信者
今後もよろしくお願いします
客席にいる龍可たち
「どうしたの?龍可」
龍亞のデュエルを見ていたが、龍可は少し苦しそうに頭を押さえてる。その様子を見て、天兵は心配する
「なんでもない」
龍可は心配かけないようにする。すると
「会場の皆!!」
龍亞の声が聞こえ、視線を向ける
「俺はあるカードを発動する!!耳や目を塞いでくれ!!」
「!?」
龍可は龍亞が何をしようとしているが理解し、声を上げようとするが、手遅れだった
「チェーンして手札から【増殖するG】を墓地に送り、効果発動!!」
「げっ!!」
天兵はカード名を聞き、驚きの声を上げ、思わず耳を塞ぐ
「…………」
がいつまで経っても悲鳴が聞こえてこなかった
「あれ?」
龍亞もその状況に困惑する
「なんで?」
「悪いが……私はチェーンで手札のこのカードを発動していた」
ボマーのフィールドを見ると伏せカードが発動されていた
「【墓穴の指名者】!!」
「そうだ!これにより墓地の送られた【増殖するG】の効果は無効だ!!」
地面から緑色の手が現れ、龍亞の墓地に指を指すと【増殖するG】のカードが渦に巻き込まれ消えた
「(うわっ!!マスターデュエルでよくやられたことを)」
「では、改めて融合召喚!!来い!!【爆撃獣ファイヤ・ボンバー】」
爆撃獣ファイヤ・ボンバー 星6 融合 攻1900/守2400
『なんと龍可のカードを無効にしつつ、融合モンスターの召喚に成功したぞ』
「この瞬間、【爆撃獣ファイヤ・ボンバー】の効果発動!このカードが特殊召喚した場合に発動でき、相手フィールドの攻撃力1900以下のモンスターを全て破壊する!【灰流うらら】を破壊!」
【灰流うらら】が破壊される
「バトル!【爆撃獣ファイヤ・ボンバー】でダイレクトアタック!!」
【爆撃獣ファイヤ・ボンバー】が攻撃してくる
「トラップ発動!【ピンポイント・ガード】!相手モンスターの攻撃宣言時に発動!自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を守備表示で特殊召喚!戻ってこい【灰流うらら】!!」
【灰流うらら】が戻ってくる
「そして、この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、戦闘・効果では破壊されない」
「ならば攻撃は中止だ」
【爆撃獣ファイヤ・ボンバー】は攻撃をやめ、ボマーのフィールドに戻る
「メインフェイズ2に入り、私はトラップカード【貪欲な瓶】を発動!墓地のカードを5枚選択!デッキの戻しシャッフル!」
デッキが自動でシャッフルされる
「そしてカードを一枚ドロー……そのままカードを1枚伏せてターンエンド」
ボマー LP4000 手札0枚
場:爆撃獣ファイヤ・ボンバー
伏せカード:1枚
『ものすごい攻防!しかし両者のライフは無傷!はたして最初にダメージを与えるのは誰だ!』
「俺のターンドロー!!……よし!【D・パッチン】を召喚!」
D・パッチン 星4 攻1200/守800
「レベル4の【D・パッチン】にレベル3の【灰流うらら】をチューニング!世界の平和を守るため、勇気と力をドッキング!シンクロ召喚!レベル7!愛と正義の使者、【パワー・ツール・ドラゴン】!」
パワー・ツール・ドラゴン 星7 シンクロ 攻2300/守2500
光の中から機械の竜が現れた
『ここでシンクロ召喚に成功した龍可!このまま攻めるか!!』
「【パワー・ツール・ドラゴン】の効果発動!デッキから装備魔法カード3枚を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ!俺が選ぶのはこの3枚!」
見せたカードは3枚とも【ダブルツールD&C】
「選ぶ意味はないが……右のカードだ」
「選んだカードは手札に加え、残りはデッキに戻してシャッフル!装備魔法【ダブルツールD&C】と【ブレイク・ドロー】をそれぞれパワーツールに装備!」
それぞれの装備がパワーツールに装備される
「【ダブルツールD&C】は自分のターンの時、装備モンスターの攻撃力は1000アップし、装備モンスターの攻撃対象になったモンスターの効果はそのバトルフェイズの間だけ無効化される。さらに【ブレイク・ドロー】は装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、カードを1枚ドローする」
パワー・ツール・ドラゴン攻2300→3300
「(そうだ!もっと滾れ!!竜の力で私を倒して見せろ!!)」
「バトル!【パワー・ツール・ドラゴン】で【爆撃獣ファイヤ・ボンバー】を攻撃!!クラフティ・ブレイク!」
【パワー・ツール・ドラゴン】の攻撃で【爆撃獣ファイヤ・ボンバー】が破壊される
ボマーLP4000→2600
『強烈な一撃によりボマーのライフが大きく減ったぞ!!』
「そして【ブレイク・ドロー】の効果によりカードを1枚ドロー」
「この瞬間、トラップカード!【逆転の明札】を発動!相手がドローフェイズ以外にカードを手札に加えた時、手札が相手の枚数と同じ枚数になるようにドローする。君の手札は3枚!よって私の手札も3枚になるようにドロー!」
「俺はこのままターンエンド」
龍亞 LP4000 手札3枚
場:パワー・ツール・ドラゴン
伏せカード:1枚
発動中:ダブルツールD&C
ブレイク・ドロー
「私のターンドロー!マジックカード【魔法石の採掘】を発動!手札を2枚捨て、墓地のマジックカード1枚を手札に加える!私は【トラップ・リアクター・RR】と【代償の宝札】の2枚を墓地に」
2枚のカードが墓地に送られる
「そして墓地の【墓穴の指名者】を手札に……そしてこの瞬間!【代償の宝札】の効果発動!このカードが手札から墓地に送られた時、デッキから2枚ドローする!」
カードを2枚ドローする
「(まずい!これじゃあ手札の【儚無みずき】が……ライフ半分覚悟でターンの始めに使えばよかった)」
「少女よ!小さいながら戦士の誇りしかと見た!ならば私のそれにこたえよう!相手の場のモンスター…【パワー・ツール・ドラゴン】をリリースすることで、このモンスターを相手の場に特殊召喚する」
【パワー・ツール・ドラゴン】が消えて、新たなモンスターが現れる
「召喚!【壊星壊獣ジズキエル】!!」
壊星壊獣ジズキエル 星10 攻3300/守2600
『ななななんと……龍可のフィールドにレベル10のモンスターが現れたぞ!』
「……嘘っ!!このモンスターは……(これじゃあパワー・ブレイクが使えない)」
「そして私は【UFOタートル】攻撃表示で召喚し…マジックカード【強制転移】を発動!」
UFOタートル 星4 攻1400/守1200
「この効果により、互いのプレイヤーは、それぞれ自身のフィールドのモンスター1体を選び、そのモンスターのコントロールを入れ替える!私は【UFOタートル】を選ぶ!」
「俺の場には【壊星壊獣ジズキエル】が……てことは」
「君の場には【UFOタートル】そして私の場に【壊星壊獣ジズキエル】になり、バトル!【壊星壊獣ジズキエル】で【UFOタートル】を攻撃!!」
攻撃により破壊される
龍亞LP4000→2100
「そして【UFOタートル】が破壊されたことで効果発動!デッキから【プロミネンス・ドラゴン】を特殊召喚!」
プロミネンス・ドラゴン 星4 攻1500/守1000
「【プロミネンス・ドラゴン】でダイレクトアタック!」
「ぐあああ」
炎が襲い掛かる
龍亞LP2100→600
「カードを1枚伏せる!そしてエンドフェイズに【プロミネンス・ドラゴン】の効果で相手に500ポイントのダメージを与える!」
龍亞LP600→100
「ぐっ!!」
思わず膝を着く
ボマー LP2600 手札0枚
場:壊星壊獣ジズキエル
プロミネンス・ドラゴン
伏せカード:1枚
『ボマーの怒涛の攻撃により、龍可のライフは残り100!これは勝負あったか!』
だが龍亞は立ち上がり前を向く。まだ目は死んでいない
「俺のターン!ドロー!!……(このカードなら)……マジックカード【打ち出の小槌】を発動!自分の手札を任意の数だけデッキに戻してシャッフルし、その後、自分はデッキに戻した数だけドローする!俺は3枚の手札をすべて戻し」
デッキがシャッフルされる
「3枚ドロー!!」
3枚の手札を見る
「よしっ!!マジックカード【ブラック・ホール】を発動!!フィールドのモンスターを全て破壊する!!」
「何だと!!」
フィールドが渦に巻き込まれ、消えた
『おーーと、ここで起死回生のブラックホール!ボマーのモンスターを全滅させたぞ!』
「俺は【D・ラジオン】を召喚!」
D・ラジオン 星4 攻1000/守 900
「【D・ラジオン】が攻撃表示の時、自分フィールド上のディフォーマーと名のついたモンスターの攻撃力は800ポイントアップする。そして装備魔法【パワー・ピカクス】を発動し【D・ラジオン】に装備!!」
巨大なツルハシが装備される
「【パワー・ピカクス】の効果発動!1ターンに1度、装備モンスターのレベル以下のレベルを持つ、相手の墓地に存在するモンスター1体を選択してゲームから除外し、エンドフェイズ時まで装備モンスターの攻撃力を500ポイントアップする事ができる。俺はボマーの墓地にいる【プロミネンス・ドラゴン】を除外!!」
ボマーの墓地から【プロミネンス・ドラゴン】が渦に巻き込まれ消え、D・ラジオンの攻撃力が上がる
D・ラジオン攻1000→2300
「バトル!【D・ラジオン】でダイレクトアタック!!」
強力な一撃がボマーを襲う
ボマーLP2600→300
「これでターンエンド」
D・ラジオン攻2300→1800
龍亞 LP100 手札0枚
場:D・ラジオン
伏せカード:1枚
発動中:パワー・ピカクス
『これでお互いのライフはほぼ互角!このデュエル!勝つのはどっちだ!!」
「私のターンドロー!……フフフフ……アハハハハハ……見事だったぞ!デュエルに懸ける君の魂!この一撃大いなる価値があった!!」
「……じゃあ……このデュエルは……俺の……」
「だが勝つのは私だ!!」
「え?」
「私はチューナーモンスター【ブラック・ボンバー】を召喚!!」
ブラック・ボンバー 星3 チューナー 攻100/守1100
「【ブラック・ボンバー】の召喚に成功した時、自分の墓地から機械族・闇属性・レベル4のモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる!私は【トラップ・リアクター・RR】を特殊召喚!!」
【ブラック・ボンバー】が口から爆弾を吐き出し、爆弾が爆発する。そして煙の中から【トラップ・リアクター・RR】が現れた
トラップ・リアクター・RR 星4 攻 800/守1800
レベル4【トラップ・リアクター・RR】にレベル3【ブラック・ボンバー】をチューニング!我が身に眠る、心の闇よ!黒き暴風となりて、全ての敵を打ち払わん!シンクロ召喚!現れろ!【ダーク・ダイブ・ボンバー】!」
ダーク・ダイブ・ボンバー 星7 シンクロ 攻2600/守1800
『なんとボマー……シンクロ召喚に成功したぞ!』
「…そんな」
「バトル!!【ダーク・ダイブ・ボンバー】で【D・ラジオン】を攻撃!!マックス・ダイブ・ボム」
複数のミサイルが襲い掛かる
「うわあああああ!!」
龍亞LP100→0
『勝者決定!!2回戦進出はボマー!!』
デュエルが終わり、龍亞はボマーにお辞儀をする。そして会場から暖かい拍手が送られるのであった
「……」
デュエル状を後にし通路を歩いている龍亞。そこに遊星が現れた
「龍亞」
「遊星」
「…惜しかったな」
「そうでもないよ……いろいろとミスもあったし」
「……だが次のデュエルに勝てばいい…負けた経験は決して無駄にはならない」
「…そうだね……次は負けない!遊星も負けないでよ」
「ああ………っ!?」
「遊星、どうしたの?」
「う、後ろ」
「後ろ?………ひぃ!!」
龍亞が後ろを振り向くと
「………」
修羅が立っていた
「る、龍可ちゃん」
いつも以上に光の無い冷たい眼、体から黒いオーラが沸々と現れていた。その様子は恐怖という言葉だけでは足りず、龍亞は蛇に睨まれた蛙の如く、足を動かすどころか指先一つ動かせない状態だった
「約束破ったね」
「……い、いや、あの時は……それに結果的に無効になったし」
「うるさい……言い訳は不要」
そういうと龍可は龍亞の首根っこをつかむ
「ちょっと龍可ちゃん」
「オ・シ・オ・キしないと」
「お、お慈悲を~~~~」
そしてドナドナと連れていかれ、遊星はその様子を見ていることしか出来なかった
その頃、ボマーはある人物と出会っていた
「ご苦労様でした。よいデュエルでした……イヒヒヒヒ」
「話が違う……少女と聞いていたが、あれはどう見ても少年だ」
「それでも結果には繋がりましたよ。面白いことになってきましたね」