俺、○○になっちゃった!!   作:シグナー信者

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第七話

「ふあああああ」

 

「龍亞…良かった!」

 

「あれ……ここは?」

 

気が付くとベットの上にいる龍亞。そして周りには矢薙、氷室、天兵がいた

 

「お前…気絶して倒れたんだぞ!」

 

「ええっ!!そうなの?龍可に連れていかれてから何にも覚えていないだけど…」

 

「はっ!あきれた奴だ」

 

「そういえば気絶して倒れたって言ってたけど、どういうこと?」

 

「それは…」

 

そういうと天兵は説明する。龍可と一緒に観客席に戻ってきた時、俺はゲッソリしてた上に壊れた人形みたいにずっと謝っていたらしい。天兵たちはその様子に心配していたが、龍可が「そのうちに正気に戻るからほっといていいよ」と言った。皆は反論しようとしたが、その時の龍可の雰囲気に身の危険を感じ、ほっといたらしい。その後、皆は試合を見ていた。十六夜アキというデュエリストが黒薔薇の魔女だということ、遊星が炎城ムクロとのデュエルに勝ったこと、その後、敗者復活戦が行われ、龍可はそれに出場した。デュエル中に俺が気を失って医務室に運ばれ、ずっと見守っていたという

 

「……というわけだ」

 

「……全然覚えてない」

 

「龍亞……あれ見ろ」

 

皆がモニターを見ると

 

『敗者復活第一戦は壮絶な相打ちで決着!!両者…敗退』

 

「…………」

 

「客席に戻ろう」

 

そうして龍亞達は客席に戻るのであった

 

 

「龍可…お疲れ様」

 

観客席に戻った龍亞、矢薙、氷室、天兵、遊星。龍亞は龍可を労うが

 

「……」

 

まだ怒っているのか顔を背ける

 

「……あの……龍可ちゃん」

 

「…………ぷい」

 

「(やばい……どうしよう)」

 

泣きそうなる龍亞

 

「……龍可……もう許したらどうだ」

 

「流石に龍亞も泣きそうにだし……」

 

「…………」

 

龍可は少し考えた後

 

「……わかった」

 

「(ほう)」

 

その言葉に安堵する龍亞であった

 

「(……あの人が言っていたシグナーって何?)」

 

龍可は対戦相手が言っていたことを考えていた。左手で右腕を押さえる

 

「…龍可ちゃん…気分でも悪いのかい?」

 

「そうだよ……デュエルの時もボーっとしてて」

 

「えっ?ううん…大丈夫」

 

「二人とも、今日は俺が送っていこう」

 

遊星がそう言うと

 

「それが良い」

 

氷室もそれに賛成する

 

「ありがとう……ついでに泊まっていきなよ」

 

すると

 

『諸君…白熱した大会一日目はこれで終了だ!そしてこれが明日のマッチメイク……明日をお楽しみに』

 

会場に次の試合の対戦表が映し出され、遊星はボマーと対決することが決まった

 

「明日の遊星の対戦相手はボマーさんか」

 

「強敵だな」

 

「ああ」

 

「ライディングデュエルなら、ボマーがどんなD・ホイールに乗っているか楽しみだな」

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ボマーはというと

 

「お前の言っていたカードが用意出来た……ヒヒヒヒヒヒ」

 

ゴドウィン長官に会っていた

 

「たしかに」

 

「強力なカードだ。使いこなせれば勝機があろう」

 

「期待しています。必ずや不動遊星のシグナーとしての資質を覚醒させるのです」

 

「心得ております……長官の目的が叶った時には」

 

「海馬コーポレーションは…必ず貴方の村に復興支援を行うことでしょう……故郷を離れてどのくらいですか?」

 

「1年と160日になります」

 

「懐かしいでしょうね」

 

「はい……故郷に一日でも早く帰るためにも、必ずや使命を果たしてごらんにいれます」

 

そういって部屋を出るボマーであった

 

「……」

 

通路を歩くボマー。そこでジャックは鉢合わせになる

 

「邪魔だな」

 

「これは失礼しました…キング」

 

そう言いながら道を譲るボマー

 

「俺は、おまえ自身が邪魔だと言ったんだ」

 

「……」

 

「どのみち…遊星はこの大会で勝ち残る。奴を倒せるのは俺しかいない。お前が戦うのは時間の無駄だ」

 

「ジャック…貴方は可哀想なキングだ」

 

そう言うとジャックは殴りかかるが、ボマーはジャックの拳を受け止める

 

「貴方は自分の使命にさえ気づいていない」

 

「……使命だと」

 

「私には使命がある。貴方になど止めることは出来ない…使命が」

 

そういうとボマーはその場を後にするのであった

 

 

 

 

 

 

夕方になり

 

「……なんで俺がこんなことを」

 

龍亞は一人で町を歩いていた。その理由は、スタジアムを出る時、買い物を頼まれ龍可からメモを渡されたのだ。メモの内容はほとんどが高額で有名店で売っているスイーツが書かれていた。聞くと俺があの時のお詫びに買って来ると約束したらしい。そんな記憶がないが、龍可は笑顔でお願いした……がその眼は笑っていなかった。身の危険を感じた龍亞は願いを聞くことになったのだ

 

「……やっぱりまだ怒っているのかな……財布がまた寒くなりそうだよ」

 

そう思いながらも最初に店に到着した

 

「いらっしゃいませ」

 

「すいません……これください」

 

お目当てのスイーツを注文する

 

「すまんが……これを頼む」

 

俺の後から来た客が同じものを注文する

 

「すいません……この子の注文でこのスイーツは売り切れました」

 

「な、なんだと」

 

すると客は俺に視線を向ける

 

「すまないが、そのスイーツを譲ってくれないか!?」

 

「……断る!なんで貴方に譲らないといけないの?」

 

「……ならデュエルだ!俺がデュエルに勝ったらそのスイーツを譲ってくれ」

 

「……いや……だから」

 

「……早速始めよう」

 

そう言う距離と取る

 

「はぁ~仕方ない」

 

そう言ってデュエルディスクを構える

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

龍亞 LP4000 手札5枚

 

客A LP4000 手札5枚

 

 

「先行は少年!君からだ」

 

「俺のターンドロー!……俺は【SRベイゴマックス】を特殊召喚!」

 

SRベイゴマックス 星3 攻1200/守600

 

「【SRベイゴマックス】は自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札から特殊召喚できる。そして効果発動!このカードが召喚・特殊召喚に成功した時にデッキからこのカード以外の【SR】モンスター1体を手札に加える。この効果でデッキから【SR赤目のダイス】を手札に加え、そのまま召喚!」

 

SR赤目のダイス 星1 チューナー 攻100/守100

 

「【SR赤目のダイス】の効果発動!このカード以外の自分フィールドのSRモンスター1体を対象とし、1~6までの任意のレベルを宣言して発動。そのモンスターのレベルをターン終了時まで、宣言したレベルにする。【SRベイゴマックス】を選択しレベル6にする」

 

SRベイゴマックス 星3→星6

 

「レベル6となった【SRベイゴマックス】にレベル1の【SR赤目のダイス】をチューニング!その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!シンクロ召喚!レベル7!【クリアウィング・シンクロ・ドラゴン】!」

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン 星7 シンクロ 攻2500/守2000

 

「カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

龍亞 LP4000 手札3枚

 

場:クリアウィング・シンクロ・ドラゴン

 

伏せカード:2枚

 

 

「私のターンドロー!……マジックカード【融合】を発動!手札の【サイバードラゴン】3体を融合!!いでよ【サイバー・エンド・ドラゴン】!!」

 

サイバー・エンド・ドラゴン 星10 融合 攻4000/守2800

 

「いきなり【サイバー・エンド・ドラゴン】!?」

 

「悪いけど…このデュエル勝たせてもらう!」

 

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