ソードアート・オンライン〜タナトスと呼ばれた男と静寂〜 作:色々な世界の観測者
今回の主人公の現実世界の名前は、憑神白夜(SAO名:ハク)14歳で、和人(SAO名:キリト)とは、ゲームで知り合って親友となり、家が近くだったから、よく現実世界でよく遊んでいた。
そこでは、大きな交通事故が起きていた。たくさんの人がぶつかった2台の車を撮る人や、救急車を呼ぶ人、火を消そうとする人、色々な人がいた。
少年(た、助、助けて)
少年は、痛くて声が出せなかった。だが、力を振り絞って。
少年「助、助けて」
人A「まだ生きてる子がいるぞ」
人B「消防士は、まだなの?」
人C「いつ爆発するか、わからないぞ」
見ていた人たちが、何がゴタゴタ言っていたがよく聞こえない。
色々なところを怪我や骨折、頭も打っていた。
少年(頭痛い)
少年(やばい、意識が飛びそう)
少年(もうダ、メ、だ)
少年は意識を失った。そして、目覚ましの音で目が覚めた。
どうやら、昔の記憶を夢で見ていたようだ。
白夜「嫌な、夢見ちゃったな〜、なんか今日嫌なこと起こりそうだな〜、そして、普通に眠いな〜」
白夜「そういえば、今日ってなんの日だっけ?」
時計を確認して、だんだん驚いたような表情になり顔が真っ青になっていく。なんと、あと30分で和人との待ち合わせ時間だったからだ。
白夜「やばいやばい、どうしようあともう30分しかない。今から、ナーブギアを使って入って、キャラ作りして、あぁ〜〜〜もう、最悪だ。絶対に間に合わないじゃん。ハァ〜、仕方ない最悪謝ればどうにかなるかな?」
と、言いながらかなり落ち込んだ様子でナーブギアとって、頭につけて口にして言った。
白夜「リンク・スタート」
そして、キャラの設定とかをしていたら案の定遅れた。
ダイブした直後に見たのは、大きな広間だった。まるで中世ヨーロッパにでもタイムスリップしたかのような街だった。
ハク「久しぶりだな、アインクラッド。今度こそは、全クリしてやるよ。」
と、そんなことを言ってると。
???「10分、遅刻だぞ。」
と、そんなことを言われたので振り返ってみると、
ハク「ハァ、ま、ま、まさかキ、キリトじゃないか。ど、どうしたそ、そんなに怒った顔をして。」
キリト「ハァ〜、あのなかれこれ俺は10分もここで待たされているんだぜ。」
ハク「その節は、誠に申し訳ありませんでした。」
できる限りの、最上級の謝罪をした。
キリト「ハァ〜、まあもう仕方がないから、遅れた分たくさんモンスターをからぞ。」
ハク「10分くらいの遅れは良くない?」
そんなことを言いつつ、俺とキリトは狩場に向かった。
狩りをしてから、3〜4時間が経過したくらいで俺達のレベルは6くらいにはなっていた。
ハク「狩りを始めてから、3〜4時間。相変わらずレベルがあんまり上がらないなぁ〜。」
キリト「それは仕方ないさ、だが敵もあまり開かなくなってきたな。」
ハク「ここで一回打ち止めですかかね。」
キリト「あぁ、そうだな。」
2人して、メニュー表示を開きログアウトボタンを探していると、
ハク「キリト、ログアウトボタンあったか?」
キリト「おかしいな?なんで、ログアウトボタンがないんだ?」
ハク「エラーなんじゃないの?」
キリト「このゲームにかかって、そんな初日にこんな大きなエラーは、流石にないだろ。」
2人して考えていると、鐘の音が鳴り響いた。ゴーン、ゴーンと響くその音に、言いようのない不穏な予感を覚えた。瞬間、2人を光が包む。それが収まったとき、俺達は広場にいた。よく空を見ると、幾何学模様のようになった空に何か書いてある。さらに注視すると、それが“Warning”“System Announcement”と書いてある。運営から何か通知があるのかなぁと、ハクが考えていると。空から何か液体が垂れてくる。明らかに粘性がありそうな赤いそれは、空中に巨大なローブのアバターを形作った。何人かが引き攣った悲鳴をあげたが、まあ無理ないだろう。当の俺は「わー悪趣味(棒)」という、超がつくほど味気ない反応だったが。
茅場「プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ。私は茅場晶彦、今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ」
そのアバターは話しかけてきた。突然のことで、流石に俺も驚いた。
茅場「プレイヤー諸君は、もうすでにメインメニューからログアウトボタンが消滅していることに気付いていると思う。しかしゲームの不具合などではない。繰り返す。これは不具合などではなく、ソードアートオンライン本来の仕様である」
ハク(ログアウトできないのが不具合じゃないって、とんだゴミゲーじゃないか。)
茅場「諸君は今後、この城の頂を極めるまで、ゲームから自発的にログアウトすることはできない」
だから、要するにゲームをクリアしろ。と言うことだろうけど、なかなか大変そうだな。
茅場「また、外部の人間によるナーヴギアの取り外し、あるいは破壊や停止が行われた場合、諸君らの脳はナーヴギアが発する高出力マイクロウェーブによって破壊される。
正確には10分間の外部電源切断、2時間のネットワーク回路切断、ナーヴギア本体のロック解除、または分解、破壊のいずれかによって脳破壊シークエンスが実行される。
現時点で、警告を無視して現実世界の人間がナ―ヴギアの強制除装を試みた結果、すでに、213名のプレイヤーがアインクラッドおよび現実世界から永久退場している」
ハク(死んだってマジかよ。にしても、用意周到すぎるな)
茅場「だが安心して欲しい。この事に関しては各種メディアおよび政府に通達済みだ。以降、これによる退場はないと言っていいだろう」
ハク(どこが安心できるんだよ)と、心の中でツッコミをいれた。
茅場「また、ソードアートオンラインはただのゲームではない。もうひとつの現実だ。そのため、ゲームクリアされるまで、ありとあらゆる蘇生手段は用いられない。HPがゼロになった瞬間、アバターは永久に消滅し、諸君らの脳はナーヴギアによって破壊される」
ハク(なんとなく察したが、この中でHPが0になったら二つの現実の世界でも死ぬと言うことが。)などと考察を立てていると。
茅場「ここがもう一つの現実であることをここに証明しよう。今、君たちにプレゼントを贈った。アイテムストレージを確認してくれたまえ」
アイテムストレージを開いてみると、手鏡と名のついたアイテムが入っていた。その手鏡で出現させたら、自分の体が光に包まれる。特に変化はない。だが、どこかおかしい。
少し周りを見て気づいたが、まず、女性が極端に少なくなっている。そして、美男美女ばかりだったのがありふれた顔も多くみられるようになっていた。まさかと思い手鏡で見てみると現実世界の顔になっていた。まさか、アバターを現実世界の体に置き換えたということか。キャリブレーションとヘルメット型というところがまさかこんな意味合いを持っているとは考えもしなかったな。
茅場「おそらく諸君は、なぜ私はこんなことをしたのか、と考えているのだろう。何故ナーヴギアの開発者たる茅場晶彦は、このようなことをしたのかと。その目的はすでに達成されている。
この状況を作り出し、鑑賞する。そのためだけに、私はSAOというものを作った。そして、その目的はすでに達成せしめられた。
――以上でソードアートオンライン、正式サービスチュートリアルを終了する。健闘してくれたまえ」
そう言うと、そのローブは虚空へと消えていった。空の幾何学模様もなくなっていく。と同時に、怒号や叫び声がその場を覆い尽くした。それもそうだろう、普通のゲームだと思っていたら、何の予告もなくデスゲームと化したのだから。普通に、頭がおかしい。
ハク「キリトどうする?こんなことになっちゃったけどって、キリト!」
キリト「ちょっとこい」
俺は、頷くと少し離れた路地裏に来た。
ハク「で、どうしたんだ?」
キリト「ハクは、これからどうする?」
ハク「レベルを上げつつ、階層攻略かなぁ。」
キリト「なぁ、一回別行動しないか?」
ハク「それは、またなんで?」
キリト「1人の方が、たくさん経験値を稼げるだろ。」
ハク「ハァ〜、わかった。じゃあな。」
キリト「じゃあな、なんかあったら、メッセージを飛ばしてくれ。」
キリトは、足早にこの街から離れていく。
ハク「俺も行きますか。」
俺も少し遅れてこの街を出た。街を、出た瞬間に走り出した。何故だからからないが走り出したい気分だった。
そして、ハクが『死鎌』と言うスキルを手に入れるのは、この日から約1ヶ月後のことである。
と言うわけで、初投稿でした。
ハク目線で書いたので、なかなか原作順守と言うわけにはいきませんが、頑張っていきたいです。