ハティになっちゃった 作:生体部品3
観天望気でいうといつ出た霧かによって、霧がたつ理由が変わるのでその後の天気はこうなりやすいが逆になるんですよね。地球って面白。ホドに天気があるかはわかりませんが。
プレイヤー撃破時の台詞に「誰もヨドを見なかった。」があるのでヨドちゃん、心の中とか一人の時の一人称がヨドである可能性説を推しています。普通の会話で種子ちゃんに私を使っているので対外的に使う一人称と内心の一人称が異なるやつ。
一人称が複数ありそうな子その二です。
ガーディナ調査員詰所にて
「ヨドちゃぁん。お帰りぃ。上もひどいことするよね。固定ルートとはいえ光学系ないヨドちゃんに移動距離長いデータ回収任務をさせるなんてさぁ。」帰ってきたヨドをニコニコと迎える者がいた。
「あたしってば優しいから動き回らないでいい定点哨戒任務残しといたからさぁ。またお願いね?」
「あの……姉さん*1……困ります。自分の仕事は自分で……お願いします。」横をそのまま通りすぎようとするが
「あん?隊長がやらせるマラソンばっかりじゃかわいそうだから楽な外仕事をまわしてやろうってのに、なんでこの姉心がわっかんないかなぁ!」と壁ドンの体勢でヨドは壁際に縫い留められてしまう。
「何をやっとるかたわけ。「デッ」」壁際にヨドを追いやった者の後頭部に拳が刺さる音。
「とっととゆけい。隊長が呼んどる。」と後から来たニンフがあごをしゃくる。
ヨドはペコリと頭を下げるとすたすたと進んで行きすぐに見えなくなる。
「だってさぁ姉さん。隊長はいつもあの子に遠くまで行かせるじゃん。半分は本気で思ってんだよぉ?他の仕事あれば追加の仕事は出ないんだからさぁ。」
「それにわかってないやつはあの子のこと機能欠けとか気味悪いとか影薄いとか色々言うし、なるべく帰ってこない方があの子にもいいって絶対。」
「残りの半分はおぬしがその時間鍛錬に充てたいだけじゃろ。そんなに血の気が余ってるなら後輩いじめてないで上か下の前線にでも異動願い出せばええ。」
「あたしは戦いたいんじゃなくてただ強くなりたいだけなんだけどなぁ。」
誰かのため息が廊下を通り過ぎていった。
──────────
「ヨド……入ります。」
「来たか。早速だが本来の任務に更新がある。」
「更新……?大姉様見つかったんですか?」
「いや、すまんが割り込みの仕事だ。本来ならこんなことに霧を使うまでもないんだが、お前の鼻を借りたいんだそうだ。任務内容は以下となる。」
偽商人の掃討
先日摘発された銀蠅*2からの証言をまとめた結果、連鎖的に由々しき事態が発覚した。
我々の領域で確認されたヘロスからの商人の数と、ヘロスから通行申請されている通常型の人数が合わないというものだ。
今まで発覚していなかった理由としては、当然向こうもバレないように偽装していたのだろう。
偽装先の可能性としては、ヘロス姉妹コロニーの者をヘロス商人に偽装した、そもそも元ヘロスの脱走ニンフが潜入していたなどの可能性があげられている。
提示してる身元情報と運んでいる物資がちゃんとしてれば通常型の顔なんていちいち誰も見てないからな……。
確認された各商人の情報を送る。ヘロスのニンフ以外の偽装を見破りこれを掃討せよ。
それ以外で怪しい動きをする者がいればそれも消してしまって構わない。カバーストーリーとして処分された銀蠅からの横流しを受けていた小コロニーによるテロ活動の鎮圧が適用される。
しかしまずはヘロス生まれの者以外を排除するところまでを第一段階とし、以降はこちらで引き継ぐためそれ以外については必須目標ではない。
「まぁいつもの先代捜索のついでに脱走兵を狩るのに一つ追加といったくらいだ。全部広域捜索だし同時進行できるだろう。」
「わかりました。」
「ちなみにこの任務はいつも通り通常の自律機械観測データ広域回収任務として発行される。では、行け。」
こくりと頷いた霧は静かに動き出した。
ヨドが普段調査員ヨドとして動きつつ霧の仕事もしてるのかどうかについては諸説ありそうですが、表の顔調査員ヨドが調査員の仕事もしてるなら裏の顔を知らない同僚も多そうですよね。と思ったらこうなっていました。からんできていた戦って強くなりたいだけで殺したり殺されたりしたいわけじゃない闘争ネキとかの隊長以外のニンフは霧の顔を知らない想定。
牙を抜かれた小型犬と化している何も知らない一般通過エイジャ「防塵支給うれしい(ほっこり)」
かわいそうな一般脱走予定カルラド←この後、予定繰り上げで上層に脱出するから40秒で支度しなとか言われる。
連邦所属コロニーA「一体くらい通常型増えててもガーディナは気付かへんやろ……。」
連邦所属コロニーB「一体くらい通常型増えててもガーディナは気付かへんやろ……。」
連邦所属コロニーC「一体くらい通常型増えててもガーディナは気付かへんやろ……。」
故ガーディナのバカ「なんか多いけどその分は懐にないないしちゃえばヨシ!」
ガーディナの偉いニンフ「死刑♡」
ヨドの表向きの上司「だ、そうだ。おい、やれ。」
ヨド「はい……。」←イマココ