新世界日本国   作:X2

6 / 18
なんか完全非表示になってたみたいですね…。スミマセン。
コメント、お気に入り登録お願いします


露烏戦争
2020年 混乱の世界情勢


世界は新たな年を迎えた。

2020年代の到来である。

世界は新たな年の幕開けに盛り上がりを見せていた。

一部の国を除いて……。


ロシア国防省 地下作戦指揮室

「我が軍の状況は?」

そう尋ねるのは現ロシア連邦大統領 クルウィル・デルデムノルであった。

それにロシア陸軍総司令官 サルバート・アルディーレが答える。

「現状、ロシア陸軍と致しましては即応戦力として歩兵15万人、戦車1000両、その他総戦力の半数は投入することが可能です。」

「わかった。次に海軍。」

次にロシア海軍総司令官 カナル・サラハドがデルデムノルの質問に答える。

「ロシア海軍は現状、全艦隊を全力出撃することができます。また新型駆逐艦の完成まで約3ヶ月でありますので開戦後すぐに戦力として使うことができます。」

「空母は?」

「現在、北方艦隊よりアドミナル・クズネツォフを黒海艦隊へ再編成しております。また北方艦隊にはキエフ級航空巡洋艦 ニジニ・ノヴゴロド*1を臨時で編成致しました。」

「うむ。良かろう。次に空軍。」

さらにロシア空軍総司令官 ニコライ・プルデスが答える。

「はっ!空軍は全力出撃が可能です!」

デルデムノルは静かに微笑んだ。

そしてこう呟いた。

「所定地域へ展開せよ。」

デルデムノルの呟きにサルバート・アルディーレが確認をする。

「それは開戦ということでよろしいでしょうか…?」

「あぁ。」

デルデムノルが微笑みを保ったまま答えた。

「承知致しました。」


ロシア クリミア半島 ウクライナ国境付近 

雪が降りしきる中、ロシアのクリミア半島にはロシア陸軍の歩兵5万人、戦車300両が姿を白に染めながら進行していた。移動する兵士達に会話はなく、これからの惨劇を予想するしかなかった。

部隊は何事もなく所定地域へ展開を開始した。

『こちら作戦本部。特別軍事作戦を実行せよ。繰り返す。特別軍事作戦を実行せよ。』

その時、設置された無線機からくぐもった声が発せられる。

ロシア兵達は急いで所定の位置に付く。

上空からミサイルが飛んで行く音が響く。

数秒後、ウクライナ方面からつんざくような音と振動が伝わってくる。

「突撃ぃ!!」

近くの指揮官の声に合わせて兵士達が走り出す。

同時にベラルーシから進行し、キーウ包囲を目指す部隊とルハンシク州、ルガンスク州およびドネツク州より侵攻する部隊。そしてクリミア半島から侵攻する部隊。合計3つの戦線が一斉に動いた。

ウクライナ軍はどの戦線でも展開しておらず、ロシア軍は苦戦することなく侵攻した。


1月12日 9時42分 露烏戦争開戦

 

世界は混乱への道を歩み出した…。

*1
ロシアが建造しなかったキエフ級航空巡洋艦5番艦。 黒海艦隊に配属されている。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。