起きたら赤い彗星になっていたので取り敢えずキャスバルジオンやるわ   作:ジャック・オー・ワンタン

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続きになります!


第11話:北米大陸攻防戦

ー宇宙世紀 0079 10月5日ー

ごきげんようシャアである。北米大陸に降下して数日後・・・連邦軍が遂に北米への侵攻を開始したと情報が入り、俺達はソドンを発進させて戦地へ赴いた。

 

「敵部隊出現!モビルスーツ多数、後方には戦闘車両、戦闘機、ビッグトレーも確認されます!」

「よおし!総員第一戦闘配置だ!」

「はっ!」

 

ブリッジクルーにそう指示を出したドレンはソドンの砲門を開いて攻撃に備える。

 

「我々も出るぞ!」

「はい!」

 

俺はシャリア・ブル、デニム、エグザべ君やその他兵士と共にモビルスーツに乗り込んで出撃する。

 

「シャア・アズナブル!ガンダム出る!」

「シャリア・ブル!ガンキャノン出る!」

「デニム、エグザべ!ガンタンク出る! 」

 

各々の乗機をソドンのカタパルトから射出して連邦の地上部隊と戦闘を開始する。

 

『伍長!訓練通りにやればいい!我々は後方支援が任務だ!』

『了解です!』

 

ガンタンクを操縦するデニムとエグザべ君はそう連携を取り合うと早速、キャノン砲を放ってこちらに迫ってくる陸戦型ジムを一機撃破する。

 

「喰らえっ!」

 

シャリア・ブルも続けてガンキャノンのキャノン砲とビームライフルを放つと一気に2機の陸戦型ジムを撃破してみせる。

 

やるな!俺も負けてられん!

 

「そこかっ!」

 

地面を滑走しながらハイパーバズーカを放って陸戦型ジムを一機撃破する。

 

「くっ!」

 

直後、別の機体らが俺にマシンガンやロケットランチャー、ミサイルを連射して応戦してくる。

 

『中佐!3時の方向に機影が!』

「分かっている!」

 

メイちゃんのサポートにそう答え、俺は隠れていた陸戦型ジムをビームライフルで狙撃して撃破する。

 

『中佐!新たに敵機と戦闘車両が!』

「ええい!連邦のモビルスーツは化け物か!」

 

ヒゲマンからの敵増援報告に思わずシャア本人のセリフが出る。おいおい・・・これマジの感想だぜ?連邦のモビルスーツ数がバケモンだ!どんだけ湧いてくるんだよ!流石に俺達の部隊じゃキツいぜ!

 

そう思った時だった・・・

 

『中佐!敵部隊が空から爆撃を受けています!』

「何?」

『あっ!上空見えました!ガウです!ガルマ・ザビ大佐の航空部隊です!』

 

えっ?マジで?坊ちゃん助けに来たの?

 

『シャア!』

 

直後、俺の真上までやって来たガウからブラウンカラーのゲルググが着陸してくる。

 

「ガルマ!基地で待機していたのではないのか?」

『私とてザビ家の人間だ!それに・・・』

 

彼はゲルググの顔をこちらに向けて言った。

 

『親友である君だけに重荷はさせたくない。君はジオンの英雄だ。そんな誇り高き友が戦っているのに私だけ指を咥えて見るのは好きじゃない。』

 

あぁ~!お前って奴は良い奴だなぁ!おい!見てるか!本物のシャア!こんないい奴をテメェは手に掛けたんだぞ!友達に家柄もクソも関係ねぇだろ!

 

「ありがとう!だが、油断するな!来るぞ!」

『あぁ!背中は預ける!』

 

俺とガルマは互いに背中を預けると双方ビームライフルを放って迫る陸戦型ジム・・・陸ジム、戦車部隊を一掃する。

 

すげぇ・・・夢みたいだ。俺今・・・ガルマとMAV組んでる!!

 

『うおおおおおおおっ!!』

 

ガルマも俺に負けまいとヒートホークで接近してきた陸ジムと交戦する。

 

『ぐっ!』

 

しかし、相手はビームサーベルを使っているせいか武器の性能でやや押されてしまう。馬鹿野郎!テメェにガルマの首はやらねぇよ!

 

「ガルマ!退けっ!」

 

俺はガルマと陸ジムの間に入ると奴のコックピットを蹴り飛ばして怯ませた直後にビームサーベルで撃破する。

 

『シャア!すまない!』

「連邦のモビルスーツ相手に接近戦はやめた方がいい。ジオンはまだビームサーベルの開発に手こずっているからな。」

『分かった!』

 

いい子だ。ガルマにそう届かぬ声を掛け、俺は迫りくる陸ジムと戦車を見やるとキャノン砲が何処からか飛び交い、連邦の部隊を撃破する。

 

『中佐!ガルマ様!ご無事ですか?』

『お二人共前に出過ぎです!』

 

直後、俺達の元にヒゲマンとデニム、エグザベ君ペアがやって来る。

 

「すまんな恩に着るぞ。」

『フフッ、君は良い部下に恵まれたな。』

「君も言うようになったじゃないかガルマ。」

『まあな』

 

俺とガルマが笑い合って和んだのも束の間・・・俺らの機体全てに警報が鳴り響いた。

 

「ッ!?敵か?」

『中佐!お話もそこまでです!こちらに高速で迫る機影を確認しました!』

「何?」

『あっ!索敵きました!これは・・・ガンダムタイプです!』

「ガンダムだと!?」

 

メイちゃんの報告に戦慄が走った次の瞬間・・・ガンキャノンやガンタンクとは比にならないくらい早いキャノン砲が俺達の真横をかすり抜ける。

 

速っ!?今の当たってたら間違いなく死んでたって!というかガンダムタイプでこんな早いキャノン砲放てる奴って連邦に・・・あっ!いたわ!でもアイツ出来るのってもう少し後じゃ・・・いや、まさかな!!

 

「見つけたぞ!!」

 

こちらへ砂煙を起こしながら滑走してきた機体は俺達の前までくると立ち止まってその赤い目を光らせた。

 

「ッ!?」

「とっとと俺が倒してやるよ!ジオン野郎ども!!」

 

俺達の前に現れた機体・・・それはキャノン砲を背部に携え、ホバーで地上を高速移動できる"ガンダム6号機"・・・マドロックとそのパイロット・・・エイガーだった。

 

◇デンデーンデデデデーン シュウッ!◇

 

『馬鹿な!キャノンを携えたガンダムだと!?』

 

現われたマドロックを見て、ガルマは驚愕する。悪いけどビックリしてるのは俺もなんよ。マドロックが存在していることは知っている。でも早すぎるのだ!コイツが本来出てくるのは一年戦争末期・・・ジオンが地上で敗戦しまくった頃だ。つまり奴が出てくるには少し早いのだ。

 

マジかよ!!話変わってくるって!幾らガンダムでもキャノン砲とホバー移動をこなせるマドロックに勝てるか微妙だ。どうする・・・どうしたら!!

 

「ガンダムと砲撃をこなせるキャノン!そして地上を滑走できるホバー能力!これぞ最強のガンダムだ!そんな機体にいつまで持つか試してやるよッ!!」

 

エイガーはそう言うとホバー移動で後ろに後退し、キャノン砲を連射してくる。

 

「うわっ!!」

『中佐!!』

 

その一発が俺の乗るガンダムのシールドに直撃すると余りの火力にシールドが全壊したと同時にガンダムにもダメージが入る。

 

やっべぇ!なんちゅう火力だよ!!

 

「二号機よりもマドロックが優れていることを教えてやるッ!赤い彗星!!」

「ええい!」

 

"もうどうなってもいいや"精神で俺はガンダムを急発進させるとビームサーベル二刀流で接近戦に持ち込む。

 

「なっ!?何っ!?」

「舐めるなよ!モビルスーツの性能の差が戦力の決定的差でないことを教えてやるッ!!」

 

戦闘モードに入った俺は二本のビームサーベルでエイガーの駆るマドロックに攻撃しようとした直後・・・一発のバズーカが俺とマドロックを直撃した。

 

『中佐ーッ!!』

 

ヒゲマンの声が無線に響き、俺は一瞬手放していた意識を取り戻して幸いかすり傷で済んだガンダムを起こす。・・・なんだ?俺、今撃たれたのか?

 

「くっ!誰だッ!」

 

エイガーもまた倒れたマドロックを起こしてバズーカが放たれた方向を見る。

 

「ウソ・・・だろ。」

 

絶望感が半端なかった。マドロックに続いて現れたのは俺が大気圏で交戦したガンダム3号機・・・シイコ・スガイだった。

 




投稿話数間違えて焦りましたがこれが本来の話数です。

シャアとガルマの共闘というアツい展開は急遽思いつきました。

さて、2機のガンダムに囲まれたシャア。果たして彼は2機のガンダムを相手に出来るのか?
次回、ご期待ください。

本作における
エイガー
ICV:中井和哉
地球連邦軍少尉。ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079ではマドロックに乗っていたが本作でもマドロックのパイロット・・・なのだが何故かマドロックが少し前倒しで完成している。

北米侵攻部隊に配属され、シャア達と対峙する。

登場機体
RX-78-6 ガンダム6号機 マドロック
エイガーの乗機。原作では冷却システムの調整が不完全だったがそれが何故かクリアされておりデバフなしの機体となっている。

本作のメインヒロイン誰がいい?

  • RTAネキ・王道 ララァ
  • 早めの登場で乙女のまま? ハマーン様
  • 若き天才技師 メイ・カーウィン
  • まさかのここで登場 マチュ
  • 難民だけど救済フラグ? ニャアン
  • シローとは結ばれない? アイナ
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